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結末なら知っている
葉月の話②
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「駄目だよ!葉月」
「駄目じゃないよ」
「俺は、すぐにまた葉月を傷つけるんだよ!穏やかな日々はすぐになくなってしまうんだよ」
亮は、そう言って私から離れようとした。
「ずっと、乗り越えてきたじゃない。私達には、他の人にはない絆があるよ。だから、もう大丈夫だから…。傍にいてよ」
「あんな顔させたくない」
確かに、離婚届を差し出した日は限界だった。
だけど、残りの三ヶ月は穏やかだった。
最悪な日を繰り返したっていい、もう心がついてこなくたっていい。
亮と生きれない人生よりは、いいんだよ。
理解されない気持ちを抱えていた。
嫌いだったら、亮ときっぱり別れられた。
だけど、嫌いになれなかった。
酷い事をいっぱい言われても私は、亮を愛していた。
「今日は、泊まって」
「もうすぐ、帰るよ」
「お腹痛いの…。だから、お願い」
「わかった」
亮は、どうして?って顔をしながら私を見つめていた。
一度他人にならなければいけない程、追い詰められていただけ…。
でも、他人になって気づいた亮が大切な存在だった事。
亮が、優しくしてくれるだけで心が起き上がる事。
夫婦って、不思議だと思った。
傷つけ合い、罵り合うなら、別れるのが正解だと思っていた。
でも、違っていた。
そうじゃなかった。
近すぎて、見えなくて…。
勝手に家族だと思い込んでいただけ…。
「おやすみ、葉月」
亮は、そう言って、後ろから抱き締めながらお腹を擦ってくれていた。
これが、大好き。
あんな酷い言い方をしても、生理になるとお腹を擦ってくれていた。
亮をどんどん追い詰めた相手は、幸せで…。
亮は、どうして?
離婚して、一人ぼっちなのかな?
お腹の手に手を重ねて、眠っていた。
「亮ちゃん」
温もりがないのに、気づいて起き上がった。
昼の12時を過ぎていた。
ガチャ…。
玄関の方で、音がして向かった。
「亮ちゃん」
「お腹痛いの治った?」
「どこにいたの?」
「弁当買ってきた!自炊出来ないから」
フラッと倒れそうになった。
「危ない、葉月!怪我する」
そう言って、亮は支えてくれた。
「やり直して」
「葉月?」
「亮がいない人生は、耐えられないの。お願い」
涙がポロポロポロポロ流れてくる。
「葉月、泣かないで」
「お願い、結婚しなくてもいいから…」
「恋人でいるって事?」
「うん、それでいいから。傍にいさせて」
「俺は、葉月に酷いことを言うよ。傷つけたくないよ」
「傷つけられるより、一緒にいれない方が嫌だって気づいちゃったの」
私は、亮にしがみついて泣いていた。
「駄目じゃないよ」
「俺は、すぐにまた葉月を傷つけるんだよ!穏やかな日々はすぐになくなってしまうんだよ」
亮は、そう言って私から離れようとした。
「ずっと、乗り越えてきたじゃない。私達には、他の人にはない絆があるよ。だから、もう大丈夫だから…。傍にいてよ」
「あんな顔させたくない」
確かに、離婚届を差し出した日は限界だった。
だけど、残りの三ヶ月は穏やかだった。
最悪な日を繰り返したっていい、もう心がついてこなくたっていい。
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理解されない気持ちを抱えていた。
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だけど、嫌いになれなかった。
酷い事をいっぱい言われても私は、亮を愛していた。
「今日は、泊まって」
「もうすぐ、帰るよ」
「お腹痛いの…。だから、お願い」
「わかった」
亮は、どうして?って顔をしながら私を見つめていた。
一度他人にならなければいけない程、追い詰められていただけ…。
でも、他人になって気づいた亮が大切な存在だった事。
亮が、優しくしてくれるだけで心が起き上がる事。
夫婦って、不思議だと思った。
傷つけ合い、罵り合うなら、別れるのが正解だと思っていた。
でも、違っていた。
そうじゃなかった。
近すぎて、見えなくて…。
勝手に家族だと思い込んでいただけ…。
「おやすみ、葉月」
亮は、そう言って、後ろから抱き締めながらお腹を擦ってくれていた。
これが、大好き。
あんな酷い言い方をしても、生理になるとお腹を擦ってくれていた。
亮をどんどん追い詰めた相手は、幸せで…。
亮は、どうして?
離婚して、一人ぼっちなのかな?
お腹の手に手を重ねて、眠っていた。
「亮ちゃん」
温もりがないのに、気づいて起き上がった。
昼の12時を過ぎていた。
ガチャ…。
玄関の方で、音がして向かった。
「亮ちゃん」
「お腹痛いの治った?」
「どこにいたの?」
「弁当買ってきた!自炊出来ないから」
フラッと倒れそうになった。
「危ない、葉月!怪我する」
そう言って、亮は支えてくれた。
「やり直して」
「葉月?」
「亮がいない人生は、耐えられないの。お願い」
涙がポロポロポロポロ流れてくる。
「葉月、泣かないで」
「お願い、結婚しなくてもいいから…」
「恋人でいるって事?」
「うん、それでいいから。傍にいさせて」
「俺は、葉月に酷いことを言うよ。傷つけたくないよ」
「傷つけられるより、一緒にいれない方が嫌だって気づいちゃったの」
私は、亮にしがみついて泣いていた。
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