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第4章 子供以上大人未満で彷徨う私達
女の子にはセンチメンタルなんて感情は無い ①
久しぶりの穏やかな休日。アンジェリーナはマリエッタと二人で
楽しいお茶会を開いていた
幼い頃からの親友同士であり 近い未来には義理とは言え姉妹になる
二人寄りそう二人は絵のようだった。
どちらかと言えば一見して華やか(に見える)アンジェリーナの影に
隠れてしまいがちだがマリエッタもかなりの美少女だった。
小さくて儚げに見える少女はこの度の騒ぎに心折れそうになっていたが
其れも如何にか終わりが見えていた 本来ならこの場所に兄である
アルフレッドがいるはずなのだが
今朝早く 王宮に呼び出しを受け泣く泣く登城して行った。
宰相である父も一緒だから多分、一連の騒ぎの報告しに行ったのだろう。
(お兄様 あんなにアンジーと過ごせるの楽しみにしていらっしゃったのに)
「午後には絶対に戻ってくるからね。それまで絶対にアンジェの事
逃がさないでよ?お願いだからね!」
巷では《完全無欠の貴公子様》はどこに行ってしまったのでしょうね?
アンジーとの仲が相思相愛になったらしいお兄様は歳相当の
お顔を見せてくださりますわ此処だけの話ですが今の
お兄様の方が私は好きです。だって可愛らしいですわ。
「ねえ、アンジー聞きたいことがありますの 教えてくださる?」
前から気になっていたことをお兄様がいらっしゃらないうちに聞いてしまいますわ。
「なあに?改まって?」アンジーが優しく微笑む
同姓ながら ドキッとしてしまいますわね。
「お母様からモントローズ家に代々伝わる指輪を贈られたとお聞きしましたわ。
あの指輪は名実共に次の女主人と認められた方に贈られる品物。と言う事は
そのう・・・お兄様とアンジーは・・・」
純情で箱入り娘のマリーはその次の言葉が中々出てこなかった
マリーの言葉の意味を理解したアンジェリーナは見る見るうちに赤くなっていった
(人の顔って此処まで赤くなるんですわね~)
何時もの上品で崩れないアンジェリーナは見る影も無かった。明らかに動揺している
「マッ、マリー。それはその・・・黙っていて御免なさい」
アンジェリーナが頭を下げる
アンジェリーナが謝る必要は全く無いのだ。何で謝っているのだろう?
「私、貴女に隠し事をしてしまいましたわ。でも如何しても言い出せなくて・・・」
兄とのプライベートな話しだし言い出せなかった気持ちは良く解る
そんなに恐縮しなくてもと 思った。
「ああ、大事なアンジー。怒っているわけでは全く無いの。
何となく感じてもいたのよ?でもまさかあんなに礼節を重んじる兄が
社交界デビュー前にそうなってしまった事に吃驚しているのよ?ところでその・・・
アンジーの小父様や小母様達はご存知なの?」
あれだけ目に入れても痛くないほど可愛がっている一人娘の一大事に
エトワール公が黙っているとは思えなかったのだ。
アンジェリーナは凄く複雑な顔をして
「お父様やお母様には一瞬でばれてしまいましたわ。
勿論、陛下や王妃様にもですわ・・・
次の日王宮に強制連行されましたもの勿論、アルフレッド様も一緒でございますわ。
国を司る方々の良い玩具でしたわ。
まあ皆様、本当に祝福して頂けましたけれども・・・・。」
アンジェリーナはあの時の羞恥を多分、生涯忘れないだろう
少し顔色が悪い 赤かった顔が今度は青ざめていた
其れを聞いたマリエッタは心底アンジェリーナと兄に同情した
そして自分にも起こる気がして嫌な予感に包まれた。
「アンジー、もし私がそうなった場合は・・・もしかして?」
「そうですわね、確実に狸や狐に囲まれるでしょうね。忘れてはいけませんのがこの国の陰の実力者の3魔女ですわ。それは恐ろしいなんて者じゃございませんわ。私がこの身を挺しても貴女を護って見せますからね」
そう言ってアンジェリーナはマリエッタを強く抱きしめた
ふんわりととても良い香りがした
「ありがとう アンジー。とても心強いわ。
でも私どうなるのかまだ全然決まっていないのよ」
サミュエル殿下の事を言っているのだろう
筆頭婚約者候補になってから長い月日が流れた
アルフレッドとアンジェリーナの婚約から程なくしてそう決まったのだ。
(私は何時になったら本当の婚約者になれるのかしら?もしかしたら他の国のお姫様との話が進んでいるとか)
学園に入学してから少しは発展するかも・・と期待をしていたがあの得体の知れない男爵令嬢が引っかき混ぜて混沌としていた。
(私なんかじゃサミュエル様に釣り合わないのかしら?)
「私がアンジー程、美しく聡明であったらサミュエル様もっと早く、
決めてくれたのかしら?」
遠い眼をして寂しそうに微笑むマリーをもう一度アンジェリーナは強く抱きしめた。
「マリー程素敵なお姫様はいないわ。私が男性だったら絶対にマリーをお嫁さんに貰うわ。それこそサミュエル殿下と決闘してでもね」とアンジーはウインクをした。
「貴女の良い所、私が一杯知っているように殿下もご存知のはずよ?長い年月を皆で過ごしてきたじゃない?」
アンジェリーナの体温は暖かかった この温もりをお兄様は独り占めしているなんてずるいですわ
「ねえ、アンジー 私だって男性であったなら多分、お兄様と喧嘩になって
取り合いになっていましたわね? アンジーをお兄様に何て譲ってあげないもの。大好き アンジー。」
「私もマリーの事、大好きですわ」
二人はお互いを抱きしめながら笑いあう
「お二人さん、妬けてしまうね?」
何時の間にか王城から帰宅していたアルフレッドが其処にいた。
「あら、アルフレッド様 朝早くからの執務ご苦労様ですわ」悪びれもせずアンジェリーナが微笑む
「酷いよ マリー。私が王宮で説明に追われている時に
アンジェを堪能しているなんて お前だけズルイ」
子供みたいにアルフレッドが拗ねる。マリーも笑いながら
「だって アンジーはまだ私の ですわ。
お兄様には差し上げません事よ 私の大好きな親友よ」
他の人間がそんな発言をしたら殺しかねないアルフレッドだったが
マリエッタは可愛い妹と言う事もあり
笑って許している。自分の最愛の恋人と妹が仲が良いのは嬉しいらしい
「それはそうとね、今日王宮に行って来たのは先日の学園での出来事と言うか後始末についてとそれからマリー、君の婚約についてだ」
それはサミュエルとの婚約を如何するかと言う事だろう
「陛下や王妃様はマリエッタで内定しているんだ
後はサミュエルの煮え切らない態度を如何にかしなければならない」
サミュエル殿下の煮え切らない態度・・・
私と正式な婚約に難色をしめしていらっしゃるのはどうしてでしょうか?
暗い気持ちがマリーを包んだ
「誤解しないで サミュエルはマリーの事嫌がっているわけじゃない」
「それなら如何してでしょう?」アンジェリーナも不思議そうに呟く
「直接、聞いてみたら?」
「「??」」
「今日はサミュエル午後から何も予定が無いと聞いているよ?
マリーだったらいきなり訪問しても大丈夫な様に了承を得ているから行ってごらん」
優しい兄の顔で微笑んだ
「アル様、了承を取っていらっしゃるってどなたから?」
恐る恐るアンジェリーナが聞く
「ん?それは勿論、陛下や王妃様からだけど」
そうだったこの人は宰相様譲りの手際の良さがある
「でも・・やっぱり行き成りじゃご迷惑をお掛けしてしまうわ」
マリーが躊躇する
「宜しいんじゃございませんこと?」
何時もなら礼儀に煩いアンジェリーナがアルフレッドの意見に賛成した
「陛下達の許可は頂いているみたいですし たまにはサミュエル様とゆっくりお話なさった方が宜しいと思いますわ。それにマリー 大事なお話はやっぱり二人でした方が良いと思いますわ」
「そうと決まればドレスを選びに行きましょう?アルフレッド様は如何なさいます?」
「私も一緒に選ぼう」
「其れが宜しいですわ」 此処までマリーが口を挟む余地は無かった
自分の衣裳部屋に連れて行かれて自分付きの侍女2人を含めて四人で
あーでもない、こーでもないと話している
未だにマリエッタは口を挟めない 兄と親友(未来の姉)が口を挟む余地を与えないのだ
「マリーは可愛らしいからやっぱりピンク系は外せないかしらね?」
「いや、この黄緑のドレスもマリーの清楚さを引き立てる」
「マリエッタお嬢様でしたら先日、お作りになられました
マゼンダ・ブルーのドレスも良くお似合いだと思いますわ」
「でしたらこのベージュも宜しいかと」
中々決まらず漸く決まった時には疲労困憊だった。
アンジェリーナの『マリーはやっぱりピンクですの!!』
に誰も逆らえずピンク色の妖精を意識したようなドレスに決まった。
「可愛いー可愛いー マリーはやっぱり素敵よ!!自信を持ってね」
アンジェリーナとアルフレッドに勇気付けられマリエッタは馬車に乗り込んだ
「マリー 大丈夫かしら?やっぱり私もご一緒した方が良かったかしら?」
「マリーは大丈夫だよ ああ見えて案外神経が太いところがあるからね」
とアンジェリーナを抱きしめながら言った
(そうですわね アルフレッドの妹ですもの マリーは意外と度胸もあるんですわね 頑張って!マリー)
楽しいお茶会を開いていた
幼い頃からの親友同士であり 近い未来には義理とは言え姉妹になる
二人寄りそう二人は絵のようだった。
どちらかと言えば一見して華やか(に見える)アンジェリーナの影に
隠れてしまいがちだがマリエッタもかなりの美少女だった。
小さくて儚げに見える少女はこの度の騒ぎに心折れそうになっていたが
其れも如何にか終わりが見えていた 本来ならこの場所に兄である
アルフレッドがいるはずなのだが
今朝早く 王宮に呼び出しを受け泣く泣く登城して行った。
宰相である父も一緒だから多分、一連の騒ぎの報告しに行ったのだろう。
(お兄様 あんなにアンジーと過ごせるの楽しみにしていらっしゃったのに)
「午後には絶対に戻ってくるからね。それまで絶対にアンジェの事
逃がさないでよ?お願いだからね!」
巷では《完全無欠の貴公子様》はどこに行ってしまったのでしょうね?
アンジーとの仲が相思相愛になったらしいお兄様は歳相当の
お顔を見せてくださりますわ此処だけの話ですが今の
お兄様の方が私は好きです。だって可愛らしいですわ。
「ねえ、アンジー聞きたいことがありますの 教えてくださる?」
前から気になっていたことをお兄様がいらっしゃらないうちに聞いてしまいますわ。
「なあに?改まって?」アンジーが優しく微笑む
同姓ながら ドキッとしてしまいますわね。
「お母様からモントローズ家に代々伝わる指輪を贈られたとお聞きしましたわ。
あの指輪は名実共に次の女主人と認められた方に贈られる品物。と言う事は
そのう・・・お兄様とアンジーは・・・」
純情で箱入り娘のマリーはその次の言葉が中々出てこなかった
マリーの言葉の意味を理解したアンジェリーナは見る見るうちに赤くなっていった
(人の顔って此処まで赤くなるんですわね~)
何時もの上品で崩れないアンジェリーナは見る影も無かった。明らかに動揺している
「マッ、マリー。それはその・・・黙っていて御免なさい」
アンジェリーナが頭を下げる
アンジェリーナが謝る必要は全く無いのだ。何で謝っているのだろう?
「私、貴女に隠し事をしてしまいましたわ。でも如何しても言い出せなくて・・・」
兄とのプライベートな話しだし言い出せなかった気持ちは良く解る
そんなに恐縮しなくてもと 思った。
「ああ、大事なアンジー。怒っているわけでは全く無いの。
何となく感じてもいたのよ?でもまさかあんなに礼節を重んじる兄が
社交界デビュー前にそうなってしまった事に吃驚しているのよ?ところでその・・・
アンジーの小父様や小母様達はご存知なの?」
あれだけ目に入れても痛くないほど可愛がっている一人娘の一大事に
エトワール公が黙っているとは思えなかったのだ。
アンジェリーナは凄く複雑な顔をして
「お父様やお母様には一瞬でばれてしまいましたわ。
勿論、陛下や王妃様にもですわ・・・
次の日王宮に強制連行されましたもの勿論、アルフレッド様も一緒でございますわ。
国を司る方々の良い玩具でしたわ。
まあ皆様、本当に祝福して頂けましたけれども・・・・。」
アンジェリーナはあの時の羞恥を多分、生涯忘れないだろう
少し顔色が悪い 赤かった顔が今度は青ざめていた
其れを聞いたマリエッタは心底アンジェリーナと兄に同情した
そして自分にも起こる気がして嫌な予感に包まれた。
「アンジー、もし私がそうなった場合は・・・もしかして?」
「そうですわね、確実に狸や狐に囲まれるでしょうね。忘れてはいけませんのがこの国の陰の実力者の3魔女ですわ。それは恐ろしいなんて者じゃございませんわ。私がこの身を挺しても貴女を護って見せますからね」
そう言ってアンジェリーナはマリエッタを強く抱きしめた
ふんわりととても良い香りがした
「ありがとう アンジー。とても心強いわ。
でも私どうなるのかまだ全然決まっていないのよ」
サミュエル殿下の事を言っているのだろう
筆頭婚約者候補になってから長い月日が流れた
アルフレッドとアンジェリーナの婚約から程なくしてそう決まったのだ。
(私は何時になったら本当の婚約者になれるのかしら?もしかしたら他の国のお姫様との話が進んでいるとか)
学園に入学してから少しは発展するかも・・と期待をしていたがあの得体の知れない男爵令嬢が引っかき混ぜて混沌としていた。
(私なんかじゃサミュエル様に釣り合わないのかしら?)
「私がアンジー程、美しく聡明であったらサミュエル様もっと早く、
決めてくれたのかしら?」
遠い眼をして寂しそうに微笑むマリーをもう一度アンジェリーナは強く抱きしめた。
「マリー程素敵なお姫様はいないわ。私が男性だったら絶対にマリーをお嫁さんに貰うわ。それこそサミュエル殿下と決闘してでもね」とアンジーはウインクをした。
「貴女の良い所、私が一杯知っているように殿下もご存知のはずよ?長い年月を皆で過ごしてきたじゃない?」
アンジェリーナの体温は暖かかった この温もりをお兄様は独り占めしているなんてずるいですわ
「ねえ、アンジー 私だって男性であったなら多分、お兄様と喧嘩になって
取り合いになっていましたわね? アンジーをお兄様に何て譲ってあげないもの。大好き アンジー。」
「私もマリーの事、大好きですわ」
二人はお互いを抱きしめながら笑いあう
「お二人さん、妬けてしまうね?」
何時の間にか王城から帰宅していたアルフレッドが其処にいた。
「あら、アルフレッド様 朝早くからの執務ご苦労様ですわ」悪びれもせずアンジェリーナが微笑む
「酷いよ マリー。私が王宮で説明に追われている時に
アンジェを堪能しているなんて お前だけズルイ」
子供みたいにアルフレッドが拗ねる。マリーも笑いながら
「だって アンジーはまだ私の ですわ。
お兄様には差し上げません事よ 私の大好きな親友よ」
他の人間がそんな発言をしたら殺しかねないアルフレッドだったが
マリエッタは可愛い妹と言う事もあり
笑って許している。自分の最愛の恋人と妹が仲が良いのは嬉しいらしい
「それはそうとね、今日王宮に行って来たのは先日の学園での出来事と言うか後始末についてとそれからマリー、君の婚約についてだ」
それはサミュエルとの婚約を如何するかと言う事だろう
「陛下や王妃様はマリエッタで内定しているんだ
後はサミュエルの煮え切らない態度を如何にかしなければならない」
サミュエル殿下の煮え切らない態度・・・
私と正式な婚約に難色をしめしていらっしゃるのはどうしてでしょうか?
暗い気持ちがマリーを包んだ
「誤解しないで サミュエルはマリーの事嫌がっているわけじゃない」
「それなら如何してでしょう?」アンジェリーナも不思議そうに呟く
「直接、聞いてみたら?」
「「??」」
「今日はサミュエル午後から何も予定が無いと聞いているよ?
マリーだったらいきなり訪問しても大丈夫な様に了承を得ているから行ってごらん」
優しい兄の顔で微笑んだ
「アル様、了承を取っていらっしゃるってどなたから?」
恐る恐るアンジェリーナが聞く
「ん?それは勿論、陛下や王妃様からだけど」
そうだったこの人は宰相様譲りの手際の良さがある
「でも・・やっぱり行き成りじゃご迷惑をお掛けしてしまうわ」
マリーが躊躇する
「宜しいんじゃございませんこと?」
何時もなら礼儀に煩いアンジェリーナがアルフレッドの意見に賛成した
「陛下達の許可は頂いているみたいですし たまにはサミュエル様とゆっくりお話なさった方が宜しいと思いますわ。それにマリー 大事なお話はやっぱり二人でした方が良いと思いますわ」
「そうと決まればドレスを選びに行きましょう?アルフレッド様は如何なさいます?」
「私も一緒に選ぼう」
「其れが宜しいですわ」 此処までマリーが口を挟む余地は無かった
自分の衣裳部屋に連れて行かれて自分付きの侍女2人を含めて四人で
あーでもない、こーでもないと話している
未だにマリエッタは口を挟めない 兄と親友(未来の姉)が口を挟む余地を与えないのだ
「マリーは可愛らしいからやっぱりピンク系は外せないかしらね?」
「いや、この黄緑のドレスもマリーの清楚さを引き立てる」
「マリエッタお嬢様でしたら先日、お作りになられました
マゼンダ・ブルーのドレスも良くお似合いだと思いますわ」
「でしたらこのベージュも宜しいかと」
中々決まらず漸く決まった時には疲労困憊だった。
アンジェリーナの『マリーはやっぱりピンクですの!!』
に誰も逆らえずピンク色の妖精を意識したようなドレスに決まった。
「可愛いー可愛いー マリーはやっぱり素敵よ!!自信を持ってね」
アンジェリーナとアルフレッドに勇気付けられマリエッタは馬車に乗り込んだ
「マリー 大丈夫かしら?やっぱり私もご一緒した方が良かったかしら?」
「マリーは大丈夫だよ ああ見えて案外神経が太いところがあるからね」
とアンジェリーナを抱きしめながら言った
(そうですわね アルフレッドの妹ですもの マリーは意外と度胸もあるんですわね 頑張って!マリー)
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