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何事も唐突に王子様は現れる
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仲良くなるのは早かった。趣味が会うっと言うのは話が弾む。彼は思った以上に小説を深く愛していたのだ。物語の読み手としては酷評はあれどしっかり吟味して読んでいることがわかった。
そして……今日も彼は来る。
しかし、私には調子が悪い日はある。数回目の訪問の日、起きた体がダルく。力が入らない。
「うぷ………ふぅふぅ」
私は、彼が来る日に体調が悪い日が重なってしまった。布団から身を乗り出そうとする。結果、つまづいてベットの横に膝をついた。
「はぁはぁ」
皆の言葉が幻聴が……聞こえる。母親の言葉が私を蔑み、倒れこんでしまう。
「お嬢様………お嬢様!?」
「はぁはぁ………大丈夫………発作」
「お嬢様!! 大丈夫じゃありません!! ベットにお戻りください」
「きょ、今日は約束の日だから」
「無理してはいけません!! お帰り……願いましょう」
「ごめん………」
自由が効かない体を使用人のお姉さんは抱えようとするが力及ばす持ち上げられない。今日は特に酷い。
トントン
「失礼します。おはよう………早く来てしまいまし!?」
「えっ? トラストさん?」
部屋に男の人が上がり込んでくる。何故?
ああ………今日は部屋に上げて部屋の書斎を紹介しようとしたんだった………
「ごめんなさい………うぅ………ごめんなさい………」
私は申し訳なくなり泣いてしまう。せっかく来ていただいたのに。
「……すいません。アメリアさんの使用人さん」
彼は使用人を退かせ、私を抱き抱えてベットの横にしてくれた。少し体が楽になる。
「お客様の手を煩わせて申し訳ありません」
「アメリアさんの使用人。そういうときはありがとうございますと言うんです。力仕事の一つや二つこなせなくて騎士とは言えませんから」
「は、はい。ありがとうございます」(なんて、かっこいい人なんでしょうか………)
「トラストさん……ありがとう。そしてごめんなさい。今日は無理な日なんです」
「見たらわかります。でっ………何か欲しいものは?」
トラストが頭を撫でながら優しく囁く。
「んぅ」
少しこちょばゆい。でも暖かく強い手。涙も引く。
「顔色はいいですね」
「………は、はい」
「薬は?」
「飲んでません」
「お嬢様お薬です」
「ん……ありがとう」
使用人からいただいた薬を飲み込む。瓶詰めの粉薬だ。少し、紙に乗せてそれを服用する。
「はぁ………今日は一緒に書斎を見て回れません」
「残念ですが。弱っている君に会えたからヨシとします。よろしければその状態でいいので会話をしませんか?」
「………はい」
無理をしているが。約束を破棄することのほうが嫌だし。トラストさんとの日は楽しみになっている。
だけど、疑問もある。いまだに何でこんなに優しくしてくれるのかを聞けずにいた。
「……うぅ……ひっく」
聞いたら、嫌がられそう。優しい彼が変貌してしまうんじゃないかと怖くなる。
だから、辛くてまた勝手に泣いてしまう。せっかく引いたのに……
「お嬢様、私は仕事があります………また何かありましたらお呼びください」
「う、うん………ひっく………」
いつもの発作に苦しむ。
ギュッ
「んんひっぅ?」
「…………すいません。つい、ですね」
頭を抱き抱えられて彼は私を撫でる。
「好きなだけどうぞ。アメリアさん」
私は優しさに甘えて………今まで辛かった事を吐露するのだった。涙と共に。
§
すっきりした。出すものが出たようなすっきり。驚くぐらいに………そして。私は彼から離れて布団を引っ張って身を隠す。途端に恥ずかしくなったからだ。
「ごめんなさい」
「いえ。いっぱい聞けましたし。濡れました」
「ごめんなさいなさい!! すぐに服を用意させます!!」
「男の服はないでしょう?………まぁ乾かせてください。肌を見せますがご了承を」
「は、はい………向こう向いてます」
布の擦れる音と歩く音が聞こえる。テーブルに服を置いたらしい。どうしよ………今。
「ふぅ。まだ穏やかな秋の時期で良かったです」
「…………暖炉炊きましょうか?」
「大丈夫です。あなたが暖めてくれれば節約できます」
「!?」
私は驚き、つい彼を見てしまう。窓の外を見ていた彼の体は逞しく。そして………優しい微笑みが朝日に照らされている。
高く高く、胸が高鳴る。
苦しい胸に手を押さえる。苦しいが………今までの事とは違い。暖かい。
「あ、う………ごめんなさい。見るつもりは」
「見ていいですよ………」
視線をそらした私の頬に男の固く力強い手が差しのべられた。そして、そのまま顔を向けさせられ目線が会う。
「うぅ………」
心臓が痛くて言葉にならない。鼓動が早く鐘を打つ。
「アメリア・ヴィスさん……これを」
見つめる彼が小さい箱を手渡す。
「急遽ですが、決めてください」
私はそれを手に取り開ける。小さな指輪が一つ。声がでない。驚きからの驚きでなにも言葉が思い浮かばない。
「アメリアさん。受けとるか捨てるか決めてください…………急遽なので考えもあるでしょう。少し時間を空けます」
彼は堂々と部屋を出た。唖然とし残された私は疑問で胸がいっぱいだった。
どうして私?
なんで私?
これは夢?
何も答えや彼の感情を知らずただ、朝日で煌めく指輪を見続けた。
§
俺は部屋を出た瞬間。しゃがむ。
「ハァアアアアアアアア~」
ふっかーいため息を吐き頭を抱える。どんな強敵も打ち倒してきたが………ここまで緊張するのは久しぶりな気がする。
「なんで、プロポーズは強敵なんでしょうね」
1度2度挑戦しようとして今日まで延びてしまった。本来、女の家に遊びに行くっと言うのはそういうことだ。
「トラストさま!? どうされました!?」
廊下から紅茶を持ってきた使用人に出会う。
「ああ、少しね。涙で濡れた服を部屋に置いてきてしまった」
「ああ、そうですか…………着替えをご用意します。こちらへ」
「…………すまない。品がないね」
「いいえ、逞しいお姿と思います」
「ありがとう。鍛えてるから」
「…………お嬢様は?」
「わからない。寝ているよ」
「紅茶をお出ししたあとに別室にお連れしますね」
「はい」
大人しく従うことにする。にしてもつくづくバカだと思い始めた。
「ロマンチストなのは………読みすぎですね」
俺は恋愛小説の主人公を思い浮かべるのだった。
§
「失礼します。お茶をご用意しました」
「!?」
私はワルダが入ってきた瞬間、箱を後ろに隠す。
「どうされました?」
「べ、別に」
「………元気になられたんですね」
「あっうん………元気」
そういえばダルさがない。なんとか落ち着いたようだ。
「トラストさまが上半身裸でしたが。服を用意しますので少しお待ちを………朝食もご用意させますね」
「は、はい」
「………何かお隠しですか?」
「何もないよ!!」
「そうですか………では。朝食はご一緒ですね」
「えっ?」
「すぐにお持ちします」
私は背中から冷や汗が出る。まだ整理に時間が欲しかった。欲しかったのに!!
§
朝日に照らされたパンとバター、小麦の香りが漂う。そして、目の前に彼。沈黙の朝食。いただきますから一切会話がない。あの饒舌だった彼は美味しそうにパンを食べるだけだ。
私もちまちまと食べるが味がしない。砂を食べているかのように味覚がわからなくなっている。緊張で。
彼は軽く食べ終わる。そして、ジッと私を見つめる。無言で。
食べづらい。
なんで、こんなことに?
私はどうなったの? 夢なら醒める筈なのに。
小説の姫様になったような錯覚で息苦しい。確かにそんな読み方をしてたけど。本当にそんな状況になるなんて。思ってもみなかった。
そして………小説の姫様は凄いと思う。こんなことでも気負いせず喋られるのだから。
「すいません。唐突でしたね……色々と」
「あっ………」
「朝食食べ終わりましたし。着替えもしました。今日は帰るとします。追ってお伝えください」
「………」
彼は席を立つ。言わなくちゃ!!
夢かもしれない。それでも、言いたい。
好きとかそんなんじゃないかもしれない。頼りたい。私は今………彼しか優しくしてくれる男の人はいない。
だから………だから………姫様になりたい。
今を助けてほしいからとか………そんな理由だけど‼
「ま、まって………」
「はい、待ちましょう。いつまでも」
「そんなに待たなくていいから……あっ待ってやっぱり」
言葉を押し出そうとする。やっと見つけた希望にすがろうと必死になる。もう、捨てられたくない!!
いろんな感情がごちゃ混ぜになりながら………言葉を発する。
「婚約……….お請けいたします」
すっ
彼は手を伸ばす。握手だ。私もその手に重ねた。
グイッ!!
強く痛いほど握られ引っ張られる。男らしい力で私を引っ張り抱き締める。
「絶対に裏切りません。幸せにしますよアメリア」
彼は小説の王子のような人で私を救うのだろうと思った。好きになるのは一瞬で時間はかからなかった。
そして……今日も彼は来る。
しかし、私には調子が悪い日はある。数回目の訪問の日、起きた体がダルく。力が入らない。
「うぷ………ふぅふぅ」
私は、彼が来る日に体調が悪い日が重なってしまった。布団から身を乗り出そうとする。結果、つまづいてベットの横に膝をついた。
「はぁはぁ」
皆の言葉が幻聴が……聞こえる。母親の言葉が私を蔑み、倒れこんでしまう。
「お嬢様………お嬢様!?」
「はぁはぁ………大丈夫………発作」
「お嬢様!! 大丈夫じゃありません!! ベットにお戻りください」
「きょ、今日は約束の日だから」
「無理してはいけません!! お帰り……願いましょう」
「ごめん………」
自由が効かない体を使用人のお姉さんは抱えようとするが力及ばす持ち上げられない。今日は特に酷い。
トントン
「失礼します。おはよう………早く来てしまいまし!?」
「えっ? トラストさん?」
部屋に男の人が上がり込んでくる。何故?
ああ………今日は部屋に上げて部屋の書斎を紹介しようとしたんだった………
「ごめんなさい………うぅ………ごめんなさい………」
私は申し訳なくなり泣いてしまう。せっかく来ていただいたのに。
「……すいません。アメリアさんの使用人さん」
彼は使用人を退かせ、私を抱き抱えてベットの横にしてくれた。少し体が楽になる。
「お客様の手を煩わせて申し訳ありません」
「アメリアさんの使用人。そういうときはありがとうございますと言うんです。力仕事の一つや二つこなせなくて騎士とは言えませんから」
「は、はい。ありがとうございます」(なんて、かっこいい人なんでしょうか………)
「トラストさん……ありがとう。そしてごめんなさい。今日は無理な日なんです」
「見たらわかります。でっ………何か欲しいものは?」
トラストが頭を撫でながら優しく囁く。
「んぅ」
少しこちょばゆい。でも暖かく強い手。涙も引く。
「顔色はいいですね」
「………は、はい」
「薬は?」
「飲んでません」
「お嬢様お薬です」
「ん……ありがとう」
使用人からいただいた薬を飲み込む。瓶詰めの粉薬だ。少し、紙に乗せてそれを服用する。
「はぁ………今日は一緒に書斎を見て回れません」
「残念ですが。弱っている君に会えたからヨシとします。よろしければその状態でいいので会話をしませんか?」
「………はい」
無理をしているが。約束を破棄することのほうが嫌だし。トラストさんとの日は楽しみになっている。
だけど、疑問もある。いまだに何でこんなに優しくしてくれるのかを聞けずにいた。
「……うぅ……ひっく」
聞いたら、嫌がられそう。優しい彼が変貌してしまうんじゃないかと怖くなる。
だから、辛くてまた勝手に泣いてしまう。せっかく引いたのに……
「お嬢様、私は仕事があります………また何かありましたらお呼びください」
「う、うん………ひっく………」
いつもの発作に苦しむ。
ギュッ
「んんひっぅ?」
「…………すいません。つい、ですね」
頭を抱き抱えられて彼は私を撫でる。
「好きなだけどうぞ。アメリアさん」
私は優しさに甘えて………今まで辛かった事を吐露するのだった。涙と共に。
§
すっきりした。出すものが出たようなすっきり。驚くぐらいに………そして。私は彼から離れて布団を引っ張って身を隠す。途端に恥ずかしくなったからだ。
「ごめんなさい」
「いえ。いっぱい聞けましたし。濡れました」
「ごめんなさいなさい!! すぐに服を用意させます!!」
「男の服はないでしょう?………まぁ乾かせてください。肌を見せますがご了承を」
「は、はい………向こう向いてます」
布の擦れる音と歩く音が聞こえる。テーブルに服を置いたらしい。どうしよ………今。
「ふぅ。まだ穏やかな秋の時期で良かったです」
「…………暖炉炊きましょうか?」
「大丈夫です。あなたが暖めてくれれば節約できます」
「!?」
私は驚き、つい彼を見てしまう。窓の外を見ていた彼の体は逞しく。そして………優しい微笑みが朝日に照らされている。
高く高く、胸が高鳴る。
苦しい胸に手を押さえる。苦しいが………今までの事とは違い。暖かい。
「あ、う………ごめんなさい。見るつもりは」
「見ていいですよ………」
視線をそらした私の頬に男の固く力強い手が差しのべられた。そして、そのまま顔を向けさせられ目線が会う。
「うぅ………」
心臓が痛くて言葉にならない。鼓動が早く鐘を打つ。
「アメリア・ヴィスさん……これを」
見つめる彼が小さい箱を手渡す。
「急遽ですが、決めてください」
私はそれを手に取り開ける。小さな指輪が一つ。声がでない。驚きからの驚きでなにも言葉が思い浮かばない。
「アメリアさん。受けとるか捨てるか決めてください…………急遽なので考えもあるでしょう。少し時間を空けます」
彼は堂々と部屋を出た。唖然とし残された私は疑問で胸がいっぱいだった。
どうして私?
なんで私?
これは夢?
何も答えや彼の感情を知らずただ、朝日で煌めく指輪を見続けた。
§
俺は部屋を出た瞬間。しゃがむ。
「ハァアアアアアアアア~」
ふっかーいため息を吐き頭を抱える。どんな強敵も打ち倒してきたが………ここまで緊張するのは久しぶりな気がする。
「なんで、プロポーズは強敵なんでしょうね」
1度2度挑戦しようとして今日まで延びてしまった。本来、女の家に遊びに行くっと言うのはそういうことだ。
「トラストさま!? どうされました!?」
廊下から紅茶を持ってきた使用人に出会う。
「ああ、少しね。涙で濡れた服を部屋に置いてきてしまった」
「ああ、そうですか…………着替えをご用意します。こちらへ」
「…………すまない。品がないね」
「いいえ、逞しいお姿と思います」
「ありがとう。鍛えてるから」
「…………お嬢様は?」
「わからない。寝ているよ」
「紅茶をお出ししたあとに別室にお連れしますね」
「はい」
大人しく従うことにする。にしてもつくづくバカだと思い始めた。
「ロマンチストなのは………読みすぎですね」
俺は恋愛小説の主人公を思い浮かべるのだった。
§
「失礼します。お茶をご用意しました」
「!?」
私はワルダが入ってきた瞬間、箱を後ろに隠す。
「どうされました?」
「べ、別に」
「………元気になられたんですね」
「あっうん………元気」
そういえばダルさがない。なんとか落ち着いたようだ。
「トラストさまが上半身裸でしたが。服を用意しますので少しお待ちを………朝食もご用意させますね」
「は、はい」
「………何かお隠しですか?」
「何もないよ!!」
「そうですか………では。朝食はご一緒ですね」
「えっ?」
「すぐにお持ちします」
私は背中から冷や汗が出る。まだ整理に時間が欲しかった。欲しかったのに!!
§
朝日に照らされたパンとバター、小麦の香りが漂う。そして、目の前に彼。沈黙の朝食。いただきますから一切会話がない。あの饒舌だった彼は美味しそうにパンを食べるだけだ。
私もちまちまと食べるが味がしない。砂を食べているかのように味覚がわからなくなっている。緊張で。
彼は軽く食べ終わる。そして、ジッと私を見つめる。無言で。
食べづらい。
なんで、こんなことに?
私はどうなったの? 夢なら醒める筈なのに。
小説の姫様になったような錯覚で息苦しい。確かにそんな読み方をしてたけど。本当にそんな状況になるなんて。思ってもみなかった。
そして………小説の姫様は凄いと思う。こんなことでも気負いせず喋られるのだから。
「すいません。唐突でしたね……色々と」
「あっ………」
「朝食食べ終わりましたし。着替えもしました。今日は帰るとします。追ってお伝えください」
「………」
彼は席を立つ。言わなくちゃ!!
夢かもしれない。それでも、言いたい。
好きとかそんなんじゃないかもしれない。頼りたい。私は今………彼しか優しくしてくれる男の人はいない。
だから………だから………姫様になりたい。
今を助けてほしいからとか………そんな理由だけど‼
「ま、まって………」
「はい、待ちましょう。いつまでも」
「そんなに待たなくていいから……あっ待ってやっぱり」
言葉を押し出そうとする。やっと見つけた希望にすがろうと必死になる。もう、捨てられたくない!!
いろんな感情がごちゃ混ぜになりながら………言葉を発する。
「婚約……….お請けいたします」
すっ
彼は手を伸ばす。握手だ。私もその手に重ねた。
グイッ!!
強く痛いほど握られ引っ張られる。男らしい力で私を引っ張り抱き締める。
「絶対に裏切りません。幸せにしますよアメリア」
彼は小説の王子のような人で私を救うのだろうと思った。好きになるのは一瞬で時間はかからなかった。
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