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第3章 嵐の中で令嬢たちは優雅に微笑む
誰も僕達を責める事は出来ない
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アルフレッドが親父共に絡まれている最中 アンジェリーナは三魔女に弄ばれていた
「うふふ・・・若い子の肌ってすべすべで良いわね~」アンジェリーナの手を取りながら王妃様は言う
「とても奇麗だわ 女って愛されていると表情に出るのよね~この顔させたのが我が息子ってなると複雑ですわね」 未来の姑が髪を撫でながら囁く。 国のトップの美しい貴婦人様方 ご乱心?
「アンジー、我が娘ながらとても素敵よ」お母様が妖艶に笑う 我が親ながら怖い
アンジェリーナはあの後 侍女達の怒涛のエステ攻撃を受けぐったりしていた。
(お母様の侍女軍団も怖かった 何故か私の侍女のジルも嬉々としてやっていたのはある意味悪夢だった)
あれよあれよと言う間に王宮に連れて行かれ 王妃様達に囲まれ現在に至る・・・ですわ
「でも アルフレッドは我慢が足りませんでしたわね もう少し時間が掛かると思っていたのに」
(はい?)
「そうね~若いから・・ねえ。何から何まで旦那様ソックリで無理させたのかと思うと・・・ああ~レティシアごめんなさいね 貴女の大事な一人娘にきっと無理させてるはずよ あの人の息子ですもの」
(うん? 何ですの この会話?)
一応、主役?のアンジェリーナを置いてきぼりで魔女達の会話は続く
「大丈夫よ そんなやわな娘に育てていないわ~。しかしベルナール様も大概だけどモントローズ家の殿方は相変わらずね~」
(はへっ!!) 心の中でへんな声が出てしまう 表情に出さない事に精一杯だった。
「昨日の今日で無理しているでしょう アンジェリーナ?ごめんなさいね アルフレッドがアンジーを朝まで離さなかったと聞かされて倒れそうでしたわ でももう私の娘なのね 嬉しいわ」
宰相夫人に抱きしめられてクラクラする 色んな事がバレテーラ。
なにこれ 私に羞恥で死ねとおっしゃるの?
「アンジー?モントローズ邸でお薬は頂きましたか?」
「えっ、お薬?あのアンプルですか?お母様愛用の品と同じの」
体力回復のお薬ですわね 確か・・・
「飲んだなら宜しいのです。多分そなたも あのお薬が手放せなくなる事と思います 事後は必ず服用するように」 え、え、えーーー両家公認でその関係を認めるんですが・・・変に怒られたりしなかったのは助かったけど
する事 前提なの? 親に知られて 肯定されて この先が凄く不安だ。
「可愛いアンジー。あのお薬は私の祖国フェイレス公国に昔から伝わる秘薬をこの国で改良したものじゃ。
安心して服用するが良い。そなたの母親達も愛用しておる。」優しい声で王妃様が囁く
安心って・・・これ以上親達の性生活意識させないで欲しいですわ。勘弁してください
誰か助けてくださらないかしら?でも 国王様でもこのお茶会は止められないだろう・・・
この御三方が相手では多分 何方も勝てないだろうな。と考える事を途中で放棄した頭の中でボンヤリ思う
アルフレッド 如何しているだろう? 朝までは彼の腕に包まれて確かに幸せだったわ
(アル、アル 会いたいよ~) 珍しく乙女なアンジェリーナだった
「ねえ、エスメラルダ 下のベアトリーチェ王女の婚約も整ったけどシャルリーヌ王女は如何なのかしら?」
「それがね お見合い話はあるのだけれど どの方を進めても嫌がるのよね おまけに騎士姫になりたいだなんて言ってまだ鍛錬所に通いつめておるのじゃ もうどうしたらいいのか・・・」
シャルリーヌ様は双子の上の姫様 勝気な性格で小さい頃から剣術を習っていらして良く、第一王子のエティエンヌ様やアルレッド様と一緒に剣術を習っていらしてマリーと一緒にお菓子の差し入れもしましたわ
暫くお会いしておりませんわ
「今、シャル殿下は如何していらっしゃるのでしょうか?」
ベアトリーチェ様には先日、お会いしたんですわ 降嫁がお決まり遊ばしてお忙しそうだったので挨拶程度だったのですが。 「シャルは今 不死鳥騎士団 近衛師団に入隊を決めたところじゃ」
王妃様は沈痛な面持ちで話し出した。 王女殿下が騎士団ですって? 何と言うこと・・・・
リアル 男装の麗人 まるでオス○ル様みたいですわーーー格好良い 素敵ですわ
学園の先輩のユーリア様も本当は騎士になりたかったと仰っていましたわ
ある一定の貴族の女子に人気があるんですわね。 素晴らしいって でも 王女殿下が騎士団・・・他の団員の方々は扱いに苦労しそうですわね
ある意味 騎士団長より身分が高い方だから。 難しいですわね
「ふうん。シャル様やはり其方の道をお選びになったのですか・・・」あら、お母様ご存知でしたの?
「私も何となく 聞いてはおりましたが」あら、宰相夫人も?
「まあ、なるようにしかならぬな。何処かの王族に嫁がせるのはこれで無理じゃな。もう近衛師団で手頃な貴族の子息でも探すしか無さそうね」 そんな在庫処分みたいな言い方しなくても・・・・。
「アンジー、王族は15までには婚約が整うものよ 両王女殿下がご婚約が遅くなった、しなかったのは本人達の意志もあるけど 陛下のせいですからね。」
陛下のせい? どうして?
「あのね アンジー陛下は只、単に子供を手放したくはなかったのじゃ。女子なら尚更可愛くてな
それがこの様じゃ 王女が騎士等」あっ、王妃様お怒りのお顔だわ 小刻みに扇が揺れてる
「まあまあ アンジーが怯えるわ エスメラルダ落ち着いて」お母様が良いタイミングでお茶を勧める
どれ位時間が経っただろうか 王妃様付きの女官が何時の間にか入ってきて来客があるのを告げる
暫くして扉が開かれると 私の王子様が入ってきた
「アル、アルフレッド 会いたかったわ」
「アンジェ僕の可愛いお姫様大丈夫だったかい?」
二人は久しぶりの逢瀬のように抱き合った 人目も憚らずに 馬鹿っプルみたいに
国王夫妻、宰相夫妻、公爵夫妻の事は目に入らなかった
「アンジー 何抱き合っているんだ パパは許さないぞ~~」
狼狽しながらベルナールが騒ぐ
「あら、陛下の御前で申し訳ございません お目汚しを致しましたわ」父の事は無視しよう
「良い、気にするな。まだ小さいと思っていたアンジーがね~大人になったわけだ」
(うわー出た 悪気の無いセクハラ親父。なまじ見目が良いと余計に残念振りが目に付きますわね)
ここにいる全員が昨日の出来事を知っていると思うと穴があったら掘って埋まりたいアンジーだった。
(何故アルフレッドは平気ですの?恥ずかしくないの?)
彼は何時もと変わらず 爽やかで格好の良い貴公子のままだった。どうして落ち着いていますの?
自分の最愛で有る筈の人の気持ちが今一つ分らないアンジーだった
「うふふ・・・若い子の肌ってすべすべで良いわね~」アンジェリーナの手を取りながら王妃様は言う
「とても奇麗だわ 女って愛されていると表情に出るのよね~この顔させたのが我が息子ってなると複雑ですわね」 未来の姑が髪を撫でながら囁く。 国のトップの美しい貴婦人様方 ご乱心?
「アンジー、我が娘ながらとても素敵よ」お母様が妖艶に笑う 我が親ながら怖い
アンジェリーナはあの後 侍女達の怒涛のエステ攻撃を受けぐったりしていた。
(お母様の侍女軍団も怖かった 何故か私の侍女のジルも嬉々としてやっていたのはある意味悪夢だった)
あれよあれよと言う間に王宮に連れて行かれ 王妃様達に囲まれ現在に至る・・・ですわ
「でも アルフレッドは我慢が足りませんでしたわね もう少し時間が掛かると思っていたのに」
(はい?)
「そうね~若いから・・ねえ。何から何まで旦那様ソックリで無理させたのかと思うと・・・ああ~レティシアごめんなさいね 貴女の大事な一人娘にきっと無理させてるはずよ あの人の息子ですもの」
(うん? 何ですの この会話?)
一応、主役?のアンジェリーナを置いてきぼりで魔女達の会話は続く
「大丈夫よ そんなやわな娘に育てていないわ~。しかしベルナール様も大概だけどモントローズ家の殿方は相変わらずね~」
(はへっ!!) 心の中でへんな声が出てしまう 表情に出さない事に精一杯だった。
「昨日の今日で無理しているでしょう アンジェリーナ?ごめんなさいね アルフレッドがアンジーを朝まで離さなかったと聞かされて倒れそうでしたわ でももう私の娘なのね 嬉しいわ」
宰相夫人に抱きしめられてクラクラする 色んな事がバレテーラ。
なにこれ 私に羞恥で死ねとおっしゃるの?
「アンジー?モントローズ邸でお薬は頂きましたか?」
「えっ、お薬?あのアンプルですか?お母様愛用の品と同じの」
体力回復のお薬ですわね 確か・・・
「飲んだなら宜しいのです。多分そなたも あのお薬が手放せなくなる事と思います 事後は必ず服用するように」 え、え、えーーー両家公認でその関係を認めるんですが・・・変に怒られたりしなかったのは助かったけど
する事 前提なの? 親に知られて 肯定されて この先が凄く不安だ。
「可愛いアンジー。あのお薬は私の祖国フェイレス公国に昔から伝わる秘薬をこの国で改良したものじゃ。
安心して服用するが良い。そなたの母親達も愛用しておる。」優しい声で王妃様が囁く
安心って・・・これ以上親達の性生活意識させないで欲しいですわ。勘弁してください
誰か助けてくださらないかしら?でも 国王様でもこのお茶会は止められないだろう・・・
この御三方が相手では多分 何方も勝てないだろうな。と考える事を途中で放棄した頭の中でボンヤリ思う
アルフレッド 如何しているだろう? 朝までは彼の腕に包まれて確かに幸せだったわ
(アル、アル 会いたいよ~) 珍しく乙女なアンジェリーナだった
「ねえ、エスメラルダ 下のベアトリーチェ王女の婚約も整ったけどシャルリーヌ王女は如何なのかしら?」
「それがね お見合い話はあるのだけれど どの方を進めても嫌がるのよね おまけに騎士姫になりたいだなんて言ってまだ鍛錬所に通いつめておるのじゃ もうどうしたらいいのか・・・」
シャルリーヌ様は双子の上の姫様 勝気な性格で小さい頃から剣術を習っていらして良く、第一王子のエティエンヌ様やアルレッド様と一緒に剣術を習っていらしてマリーと一緒にお菓子の差し入れもしましたわ
暫くお会いしておりませんわ
「今、シャル殿下は如何していらっしゃるのでしょうか?」
ベアトリーチェ様には先日、お会いしたんですわ 降嫁がお決まり遊ばしてお忙しそうだったので挨拶程度だったのですが。 「シャルは今 不死鳥騎士団 近衛師団に入隊を決めたところじゃ」
王妃様は沈痛な面持ちで話し出した。 王女殿下が騎士団ですって? 何と言うこと・・・・
リアル 男装の麗人 まるでオス○ル様みたいですわーーー格好良い 素敵ですわ
学園の先輩のユーリア様も本当は騎士になりたかったと仰っていましたわ
ある一定の貴族の女子に人気があるんですわね。 素晴らしいって でも 王女殿下が騎士団・・・他の団員の方々は扱いに苦労しそうですわね
ある意味 騎士団長より身分が高い方だから。 難しいですわね
「ふうん。シャル様やはり其方の道をお選びになったのですか・・・」あら、お母様ご存知でしたの?
「私も何となく 聞いてはおりましたが」あら、宰相夫人も?
「まあ、なるようにしかならぬな。何処かの王族に嫁がせるのはこれで無理じゃな。もう近衛師団で手頃な貴族の子息でも探すしか無さそうね」 そんな在庫処分みたいな言い方しなくても・・・・。
「アンジー、王族は15までには婚約が整うものよ 両王女殿下がご婚約が遅くなった、しなかったのは本人達の意志もあるけど 陛下のせいですからね。」
陛下のせい? どうして?
「あのね アンジー陛下は只、単に子供を手放したくはなかったのじゃ。女子なら尚更可愛くてな
それがこの様じゃ 王女が騎士等」あっ、王妃様お怒りのお顔だわ 小刻みに扇が揺れてる
「まあまあ アンジーが怯えるわ エスメラルダ落ち着いて」お母様が良いタイミングでお茶を勧める
どれ位時間が経っただろうか 王妃様付きの女官が何時の間にか入ってきて来客があるのを告げる
暫くして扉が開かれると 私の王子様が入ってきた
「アル、アルフレッド 会いたかったわ」
「アンジェ僕の可愛いお姫様大丈夫だったかい?」
二人は久しぶりの逢瀬のように抱き合った 人目も憚らずに 馬鹿っプルみたいに
国王夫妻、宰相夫妻、公爵夫妻の事は目に入らなかった
「アンジー 何抱き合っているんだ パパは許さないぞ~~」
狼狽しながらベルナールが騒ぐ
「あら、陛下の御前で申し訳ございません お目汚しを致しましたわ」父の事は無視しよう
「良い、気にするな。まだ小さいと思っていたアンジーがね~大人になったわけだ」
(うわー出た 悪気の無いセクハラ親父。なまじ見目が良いと余計に残念振りが目に付きますわね)
ここにいる全員が昨日の出来事を知っていると思うと穴があったら掘って埋まりたいアンジーだった。
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