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第四章 答え合わせ
19.答え合わせしましょ
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「チカ、あなたの恋はどっちの意味なの?」
嬉しくなったり、恥ずかしくなったり、悲しくなったり。
お姉さまといて、こんな気持ちになったのは恋のせいだ。
(恋の意味…。)
そいうえば、課題としては姉妹の絆というのも当たっているみたいだが、確かに全てがしっくりこない気がする。
何かが抜け落ちているんだ。
ふと、校長先生と初めて会った日のことを思い出した。
「僕は、もしかしたら目の前のことをよく見てなかったのかも…。」
「え??」
「お姉さま!校長先生と古いお知り合いなんですよね?」
「え、ええ。それがなんなの?」
「彼はこの学園設立の際、内装や建築のデザインにも関わっていたか知りたくて。」
校長が課題に関与しているならば、絶対に彼が課題のなかで伝えたいメッセージがあるはずだ。
そして彼の思惑を知るには、彼が造ったこの学園がヒントをくれるのではないか。
「ええ…?そうね、建築デザインができるかは知らないけど、彼は絵を描くし、もしかしたら関わっていたかもしれないわね。」
(やっぱりそうか。)
「チカ。全く話が見えないわぁ。」
「お姉さま、課題の『恋』は、たぶん恋愛の意味も含まれているんですよ。」
「なんですって?」
「この学園自体、その気持ちを表していますから。」
バラバラなピースはすでに、生徒達のすぐ目の前に用意されていたんだ。
ただ見慣れすぎていて背景の一部となり視界に入ってこないだけ。
僕はこの学園に来て間もないからこそ、違和感に気がつけたのかもしれない。
「チカ?黙ってなさいで教えなさいよ。」
僕はまた自分のなかだけで考えこんで周りをシャットアウトしてしまっていた。
「あっ、すみません。説明します。」
(ええっと、まずは…。)
「講堂に行ったときに思ったんです。造りが教会にとても似ているなって。
講堂の木造の造りも、薄暗いなか光をもたらす中央のステンドグラスも。まるで、既存の教会を参考にしたかのように思えました。」
「そんなの考えたこともなかったわぁ。なら、どうして教会に似た造りにしたのかしら。」
「うーん…。きっと、愛しい人との思い出の場所を再現したかったんだと思います。教会の長椅子の彫刻模様まで精密に。」
「"愛しい人"ねぇ。」
「はい。でも、違和感がありました。
教会のステンドグラスは宗教的なデザインが多いのに、講堂のステンドグラスは女性がただ美しく描かれているだけ。聖書の話をモチーフにしてるようにも思えませんでした。」
「チカって物知りなのねぇ。」
(大学で哲学を学んでるなか、宗教のことも少し噛った程度の知識だけど…。)
「…あ、わかったわ。もしかして、ステンドグラスの女性があなたの言う"愛しい人"ってこと?」
お姉さまは察しが良く、すぐに僕の言いたいことを理解したようだ。
「さすがお姉さま。
この学園に飾られている無数の絵画も、僕が見た限りステンドグラスと同じ女性が描かれていました。」
「あらあら。その女性にぞっこんだったのねぇ。」
「そしておそらく、この学園にも彼女の名をつけたのかと。」
「イヴ…ね。」
「あくまで推測ですけどね。校長先生は彼女…つまり"イヴ"に恋をしていたのでしょう。
でも、その恋の途中で亡くなってしまい、天界へ来た。そして、ここでは生前の記憶を保持していても、徐々に近しい人の顔も思い出せなくなることを知った。」
「なるほど。ルイは彼女を忘れないためにこの学園に思い出をばらまいたわけね。」
(ばらまいたって…独特な言い方するなぁ。)
廊下で見た、ピクニックをしていた絵で女性の隣に描かれていた男性は校長自身だろう。
絵のかごの中にはバケットがチラッと見えていたし、お皿に乗ったクロワッサンが描かれていた。
「校長先生が伝えたかった『恋』って、相手を忘れないで、大切にしてってことなんじゃないですかね。」
「ふーん?それを根本にした姉妹の絆=恋ってことなのかしらね。それを理解して行動するようにと。」
相手を想い、相手のことを考えて動いてしまう。
ここ最近の自分を振り替えって、気づかぬうちに恋をしていたからなのだと納得した。
「はい。…僕、この課題をできてよかったです。」
恋を意味を探っていくなかで、たくさんの自分の内に眠っていた気持ちに出会った気がする。
「チカ、だいぶ最初に会ったときと変わったわね。」
「え?」
「うじうじしていて、なに考えてるのか心読んでもわからなかったもの。」
「そうですか?お姉さまは変わってないですね。」
「え?変わったわよ!もう平手打ちしたりしないもの!」
「あは、あれは痛かったな~。」
「手が出そうな時は代わりに抱きしめるようにしてるもの!」
「それは安心だぁ。」
僕はいつもの仕返しで、からかうように言ってみた。お姉さまリスみたいには頬を膨らませて震えている。
その姿がなんだかとても可愛く見えた。
「ふふ、すみません、冗談です。お姉さまも変わりました。」
「でしょぉー?
あ、そうだ。チカ、姉妹の約束しましょ。」
「姉妹の約束?」
「ええ。お姉さまと妹の間での約束事を決めることよ。これをすると正式な姉妹って感じね。」
(正式な姉妹…。)
お姉さまは小指を立て、おでこをくっつけてきて、僕にもそうするように促した。
「私達はお互いを大切にすること。…私以外の妹にはならないこと。
…約束する?」
「約束します。
お姉さまも僕以外を妹にしちゃダメですよ?」
「ふふ、言うようになったわね。…約束するわ。」
小指が交わった時、僕たちを包むように淡い光が溢れた。
(……あ。)
小指にあったリボンは、ほどけて消えていっている。
お姉さまの小指にも何も残っていなかった。
「これで私たちは誰になんと言われようと立派な姉妹だわ!」
淡い光と同じような、お日様のようにぽかぽかとした感覚が胸に広がる。
「こんな嬉しい気持ち…初めてです。ありがとうございます、セレナお姉さま。」
僕はどうにかこの気持ちを伝えたくて頭を下げた。お姉さまは僕を優しく抱きしめる。
「たまにしか私の名を呼んでくれないんだから。」
「…セレナお姉さまって長くて呼びづらいので。今から特別なとき専用にしました。」
「まぁ、呼ばれないよりはマシよね。チカだけは特例で許してあげる。」
僕はお姉さまを抱きしめ返した。
もう、お姉さまから離れるなんて考えられない。
「さぁ、チカ。答え合わせといきましょうか。」
「え?課題ならもう終わって…。」
ついさっき、長々と話して課題の意味を説明し終わったのに何が答え合わせなのか。
その長い人差し指を僕の鼻に乗せ、お姉さまは話を続ける。
「まだあなたは答えてないわ。
チカにとって、私に抱く恋はどっちの意味なのかをね。」
そうだ。このひとは気になったことがあると、納得するまでとことん聞いてくるのだ。
そして聞くまでは絶対に解放してくれない。
「あっ…えっと、保留で?」
「それは答えになってないわぁ。」
(ですよねー。)
僕にもどっちかなんて確証はないのに、どうやってこれを伝えれば納得してくれるのか検討もつかない。
「チーカー?」
瞳がギラリと光る。美しい手からは想像できないほどの力で、しっかり僕を掴んで離さない。
(この悪魔っ…!)
いつもの艶やかな声でお姉さまは言った。
「答えてくれるまで、逃がさないから。」
嬉しくなったり、恥ずかしくなったり、悲しくなったり。
お姉さまといて、こんな気持ちになったのは恋のせいだ。
(恋の意味…。)
そいうえば、課題としては姉妹の絆というのも当たっているみたいだが、確かに全てがしっくりこない気がする。
何かが抜け落ちているんだ。
ふと、校長先生と初めて会った日のことを思い出した。
「僕は、もしかしたら目の前のことをよく見てなかったのかも…。」
「え??」
「お姉さま!校長先生と古いお知り合いなんですよね?」
「え、ええ。それがなんなの?」
「彼はこの学園設立の際、内装や建築のデザインにも関わっていたか知りたくて。」
校長が課題に関与しているならば、絶対に彼が課題のなかで伝えたいメッセージがあるはずだ。
そして彼の思惑を知るには、彼が造ったこの学園がヒントをくれるのではないか。
「ええ…?そうね、建築デザインができるかは知らないけど、彼は絵を描くし、もしかしたら関わっていたかもしれないわね。」
(やっぱりそうか。)
「チカ。全く話が見えないわぁ。」
「お姉さま、課題の『恋』は、たぶん恋愛の意味も含まれているんですよ。」
「なんですって?」
「この学園自体、その気持ちを表していますから。」
バラバラなピースはすでに、生徒達のすぐ目の前に用意されていたんだ。
ただ見慣れすぎていて背景の一部となり視界に入ってこないだけ。
僕はこの学園に来て間もないからこそ、違和感に気がつけたのかもしれない。
「チカ?黙ってなさいで教えなさいよ。」
僕はまた自分のなかだけで考えこんで周りをシャットアウトしてしまっていた。
「あっ、すみません。説明します。」
(ええっと、まずは…。)
「講堂に行ったときに思ったんです。造りが教会にとても似ているなって。
講堂の木造の造りも、薄暗いなか光をもたらす中央のステンドグラスも。まるで、既存の教会を参考にしたかのように思えました。」
「そんなの考えたこともなかったわぁ。なら、どうして教会に似た造りにしたのかしら。」
「うーん…。きっと、愛しい人との思い出の場所を再現したかったんだと思います。教会の長椅子の彫刻模様まで精密に。」
「"愛しい人"ねぇ。」
「はい。でも、違和感がありました。
教会のステンドグラスは宗教的なデザインが多いのに、講堂のステンドグラスは女性がただ美しく描かれているだけ。聖書の話をモチーフにしてるようにも思えませんでした。」
「チカって物知りなのねぇ。」
(大学で哲学を学んでるなか、宗教のことも少し噛った程度の知識だけど…。)
「…あ、わかったわ。もしかして、ステンドグラスの女性があなたの言う"愛しい人"ってこと?」
お姉さまは察しが良く、すぐに僕の言いたいことを理解したようだ。
「さすがお姉さま。
この学園に飾られている無数の絵画も、僕が見た限りステンドグラスと同じ女性が描かれていました。」
「あらあら。その女性にぞっこんだったのねぇ。」
「そしておそらく、この学園にも彼女の名をつけたのかと。」
「イヴ…ね。」
「あくまで推測ですけどね。校長先生は彼女…つまり"イヴ"に恋をしていたのでしょう。
でも、その恋の途中で亡くなってしまい、天界へ来た。そして、ここでは生前の記憶を保持していても、徐々に近しい人の顔も思い出せなくなることを知った。」
「なるほど。ルイは彼女を忘れないためにこの学園に思い出をばらまいたわけね。」
(ばらまいたって…独特な言い方するなぁ。)
廊下で見た、ピクニックをしていた絵で女性の隣に描かれていた男性は校長自身だろう。
絵のかごの中にはバケットがチラッと見えていたし、お皿に乗ったクロワッサンが描かれていた。
「校長先生が伝えたかった『恋』って、相手を忘れないで、大切にしてってことなんじゃないですかね。」
「ふーん?それを根本にした姉妹の絆=恋ってことなのかしらね。それを理解して行動するようにと。」
相手を想い、相手のことを考えて動いてしまう。
ここ最近の自分を振り替えって、気づかぬうちに恋をしていたからなのだと納得した。
「はい。…僕、この課題をできてよかったです。」
恋を意味を探っていくなかで、たくさんの自分の内に眠っていた気持ちに出会った気がする。
「チカ、だいぶ最初に会ったときと変わったわね。」
「え?」
「うじうじしていて、なに考えてるのか心読んでもわからなかったもの。」
「そうですか?お姉さまは変わってないですね。」
「え?変わったわよ!もう平手打ちしたりしないもの!」
「あは、あれは痛かったな~。」
「手が出そうな時は代わりに抱きしめるようにしてるもの!」
「それは安心だぁ。」
僕はいつもの仕返しで、からかうように言ってみた。お姉さまリスみたいには頬を膨らませて震えている。
その姿がなんだかとても可愛く見えた。
「ふふ、すみません、冗談です。お姉さまも変わりました。」
「でしょぉー?
あ、そうだ。チカ、姉妹の約束しましょ。」
「姉妹の約束?」
「ええ。お姉さまと妹の間での約束事を決めることよ。これをすると正式な姉妹って感じね。」
(正式な姉妹…。)
お姉さまは小指を立て、おでこをくっつけてきて、僕にもそうするように促した。
「私達はお互いを大切にすること。…私以外の妹にはならないこと。
…約束する?」
「約束します。
お姉さまも僕以外を妹にしちゃダメですよ?」
「ふふ、言うようになったわね。…約束するわ。」
小指が交わった時、僕たちを包むように淡い光が溢れた。
(……あ。)
小指にあったリボンは、ほどけて消えていっている。
お姉さまの小指にも何も残っていなかった。
「これで私たちは誰になんと言われようと立派な姉妹だわ!」
淡い光と同じような、お日様のようにぽかぽかとした感覚が胸に広がる。
「こんな嬉しい気持ち…初めてです。ありがとうございます、セレナお姉さま。」
僕はどうにかこの気持ちを伝えたくて頭を下げた。お姉さまは僕を優しく抱きしめる。
「たまにしか私の名を呼んでくれないんだから。」
「…セレナお姉さまって長くて呼びづらいので。今から特別なとき専用にしました。」
「まぁ、呼ばれないよりはマシよね。チカだけは特例で許してあげる。」
僕はお姉さまを抱きしめ返した。
もう、お姉さまから離れるなんて考えられない。
「さぁ、チカ。答え合わせといきましょうか。」
「え?課題ならもう終わって…。」
ついさっき、長々と話して課題の意味を説明し終わったのに何が答え合わせなのか。
その長い人差し指を僕の鼻に乗せ、お姉さまは話を続ける。
「まだあなたは答えてないわ。
チカにとって、私に抱く恋はどっちの意味なのかをね。」
そうだ。このひとは気になったことがあると、納得するまでとことん聞いてくるのだ。
そして聞くまでは絶対に解放してくれない。
「あっ…えっと、保留で?」
「それは答えになってないわぁ。」
(ですよねー。)
僕にもどっちかなんて確証はないのに、どうやってこれを伝えれば納得してくれるのか検討もつかない。
「チーカー?」
瞳がギラリと光る。美しい手からは想像できないほどの力で、しっかり僕を掴んで離さない。
(この悪魔っ…!)
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「答えてくれるまで、逃がさないから。」
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