未来の悪役令嬢

えりんこ

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第2章 怒涛の学園生活の始まりですわ

その一歩を待て ですわ

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アンジェリーナです 私は 瀕死でしたわ

殆ど意識の無い状態で馬車に乗せられ屋敷に送り届けられましたの。皆物凄く吃驚していた
ああ、御免なさい この辺の記憶がなんですの

アルフレッドは私が入学式で酷く緊張状態だった事、自治会役員にいきなり選んでしまった事をお詫びしながら
お母様を始めとする家人に説明していた。いつものの顔しながら。

動けなくした張本人がどの面下げてまったく もう!ですわ。
皆、騙されている・・・・黒いお腹が益々もってブラック・ホールになっております事よーー

「心配だから明日も迎えに来るからね 愛しのアンジェ」
だ・か・ら そう言うのは止めて下さい
お母様もすっかり丸め込まれておりますわ ここにお父様がいたら・・・うん、怖い妄想はやめておきますわ。

アルフレッド様がお帰りになったのを境に疲れ切った私は私室に戻り
(ジルが大騒ぎして部屋まで着いて来た来た) 
湯浴みもお願いして自分で入る事にした。

すっかり気を失ってしまっていたけど気がついた時にはすっかり奇麗になっていた 乱れていた制服も奇麗に整えてあり事も有ろうことか しっ、下着まで奇麗になっていたのは何故かしら・・・
 どうやらアルフレッドが後始末とその他諸々してくれたらしい。
(本気で死にたくなりますわね・・・)

どこか 遠くに行きたい・・・どこでもいい 此処にはいたくないでも逃げたらトコトン アルフレッドが追ってきそうでそれも怖いので保留にしたいと思います。

部屋に備え付けられている自分専用のお風呂に浸かる
(ふー 生き返りますわ)
しかし入学してわずか1日の出来事とは思えない位日だった
怒涛の入学式を終え 良く判らないもどき 生徒自治会の強制勧誘
それに一番解らないのはアルフレッドの蛮行だ。いきなり酷すぎますわ

生徒自治会室あんな所であんな破廉恥な真似するなんて・・・それにやけに手馴れていた
(絶対 童貞初めてじゃございませんよね?)所詮、プレイボーイとやらでございますでしょうか?
彼は去年社交界にデビューしている。あの美貌でしたら女性なんか入れ食いですわね
黙っていても女が寄ってくるだろう 表の顔は誰にでも満遍なく優しい

他の女に触れた手で触ってなんか欲しくない・・・・この気持ちは何なんだろう?
残念な事にアンジェリーナはその気持ちを深く追求しようとはしなかった。(気のせいですわね)
服の上からは見えないところにつけられた赤い所有の証に気がいってしまった。

「何なのよ、これ如何するのよ??酷すぎますわ~ 許すまじアルフレッド!! 」
バスルームにアンジェリーなの絶叫が響く
ジルや執事のグレアムが部屋の外から心配していたが 肝心の 主はお風呂場から出ようとはしなかった。

****************

良く眠れず朝を迎えてしまった・・・・・
あのエロ腹黒めーーーー如何してくれようかしら? 婚約者とは言っても私達の間にはLOVEなんて無いはずだ
私にたいするのは打算と良くて妹みたいなものだから。幼馴染の親愛もあるかしらね?どちらにしても家族みたいな物でしかないでしょうに昨日のあの・・口に出すのも恥ずかしい行為は一体全体何だったのだろうか?

ああ、それとも彼も思春期だからであろうか?そうねえ若い時って暴走しちゃうんだよね~
若さ故の過ち・・・これは一寸違うか? 身近にいるからつい 手を出しちゃいました・・・う~ん 何かピンとこないな。 あの、アルフレッドはそんなタイプじゃないですわよね?


やれやれ 好きな女の子じゃなくてもちゃうもんね・・・・。若さ故の暴走・・・

そこまで考えてまた頭にきた
誰と発散しても宜しいでしょうけどそれを私にぶつけるのは間違っていますわ。
いや、あちらこちらで手を出しているのは流石に不味いですけど。自分の考えている事が支離滅裂になり
頭が痛くなってきた。まだ入学したばかりなのに学校行くの憂鬱ですわ。


うだうだしていると何時の間にやら時間になっており何時も通りジルが朝の支度にやって来た
制服に着替えて髪を梳かしてもらう いつもと同じ朝だった
しかしジルは何かを感じていた 
(お嬢様何時もと違いますわ。環境がお変わりになった所為なのでしょうか?)
聡い侍女は口には出さなかったが アンジェリーナが5歳の頃からお世話をしてきたのだ。

侍女とは言え彼女もれっきとした子爵家の娘であり行儀見習いを兼ねてこの屋敷に勤めたがお嬢様が思いの外賢くお優しく可愛らしすぎて離れられずにこの歳までお仕えしてしまっている。嫁になど行きたくない

お嬢様がアルフレッド様に輿入れする時は一緒に着いて行こうと決めていた。
(お嬢様とは本当にお似合いで結婚する日が今から楽しみですわ)

そんな大事なアンジェリーナがそのアルフレッドのやらかした事で悶々としているとは夢にも思わない

朝食は食欲があまり無かったので食べなかった オレンジを絞ってもらったジュースは飲みましたわ
とても美味しいですわ。フレッシュなオレンジジュース贅沢ですわ~~

アンジェが一人幸せに浸っている時 エトワール家の馬車が到着したとグレアムが伝えに来た
悪魔が迎えに来た 天使を連れて 昨日の今日でどんな顔して会えば良いのか判らないですわ
何であの方は平気なんでしょうか 本当に判らない方ですわ。

後、一歩 歩けばアルフレッドがいる と思うと足が重くなるのだった



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