女性だらけの世界に迷い込んだショタが、年上のお姉さん達に色々されてドロドロに溶かされるまで

ポリエステル100%

文字の大きさ
238 / 304

第237話 場を暖めるのは大事ですよね!!

しおりを挟む
 ミウちゃんのお部屋で個人撮影の楽しさを知ったボクは必死にカメラを構えてパンチラハンターになった。チラッと見える一瞬に命を懸けたのだ。でも残念な事にミウちゃんはパンツを見られても恥じらいが無いようなのです。

 昔、『色々な女の子に嫌な顔をされながらパンツを見せてもらうシチュエーション』のアニメが流行ったけど、ボクはどちらかと言うと恥じらう女の子が好きです! 但し清楚系ビッチギャルとメスガキは別腹ですよ?

 そんなミウちゃんを含めた世の女性達に男心ってやつを理解してもらうためにも、ボクは全人類男子代表としてビシィっと配信で伝える義務があると思ったのです。

 ミウちゃんのお部屋にあるクローゼットの中にはたくさんの衣装があったけど、そっちの撮影会はまた今度にして配信する事にしました。ちなみに、女王様コスチュームはエチエチだけど出番は無いですからね? アレは危険なやつです!!

 という事で、『つぶやいたー』で緊急告知してから配信開始です。ミウちゃんの配信セットを借りてスタートですよー! 自分のパソコンじゃないからちょっと違和感がありますが、何とかいけそうな予感がします。



「こんちゃー!! 世界のイケメン、ユウタで~っす!!」


『はじまたー』

『ユウタキターーーーーー』

『急に配信ってなんだろー?』

『ユウタきゅんカッコイイよ~!』

『姫子:イケメン…………?』

『いつものお部屋と違うような?』


 ふむふむ、急に告知したにも関わらずたくさんのリスナーが参加してくれました。あと一人変な人がいますね……。まだ夕方にもなっていない微妙なお時間なのにオープニングトークから参加するこのお方は暇なのだろうか?

「今日はミウちゃんのお家から配信ですー! あと姫ちゃん先輩、お仕事サボっちゃダメですよ? サンガリーのみなさ~ん、ここにサボってる人がいますよー!!」


『wwww』

『姫ちゃん先輩サボりwww』

『姫子:ち、違いますよー! 今日は午後半休でお家でリラックスしてるんですぅ~!! 昨日助けてあげたのに酷いですよユウタ様~』

『ミウちゃんのお家って例の高級ホテルか!』

『必死な姫ちゃん先輩かわいい』

『昨晩って何があったん?』


 むむっ、午後半休ですか。ちょっと悪い事をしちゃいましたね。でもまあボクと姫ちゃん先輩の仲ですからね、これくらい大丈夫なはずだ。

 ミウちゃんはもう少し後からスペシャルゲストとして参加してもらう予定で、別室で特別スタジオの準備をしています。なのでミウちゃんが来るまでボクが場を暖めようと思います。最近の出来事を紹介して行こうかな。

「みなさんはお酒飲みますか? 実は昨日の夜、新しいカクテルを開発したんですよー。ウイスキーをコーラで割るユウタ・ハイボールってやつです。みなさん知ってましたか、ウイスキーって何種類もあるんですよ?」


『晩酌はビールだよー』

『しってるー』

『スコッチとかアイリッシュ、ジャパニーズにアメリカン、分類するだけでも多いからね』

『ウィチローズモルト好きだよ。美味しい!』

『サンガリーもいっぱいあるよね』


 リスナーさんはウイスキーに詳しいです。スコッチウイスキーって聞いた事あります。そう言えば夏子さんが妊娠する前に晩酌でウイスキーを良く飲んでいたような……? 銘柄まで見てなかったけどあの琥珀色のお酒は覚えています。

「ユウタ・ハイボールを作ろうにも全然ウイスキーの知識が無かったのでどのウイスキーで割ればいいのかな~って悩んでいたら、キュピーンって閃いたんです。そうです、ボクにはサンガリーの心強い味方が居るって事を!!」


『サンガリーと言えば姫ちゃん先輩だよねw』

『姫ちゃん先輩の出番って訳だね!』

『さすが姫ちゃん先輩やでー!』

『姫子:うっ、アレはユウタ様が悪いんです! 最初からコーラ割りを作るって言ってくれていれば……』

『ワクワク』

『ドキドキ』


 あれは不幸な事故でした……。

「そうです、サンガリー広報部のエース、姫ちゃん先輩ですー! ハイボール作るのに谷崎と黒州のどっちがオススメか聞いたら谷崎が良いって教えてくれたんですー。でも知ってますか、谷崎って何種類もあるんですよ? ミウちゃんのホテルは凄いラインナップが豊富で12年、18年、25年、55年って、熟成した時間が長い程美味しくなるらしいです。これ、次のテストで出ますからね?」

 高級ホテルのBARは凄かったです。ズラーっとボトルが並んでいて壮観でした。名前知らないけどカクテル作る時にシャカシャカするやつ、あれやってみたいです。後で美鈴ちゃんのところでやらせてもらおうかな!?


『谷崎55年って超レアじゃん!!』

『さすが神楽坂ロイヤルホテル!!』

『何か流れが見えてきた……』

『もしかして55年をコーラで!?』

『姫子:わ、私は知らなかったんですー! ユウタ様はコーラで割るなんて一言も言ってませんでした~! 全部ユウタ様が悪いんですよぉ~』

『ワロタwww』

『ユウタ・ハイボールと聞いて安物のウイスキーをコーラで割って飲んでみました。コーラの味が強くてちょっと微妙だったけど、お酒弱い人にはいいかも?』


 あの利き酒ならぬ利きハイボールでボクは一つ賢くなりました。コーラ割りに高級なお酒は不要だってことを!! セレブなフローラさんが一番安いお酒選んじゃうくらいだからね。ユウタ反省。

「そうです。姫ちゃん先輩に55年が良いよって言われて作ったんです。美味しかったけどちょっと勿体無い事をしちゃいましたねー。試しに谷崎じゃなくて安いウイスキーでユウタ・ハイボールを作って飲み比べしたら、間違える人が出ちゃうんじゃないかなって感じでしたね。まあボクは間違えませんけどね!」


『酒の味が分かる男ユウタ』

『ユウタくんはお酒に理解がある。さすが~』

『ほんとぉ~?』

『次はウイスキーのCM狙いですか?』

『CMと言えばマジカルバイアグーラカレー!! ユウタさんがあんな演技が出来るなんて知りませんでした。めっちゃ感動しましたー!』

『あの演技は凄かったね。見た目は大人、でも中身は子供っていうまさにユウタを体現したような演技になってた!』

『アホな子って感じがキュンとしたよねー』


 見た目は大人、中身は子供……? アホな子? きっと入力ミスですね!

 ふむふむ、何やら流れがCM撮影の話になっていますね。そう言えばボクが熱演したカレーのCMが放送されたって聞きましたね。まだ見てないけど、きっと凄い演技だったのだろう。

「ふふふー、大好評ですねー! 実はあのCM、ソフィア監督が撮ってくれたんですよ。ソフィア監督って知ってますか? 百合プリズンとかごち百合の監督さんですよー! 実際の撮影ではママさん役の京子さんも優しくしてくれて、とても良い経験になりました。ソフィア監督に京子さん、あとスタッフさんをはじめとした皆さん、お陰様で良い撮影が出来ました。どうもありがとうございますー!」

 正確に言えば催眠術(笑)ですけどね!! 京子さんのアレは魔術的な何かを感じましたよ。だってボクみたいなインテリがオカルトチックな催眠術に掛かっちゃうんだから。きっと何か怪しい薬を盛られていたに違いない。


『初CMにしては良く出来てたと思う!』

『ソフィア監督だったのかー。ごち百合はちょっと残念だったけど今回のCMは短い時間でユウタの魅力が引き出せて凄かった!』

『カレーも美味しそうだったし、ユウタの笑顔が輝いてたよねー』

『姫子:あのCM出してからユウタ様への問い合わせが結構増えてますよ。もちろんカレールウの売り上げも絶好調ですけどね! 実はCMのキャストとか手配したの全部私なんですよー?』

『姫ちゃん先輩がアピールしてるwww』

『姫ちゃんグッジョブ~』

『京子:みなさんこんにちは。とても楽しい撮影でしたよ。そうだ、ユウタさんと一緒に居たお付きの女の子が現場の雰囲気とか撮影していたと思う。撮影初日とか酷かったから、爆笑NG集が出来るかも?』

『本物の京子さん? 凄く良いCMでしたよー!!』

『何それ見たい!!』

『爆笑NG集wwww』


「京子さん来てくれてありがとうございますー! って、NG集ですか? 何言ってるんですか京子さん! そんなのある訳ないじゃないですか~。ふふ、ボクの完璧な演技しか存在しませんよぉ~」

 マズいぞ……CMが成功した今、撮影初日のヘタレなボクを見せる訳にはいかないのだ。ソフィア監督のダメ出しが何回あったか分からないくらいNGをくらいましたからね。あの時一緒にいたのは椿さんと桔梗さんだ。二人でボクの事を隠し撮りしていたのだろうか!?

 ま、まぁ隠し撮りしていたとしても直ぐには出て来ないでしょう。


『ユウタめっちゃ焦ってるw』

『きっと京子さんの話が正しい』

『NG集みたいよー! こんな時、あの人が居れば……』

『ナースさん:お呼びですか?』

『ナースさん来たww』

『フットワーク軽いw』


「ふぁっ!? ナースさんいつの間に? で、でもでも、ボクのNGシーンなんて無いですよね…………?」

 お嫁さん達はみんなお仕事中だと思ったのに休憩中だろうか? ボクは不安な気持ちでカメラを見つめた……。

 あのダメダメなNGシーンは世に出しちゃダメなやつです。ソフィアさんにボロクソに言われて半泣きになるボクを見たらみんなが幻滅してしまうかもしれない。

 落ち着くんだユウタ、まだ慌てる時間じゃない。いくら桜さんだからと言っても双子ちゃんからデータを貰って編集するのには時間が掛かるはずだ。この放送が終わったら双子ちゃんを買収してデータを渡さないように説得しよう。買収出来るなら何でもする覚悟があります!!


『NGシーン楽しそう』

『姫子:オフレコですが、撮影初日にソフィア監督からボロクソに言われたユウタ様が私に泣き付いて来たんですよ? うわ~ん姫ちゃん先輩助けて下さいぃ~って感じです。内緒ですからね?』

『全然内緒になってないwww』

『姫ちゃん先輩鬼畜やー』

『ナースさん:爆笑NG集をユウタさんのチャンネルにアップしました。転載禁止ですので、用法・用量を守って正しくお使い下さい』

『さすがナースさん!!』

『ありがとうございますー!』

『早速見てみよう~』

『急げ~!!』


 「ふぁっ!? ボクのチャンネルにアップしちゃったんですか? ま、マズイです……」

 無情にも桜さんに公開されてしまいました。っていうかいつの間に双子ちゃんからデータを回収していたんだ。そして編集まで終わらせていたなんて仕事早すぎでしょ!

 コメントが一気に減って静かになっちゃいました。もしかしてみんな見に行っちゃったのか……? ボクは気を落ち着かせるためにコーラをゴクゴクと飲んで考えた。……桜さんの事だから悪い感じにはならないはずだ。ふぅ、危ない危ない。セーフです。

 気分が落ち着いたところでコメントが一気に加速しました。


『めっちゃおもろい!』

『これが初日でどうやったらあのCMが出来るの!?』

『さり気なく京子さんの胸を揉んでるの笑ったww』

『マセガキにしか見えないね!』

『京子:実はここだけの話ですけど、このあとソフィアと一緒に徹底的に演技指導したんです。今までの現場で一番ヤバいと感じたかもしれません。あ、あとソフィアの名誉のためにお伝えしますけど、ソフィアは笑いを堪えているので強い口調になっちゃっただけですので許してあげて下さいね』

『笑ってはいけないCM撮影ってやつですね? もうお腹痛いくらい笑いましたww』

『きっとスタッフさんも辛かったと思う……。何もないところでコケたユウタのシーンでコーヒー吹きましたw』

『姫子:さすがユウタ様です! 下手な芸人さんより面白いですね~』


 きっとボクが甘えた声で京子さんに抱き着いて鼻の下を伸ばすシーンがドアップで出ていたり、ソフィアさんに罵倒されるシーンが盛りだくさんなのでしょう。ラストは肩を落としてガッカリと歩く後ろ姿のボク……とか? きっと酷いやつに違いない!

 いや、ここはボクが寛大な心を示して視聴者と一緒に楽しむ場面なような気がして来た。ボクはアホな子を演じて愛されキャラに徹しましょう。

「みんな大袈裟ですね~。ボクがそんな演技するはずないじゃないですか~。そこまで言うならみんなで一緒に見てみましょう! えっと、ミウちゃんのパソコン借りてるから操作が慣れませんね。ここをクリックすればいいのかな……? むむっ、これで画面がみんなに映ってるのかな?」

 ミウちゃんは準備が出来たら飛び入り参加してくれるそうなのでミウちゃんが来るまでは一人で頑張りますよー! という事で勝手にパソコンをポチポチして『見て見てTube』を起動しようと思います。

 むむ? この共有画面だとコメントが小っちゃくなっちゃって読み取れませんね。まあ大丈夫っしょ!!


『嫁のパソコンを勝手に弄るユウタ』

『デスクトップ画面が丸見えwww』

『事故が起こりそうな予感!!』

『ブラウザの隣にユウタの秘密ってフォルダあるやんw』

『ミウちゃん近くに居ないのか!? 気を付けて~』

『案の定ブラウザじゃなくて隣のフォルダを開いたユウタ。これは!?』

『ヤバい名前の動画ファイル発見!!!』


 ウェブブラウザをクリックしようとしたところ、怪しい名前のフォルダをポチっちゃいました。あれ、何ですかこの『ユウタとの秘密の思い出♡』っていう素敵なネーミングの動画ファイルは?

 あっ、分かりました。これはきっとミウちゃんとお家デートした時のデータですね。ふふ、みんなにボクとミウちゃんのラブラブっぷりを見せつけてあげましょう!!

「えへへ、この動画はたぶんボクとミウちゃんが映画を見ながら手を繋いでキャッキャウフフしていた時の動画ですかね? いや、もしかしたらマルオカートで遊んだやつかもしれません。NGシーンよりボクとミウちゃんのイチャラブの方が良いですよね。ふふ、今見ている視聴者さんだけ特別に見せてあげますねー!」


『絶対そんな平和なやつじゃないと思う……』

『ミウちゃん大丈夫? っていうかユウタコメント欄見えてないのか?』

『姫子:ユウタ様の秘密……ゴクリ』

『共有画面にしてコメント欄が小さくなったままなんじゃないかな? 別枠にして大きく出来るけど知らないっぽい』

『ナースさんヤバイですよー!? いいんですかー?』

『ナースさん:はよはよ!!!』

『wwww』


 コメント欄が小っちゃくて読めませんが勢い良く流れているので『キターー!!』とか『ワクワクドキドキ』って感じのメッセージに違いない。ポチっとな……。

 動画は真っ暗な画面から始まりました。しばらく真っ暗な状態が続いたとパッと明るくなりました。どうやらホテルの廊下なようです。そしてミウちゃんの綺麗なお顔が映りました。

「これからユウタの可愛い寝顔を撮影していきたいと思いま~す。ユウタは色々あってぐ~っすりと眠ってるから起きないはず! じゃあ突撃~!!」

 な、なんですかこれは…………? こんなのボクは知りませんよ? もしかして先週お泊りした時かな? 確かミウちゃんとお酒を飲んで気持ち良くなって寝ちゃったはず……。寝起きドッキリみたいな企画かな?


『寝てる旦那を盗撮ですね。良いと思います!!』

『輝く太陽みたいに良い笑顔なミウちゃん、素敵ですー』

『これが伝説の夜這いかっ!!』

『ナースさん:ワクワクドキドキ』

『www』


 音を立てずにドアが開きカメラが部屋に侵入した。室内は薄暗いライトで照らされているだけなのに何故かクッキリと映っていた。きっと高性能なカメラなのだろう。

 そしてゆっくりと進んだカメラが映したのはベッドの上でスヤスヤと眠るボクの姿だった……。

「あはっ、ユウタの可愛い寝顔だ~。一度やってみたかったんだよねーこれ」

 ミウちゃんのゴクリと生唾を飲み込む音が聞こえた。全然記憶にないけど、これはボクが食べられちゃう感じですか? ボクの記憶が確かなら、朝起きたら隣にミウちゃんが寝ていたような……素っ裸で。

 ボクは考えた。本当にこのまま動画を垂れ流しにして良いものかと……。きっとこれからエッチな事が起こるはずだ。BANされちゃうかもしれないけど、アーカイブに残さなければ大丈夫っしょ! それにボクもこの先が気になりますし、何よりここで止めたら視聴者さんが暴動を起こすかもしれません。カメラを止めるなってやつですね!

 ボクは無言で動画の成り行きを見守った。


『確かに寝顔可愛い』

『寝息も可愛いね。すぴーって言ってるw』

『ナースさん:たまに寝言言いますよ。ナースさんしゅきぃ……って』

『くっ……ナースさん愛されていますね!』

『羨ましい!!』

『ナースさん:アリスさんはもう少し瘦せた方がいいですぅ……っていう寝言も言っていました』

『wwww』

『アリス:それは絶対に嘘ですわ!! ナースちゃん後でお仕置きですわねっ!!』

『アリスさんまで来たー!』

『おもろいwww』


 ミウちゃんが掛け布団を優しく取り払うとガウン姿のボクが寝ていた。ガウンのヒモをシュルシュルと解けば簡単に脱げてしまった。パンツは普通のトランクスですよー!

 自分の姿をカメラ越しで見るのは変な感じがしますけど、素人物のアダルトな動画を見ている感じがしてドキドキしますね!

「ではでは~、お待ちかねのパンツの中身はどんな感じかな~? ……うはっ、フニャフニャで寝ちゃってる!」

 くっ……どうしたんだ愛棒? こんな時くらいバキバキでカッコイイ姿を披露しないとダメでしょ! 恥ずかし気にフードを被る愛棒が恥ずかしいです。


『ちっちゃいww』

『皮被ってる~』

『アリス:美羽ったらこんな動画なんて撮って……羨ましいですわ!!』

『ナースさん:ふふ……』

『アリス:何ですのその意味あり気な笑いは?』

『きっとナースさんは経験済みなんだと思いまーす』

『ユウタの嫁はみんな仲良しでいいね~』

『お、ミウちゃんがツンツン開始した!』


 カメラが情けない姿の愛棒に近づいた。ヘニョっと横に倒れた愛棒を指先でツンツンするミウちゃん。そして……。

「この皮被りなのも可愛いよね~。あはっ、今日はあーしが独り占めだしー、アレやってみようかな?」

 そう言うとミウちゃんが口を大きく開けて愛棒を丸吞みしてしまったのだ。愛棒と一緒にタマタマもセットです。欲張りセットってやつですね! っていうかボクは寝ている間にこんな事をされていたのか!? 羨ましい……。


『うおー! チンポ踊り食いや~』

『いいないいな~!』

『クチュクチュといやらしい音が響いている。私もクチュクチュ始めました』

『エローい!』


 丸吞みにした愛棒をモグモグペロペロしているミウちゃん、カメラ目線なのがエチエチで良い感じですね。っていうか撮影上手です。

 寝ているイケメンから呻き声が聞こえて来ました。『ダメです桜しゃん……、おちっこ漏れちゃいましゅ~。むにゃむにゃ……』って聞こえたぞ? 寝てる間にペロペロされるのは桜さんの得意技ですからね、夢に見るのも分かります。

「ちょっ、そこで桜ちゃんっていうのはデリカシー無さ過ぎっしょ! こうなったら徹底的にイジメちゃうんだからね」

 プリプリと怒ったミウちゃんが愛棒を集中的に責め始めた。っていうか今、桜ちゃんって言葉が出ましたね。ナースさんの正体がバレちゃうけど大丈夫か!?


『桜しゃんって言った! ユウタきゅんが寝言で桜しゃんって!!! 実は私の名前が桜なんだけど、もしかして!?』 

『いや、絶対に違うからwww』

『ミウちゃんも桜ちゃんって言ってた。嫁の誰かな予感』

『っていうか消去法で先生かナースさんじゃね? それかユウタ様の愛人だな』

『寝言の内容的にナースさんだと思いま~す!』

『ナースさん:ふふ、夢の中でも私に責められているユウタさん可愛いですね』

『やっぱりナースさんだったー!』


 ミウちゃんの高速シコシコが始まった。唾液で愛棒の滑りを良くしてヌポヌポしている。どうしてボクは見ているだけなのでしょうか? 

「ユウタのおチンポでっかくなったー! うひひ、早速だけど濃いやつ子宮に出して貰おうかな~。これで妊娠したらアリスが悔しがるかな?」

 ミウちゃんが妊娠!? ボクが知らぬ間に妊娠しちゃうんですかー!


『ミウちゃんが悪い笑顔を浮かべた!』

『ミウちゃんとアリスさんは競争しているのか!!』

『アリス:ぐぬぬ……ですわ!!』

『一発目の特濃精液は凄そう!』

『ナースさん:はよはよ!!』


 ボクの上に跨ったミウちゃんが右手で愛棒を支えてダンジョン入口にセットしている。クチュクチュと馴染ませて準備が整った。ついに始まるのか、ダンジョンアタックが!!

「ユウタ起きないとおちんちん食べちゃうよ~? ほらほら、先っぽ入っちゃった。んっ……早く起きないと空っぽになるまで抜いてあげないからね? あんっ……もう少しで奥まで……」

 愛棒が徐々に飲み込まれて行く。そしてもう少しで根元までグッポリと食べられてしまう……そう思った時、部屋のドアが開いてミウちゃんが入って来ました。

「ユウタお待たせーっ! リスナーのみなさんー、ユウタの嫁が来ましたよー!! 美羽で~っす!! イェ~イ、みんな見て……る? あれ、ナニコレ!?」

「み、ミウちゃん!? えっと、あの、その……」 

 画面には、妖艶なダンサーのように腰を動かし一心不乱に快楽を貪るミウちゃんが映っていた。ミウちゃんはビックリして口を大きく開けているけど、きっと大丈夫でしょう!

「コメント欄が小っちゃくなっちゃったんですけど、どうやったら大きくなるんですか?」

 とりあえず誤魔化そうと思います。





【全然関係ない雑談です】
実はピクシブのアカウント作って本作をゆっくりと投稿していこうと思います。
ピクシブアカウントをお持ちの方、私の作品は読まないで良いので、是非とも『ディビ / Dibi』先生の作品を見て下さい!!とても素敵なR18作品がいっぱいあります。
実はここだけの話、本作の主人公ユウタは、ディビ先生の作品に登場する男の子のイメージを大きく受けております。
しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

野球部の女の子

S.H.L
青春
中学に入り野球部に入ることを決意した美咲、それと同時に坊主になった。

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話

家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。 高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。 全く勝ち目がないこの恋。 潔く諦めることにした。

ナースコール

wawabubu
大衆娯楽
腹膜炎で緊急手術になったおれ。若い看護師さんに剃毛されるが…

プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?

九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。 で、パンツを持っていくのを忘れる。 というのはよくある笑い話。

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

処理中です...