家族で異世界転生!!

arice

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友好を深めましょう

チート、友好を深めましょう-3-

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しっかし、どうやって入ったんだこいつら。


『月華、この空間の何処かに綻びはあるか?』


『ちょっと、待ってね…あるね、そこそこの規模の物が』


つーことは、この俺が作った空間を破壊したと…やるな。


『星羅、ミア達をこっちに送れるか?』


『無理だね、何かしらの結界が貼られてて私の力でも出来ないよ』


そうか、ならこの数百は居るであろう奴らを四人で相手にしろと。


『レナ、魔法で援護とかも無理か?』


『無理ですね、魔法防御結界が貼られてます。それも、かなりの魔力で』


ふむ、これはこれは中々きつい戦いになりそうだ。


「お前ら、魔力はまだあるな?」


「全然余裕だにゃ」


「任せて」


「しんどいなぁもう」


さてと、この数を生身で戦うと魔力が持たないな…リリィ達の。


「一気に決めようか【魔装】」


  俺が雪代を纏うのに呼応する様にリリィ達も魔武器を纏った。


へぇ、ミコトとサーニャの魔装なかなかかっこいいじゃん。


  ミコトは、銀色に光り輝くフルプレートを着ていて、背中にはマントがヒラヒラと揺れて居る。


  サーニャは、真っ黒なロングコートを羽織り口を覆う様に布を付けていて、手首にシルバーのブレスレットをつけて居た。


「うし!お前ら、俺らの楽しみを邪魔した馬鹿な野郎どもを殺せ!」


「「「了解!!」」」


  俺達は、四方向へ分かれ魔族達と対峙した。


「ほぉ、四天王まで来てるとはな」


「我らに刃向かう羽虫共が、根絶やしにしてやる」


「ははは!その羽虫に殺されんだぜ?お前は!」


  俺は、周りの雑魚共を蹴散らしながら四天王に突っ込み、雪代と相手の斧が交わった。


「残念ながら、今俺は気が立って居るもんでな、瞬殺させて貰うぞ」


  俺は、斧を弾き反動でクルリと回転し魔族の腕を切り落とした。


「この…羽虫が!!」


「耳元で騒ぐんじゃねぇ!!鼓膜破れんだろうが!」


  魔族が降るって来た、斧を手で逸らし横に周り足を切り落とし、かかと落としで地面に叩き落とし、氷の刃で追撃をした。


「はぁははは!効かねーな!」


  魔装じゃダメージはそこまで与えられないか。


なら、融合しか無いな。どっちで、行くかなぁ。紫水最近呼んでないし紫水で行くか。



「力を貸せ【紫水】」


  俺の後ろに、星型の魔法陣が浮かび上がりお茶を啜って居る紫水が現れた。


「あれ?煎餅はどこかの?」


「お前…こっちが大変な時に…」


「ふむ、どうやらその様じゃのやるとするかい」


  紫水は、よっこいしょっと腰を上げ俺の横に着いた。


「妖怪の王よ、今こそこの力を解き放ち我に力を与えよ【融合】」


前にした事あったかな?まあ、いい。少し、変化があるから説明するか。


  俺の容姿は真っ黒な着物になり手には、ドスが握られていて、目が赤く染まった。


「それじゃ、行こうか」


  俺は、ドスを抜き魔族の突進に合わせ縦に叩き斬る。


「やっぱり、融合は強すぎるな。なんの、楽しさもないわ」


「そう言うでないわ、普通はここまで強くないのじゃよ?」


ふむ、少し神の力を貰いすぎたか…。


遠くの方で、三人の桁違いの魔力を感じたらから、恐らく勝ったんだろ。


「さて、俺は残りの奴らを狩るとしようかな」


  一息吐き、空へと飛び上がり魔族の群れに突っ込んで行った。



リリィサイド


まさか、四天王まで出張ってくるとはにゃ。


「はぁはぁ、私はまだ死ねないのだよ」


「しつこいにゃ。お前がどう足掻こうと私には勝てないにゃよ」


「あは、あはは!それは、どうかな!」


  魔族の姿が消えた瞬間、わたしは腕を持たれ地面に抑え込まれた。


「このまま、腕を折って上げるよ!」


はぁ、残念。四天王だと言うから期待したのに…。


「弱いにゃ。黒ちゃん【融合】」


  私の身体を風が包むと共に私の腕を持っていた魔族の腕が千切れた。


「な、なんだと!」


「四天王四天王だと、もてはやされろくに訓練もしてないとみたにゃ」


生まれつき魔力が多いとか、そんな所かにゃ?


  一瞬で魔族の懐に潜り込み鳩尾に拳をめり込ませる。そして、魔族が吹き飛ぶ前に上から蹴りを叩き込む。


「速度も無い、反応速度も遅い、パワーも無い、防御も出来ない。それで、よくここに来たにゃね」


  私は、魔族の頭を踏み潰し空を見上げる。


はぁ、まだこんなに居るのかにゃ?


「よぉ、リリィ」


「んにゃ?夜空?どうしたにゃ?」


「ちょっと話があってな」


そう言うと、夜空は私の耳に口を近づけボソボソっと呟いた。


それを聞いた私の顔はゆでダコの様に真っ赤に染まる。


「んじゃ、そゆことでまた、答え出しといてくれ」


  夜空は、私の頭に手を置いてからまた、姿を消した。


「そ、そんにゃ事言われたら、戦えないにゃよ~」


  そして、私は腰が抜けてその場にヘタリ込む。
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