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ギルド設立!
チート、ギルド設立!-2-
しおりを挟むホムラサイド
「はい不合格。おつかれ」
俺は、夜空の空間にある岩に腰掛けながら面接をして居た。
俺の面接は、時間内に指定の魔物を倒すって物なんだが、誰もクリア出来てない。
時間制限は5分。
五分以内に夜空が作り出した、受ける人の苦手属性を持った魔物×100匹を討伐しろって事だ。
勿論、俺達は全員5分以内に倒せるからな?
最高記録は夜空の2秒。あれは、人間じゃ無いよな。
「次~」
俺が、そう言うと真っ白な髪の毛を揺らしながら見た目は完全に子供の女の子が入ってきた。
「よろしくお願いします♪」
おいおい、まだ子供じゃねーか。あの、貼り紙読めたのかよ。
「じゃあ、説明するぞ?」
俺は、面接の内容を一通り説明をし岩に腰を下ろした。
「そんじゃ、始め」
俺が、合図を出すと共に不快な音が鳴り響き、思わず耳を塞ぎ、目を閉じてしまった。
そして、次に目を開けると内部から破裂した魔物達が居て、女の子がこっちを見つめて居た。
「終わりましたよ♪」
は?まだ、1分しか経ってないぞ?
「もう一回、良いか?」
「はい!何度でも!」
次は、目を閉じないようにしないとな。
「それじゃ、開始」
「【サウンドウェーブ】」
女の子が、そう言いながら口開けると魔物が、弾け飛んだ。
「なるほど、超音波か」
「正解です!流石、炎帝様!」
これは、とんだ大物が現れたな。おそらく、この子の属性は、『音』。
音を自由自在に操れる属性だな。数億人に一人しか居ないと言われてる属性だぞ?
記録は、53秒だった。
「問題無く、合格だな。名前を教えてくれるか?」
「カナデだよ♪カナデ・レインズ」
「良い名前だ。それじゃあ、あっちの部屋に行ってくれ」
カナデは、夜空が居る部屋にトテトテと歩いて行った。
俺も、ウカウカしてられないなこりゃ。
スカルサイド
「ダメだな、不合格」
俺の面接の方法は魔力コントロール、魔法は魔力の込め方により、軌道を変えるなど様々な、変化をつける事が出来る。
ふぅ、しかしどいつもこいつも、てんで駄目だな。普段、何してんだか…。
「あの、えっと、よろしくお願いします」
なんか、おどおどしたやつが来たな。
「説明するぞ?ここから、大体100m離れた所に的を用意する。お前は、それを出来るだけ真ん中に当てるようにしろ」
「は、はい!」
さて、お手並み拝見だな。
これの、最高記録は夜空のど真ん中ドンピシャだ、しかも障害物ありで。
魔法の軌道を変えれるとは言ったが、並みの奴じゃ無理なんだよ。
それを、夜空は5個同時に曲げ、真ん中ドンピシャだぞ?人間か、疑ったわ。
「…ふぅ」
良い集中力だ。
「的は100mここには、風はないからまっすぐ撃てばいい、でも魔力を込め過ぎず、良い感じに、流す。誤差、0.6cmは出るけど真ん中近くには当たる」
なんか、ブツブツ言いだしたぞ。
言っとくけど、100mの的に当てるって中々難しいからな?魔力コントロールが下手なやつがやったら、途中で魔法が消えるか、暴発するからな。
お、放った。
「さてと、どれどれ」
ふむ、真ん中ドンピシャとは行かなくても限りなく真ん中に近いな。
合格でいいだろう。
「お前、名前は?」
「ひゃい!あ…噛んじゃった。えっと、ルナって言います、ルナ・アミュレット」
「お前は、合格だ。あの部屋に行ってくれ。」
「はい!ありがとうございます!」
ルナは、少しこけそうになりながら夜空の居る部屋に向かった。
あ、属性聞くの忘れてた。まあ、いいか。
ふぅ、俺もまだまだだな。
俺は、的に向かって魔法を放った。
的に当たると的が砕け散った。
チッ、砕けるだけか…。
夜空だったら、下の地盤まで破壊するからな。
強くならないとな…。
リリィサイド
「はい、タイムアップ。次の人~」
「よろしくお願いします」
「はい、よろしく」
私の面接方法それは…
「私と、鬼ごっこね」
「鬼ごっこ?」
そう、誰しもが一回はやったであろう鬼ごっこだった。
「説明するね?私が、逃げ回るから貴方は私を何してでも良いから捕まえる事。わかった?」
ちなみに今は、耳と尻尾を隠してるからいつもの語尾が出ないように気をつけている。
だって、獣人だって分かったらみんな早々に諦めるんだもん。
「了解でーす」
「制限時間は1時間じゃあ、始め」
私は、開始の合図と同時に走りだした。
「うわぁ、早いなぁ」
今までで一番惜しかったのは、至る所に罠を仕掛けた子。
一つもかからなかったけどにゃ。
それにしても、一向に追いかけてこないな諦めた?それは、速すぎるよね?
と、思っていると私の足元が光り、網が出てきた。
「うわっと!危な!」
私が、気づかないなんてどういう事にゃ?
それと、もう一つ前に夜空とやったら速攻で捕まったにゃ。本気で逃げたのに…。
「惜しかったぁ」
これは、まさかとは思うけど…。
「君の属性は創造かな?」
「あれ?バレた?」
希少属性…。
私は、また走りだし逃げ続けた。
逃げてる間も、色んな場所から攻撃が仕掛けられ流石の私も息が上がっていた。
「はぁはぁ、しんどい」
残り10分
私は、スタート地点まで戻ってきて周りを警戒した。
なんとなく、ここに誘導されたような気がするにゃ。
と、思っていたら足元、背後、頭上正面から網が出てきて、私の体に巻きついた。
「捕まえました☆」
あぁ、やっちゃったにゃ。
「全力では無いにしても、捕まるとは思わなかった」
「あれで、全力じゃ無いんですか?」
「ふふっ、私が全力で逃げたら一人を除いたら誰にも捕まらにゃいよ。合格ね、名前教えてくれる?」
「ノンだよ☆」
ノンちゃんにゃ。可愛らしい名前だにゃ。
「OK、じゃあ、あの部屋に進んでくれる?」
と、私が言うと今まで笑顔だった、ノンちゃんの顔が曇った。
「どうしたの?」
「いや、本当に私で良いのかなって」
ん?ああ、なるほど。
「ノンちゃんは犬の獣人かにゃ?」
「なんで、分かったんですか!?」
「耳、見えてるにゃよ」
ノンちゃんは、ばっと手で耳を隠し、泣きそうになりながら私を見た。
普通は、獣人は受付嬢にはしないんだよねー。ほら、丈夫だから盾がわりとかに使われるのよ。
まあ、夜空はそんな事しないけどにゃ。
「私も獣人なんだにゃ。だから、安心して奥に進むにゃ」
私の言葉を聞いたノンちゃんは、涙を拭き頷き、奥へと向かった。
そして、ノンちゃんが部屋に入るのを確認した後私は、壁を殴った。
「まさか…捕まるなんてにゃ。うぅぅぅ、にゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!」
私は、悔しさのあまり叫んだ。
もっと、強く速くなるにゃ!夜空の横にいても恥ずかしく無いように!
こうして、私達四人の面接が終了した。
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