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両親と
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リビングに父のフィルと母のマジョリーがいる。
わたくしは両親にクルト様と婚約破棄をした事を報告に来ました。
こうなってしまったのは紛れもなくクルト様に責任がございます。
モテモテなのはわかりますが、だからと言って婚約を破棄せざるを得ないような行為に及ぶのはおかしいのです。
クルト様は狂気の沙汰でした。
どこかで浮気をするのではないか? と疑いはしましたが、まさかのまさかでした。
しかも、わたくしから離れるだなんて夢にも思いませんでしたわ。
ヴィヴィアンもヴィヴィアンだけど、やはり「ノー」が言えなかったクルト様にも責任があるのです。
それにしても、なぜヴィヴィアンが!?
ヴィヴィアンは大人しい性格だと貴族界では有名でした。
大人しい上に礼儀正しい。
そんなヴィヴィアンがなぜ!?
わたくしは信じられません。
ヴィヴィアンがクルト様を好きになるなど……。
ヴィヴィアンは知っていました。
わたくしとクルト様が婚約している事を。
しかし、それでもクルト様に猛烈にアピールしたのでしょう。
クルト様とわたくしは幼い頃から既に婚約しておりました。
確かに生まれながらに婚約者がいる事に違和感を感じました。
しかし、それが王侯貴族の運命だと悟り、諦めました。
それに……クルト様はイケメンで頭も良く、申し分の無いお方でした。
だから、妥協できたのですが……。
悔しいですわ。
確かにわたくしには魅力という魅力はございません。
強いて言うなれば、頭脳明晰というところでしょうか?
だからこそ、医師見習いをしていたのです。
窓の外は新緑が水に濡れて反射しています。
春は3日の晴れ無し。
このところは雨が続いております。
少し肌寒いです。
寒いのは苦手です。
しかし、クルト様は真逆で、寒いよりも暑い方が我慢できないようです。
もっとも、殿方は寒さより暑さに弱い人の方が多数ですが。
「どうした、アンジェラ。何があったんだい? 話してみな」
「お父様、申し訳ございません。わたくしはクルト様と婚約破棄をしてしまいました」
「なぜまた?」
お父様は怒るまでもなく、至って冷静です。
「はい。クルト様が浮気をしていたのです」
「何!? 本当か?」
「はい」
「相手は誰だったんだ?」
「ソーマ男爵令嬢のヴィヴィアンです」
「な……何だと!? ヴィヴィアン嬢とはまことか?」
「はい」
「うーん」
お父様は頭を抱えてしまいました。
にわかに信じられる事ではないのはわかります。
クルト様もヴィヴィアンも世間の評判は良いのですから。
「クルト様がヴィヴィアン嬢に……か」
「信じてもらえなくても構いません。信じられなくて普通だと思いますから」
そう。
「わたくしが不甲斐ないばかりに、二人の浮気を許してしまいました」
クルト様のお父様とわたくしのお父様は王族の従医。
それが関係してオルソン家とカーネギー家は婚姻を交わしたのです。
いわば、わたくしはお父様の顔に泥を塗ってしまったのです。
もっとも、クルト様の裏切りなのですが。
「クルトが婚約破棄を突きつけてきたのか?」
「いえ、婚約破棄を言ったのはわたくしです」
「なぜまたそうなったのか?」
「はい。実はヴィヴィアンが妊娠をしてしまいまして」
「何だと?」
「婚約中にも関わらず行為をしてしまったのです」
「クルトがそういう人間だったとはな」
「いえ。誘ったのはヴィヴィアンだそうです。クルト様は『ノー』が言えずに乗せられてしまったのです」
「あのヴィヴィアンがかい?」
「はい。ヴィヴィアンです」
「大人しくて人見知りをするような子がなぜだ? 作り話ではあるまいな?」
「作り話ではありません。本当の話です」
「それに……クルト様は女性にモテるんです。いつだって女性の輪に囲まれていましたわ」
「確かにお前が言うのも一理あるな。クルトの外見はいい男そのものだし」
お父様が同性としてクルト様の外見を認めましたわ。
「そんなクルト様でしたから、わたくしはいつか浮気をするのではないか? と疑っておりましたわ」
「うーむ。なるほど」
クルト様は王侯貴族だけでなく、平民からもモテていました。
もっともクルト様は貴族も平民も別け隔てなく女性を近くに呼んでいました。
ヴィヴィアンは天真爛漫なお嬢様。
殿方を惹きつける魅力は存分にあります。
でも、まさかヴィヴィアンと浮気をするとは思いませんでしたわ。
ヴィヴィアンは人見知り。
あまり人間が好きそうにも思えません。
なのに……。
なのに……。
なぜ?
わたくしは涙が溢れてきました。
「いいのよ、アンジェラ。悪いのはクルト様だわ。あなたは何も悪くないわ」
お母様は味方……。
「ありがとうございますわ、お母様」
「クルト様は浮かれてしまったのね」
「ヴィヴィアン嬢もヴィヴィアン嬢だな。婚約者のいる相手に向かって行為を促すとは」
お父様もお母様も理解してくれたみたいですわ。
「ヴィヴィアンはわたくしの思っていた人間像とは異なりましたわ。まさかのヴィヴィアンでしたもの」
「そうだな。辛かったな、アンジェラ」
「はい、お父様」
「今回の婚約破棄の話は青天の霹靂だった。しかし、改めて思えばいかにもクルトらしいかもしれないな」
モテモテなクルト様だから、いつ何時に何が起きてもおかしくない。
クルト様はナルシストっぽいところもある。
だからこそ、有頂天になってしまったのでしょう。
「お父様! お母様!」
「どうしたんだい、アンジェラ」
「わたくしはわたくしで幸せになる道を探しますわ。あの二人は二人で幸せを築くでしょう。だから、わたきしのしあわせはわたくしが見つけます」
「ああ。アンジェラ。お前は辛い思いをした。今度は絶対に良い縁があるぞ」
わたくしは涙を拭きました。
両親に励まされました。
わたくしはわたくしで幸せを見つけます。
見ていて下さいな、クルト様。
あなたよりももっと素敵な人と一緒になりますわ!!
わたくしは両親にクルト様と婚約破棄をした事を報告に来ました。
こうなってしまったのは紛れもなくクルト様に責任がございます。
モテモテなのはわかりますが、だからと言って婚約を破棄せざるを得ないような行為に及ぶのはおかしいのです。
クルト様は狂気の沙汰でした。
どこかで浮気をするのではないか? と疑いはしましたが、まさかのまさかでした。
しかも、わたくしから離れるだなんて夢にも思いませんでしたわ。
ヴィヴィアンもヴィヴィアンだけど、やはり「ノー」が言えなかったクルト様にも責任があるのです。
それにしても、なぜヴィヴィアンが!?
ヴィヴィアンは大人しい性格だと貴族界では有名でした。
大人しい上に礼儀正しい。
そんなヴィヴィアンがなぜ!?
わたくしは信じられません。
ヴィヴィアンがクルト様を好きになるなど……。
ヴィヴィアンは知っていました。
わたくしとクルト様が婚約している事を。
しかし、それでもクルト様に猛烈にアピールしたのでしょう。
クルト様とわたくしは幼い頃から既に婚約しておりました。
確かに生まれながらに婚約者がいる事に違和感を感じました。
しかし、それが王侯貴族の運命だと悟り、諦めました。
それに……クルト様はイケメンで頭も良く、申し分の無いお方でした。
だから、妥協できたのですが……。
悔しいですわ。
確かにわたくしには魅力という魅力はございません。
強いて言うなれば、頭脳明晰というところでしょうか?
だからこそ、医師見習いをしていたのです。
窓の外は新緑が水に濡れて反射しています。
春は3日の晴れ無し。
このところは雨が続いております。
少し肌寒いです。
寒いのは苦手です。
しかし、クルト様は真逆で、寒いよりも暑い方が我慢できないようです。
もっとも、殿方は寒さより暑さに弱い人の方が多数ですが。
「どうした、アンジェラ。何があったんだい? 話してみな」
「お父様、申し訳ございません。わたくしはクルト様と婚約破棄をしてしまいました」
「なぜまた?」
お父様は怒るまでもなく、至って冷静です。
「はい。クルト様が浮気をしていたのです」
「何!? 本当か?」
「はい」
「相手は誰だったんだ?」
「ソーマ男爵令嬢のヴィヴィアンです」
「な……何だと!? ヴィヴィアン嬢とはまことか?」
「はい」
「うーん」
お父様は頭を抱えてしまいました。
にわかに信じられる事ではないのはわかります。
クルト様もヴィヴィアンも世間の評判は良いのですから。
「クルト様がヴィヴィアン嬢に……か」
「信じてもらえなくても構いません。信じられなくて普通だと思いますから」
そう。
「わたくしが不甲斐ないばかりに、二人の浮気を許してしまいました」
クルト様のお父様とわたくしのお父様は王族の従医。
それが関係してオルソン家とカーネギー家は婚姻を交わしたのです。
いわば、わたくしはお父様の顔に泥を塗ってしまったのです。
もっとも、クルト様の裏切りなのですが。
「クルトが婚約破棄を突きつけてきたのか?」
「いえ、婚約破棄を言ったのはわたくしです」
「なぜまたそうなったのか?」
「はい。実はヴィヴィアンが妊娠をしてしまいまして」
「何だと?」
「婚約中にも関わらず行為をしてしまったのです」
「クルトがそういう人間だったとはな」
「いえ。誘ったのはヴィヴィアンだそうです。クルト様は『ノー』が言えずに乗せられてしまったのです」
「あのヴィヴィアンがかい?」
「はい。ヴィヴィアンです」
「大人しくて人見知りをするような子がなぜだ? 作り話ではあるまいな?」
「作り話ではありません。本当の話です」
「それに……クルト様は女性にモテるんです。いつだって女性の輪に囲まれていましたわ」
「確かにお前が言うのも一理あるな。クルトの外見はいい男そのものだし」
お父様が同性としてクルト様の外見を認めましたわ。
「そんなクルト様でしたから、わたくしはいつか浮気をするのではないか? と疑っておりましたわ」
「うーむ。なるほど」
クルト様は王侯貴族だけでなく、平民からもモテていました。
もっともクルト様は貴族も平民も別け隔てなく女性を近くに呼んでいました。
ヴィヴィアンは天真爛漫なお嬢様。
殿方を惹きつける魅力は存分にあります。
でも、まさかヴィヴィアンと浮気をするとは思いませんでしたわ。
ヴィヴィアンは人見知り。
あまり人間が好きそうにも思えません。
なのに……。
なのに……。
なぜ?
わたくしは涙が溢れてきました。
「いいのよ、アンジェラ。悪いのはクルト様だわ。あなたは何も悪くないわ」
お母様は味方……。
「ありがとうございますわ、お母様」
「クルト様は浮かれてしまったのね」
「ヴィヴィアン嬢もヴィヴィアン嬢だな。婚約者のいる相手に向かって行為を促すとは」
お父様もお母様も理解してくれたみたいですわ。
「ヴィヴィアンはわたくしの思っていた人間像とは異なりましたわ。まさかのヴィヴィアンでしたもの」
「そうだな。辛かったな、アンジェラ」
「はい、お父様」
「今回の婚約破棄の話は青天の霹靂だった。しかし、改めて思えばいかにもクルトらしいかもしれないな」
モテモテなクルト様だから、いつ何時に何が起きてもおかしくない。
クルト様はナルシストっぽいところもある。
だからこそ、有頂天になってしまったのでしょう。
「お父様! お母様!」
「どうしたんだい、アンジェラ」
「わたくしはわたくしで幸せになる道を探しますわ。あの二人は二人で幸せを築くでしょう。だから、わたきしのしあわせはわたくしが見つけます」
「ああ。アンジェラ。お前は辛い思いをした。今度は絶対に良い縁があるぞ」
わたくしは涙を拭きました。
両親に励まされました。
わたくしはわたくしで幸せを見つけます。
見ていて下さいな、クルト様。
あなたよりももっと素敵な人と一緒になりますわ!!
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