女性だらけの世界に迷い込んだショタが、年上のお姉さん達に色々されてドロドロに溶かされるまで

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第150話 プログラム4:棒引き

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 美女二人による熾烈しれつな戦いが繰り広げられた『玉入れ』ですが、ボクがスプーンでクチュクチュし過ぎた事でアリスさんがプッツンしちゃいました。えっと、ちょっと楽しくなっちゃってですね……アリスさんがビクンビクンするまでスプーンが止まらなかったのです。ユウタ反省。

 まさか集計でビクンビクンさせられるとは思っていなかったアリスさんですが、玉入れ開始前の段階で1ポイント負けていたからきっとこの競技に賭けていたのでしょう。それをボクの巧みなスプーン捌きでダメージを負ってしまったのでした。

 ボクは楽しい思いをしたけれど、その代償は大きかった。何度も寸止めを食らった結果、拘束具アイアンメイデンまで付けられてしまったのでした。ぐすん……。

「うううっ……」

「ユウタさん落ち込まないで下さい。いい子ですよ~」

 度重なる寸止めにより、ボクは身も心もズタボロです。ソファーの上には半殺しにされボロボロになった愛棒が吐き出した我慢汁が大量にありました。べ、別にイけなくて悔しい訳じゃないんだからねっ!

 そんなボクの頭を優しくヨシヨシしてくれる桜さんです。やばい、泣きそうだ……。

「ごめんなさいユウコちゃん……。ちょっとイジワルしちゃいましたわ」

「ううぅ……」

 ボクはアリスさんの大きなお胸に吸い寄せられてしまい、ギュッと抱き締めて貰うのでした。体操服から仄かに香る汗の匂い、そしてプックリと膨らんだ大きな胸の突起、母性本能をくすぐられたのかアリスさんが優しくお胸であやしてくれます。はむっ……。

 アリスさんのおっぱいをチュッチュしながら桜さんに頭を撫でられていると、次第に不安な心が落ち着いて来ました。おっぱいは偉大ですね……。

「も、もう大丈夫です。その……ごめんなさい」

「いいんですよ。私達もちょっと盛り上がり過ぎちゃいました」

「そうですわね……。ユウコちゃんのCMデビューを賭けた企画さえなければ最後までしてあげられましたのに……」

 ちょっと暗い雰囲気になってしまいました。

「その、明日になったらピュッピュ出来るんですよね? そうしたらその……続きをやって下さい。体中の体液が無くなるくらいピュッピュさせて下さい!」

「ふふ……覚悟して下さいねユウタさん。泣いたって許してあげませんからね?」

「分かりましたわユウコちゃん。いっぱい勉強しておきますわね」

 もしかしてボクは、言ってはいけない事を言ってしまったのかもしれません……。頼んだぞ、未来のボク。






「今のところ桜さんが1ポイントリードです。最後の種目は……『棒引き』ですか?」

 棒引きって確か、両陣営が中央に配置された棒を自分の陣地に持ち帰り、多く獲得した方の勝ちだったような気がします。敵と同じ棒を取り合ったり、瞬発力や判断力が求められる種目だ。

「ふふ……これを使います」

「こ、これは!?」

 これは見覚えがあります。そう、双頭ブルブル諸刃のスティックです! でも前に見た時よりも太くて長いですね……。手に持って見ると、柔らかくてしなりのある良いブルブルです。

「これを桜ちゃんと引き合って、抜けちゃった方の負けですわ」

「ご、ゴクリ……」

 『棒引き』とはその名の通り、お互いのダンジョンに挿入したブルブルをダンジョンが侵入者を締め殺す力を使って引き合うダンジョンバトルって事ですね!

 桜さんもアリスさんも愛棒を締め付ける力は強いのです。これは良い勝負が出来そうです。




 ベッドの上には四つん這いになった美女がお互いのお尻を突き合わせていた。エッチな体操服なところがポイント高いですね!

「じゃあユウタさん、セットするので手伝って下さい」

「ローションは少な目で良いですわよ。うふふ、桜ちゃんの方はたっぷりとお願いしますわね?」 

「うぇっ!?」

 桜さんに渡された双頭ブルブル諸刃のスティックを見る。双頭の片側を愛棒と比較してみると、愛棒よりも短くて細くてプニプニしていますね……。でも先っぽの溝が深くてカッコ良いです。

 アリスさんからヌルヌルした液体エリクサーは少なくて良いと言われましたが、面白そうだからタップリと付けちゃいましょう。

「じゃあそれをゆっくりと挿入れて下さい」

「もうユウコちゃんったら、ローションタップリですわね?」

「うへへ、ヌルヌルになっちゃいましたー!」

 ヌルヌルする双頭ブルブル諸刃のスティックに苦戦しながら二人のところへ持って行きます。よし、まずは桜さんの方から挿入だ!

 お尻を突き出す桜さんに近付き、破かれたブルマから丸見えのダンジョンを『くぱぁ』して狙いを定めます。ここでクチュクチュしたいけど我慢です。これは真剣勝負……。

「失礼しま~す」

「んっ……冷たいですね」

 『玉入れ』をやったお陰でしょうか、すんなりとダンジョンに入って行きました。愛棒がこんな状態じゃなかったら出番があったのに……。

「次はアリスさんで~す」

「お願いしますわね」

 同じようにアリスさんにも挿入しました。

「ん゛っ、入りましたわ」

 どうやら準備完了のようです。お尻を突き合わせてピッチリと繋がっています。この状態で引っ張り合うのか……。

「じゃあボクが合図したらスタートですからね?」

「ふふ……アリスさんのブルブルを引っこ抜いてあげます」

「くっ、負けませんわよ! 今晩のユウコちゃんとの添い寝は私が頂きますわ!」

 お尻を突き出して準備完了なお二人がいくさ前の口上を言い合っています。ふむふむ、スポーツマンシップがあって大変よろしいです。ではスイッチオン♪

「あっ、合図ってこれですか!? ああんっ!」

「ひ、卑怯ですわユウコちゃん……ブルブルのスイッチは……あっあっダメですわ~」

「ほらほら、棒を引き抜かないと負けちゃいますよ~?」

 二人はブルブルの快感にジッと耐えているようで、全然引っこ抜いていません。このままじゃ試合が進みませんね。ふと時計を見たら、既に2時間近く進んでいた。ボクももう眠くなってきたし、さっさと終わりにして貰おうかな。勝者とエッチがある訳でもないし、よく考えたらこれって全部が罰ゲームだよね!?

 罰ゲームって考えたら何か気分が落ち込んで来たので、ブルブルのスイッチを切って競技を再開です。もうどっちが勝っても添い寝するだけだし、みんながんばれー。

「スイッチ切りましたよー。はい、頑張って引いてくださいね~」

「ん゛っ……」

「くぅっ……」

 二人がダンジョンをギュッと締めてブルブルを引っこ抜こうと力んだけど、ヌルヌルして上手く抜けないようですね。

「あっ……抜けちゃうっ、ああんっ!」

「あ゛っ、桜ちゃん卑怯ですわっ……んっ押し付けちゃダメですわ……ん゛っ」

 強引に引っこ抜こうとした桜さんですが、逆に自分のブルブルが抜けそうになって慌ててお尻を当てに行きました。これは凄い戦いになりそうだ……。








「ん……あっ、ひぅっ……は、あっ……」

「……あ、ぁっ……あ、ぁ、ぁっ……お゛ほ゛っ」

 パチンとお尻の合わさる音が響き渡ります。

 凄い駆け引きの試合かと思ったら、もう途中から引っこ抜くよりも快楽を得る方向にシフトチェンジしてしまったような気がするのです。このままじゃ終わらないので応援する事にしました。

「二人とも頑張って下さいー! オーエス! オーエス!」

 綱引きとかで良くある応援をしてみました。でもこの時、このオーエスって何だろうという疑問が浮かんでしまったのです。

「あのあの、桜さん。オーエスって何ですか?」

「……あ、ぁ、あっ……は、ぁぁっ……し、知りません……んっ」

 ダメだ、オーエスの事なんてどうでも良さそうな感じで快楽を貪っている。ふむ、ここはお嬢様であり博識なアリスさんに聞いて見よう。

「アリスさんアリスさん、オーエスって何ですか?」

「ぉ゛っおお……んっ、おおおおお゛、あっんっ、そ、そんなの……んっ、知りま、せんわ……んっおおお゛お゛ッ」

 くっ、二人ともボクをそっちのけで気持ち良さそうにパチュンとお尻を突き合わせているのでした。くぅ、愛棒も参加したいです……。拘束具アイアンメイデンの中で大きくなろうとして自爆ダメージを受けてちょっと痛いです。

 こうなったら自分で調べよう。ブルブルのスイッチを入れて二人を応援しておき、スマホを使って検索です。後ろから『んほー!』って声が聞こえるけど放置です。





 ……なるほど、オーエスってこう言う意味だったんですねぇ。

「二人とも聞いて下さい! ググってみた結果、オーエスっていうのは明治時代に海外チームと綱引きで交流していた時、フランス語で引っ張るという意味の『オーイス』って掛け声から来てるらしいですよ!」

 また一つ賢くなったユウタを披露して見ましたが、ボクの言葉は聞こえていないようでした。そう、ついに競技はクライマックスだったのです。

「あっあっ、イキますっ、もうイっちゃいますっ……あああん、イクっ!!」

「んっおおお゛お゛っ、イぐっ! イっぐっ!!」

 二人が同時にお尻付き合わせた瞬間に果ててしまったけど、ブルブルはお互いのダンジョンに深く埋まったままなのでした。

「あっ!?」

 このまま延長戦かと思われたその時、桜さんが気を失ったのか前に倒れ込んだ。そしてブルブルがブルンと大きく跳ねて抜けてしまったのでした。つまり……。

「大逆転でアリスさんの勝ちですー!!」

「おーっほっほ、今夜はユウコちゃんと一緒ですわ~!!」

 アリスさんの勝利の雄たけびが響き渡ります。最近ちょっとだけアナスタシア先輩みたいになってきましたね? 大好きです!

「じゃあユウコちゃん行きますわよ」

「えっ、でも桜さんがまだ……」

「桜ちゃんの事だからゴネて有耶無耶にするに決まってますわ! 今がチャンスですわ!!」

「は、はい……」

 景品であるボクはアリスさんに連れられて部屋を後にするのでした。

 手を引かれて連れて来られたお部屋は、ボクの自室でした。どうやらここで二人で仲良く寝る事になりそうです。そして部屋の中から鍵を掛けてしまったのでした。

「うふふ、これで朝までユウコちゃんと一緒ですわね」

「はい……」

 ベッドに仲良く横になってキスをします。ここでイチャイチャしたいけど、愛棒が封印されてしまっているのでエッチは無しです。

「ユウコちゃんは明日の話、聞いてますかしら?」

「えっと、確か夜にピュッピュして計量するって話ですよね」

「ええ、そうですわ。でも明日はうちの実家のスタジオを使いますわ」

「……ほほう」

 何度かお邪魔したアリスさんの家の地下にある撮影スタジオですね。確かにあそこなら機材とか沢山あるので良い画が撮れるでしょう。

「それでね、遂に私達の『結婚の儀』をする準備が始まりましたの」

「おお!?」

 そう、ボクはアリスさんとイチャイチャしていますが、二人の関係は婚約者というだけなのです。西園寺家の仕来しきたりである『結婚の儀』と言うイベントをクリアしないと結婚出来ないそうです。結局どんな内容なのか教えて貰っていませんでした。

「だから明日、ピュッピュが終わったら『結婚の儀』についてお母様と打ち合わせをしたいのですわ」

「分かりました! これでアリスさんとも結婚出来るんですね。嬉しいです!」

「私も嬉しいですわ。愛してますわユウコちゃん……」

 自然と唇が合わさり、熱いキスをした。そうか、やっとここまで来たのか。

 それから二人でイチャイチャしていたところ、徐々に眠くなり瞼が重くなって来た。

「うふふ、明日が楽しみですわ。じゃあユウコちゃん、おやすみなさい……」

「アリスさんおやすみ……」

 そうしてボクはアリスさんと幸せな夜を過ごしたのであった。










 深夜、モゾモゾする音で起きてしまった。背中にあたる温かい感触が気持ち良い。あれ、でもおかしいぞ、目の前に大きな膨らみが二つあるのです。この大きなおっぱいはアリスさんのはずです。

 恐る恐る後ろを見て見れば、しれっと桜さんが居たのでした。

「あれ、桜さん……?」

「ふふ、内緒ですよ?」

 ボクは二人の間に挟まれて幸せを感じたまま、今度こそ深い眠りに就いたのだった。
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