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ありきたりな学園生活の予定でした
普通のモブに戻りたーい
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早いもので入学してから早。二ヶ月近く経った 何も変わらない筈だった・・だったのに何故私は何時ものメンバーでお昼ご飯たべているのでしょうか?何時ものメンバーって?
腹黒王子+脳筋+悪役令嬢(仮)+モブ ちょっと離れたところでモブ護衛二人という混沌とした
フルメンバーです。たまにヒロインも混ざりたそうにしておりますが断固拒否です、意地悪とかじゃあありません
私の、私の神経が持たないからです。だって如何考えてもこのメンバー可笑しいでしょ?
毎回毎回、お昼に誘われて疲労困憊していたので一度断りました
悲しそうなモルガーナ様と何故か?エラルド様 その後ろで笑いを噛み殺している王子
何だよ~何の陰謀だよ その日からアリーナは〔NO!は言えなくなった〕
これってもしかして恋愛ゲームじゃなくて冒険RPGだったとか?脳筋はそのまま戦士で良いとしてモルガーナは魔法の才能あるから魔法使いだよね 色っぽいコスチューム似合いそうだな (Hなビキニとか?)
王子は何だ?暗黒剣士とか?闇の暗黒魔法使いなんてまさにそのまんまじゃん。じゃあ私は?一番何もしっくり来ないな。何やっても足引っ張りそうだな~。戦力外 《踊り子》はダンス下手だし《吟遊詩人》音痴だし ある意味モンスター逃げても仲間も再起不能にしてしまうし 《聖女》あかん、一番遠いところにいる
何も無いな そうだ強いて言えば《遊び人》これ一強だね。 うん。アリーナは現実逃避していた
(アリーナ、顔が顔が・・・不気味ですわ)
(俺の婚約者は エドモンド様の前だというのに何考えてんだ?)
(やっぱり、この子面白いな~。)ある意味三人の視線はアリーナに釘付けだった
アリーナが頭の中で装備を整えて酒場から戻ってきたところで皆の視線に気がついた
(仕舞った!ご飯の最中だった!)
「どうかなさったのですか皆様。冷めちゃいますよ?」
(((どうかしたのはこっちの台詞だー)))
「何か考えていたみたいだが伺ってもいいかい?」《NO とは言わせない王子のスマイル》
「えー、いや、本当にくだらない妄想で・・・・」
「聞きたいな 是非に」
(うわーん、こうなったら絶対に開放する気なさそうだな話すまで・・・・)
エドモンド王子とは短い付き合いだがある程度彼の性格は解って来た 腹黒でマイペース
アリーナは(どうせ言っても理解不能だろうし)もしもこの四人でパーティー組んで冒険に出るとしたら
職業は何が相応しいか考えていたのかを話した。エラルドの、戦士は其のままじゃないかと言う突っ込みにも負けず「今のままで通用するなんて素晴らしいです。カッコいいです 惚れ惚れしちゃいます」
の台詞に黙るしかなかった。 「わ、私もパーティーの一員なの?」
「勿論ですともモルガーナ様がいなければそもそもこのパーティーは成立しませんよ。大事な方です。魔法でバッタバッタと敵をなぎ倒します」
アリーナの邪気の無さに毒気が抜かれていくモルガーナだった
「で・・・私は何なのかな」
「えーと、そうですねエドモンド様はえーと」 歯切れが悪い
王子の目が笑っていない笑顔が怖い 「暗黒剣士です」
「暗黒剣士?」
「そうです闇魔法に特化した暗黒剣を操る剣士です」
「なんか良く分からないが強そうだね」
「はい、厨2病も操れます」
「ふーん で?君は?」私は足手纏いだからゴニョゴニョ
「踊り子もすっころびそうだし 吟遊詩人じゃ見方にダメージ食らわせそうだし 聖女は一番ありえないし
消去法だと遊び人かな?と思って」実を言うと遊び人其の物が一番足引っ張るのだが・・・・
「ブッ、ハハハハハハハ」 王子が壊れたーーーーーー
「駄目だっ。一応冒険に行くんだよね?何が目的か分からなくなっているけど・・・」
「(ヤバイ 王子壊した?)はい、世界を救う為に天から使命を頂きまして魔王倒しに行きます」
「それで何で遊び人なの?くっくくくく」
「(まだ笑ってる)他のが出来ないからです」
「お前やっぱり普通じゃないぞ」エラルド様も笑いを必死で堪えてる モルガーナ様は・・・あっ、目を逸らして俯いて やっぱり笑ってる あれえ?モブ護衛Sも私と顔を合わせない 肩ずっと震えっぱなし
「皆、酷いです 話せと言うから話したのに」・・・・解せぬ
「いやー面白かったよ。じゃあ今度のオリエンテーションこのメンバーで回るとしよう魔王はいないけどね。」
えーモルガーナ様は全然大丈夫ですが王子様とエドモンド様も一緒なの?
益々アリーナちゃん 虐められるじゃないのよ!!
エドモンド様は頭をクシャリと弄ると「じゃあなアリーナ次の時間 数学のアイマーロの授業だろ?遅れると魔王にまた課題出されるぞ 頑張ってこいよ くくく」
あんたも笑い上戸かい!!
「アリーナ 貴女って本当に愉快な方ね」笑い堪えてモルガーナの瞳は涙が溜まっている
本当に解せぬ 何処で如何間違ったんだろう? 普通のモブに戻らして欲しい
腹黒王子+脳筋+悪役令嬢(仮)+モブ ちょっと離れたところでモブ護衛二人という混沌とした
フルメンバーです。たまにヒロインも混ざりたそうにしておりますが断固拒否です、意地悪とかじゃあありません
私の、私の神経が持たないからです。だって如何考えてもこのメンバー可笑しいでしょ?
毎回毎回、お昼に誘われて疲労困憊していたので一度断りました
悲しそうなモルガーナ様と何故か?エラルド様 その後ろで笑いを噛み殺している王子
何だよ~何の陰謀だよ その日からアリーナは〔NO!は言えなくなった〕
これってもしかして恋愛ゲームじゃなくて冒険RPGだったとか?脳筋はそのまま戦士で良いとしてモルガーナは魔法の才能あるから魔法使いだよね 色っぽいコスチューム似合いそうだな (Hなビキニとか?)
王子は何だ?暗黒剣士とか?闇の暗黒魔法使いなんてまさにそのまんまじゃん。じゃあ私は?一番何もしっくり来ないな。何やっても足引っ張りそうだな~。戦力外 《踊り子》はダンス下手だし《吟遊詩人》音痴だし ある意味モンスター逃げても仲間も再起不能にしてしまうし 《聖女》あかん、一番遠いところにいる
何も無いな そうだ強いて言えば《遊び人》これ一強だね。 うん。アリーナは現実逃避していた
(アリーナ、顔が顔が・・・不気味ですわ)
(俺の婚約者は エドモンド様の前だというのに何考えてんだ?)
(やっぱり、この子面白いな~。)ある意味三人の視線はアリーナに釘付けだった
アリーナが頭の中で装備を整えて酒場から戻ってきたところで皆の視線に気がついた
(仕舞った!ご飯の最中だった!)
「どうかなさったのですか皆様。冷めちゃいますよ?」
(((どうかしたのはこっちの台詞だー)))
「何か考えていたみたいだが伺ってもいいかい?」《NO とは言わせない王子のスマイル》
「えー、いや、本当にくだらない妄想で・・・・」
「聞きたいな 是非に」
(うわーん、こうなったら絶対に開放する気なさそうだな話すまで・・・・)
エドモンド王子とは短い付き合いだがある程度彼の性格は解って来た 腹黒でマイペース
アリーナは(どうせ言っても理解不能だろうし)もしもこの四人でパーティー組んで冒険に出るとしたら
職業は何が相応しいか考えていたのかを話した。エラルドの、戦士は其のままじゃないかと言う突っ込みにも負けず「今のままで通用するなんて素晴らしいです。カッコいいです 惚れ惚れしちゃいます」
の台詞に黙るしかなかった。 「わ、私もパーティーの一員なの?」
「勿論ですともモルガーナ様がいなければそもそもこのパーティーは成立しませんよ。大事な方です。魔法でバッタバッタと敵をなぎ倒します」
アリーナの邪気の無さに毒気が抜かれていくモルガーナだった
「で・・・私は何なのかな」
「えーと、そうですねエドモンド様はえーと」 歯切れが悪い
王子の目が笑っていない笑顔が怖い 「暗黒剣士です」
「暗黒剣士?」
「そうです闇魔法に特化した暗黒剣を操る剣士です」
「なんか良く分からないが強そうだね」
「はい、厨2病も操れます」
「ふーん で?君は?」私は足手纏いだからゴニョゴニョ
「踊り子もすっころびそうだし 吟遊詩人じゃ見方にダメージ食らわせそうだし 聖女は一番ありえないし
消去法だと遊び人かな?と思って」実を言うと遊び人其の物が一番足引っ張るのだが・・・・
「ブッ、ハハハハハハハ」 王子が壊れたーーーーーー
「駄目だっ。一応冒険に行くんだよね?何が目的か分からなくなっているけど・・・」
「(ヤバイ 王子壊した?)はい、世界を救う為に天から使命を頂きまして魔王倒しに行きます」
「それで何で遊び人なの?くっくくくく」
「(まだ笑ってる)他のが出来ないからです」
「お前やっぱり普通じゃないぞ」エラルド様も笑いを必死で堪えてる モルガーナ様は・・・あっ、目を逸らして俯いて やっぱり笑ってる あれえ?モブ護衛Sも私と顔を合わせない 肩ずっと震えっぱなし
「皆、酷いです 話せと言うから話したのに」・・・・解せぬ
「いやー面白かったよ。じゃあ今度のオリエンテーションこのメンバーで回るとしよう魔王はいないけどね。」
えーモルガーナ様は全然大丈夫ですが王子様とエドモンド様も一緒なの?
益々アリーナちゃん 虐められるじゃないのよ!!
エドモンド様は頭をクシャリと弄ると「じゃあなアリーナ次の時間 数学のアイマーロの授業だろ?遅れると魔王にまた課題出されるぞ 頑張ってこいよ くくく」
あんたも笑い上戸かい!!
「アリーナ 貴女って本当に愉快な方ね」笑い堪えてモルガーナの瞳は涙が溜まっている
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