女性だらけの世界に迷い込んだショタが、年上のお姉さん達に色々されてドロドロに溶かされるまで

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第63話 ママ

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 この夏一番のホラーな体験をしてしまったボクは、ちょっと気分転換に配信をする事に決めた。この広い家で一人ぼっちで居る事が怖くなってしまったのだ。誰かとお話したいなーっていう感じです。

 という事で、平日の真っ昼間からライブ配信しちゃいます! 『つぶやいたー』で30分後にライブ配信するって告知して準備を始めましょう。

 実は桜さんから機材の使い方とかセッティングの仕方を教えて貰っていたのでした。そして配信用のパソコンを起動して『みてみてTube』を立ち上げた。……うん、カメラもマイクも大丈夫そうだ。今日は自室から配信だけど、特定に繋がるような情報は無いので大丈夫だと思う。

「こんにちはー! 今日は暇になったので雑談配信しま~す」

『ユウタくんきたー!』

『好き! 結婚しよう!』

『ペロペロしたいよ~』

 すごい数のコメントが流れて行く。視聴人数を見たら、1万人を超えていた。……うん、みんな暇なのね! こんなに人が集まるなんて思ってもみなかったし、ちょっとどう進めて良いか分からない。まあ何とかなるか!

「今日はお嫁さん達のお見送りが終わった後に家のお掃除をしたんだ~。掃除機掛けて洗濯して、ふふふ、立派な主夫でしょ~?」

『お掃除?』

『洗濯?』

『主夫?』

『こんな可愛い男の子が家事してるの?』

 あれ? コメント見ると疑問形ばかりですね。

「普通でしょ? だってお嫁さん達がお外で働いてるんだから、家の事はボクがやらないと。何もしなかったら単なるヒモだよね~」

『おかしいぞこのショタ』

『うちの旦那は何もしないよ?』

『可愛いくてエッチなメイドさんですか?』

『うちも一日中ゴロゴロしてるだけよー』

 そうか、この世界の男性はヒモが多いのか……。つまりボクみたいに主夫している男性は希少ってことか!? やばい、視聴者さん達の不満が爆発してしまうかもしれない!

「えとえと、家庭によって色々違うからね! そうだ、匿名のメッセージサービスを設置したから質問とかネタを下さい~。ボク配信とか慣れてないからお手伝いして欲しいな~」

『いそげー!』

『エッチな質問しちゃおっと』

 急にコメントが少なくなった。もしかしたら投稿しに行っているのかもしれない。どんなコメントがあるのだろうか……。お、早速質問メッセージが来た。記念すべき1発目だし、君に決めた!!

「質問メッセージ届きました! 記念すべき1発目だから内容見ないで1番最初のやついくよ~」

『ワクワク』

『1発目とかヤバイやつじゃないかなー』

『当たれー!!』



――【好きな食べ物教えてください!】――



「お、普通の内容だった。えっとね~、ラーメンが好きです! 特にコッテリとした豚骨ラーメンが好きかな~。豚骨の臭みが無い奴が最高です。どこか良いところあったら教えてね~」

『私もラーメン好きなの! 結婚しよ♪』

『百合の園にある百合と豚骨ってラーメン屋が最高だよ! でも男性の入店禁止だからユウタ君は食べれないねー』

『ユウタ君がどこに住んでるか教えて欲しいな~』

 ラーメン屋の情報がズラッと流れて行った。関東じゃないラーメン屋が多いけど、百合の園は近いから行けそうな気がする! 今度行ってみよう。

「情報ありがとー! 次のメッセージいくよ~」



――【先生の他にもう一人お嫁さんが居るんですか? どんな人なのか気になります!!】――



 あ、内容確認しないで適当に拾っちゃったよ。桜さんの事はなんて言えば良いのだろうか……? 無難に答えておこうかな。

「んー、ナースさんです。先生と一緒に働いてるって聞いてるよー」

『女医にナースとか、医療プレイが捗りますね』

『すごい家庭ですね』

『搾精のほかにどんな医療プレイしたの?』

「い、医療プレイって何ですか!?」

 ついつい聞いてしまった。医療プレイってエッチなお医者さんごっこだよね!

『ユウタ君が食いついたw』

『カテーテル使ったりとか』

『お医者さんごっこ』

『後ろを開発するとか』

「後ろ……そういえば今度やるって言ってた……。怖いけどちょっとだけワクワクしますね。痛くないと良いな~」

 恵美さんとの浮気エッチが見つかった時に秘密の穴隠しダンジョンの攻略を言い渡されたのであった。さっき夏子さん所有の薄い本コレクションを見た時、ディービ先生の作品でショタの秘密の穴隠しダンジョンをお姉さんが攻略している描写があった。ショタが気持ち良さそうに蕩けている場面を見たら、ちょっと興味が湧いてきた。怖いけど、期待してしまったのである。

『うそー!!』

『先生ずるいー!!!』

『配信希望!!』

『羨ましい……』

 今までで一番早い速度でコメントが流れて行く。配信希望ってコメントが多いね!

「『性教育ちゃんねる』の趣旨から外れてるからBANされちゃうよー。そもそも前回の動画もヤバイ気がするんだけどなー」

『いけるいける!』

『ちょっとだけ炎上してたねー』

『男性を辱める動画はダメだーってどっかの偉い人が言ってた』

『あー、確かに』

「ほらー! やっぱり問題になってるじゃーん」

 詳しく聞いてみると、どっかのお偉いさんの旦那さんが激おこらしいです。きっとボクの愛棒と比較されて落ち込んでるんだろうね!!

『これからの性教育動画はプレミアム配信にしたら?』

『あー、プレミアムならいけるかも』

『ユウタ君って投げ銭無しになってるし、応援したいって人いっぱい居ると思うよー』

 何やらプレミアム配信というものがあるらしいですね。有料サービスかな?

「ちょっと検討してみるね~。じゃあ次のメッセージいくよ~」

 どれにしようかな~。エッチな内容のメッセージがいっぱいあるけど、1個くらい選ばないとダメだよねー。



――【お外でエッチな事とかやったりしますか?】――



「あっ、間違った」

『ミスったww』

『あちゃー』

『はよはよ!!』

 本当は1個上の【一番感じる場所はどこですか?】って内容を選んだつもりだったのです。

「えっとぉ、お外でエッチしちゃダメだと思います!!」

『うわ、優等生かよ!』

『嘘つきがいますー!』

『本当の事を言って下さい!!』

 ヤバイ、コメントが荒れている。お外でエッチした事はないけど、それっぽい事はした事あります。もしかしてこれが炎上ってやつか!?

「あのあの、本当にお外でエッチした事ないです! でもちょっとエッチな事はしたことあります……」

『よしそれで良いよ!』

『白状しなさい!!』

『どんな事したの~?』

 ……もうこうなったら言うしかない!!

「じゃあ言います。……ナースさんに車の中でシコシコしてもらったり、先生とランジェリーショップの試着室に入ってゴックンして貰いました……」

『しゅごい』

『先生すげー!!』

『いーなー!!』

 目で追えないくらいの勢いでコメントが流れて行く。みんなエッチなネタが好きなんだね! さすがにこれ以上は恥ずかしいのでここら辺で終わりにしようかな。


「じゃあ今日はこれで終わります! またやりますので見に来て下さいね~」

『おつー!!』

『ユウタ君またね~』

『また連絡するね? byみう』

 あれ、最後に気になるコメントがあったけど見えなくなってしまった。やっぱり配信は疲れるね。

 結構時間が潰せたから、夕飯の準備をしようかな。今日はハンバーグを作ろう!!

 そうしてボクは、二人のお出迎えの準備をするのだった。


   ◇


 お出迎えが終わり夕飯を食べ終わった後、リビングで二人に相談です。明日はアリスさんと面会をするのです。

 先日のお料理教室でユウコ・・・と結婚する事を承認されたアリスさん。ボクはその場で即決する事も出来ないし、ましてや男だって自白する訳にもいかなかった。だから後日、桜さんをユウコのお姉さんと紹介して面会することになったのであった。その事を二人にぶっちゃけたのです。

 二人とも微妙な顔をしていたけど、怒るような事は無かった。

「さて、アリスさんとの面会だけどユウタ君は最終的にどうしたいのかしら?」

「ど、どうしたいか……ですか?」

 お料理教室から帰って来た日に事のあらましは説明したけど、具体的な事は話し合ってなかったのである。アリスさんは結婚したいと言っていたけど、それはユウタでは無くユウコなのだ。つまり愛し合う段階になったら男だって事がバレてしまう。アリスさんは筋金入りの男嫌いなのである。……ボクは殺されるかもしれない!?

「アリスさんは……男嫌いですけど優しい女性です。ボクに対しても優しく接してくれましたし、悪い人じゃないです。仲良く出来るなら……嬉しいです」

「……はぁ。ユウタ君は優しいからそう言うと思ったわ」

 言ってしまった。銀髪の綺麗な背の高いお姉さんであるアリスさんと仲良く出来るなら……したい。こんな事を堂々とお嫁さん達の前で言ってしまったのだった。もしかしたら恵美さんと関係を持つようになって、タガが外れてしまったのかもしれない。でもお嫁さん達を蔑ろにしようとか、そんな気持ちは無いのです。

「アリスさんのお母さんと会ったんですけど、何故か分かりませんがアリスさんとの結婚をその場で承認していました」

「……はぁ」

 うう、夏子さんの重い溜息が続いた。桜さんは夏子さんの隣で生暖かい目を向けて来る。鋭い視線じゃないのが不気味です。

 琴音さんとエッチまでしちゃったけど、これを言う訳には行きません。言ったら……ガクガクブルブル。

「……先生、大丈夫ですよ。ユウタさんがアリスさんと仲良くなったとしても、私達から離れて行く事なんてありませんから」

「桜ちゃん……」

「うっ!? も、もちろんです!! ボクは二人の事を愛してますからー!!」

 まさかボクがアリスさんとラブラブになってしまい、二人から離れて行くと思っていたようでした。そんな事は絶対にありません。二人が大好きですっ!

「でもでも~、ユウタ君ったら私達よりメグちゃんの方が好きなんでしょう?」

「うぇっ!? そ、そんな事ありません!!」

 まだ恵美さんとの事を根に持っているようだ。……た、確かに恵美さんとの行為は盛り上がるのです。何というか、ボクを挑発する事が得意なのです。ああ、思い出しただけで愛棒がイライラしてる!!

「……嘘ですね。こんなに大きくしてますよ? どうせメグちゃんの事を思い出したんですよね?」

「ち、違います! あのあの、今日は発情期っていうか~」

 桜さんには全てお見通しのようでした。いつの間にかボクの隣に移動してきた桜さんがボクの愛棒をニギニギしていたのだ。愛棒が臨戦態勢になってしまった。

「……先生、安心して下さい。ユウタさんを調教メロメロにして、私達から離れられなくしちゃえば良いんですよ。アリスさんの事は私に任せて下さい」

「うふふ……そうね。桜ちゃんの言う通りだわ。じゃあ早速だけど、発情期なユウタ君をスッキリさせてあげましょうか」

「えっ!?」

 隣に座った夏子さんがボクの頭を優しく膝の上に移動させた。柔らかい感触が後頭部を包み、甘い香りに包まれる。そして見上げれば大きなお胸が視界を覆っていたのだ。

「は~い、ユウタちゃんご飯でちゅよ~」

 何故か夏子さんが赤ちゃん言葉になってしまった。そしてバスローブからボロンと大きなお胸が飛び出し、ボクの口元にやってきたのである。モグモグ。

「おいちぃでちゅか~? いっぱい飲んでおっきくなりましょうね~」

「……チュパチュパ」

 夏子さんから溢れる母性が止まらなかった。ボクは考える事を止め、吸い付いたのだ。ピンクの突起をペロペロしたりチュパチュパしてお乳を飲もうと頑張ったが、妊娠していない夏子さんからは何も出て来なかったのだ。

 でも夏子さんなら、この大きなお胸だったら沢山詰まっているはずだ!! 子猫が母猫の母乳を出すためにモミモミするように、ボクも懸命にモミモミしてみた。そう、ボクは子猫になったのです。モミモミチュパチュパして母猫の愛を欲したのだ!

「うふふ……ユウタちゃんは可愛いでちゅね~」

「……ママァ」

 慈愛に満ちた夏子ママに頭をナデナデして貰った。ああ、これが幸せか……。

 そう思っていたら、新たなママが現れた!!

「ユウタちゃんのここが腫れちゃって大変な事になってますね~。ママが治してあげますからね~」

「……っ!?」

 夏子ママのお胸を堪能していたら、桜ママの声が聞こえて来た。そしてボクの愛棒が柔らかい何かに包まれてしまったのだ。チラッと桜ママを見たら、ボクの愛棒に跨っていたのだった。ああ、愛棒が飲み込まれてしまった。

「ふふ……我慢しなくて良いですからね~。悪いものを全部出しちゃいましょうね~」

「うぅ……」

 ボクの愛棒が桜ママの聖女の穴癒しのダンジョンに飲み込まれてしまった。熱々のトロトロで、全身が溶けてしまいそうだ。侵入者を嬲り殺す極悪なダンジョンと違い、優しくマッサージされるこのダンジョンはまさに天国だった。

 目を閉じてペロペロと夏子ママの突起を堪能し、桜ママの優しいマッサージを受けていた。二人から優しい声を掛けられ、幸せを感じてしまう。たぶんこの世で一番幸せなのはボクなのだろう。こんな体験を出来るのはボクしか居ない、そう思ってしまった。

 幸せな時間が続いたが、桜ママのダンジョンがキュッと震えた。その瞬間、頭が真っ白になって愛棒から悪い物が吐き出された。悪い物は聖女の穴癒しのダンジョンの奥で、浄化されていったのだった。

「……んっ。ごめんねユウタちゃん……ママ気持ち良くなっちゃったみたい」

「……ママァ」

 普段と違うシチュエーションに、愛棒は衰える事を知らなかった。やる気満々でいつに無く頼もしかったのである。

「ふふ……じゃあ今度はママが癒してあげるわね~」

「私のはちょっと小さいですけど、いっぱい吸って大きくして下さいね」

「……ママァ」

 二人が入れ替わり、今度は桜ママの美しいお胸に吸い付いた。ああ、これが幸せか……。愛棒も聖母の穴癒しのダンジョンに誘われ、優しくマッサージされている。

「ユウタちゃんはずっとママ達と一緒に居ましょうね~」

「……ふふ、もう逃げられませんからね~」

「……ママァ」

 もうボクの思考回路は壊れてしまい、母猫に甘える子猫になってしまったのだった……。
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