未来の悪役令嬢

えりんこ

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第1章 プロローグですわ

可愛い顔には必ず何か隠れてる

皆様、ごきげんよう アンジェリーナです。

初めてのお茶会は散々でしたが、私は負けません。
もっともっと自分を高めて来るべき断罪に備えなければいけませんわね。 

大体、学園に入ったらヒロインが現れるパターンが多いので   その前に準備した方がよろしいのよね?
ダンスや社交などの教育はもとより語学や歴史等数学もばっちりお勉強ですわ。
家庭教師を増やしていただきましたわ。 血反吐吐いてでも!

水面を優雅に泳いでる白鳥であっても、水中では必死に水かきしておりますわ
「これ以上、パパは見ていられない 可愛いアンジーが何故、此処までするのか分からない」
と お父様

「アンジーちゃんは一体、何を目指してるの? この国でも乗っ取るつもりなの?」と微笑む
お母様、他所の国の王族出身なので笑えません 娘を犯罪者予備軍みたいに言わないで下さい


前世の記憶を引きずった意識はポンコツだけどこの現世の頭と体はブラボーの一言ね 太鼓叩いて踊りだしそうよ 素晴らしすぎる チート最高! チート素敵! 貰った覚えはないけどさ
 
後はそうね悪役令嬢と言えば ( 婚約破棄 )これが危険ですわね

「アンジェリーナ、君との婚約を破棄する。私は真実の愛に目覚めたのだ!!」って言われちゃうのかしら?
 そして某令嬢を虐めた冤罪で お家断絶、国外追放・・・・

まあ、うちを断罪しようとしたら国が傾くのでそこまでは無いと思いますが 油断は禁物ですわ
だって、という言葉を覚えていますわ
物語ストーリーが正しく進行してしまえばお仕舞いですわ
何のゲームかは未だに分かりませんが きっとそうなのです。前世の記憶ではそうでしたわ

思い切りモブと結ばれた方が身のためかしら? いえいえ、婚約はやはり鬼門だわ 
誰とも、婚約なんてしないで学園卒業した方が余程、明るい未来だわね。

アンジェリーナの悪役令嬢物語は中々、根深いらしい

一人、部屋で悶々としていると執事のグレアムが来客を告げに来る

「お嬢様に お客様です モントローズご子息様です」

約束なぞしてはいない ( 断ろうかな~)
なんて思っているうちにアルフレット腹黒美少年
アンジェリーナの部屋に入ってきた。
(いくら親同士が親友で幼馴染とは言え私室に入って良い何て許可してないわよ!!)

この家のセキュリティーは一体どうなっているんだと一人ごちた。

「やあ、アンジェ。今日も麗しいね。会えて嬉しいよ」と紅い薔薇の花束を差し出す


「御機嫌よう、アルお兄様 本日は如何なされたのですか?またサミュエル王子とご一緒ですか?
 とても素敵な薔薇の花を有難うございますわ」
一笑千金の微笑みにアルフレットも思わず見とれた

(何時も何時も いきなり来るな! 私にだって色々と都合ってもんがありますのよ!)

アルの事は嫌いでは無い。腹黒なところはあるが基本的に優しいし頭脳は天才的だし美少年だし
攻略者候補としては二番目に恐ろしいが (一番は第二王子 これは譲れない)

「いいや、王子サミュエルは関係無い 最近、君の噂で王都は持ち切りだよ
 小さなレディー 。その美しさと聡明さがね」
何の噂なのかしら? たいしたことしてないよ。

慈善活動に力を入れて自分の領地の孤児院だけではなく貴族全般を巻き込んで大規模なチャリティーを
提案して私が動いていますわ。

飛行機や車を発明してとかは出来ませんが
出来る事からコツコツと・・・千里の道も一歩から
なのですよ。 国の益々の発展の為です。

保身は御座いませんわ。・・・いや、少し・・
一寸だけ・・・かなぁ。

「そう、アレだよ。一大プロジェクトの発案者
 君なんだってね?  その後も色々動いているんだろ
 細かい懸案も素早く動いて大人顔負けだってさ」

アルは楽しそうに笑う  何か悪い予感がする

アンジェリーナは身体を強張らせた。

「大人になったらもっとその魅力や価値が高まるのは目に見えている。だから、そう 僕達婚約しない?」

美しい顔で悪魔が囁いた  最早、少年の顔じゃなかった。

婚約話キターー   (。>д<)
      

物語補正 反対ーー。









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