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日常
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皆様こんちには、シュディエーテ・アンネリゼと申します。家族からはリゼと呼ばれていますわ、どうぞお見知りおきを。
まず、私の家族についてお話しようと思うのですが、如何せん情報量が多くて…。皆様が混乱なさったら困るのでここでは簡潔に述べさせて頂きますわね。
我がシュディエーテ家は王侯貴族と呼ばれる部類に入りますの。国では王族に次ぐ地位で、それなりに偉いんですのよ。まぁ、お父様たちが凄いのであって、私は大したことないのですけれど…。
シュディエーテ家には現在、直系と分家が5つ存在するのですが、皆仲良くやっておりますの。と言いますのも、私が虚弱過ぎるというのがあるのですけれど…過保護過ぎて困っておりますの。
確かに少し歩いただけで、発作を起こしてしまったり、お茶会で倒れてしまったり……ごほん!前科はありますけれどもうそこまでお子様ではないので自身の限界くらい把握しておりますわ。
何を言っても流されてしまうのですけれど……。
それはさておき、我が血筋は特徴が3点ほどございます。1つ目に見惚れるほどの美形であること、2つ目に卓越した頭脳を持っていること、3つ目にレアスキルを必ず持っていることですわ。
世の中不公平とか思いませんでした?仕方ありませんわ。私も常々思っておりますもの。お父様方は大変そうにしておられますが、自由に歩き回れるなんて恵まれてると思いませんこと?
私は今日も熱を出してベッドで寝ていますのに。本を数時間熱中して読んでいただけでこれですの。はぁ~、やってられませんわ。
「アンネリゼ様、お薬の時間です。失礼します」
私付きのメイドが薬を持ってやってきましたわ。…薬は苦手ですの。決して、お子様だからではありませんよ!幼少期から薬、薬、薬…嫌になりますでしょ?
「こちらをお飲みになってください。すぐに良くなりますわ」
知っていますわ。でも、でも、でも、飲んですぐは本当にしんどいんですの。
お医者様によると、薬を受け付けにくい体質らしくて、どうしても最初は拒絶反応を起こしてしまいますの。
うっ、そんな顔で見ないで頂戴、きちんと飲みますわ。どうも身内の泣き顔?心配そうな顔?には弱いんですの。
………今日はここまでにいたしましょう。私の寝姿なんて何の面白みもございませんでしょう?また明日お会いしましょう。良き夢を。
まず、私の家族についてお話しようと思うのですが、如何せん情報量が多くて…。皆様が混乱なさったら困るのでここでは簡潔に述べさせて頂きますわね。
我がシュディエーテ家は王侯貴族と呼ばれる部類に入りますの。国では王族に次ぐ地位で、それなりに偉いんですのよ。まぁ、お父様たちが凄いのであって、私は大したことないのですけれど…。
シュディエーテ家には現在、直系と分家が5つ存在するのですが、皆仲良くやっておりますの。と言いますのも、私が虚弱過ぎるというのがあるのですけれど…過保護過ぎて困っておりますの。
確かに少し歩いただけで、発作を起こしてしまったり、お茶会で倒れてしまったり……ごほん!前科はありますけれどもうそこまでお子様ではないので自身の限界くらい把握しておりますわ。
何を言っても流されてしまうのですけれど……。
それはさておき、我が血筋は特徴が3点ほどございます。1つ目に見惚れるほどの美形であること、2つ目に卓越した頭脳を持っていること、3つ目にレアスキルを必ず持っていることですわ。
世の中不公平とか思いませんでした?仕方ありませんわ。私も常々思っておりますもの。お父様方は大変そうにしておられますが、自由に歩き回れるなんて恵まれてると思いませんこと?
私は今日も熱を出してベッドで寝ていますのに。本を数時間熱中して読んでいただけでこれですの。はぁ~、やってられませんわ。
「アンネリゼ様、お薬の時間です。失礼します」
私付きのメイドが薬を持ってやってきましたわ。…薬は苦手ですの。決して、お子様だからではありませんよ!幼少期から薬、薬、薬…嫌になりますでしょ?
「こちらをお飲みになってください。すぐに良くなりますわ」
知っていますわ。でも、でも、でも、飲んですぐは本当にしんどいんですの。
お医者様によると、薬を受け付けにくい体質らしくて、どうしても最初は拒絶反応を起こしてしまいますの。
うっ、そんな顔で見ないで頂戴、きちんと飲みますわ。どうも身内の泣き顔?心配そうな顔?には弱いんですの。
………今日はここまでにいたしましょう。私の寝姿なんて何の面白みもございませんでしょう?また明日お会いしましょう。良き夢を。
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