20 / 30
ありきたりな学園生活の予定でした
類(モブ)は友を呼ぶ
しおりを挟む
見てる エラルド様がこっちを見てる。昨日の本(野獣の騎士団長~長いので割愛)見られたのか?
あの目は多分 見られたな~。軽蔑されてるのだろうか?あれじゃあな~(野獣の 以下略)
あんたなんか追加ディスク版だと野獣その物じゃないか!と一人心の中で毒吐いた
追加ディスク版の事を思い出して一人赤くなったり青くなったりしていた。
朝までアンアンコース 抱き潰される 恐怖しかない
私なんて妄想と煩悩しかしてないもん。 【エラルドも朝まで妄想と煩悩の住人だった事をアリーナはまだ知らない】
ある意味お似合いのカップルだったりする。
「アリーナさっきのはやっぱり?」モルガーナが少し高揚した顔で囁く
「ええ、モルガーナ 十中、八九 間違いないわ どうしましょ?」
「まさか、こんな身近に?なんて事」女子の間で不穏な会話が続いている
堪らずにエドモンド王子が二人に聞いた
「一体、さっきから如何したと言うんだ?モルガーナ?アリーナ?私達に言えないのか?」
王子様が静かに怖い・・・・でもアリーナ達は個人情報があるので口が裂けても言えなかった
(この時代に個人情報が守られるとは思えないけど・・・言えない・・・さっきの事は言えないよ!!!)
「エドモンド様ご無礼を失礼します。どうしても今は言えないのです。私達を信じてくださいまし」
モルガーナは潤んだ眼つきで王子を見た 手を取り強く握ったエドモンドに会心の一撃 クリティカルヒット!
王子はやられてしまった。100ポイントの経験値を獲得 モルガーナはレベルが3上がった!
モルガーナは潤んだ流し目を覚えた・・・・
ってとこかな? 私・・?うん、倒せないな 如何しようか?
モルガーナの様な美貌もボン!キュ!ボン!も無い 憂い顔も似合わない こうなりゃ自棄だ
「エラルド様・・・・(ニッコリ)」言いながら顔をツン と突いた
アリーナの攻撃 しかしエラルドは固まってしまった
エラルドにニッコリは効かなかった? エラルドは顔を背けた
しかし赤くなっているが アリーナには見えない
誘惑・・・駄目だ、端から習得してないし もともと私じゃ習得できん
本当はエラルドに攻撃は効いていた 隠れ経験値30を密かに手に入れた モブのレベルは5上がった
しかし隠れ経験値なだけに アリーナは気がつかない(エラルド限定の隠れ経験値だった)
モブの王子守り隊はこのシュールな光景を目の前で見させられていた
((なんだこれ?))不思議な光景過ぎた 婚約者同士の謎のじゃれあいに眩暈がした
何時も何考えているのか解らないアリーナ嬢は納得できるが
(何考えているのか解らないじゃなくて 多分何も考えていない)
淑女の鏡と言われているモルガーナ嬢まで王子といちゃついているのはある意味
悪夢の光景だった。オマケに豪胆な騎士候補NO1のエラルドが顔を赤らめて動揺している 王子に至っては何時もの俺様はなりを潜め 随分と腑抜けた顔になっている
両者共に珍しい物を見てしまった。 これを口に出せば自分達は消されるかも知れない
し・か・し 自分達の存在意義は?何かいない者として扱われてないか? 俺達は背景なのか?
そんな心の叫びが木霊する。 モブ護衛その① フェルモ・アルバーニはのちにそう語った
モブ護衛その② ルキーノ・コロンネッティは単純に羨ましかった
何故なら彼にも婚約者はいるのだが だが
彼の婚約者は僅か7歳だった。親戚の子みたいで可愛いが流石にスキンシップは出来ない
と言うかしてしまったら犯罪である。 王子の護衛で もしかしたら側近候補になれるかもしれない
そんな未来を手放し出来るほど馬鹿じゃない でも彼だって健全な青少年である
目の前で繰り広げられる光景を見て只、只、羨ましくてしょうがなかった。
(後、10年か~辛いな色々と・・・)
相変わらずの近づけない 近づきたくないテーブルである その光景を一人の男子生徒が見ていた
(あー、さっきは拙かったな。学園に持ってきちゃった自分が悪いけど ベルトロット嬢にばれた。 ・・・さっきの態度からするとその リッカルディ嬢も知っている気がする
これが広まったら 俺は破滅だ 如何しよう? でも如何する事も出来ない このまま知らん振りを決め込むか
いや、ベルトロット嬢はさっきの物 で確信していた。逃げれないのか・・・)
あの目は多分 見られたな~。軽蔑されてるのだろうか?あれじゃあな~(野獣の 以下略)
あんたなんか追加ディスク版だと野獣その物じゃないか!と一人心の中で毒吐いた
追加ディスク版の事を思い出して一人赤くなったり青くなったりしていた。
朝までアンアンコース 抱き潰される 恐怖しかない
私なんて妄想と煩悩しかしてないもん。 【エラルドも朝まで妄想と煩悩の住人だった事をアリーナはまだ知らない】
ある意味お似合いのカップルだったりする。
「アリーナさっきのはやっぱり?」モルガーナが少し高揚した顔で囁く
「ええ、モルガーナ 十中、八九 間違いないわ どうしましょ?」
「まさか、こんな身近に?なんて事」女子の間で不穏な会話が続いている
堪らずにエドモンド王子が二人に聞いた
「一体、さっきから如何したと言うんだ?モルガーナ?アリーナ?私達に言えないのか?」
王子様が静かに怖い・・・・でもアリーナ達は個人情報があるので口が裂けても言えなかった
(この時代に個人情報が守られるとは思えないけど・・・言えない・・・さっきの事は言えないよ!!!)
「エドモンド様ご無礼を失礼します。どうしても今は言えないのです。私達を信じてくださいまし」
モルガーナは潤んだ眼つきで王子を見た 手を取り強く握ったエドモンドに会心の一撃 クリティカルヒット!
王子はやられてしまった。100ポイントの経験値を獲得 モルガーナはレベルが3上がった!
モルガーナは潤んだ流し目を覚えた・・・・
ってとこかな? 私・・?うん、倒せないな 如何しようか?
モルガーナの様な美貌もボン!キュ!ボン!も無い 憂い顔も似合わない こうなりゃ自棄だ
「エラルド様・・・・(ニッコリ)」言いながら顔をツン と突いた
アリーナの攻撃 しかしエラルドは固まってしまった
エラルドにニッコリは効かなかった? エラルドは顔を背けた
しかし赤くなっているが アリーナには見えない
誘惑・・・駄目だ、端から習得してないし もともと私じゃ習得できん
本当はエラルドに攻撃は効いていた 隠れ経験値30を密かに手に入れた モブのレベルは5上がった
しかし隠れ経験値なだけに アリーナは気がつかない(エラルド限定の隠れ経験値だった)
モブの王子守り隊はこのシュールな光景を目の前で見させられていた
((なんだこれ?))不思議な光景過ぎた 婚約者同士の謎のじゃれあいに眩暈がした
何時も何考えているのか解らないアリーナ嬢は納得できるが
(何考えているのか解らないじゃなくて 多分何も考えていない)
淑女の鏡と言われているモルガーナ嬢まで王子といちゃついているのはある意味
悪夢の光景だった。オマケに豪胆な騎士候補NO1のエラルドが顔を赤らめて動揺している 王子に至っては何時もの俺様はなりを潜め 随分と腑抜けた顔になっている
両者共に珍しい物を見てしまった。 これを口に出せば自分達は消されるかも知れない
し・か・し 自分達の存在意義は?何かいない者として扱われてないか? 俺達は背景なのか?
そんな心の叫びが木霊する。 モブ護衛その① フェルモ・アルバーニはのちにそう語った
モブ護衛その② ルキーノ・コロンネッティは単純に羨ましかった
何故なら彼にも婚約者はいるのだが だが
彼の婚約者は僅か7歳だった。親戚の子みたいで可愛いが流石にスキンシップは出来ない
と言うかしてしまったら犯罪である。 王子の護衛で もしかしたら側近候補になれるかもしれない
そんな未来を手放し出来るほど馬鹿じゃない でも彼だって健全な青少年である
目の前で繰り広げられる光景を見て只、只、羨ましくてしょうがなかった。
(後、10年か~辛いな色々と・・・)
相変わらずの近づけない 近づきたくないテーブルである その光景を一人の男子生徒が見ていた
(あー、さっきは拙かったな。学園に持ってきちゃった自分が悪いけど ベルトロット嬢にばれた。 ・・・さっきの態度からするとその リッカルディ嬢も知っている気がする
これが広まったら 俺は破滅だ 如何しよう? でも如何する事も出来ない このまま知らん振りを決め込むか
いや、ベルトロット嬢はさっきの物 で確信していた。逃げれないのか・・・)
0
あなたにおすすめの小説
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。
おばさんは、ひっそり暮らしたい
波間柏
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
最愛の番に殺された獣王妃
望月 或
恋愛
目の前には、最愛の人の憎しみと怒りに満ちた黄金色の瞳。
彼のすぐ後ろには、私の姿をした聖女が怯えた表情で口元に両手を当てこちらを見ている。
手で隠しているけれど、その唇が堪え切れず嘲笑っている事を私は知っている。
聖女の姿となった私の左胸を貫いた彼の愛剣が、ゆっくりと引き抜かれる。
哀しみと失意と諦めの中、私の身体は床に崩れ落ちて――
突然彼から放たれた、狂気と絶望が入り混じった慟哭を聞きながら、私の思考は止まり、意識は閉ざされ永遠の眠りについた――はずだったのだけれど……?
「憐れなアンタに“選択”を与える。このままあの世に逝くか、別の“誰か”になって新たな人生を歩むか」
謎の人物の言葉に、私が選択したのは――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる