ぽっちゃり悪役令息はテンプレを邁進する

大島Q太

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悪役令息は恋を知る ※

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部屋に入るなりベッドに投げられた。閉じ込められるように肘をつかれると猛烈なキスの雨が降ってくる。クレインの表情を目で追うと熱を帯びた目で見つめ返された。ぎゅっと目をつむるとキスが口の周りに集中する。ゆっくりと口を開けると焦れた舌をねじこまれた。べろりと大きな動きで舌を撫でられる。強引な舌は遠慮なく口の中を這いまわってべろべろと舐めていく。自分の知っているキスとは違うゾクリとした感覚が湧く。
びちゃびちゃと音を立てて夢中で唇と舌を擦りつけ合った。口の周りはお互いの唾液でべちょべちょだ。息切れをしてうつろにクレインを見げた。クレインのペースに巻き込まれたが僕だって閨教育を受けていて、キスの先があることを知っている。

「…クレイン…服脱ごう?」

僕のお願いにクレインが素早く動く。彼は起き上がると手早く服を脱いでいった。鍛えられた体が露になる。僕も一緒になって服を脱いだ。クレインとは対照的にむっちりしていて恥ずかしくなった。僕が下履きに手をかけてクレインを見ると、彼はすでに全裸で僕が脱いでいるところを見ていた。
僕はベッドに座るクレインをまたぐように座らされた。

クレインはまじまじと僕のおっぱいを観察している。

「乳首が埋まってる」
「へ…へ…へんだよね。ごめん、見ないで」

両手で隠そうとしたがすぐに強い力で留められた。クレインはごくりと喉を鳴らすと柔らかな手つきでおっぱいを揉み始めた。

「はっやわらけぇ」

クレインは機嫌が良さそうに笑うと乳輪を撫で始めた。ぎゅっぎゅとつままれると変な感覚が湧く。背中を支えられ後ろに倒れるとクレインが覆いかぶさってきた。クレインの顔が僕の乳首に近づく。じっと見ていると、クレインも気づいて視線を合わせたまま舌を伸ばして割れ目に舌先をぐりぐりと押し付けた。

「ひゃっ」

もう片方には人差し指がぐりぐりと差し込まれている。ぞわりと背中を走る感覚に心臓がドキドキと高鳴る。ぢゅっと吸われて思わず声が漏れた。ずくりと痺れがたまる。慌てて逃げようとするとしっかりと抱き込まれた。唇と歯で扱くように乳輪を扱かれた。背中が浮いて押し付けるような形になった。頭を出した乳頭をクレインが咥えてニヤリと笑う。ぞくぞくとした愉悦を感じた。

「あっ…クレインっ」
クレインの口が離れたおっぱいはぬらぬらと濡れて濃いピンク色の乳首がぽつりと顔を出していた。クレインは両手で乳首をつまみながら間に唇を寄せる。そこをチュッと鬱血痕を付けていく。僕はちんちんを無意識にクレインにこすりつけていた。
「あっ、クレインつよいっ」
僕はクレインの髪を雑にかき混ぜて悶えた。
「どこもやわらかいな」
クレインがまた僕のおなかを揉み始めた。いつも揉まれているのに、おへそに唇の冷たさを感じるとくすぐったさの中に切なさが混じる。
体にキスのあとが残るたび愛しさがつもる。
そんなこと気付きたくなかった、考えられないように快楽で真っ白に染めて欲しい。
僕はまたへこへこと腰を動かしてちんちんをクレインに擦りつけた。膝に感じるクレインの熱をぐっと刺激してみる。
「こら…ゆっくり堪能させてくれ」
窘めるように脇腹をかじられた。今まで見たことのない情欲を浮かべるクレインの顔にときめく。
「んぁっ…ね、クレイン…僕準備してきたんだ。触って?」
僕は脇腹に添えられたクレインの手を取ってお尻へと誘導した。男同士の閨の場合、受け入れる側に準備が必要だ。学校でも基礎で習う浄化を使う。そして今クレインが持っている潤滑ゼリーのカプセルをお尻に入れることで濡れることのない男のお尻でも受け入れることができるようになる。

クレインの指が窄まりのまわりを撫でた。緊張でぎゅっと力を入れてしまった。
「ケティ、優しくするから力を抜いて…」
うなずいてもうまく力が抜けない。予習はできても実践はしたことがなかった。もっとうまくできたらと思うと情けなくて涙がにじむ。クレインがぎょっとして僕を胸に抱きしめてくれた。胸毛がもさもさと顔に当たってくすぐったい。
「チューしてくれたら頑張れる」
クレインを見上げると優しい目が返ってきた。クレインの胴に腕を回して密着するとクレインの心臓の音がとくとくと聞こえた僕と同じくらい早い。目をつむって唇を突き出すとふっと空気が抜ける音と柔らかな感触。ちゅっちゅっとくっつけては離して遊んでいるみたいだ。僕も楽しくて笑った。
クレインの指がおなかを撫でてお尻に向かう。僕はキスを深くする。舌を伸ばしてクレインの舌を絡める。指がつぷりと入ってきた。
「あっ…あっ…」
クレインが舌を僕の咥内に伸ばして上顎をくすぐる。舌の根元をべろべろと舌先までつつっと擦った。よだれがこぼれてあごを伝う。その間にどんどん指が僕の内に入ってくる。
「ケティ…上手…指…根元まで飲み込めた、気持ち良くなって」
キスを解かれて喘ぐ僕にクレインがささやく。僕は羞恥で全身が真っ赤だ。ぐちゃぐちゃと言う音も聞こえてきて。カプセルも入れられているみたいだ。クレインの指が探る様に内を刺激する。その度、痺れるようなゾクゾクが腰を震わす。指の形が分かるほどぎゅっと力が入っているのが分かる。
「あっ…あっ…クレインっ…」
内部の敏感な場所を指がかすめた、大きく腰を揺らして逃げようとしたら、また腰を抑えられた。そのまま指がそこをゆっくりと撫でる。太ももが震えてビクビクと背がしなる。指が3本に増えていて広げるような動きに変わったことに気付いても、すぐ快楽で思考が塗り替えられる。
「んはっ…クレインっ いっちゃ…う…っ」
「はっ…かわいいな、ケティ…いけよ」
内でうごめいていた指が敏感な部分を押し上げる。
「ひゃぁ―…あんっ」
クレインに擦りつけていたちんちんが震えて白濁が噴出した。息が上がって苦しい。目をつむって呼吸を整えていると、褒めるように頭を撫でられた。クレインを見ると苦しそうな顔をしていた。
「あっ…ぼ…ぼくだけ…」
「ケティ…」
指が抜けていく感覚にびくりと腰を跳ねさせた。
「クレイン…入れて…クレインのちんちんを」
「ぷっ…かわいすぎるぞ、ケティ」
僕を抱き上げて足に跨がせるとぎゅうっと抱きしめてきた。僕のおなかがぽよんとしているからクレインの熱いちんちんをおなかで圧迫している。もぞりと動くと彼のちんちんがピクリと反応する。
そのまま押し倒されて太ももをつかまれる。クレインのちんちんが僕のお尻にピタリと当たるとお尻がキュッとなたった。僕は小さな子がするように両手を広げて抱きしめて欲しいとねだる。
ぐっと広げるように大きなちんちんがもぐりこんでくる。できるだけ力を入れないように呼吸を整えて天井を向いた。僕の呼吸に合わせてクレインがどんどんと内に入ってきた。太ももを指が食い込むくらいに掴んで耐えている。内側全体を引き攣るように大きな熱が内を穿ってくる。ゆらゆらとした動きが続いた。クレインが僕を丁寧に扱ってくれているのが伝わってくる。お尻にクレインの肌を感じてすべてが収まったのを感じる。鼻腔をくすぐるクレインの汗の匂いに陶酔した。なじむのを待って僕らはしばらく抱きあった。時折ぴくぴくとクレインのちんちんが震えるのを感じて僕は耐えきれなくなった。
「あん…ひぅ…くれいんっ…うごいてっ」
どちゅんと奥を突かれると星が舞う。離れて欲しくなくて足でしっかりクレインを囲い込む。ぐりぐりと動かれると内ももがびくびく震えた。
「くれ…クレインっ…気もちいいよ…くれぃん」
目を合わせると彼の瞳いっぱいに僕がいる。クレインが眉間にしわを寄せた切ない顔で、がつがつと腰を打ち付けてくる、パンパンと言う音が部屋に響いた。こぼれそうなほど愛しさが募る。
太ももをつかんでいた手が僕の背中にまわされてつながりを深くされた。どちゅどちゅと甘い痛みがおなかに響く。もう震えるのが止まらない。

「ケティ…ケティ…っ」

「んあっ…っあっ…くれいんっ…」

ひと際強く叩きつけられて視界が真っ白に染まる。太ももが小刻みに震えてクレインを挟み込む足に力を入れた。顔が近づいてくる唇を合わせてぐちゅぐちゅと口の中を舌が撫でていく。目を合わせるとクレインはまだ獣じみた光を灯したままだ。ぶるりと背筋を悪寒が走った。
ぼーっとする思考に揺れながら見上げたらクレインがふっ笑う。僕がきょとんとすると。クレインは僕のおなかを揉んで、おっぱいを揉んだ。指で乳首をカリカリとほじられるとまた、ぎゅんとおなかに力が入った。クレインのちんちんがまだ大きく育っているのを中で感じた。

「えっ…クレイン…えっ? えっ?」

「ケティが煽ったんだろ? 責任取れよ」

クレインが僕をひっくり返して肩に噛み付いてきた。引き寄せるようにおなかに腕が回る。

僕の初めての閨はクレインが大暴れだった。彼は欲望に忠実なんだ、勘違いしそうになって困る。
求められることがこんなに嬉しいなんて。僕はクレインが好きだよ。僕があげられるものはこれくらいしかないから。
涙がぼろぼろとこぼれてシーツに吸い込まれていく。うかされるように彼の名前を呼んで真っ黒に沈んだ。

目を開けると窓の外は茜色だった。身じろぐとところどころシーツが冷たくてひゃっと声を上げそうになる。クレインの腕がおなかに巻き付いて寝ぼけながらも揉んでいるから笑ってしまう。背中にちくちくと彼の髪かヒゲか当たっている。僕はふわりと魔術を使ってお互いの体を浄化した。シュゥッっと体についていた液体が跡形もなく消えた。

僕はもぞもぞと体の向きを変えてクレインの方を向いた。
寝ていることを良いことにクレインの顔をまじまじと見つめる。指で好きなところをひとつずつなぞる。こめかみに傷がある、まゆげは太くて、言葉より豊かな表現力を持つ目は深い黒。鼻が高くて唇は厚めだ。大きく張り出す喉仏。声も低くて落ち着いている、肩幅、細かな傷のある腕は日々の鍛錬のため太い。全部好きだ。…全部。
「んっ…」
クレインが起きそうになって慌てて目をつむった。そして、そのまま残っていた疲労感に抗えずまた眠ってしまった。クレインは寝ぼけながら僕を抱え直して僕の頭にあごを擦りつける。外はもう夕暮れで、クレインに貰った1日も陽が沈めば終わりだ。


もう一度目を覚ますと部屋は暗くなっていて。腕を枕にしながらクレインが起きて僕を見ていた。その優しいまなざしに照れる。誤魔化すように布団を引き上げてクレインに笑ってみせた。
「おはよって。もう日が沈んじゃったね」
クレインが僕の前髪を梳いて口角を上げる。
「ごめん、無理させた」
僕は首を振ってにっこり笑う。
「無理じゃないよ、気持ちよかった。クレインありがとう」
クレインが僕の頬をつまむとチュッと唇にキスをくれた。
「そう言う事言うとまた襲うぞ?」
答えられずに目を丸くすると、安心させるようにまた前髪を梳いてくれた。
「安心しろ、そこまで鬼じゃないよ」
クレインはこんな時も優しいんだな。彼の胸元に鼻を擦りつけると彼の体臭を感じた。汗臭いと思っていた彼の匂いも今なら安心する匂いだと感じるんだから僕はバカになってる。

腰をさすりながら連れ込み宿を出ると外は夜だった。預けていたベル号を受け取って家に帰る。クレインとは玄関のところで別れた。

部屋に入ると父様がソファに座っていた。
あまりに静かに座っているから一瞬気付かなくて驚いた。
「…ケティ!」
「父様…ただいまかえりました」
父様は震える手で僕を抱きしめてくれる。僕からする安い石鹸の匂いに父様の手が震える。

「後悔はありません。父様の息子なのにダメな子でごめんなさい」

「ケティ…泣くな。愛してるよ」

父様の背中に手を回して抱き着いた。父様、ごめんね。でも僕は満たされたよ。

僕はハイド公爵家の領地へと送られる日が明日に決まっていた。クレインを玄関で帰らせたのもそのためだった。このまとめられた荷物を見ればクレインも察するだろう。クレインを手放せなくなってはダメだ。

それに、僕だってバカじゃない。王家に婚約破棄された息子が領にいれば父様に迷惑がかかることくらい気付いていた。それでも、何年か我慢すれば婿の貰いてくらいはいたかもしれない。だけど僕は愛のない関係がつらくて悲しいことを知っている。これから先、きっとクレイン以上に好きな人ができるとは思えなかった。
だから父にだけ告げて領地ではない知らない土地へ行くことにした。そんな当てのない旅に彼を誘うなんてできない。
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