39 / 47
教会の手
14.我が主アレクサンドル様
しおりを挟む
■
ガクガクと揺さぶられるままになっているゴルドを救い出してくれたのは、デチモだった。
泣いているラザルの腕を掴んで離させる。
ラザルは、されるがままに後ろへ下がると、その場に頽れた。
「すまない。だが俺は、この教会で過ごすことを選んだ。それが、俺の望む未来に最も近い形を得られる道だと思うからだ」
ゴルドは王城から教会まで連れて来られる馬車の中でずっと、ラザルやよくしてくれた侍女たちへの弁明を考えていた。
自分の知る彼らならば、自分を説得しに来る可能性があると考えていた。
『アレクサンドル様は、いらっしゃらないだろう』
聡い御方だ。ゴルドの考えなどお見通しに違いない。それでも最後まで手を伸ばしてくれた。優しいあの御方に、これ以上負担を掛けるような真似はしたくなかった。
「聖女さま。私からご提案があります。我が国で、聖女さまの伴侶候補の選定を開始いたしました。絶対に信頼して頂ける相手を見つけ出します。聖女さまのお眼鏡に適う相手を見つけ出させたなら、その者と生涯を添い遂げてみることをお考えいただけませんか」
デチモの申し出に、ゴルドは目を丸くした。
思わぬ申し出に口が半開きのまま固まる。
「なにも、相手の男が不特定多数である必要はないじゃないですか。お金で身体を売るような真似をする必要はない。というか、私はそんなこと許しませんよ。ねぇ考え直してください。生まれてきた聖女さまの子供を、各国の王子や姫と縁づかせればいいだけじゃないですか。いいえ、相手が王子や姫である必要すらない。自由に恋をし、添い遂げる相手を国境を超えて探しに行けばいい。世界中にあなたの血縁が住んでいて、聖女の子孫として世界の平和を祈るとかそういう難しいことを全部ふっと飛ばして幸せに生きる。それでいいじゃないか」
熱心に誘われて、ゴルドは瞳を揺らした。
ちらりと部屋の奥で無様に酔いつぶれた教皇たちを見遣る。
教会で衣食住の面倒をみて貰い、相手を見繕って貰うのだから、その対価として紹介料を取ろうとも当然の権利だとゴルドとしては考えていたのだが、それは考えが甘かったのだろうか。
『男って言うのはな、愛も敬意もない相手には妙に嗜虐的になるんだ。愛を求めて与えてくれない女に対してもそうだ。心と体に傷をつけてやりたいと思うことだって』
最後にアレクサンドルが叫んでいた言葉が思い浮かぶ。
子を為す権利を金で売買され、愛のない行為を不特定多数の男と交わす存在。ゴルドの浅い知識でも、それは娼婦とそう変わらない立場だろうと想像ついた。
だが、ゴルドが信じる愛を得ることはもう決してないのだ。
ゴルドの身体は少女となったが、心と頭は元のままだ。つまり恋愛対象は女性のままだ。
しかし女性がこの人外の美貌を持つ少女を恋愛の対象としてくれるとは思えなかった。よくて友人、下手をしたら崇拝の対象となるだけだ。
そもそも、今のゴルドはゴルドであってゴルドではない。
自分でも厄介なことになったと思うが、もはやゴルド自身を深く理解してもらう術はどこにもない。
神のうつし身となった今のゴルドは、美しい見てくれ以外なにも持っていない。
本当の意味で愛してくれる存在など、どこに居はしない。現われない。
深く昏い、深淵のような心の奥に、破滅願望がある。
それを、ゴルドは自覚した。知ってしまった。
「おい。信頼する相手なら、俺でいいだろ。むしろ俺以外の誰がいるというんだ」
強く引き寄せられた。極度の緊張で冷たくなっていた背中が温かさを感じて力が抜けた。
見上げた先にあったのは、ここくる筈のない、ゴルドの主の顔だった。
いつでも晴れやかに好戦的な顔をしている主が、どこか悲痛な顔をしている。
「あれくさんどるさま……?」
「そうだ、俺だ。お前の唯ひとりの主であり、婚約者だ。たとえお前が他の男共と子を為すために教会に身を寄せることを決めようと、俺は婚約の解消に同意した記憶も無ければ、これから先ずっとお前との婚姻を諦めるつもりもない」
突然割り込んできて、堂々と勝手な主張を口にする。
その姿は間違いなくゴルド・ドルバガが己のすべてを捧げて守り抜くと決めた、唯ひとりの主アレクサンドル大王様その人だ。
意思を曲げることのないまっすぐに引き結ばれた眉も口元も。少し癖のある黒髪も。すべて。記憶にあるまま。
「そもそもだな。お前は死にかけてた俺を、勝手に自分を神への供物として捧げて助けたんだ。救った命が尽きる最後の瞬間まで俺の傍にいて、神が本当にその約束を守ったのかどうか見守る責任がある」
まるで駄々っ子のような自分勝手な論法。
けれどその言葉は、なによりもゴルドの頑なだった心へと染み込み、弛みを生み出し、溶かしていく。
「そうだった。我が主がただ、“こうする”と決めて主張をされた時、それに従い付いていって後悔したことなど一度もない」
王者としての勘なのか。それとも本能なのだろうか。
アレクサンドル様の長兄が汚職に手を染めていることが分かった時もそうだった。
王に報告だけして判断は任せるべきだという部下達の声も高い中、アレクサンドル様は『うるさい。すべてにおいて奴の仕事は邪魔でしかない』とにべもなく、ご自身で調査をして王太子であった長兄に何の反論も許さない(みっともなく足掻きはしたがそれを信じた者は誰もいなかった)ほどの証拠を集めて断罪した。
次兄というか、クラウディア嬢味見事件の時は……いや、クラウディア嬢の時は、それこそ『面倒臭い』と噂が勝手に流れていくのに任せていた。
聖女になったゴルドに火の粉が降りかかってきて、ようやく身の潔白を証明するべく立ち上がった。その程度だ。
己の中にある基準。それとそれ以外がはっきりとしている人なのだ。そうして何モノにも譲らない確固たるものを持つ人。
そういう主だからこそ、背中を預けられる栄誉に、心が震えたのだ。
「だから、勝手に俺の傍から離れていくな」
生涯唯一の主からまっすぐに見つめられ、ゴルドには頷く事しかできなかった。
「御意」
ガクガクと揺さぶられるままになっているゴルドを救い出してくれたのは、デチモだった。
泣いているラザルの腕を掴んで離させる。
ラザルは、されるがままに後ろへ下がると、その場に頽れた。
「すまない。だが俺は、この教会で過ごすことを選んだ。それが、俺の望む未来に最も近い形を得られる道だと思うからだ」
ゴルドは王城から教会まで連れて来られる馬車の中でずっと、ラザルやよくしてくれた侍女たちへの弁明を考えていた。
自分の知る彼らならば、自分を説得しに来る可能性があると考えていた。
『アレクサンドル様は、いらっしゃらないだろう』
聡い御方だ。ゴルドの考えなどお見通しに違いない。それでも最後まで手を伸ばしてくれた。優しいあの御方に、これ以上負担を掛けるような真似はしたくなかった。
「聖女さま。私からご提案があります。我が国で、聖女さまの伴侶候補の選定を開始いたしました。絶対に信頼して頂ける相手を見つけ出します。聖女さまのお眼鏡に適う相手を見つけ出させたなら、その者と生涯を添い遂げてみることをお考えいただけませんか」
デチモの申し出に、ゴルドは目を丸くした。
思わぬ申し出に口が半開きのまま固まる。
「なにも、相手の男が不特定多数である必要はないじゃないですか。お金で身体を売るような真似をする必要はない。というか、私はそんなこと許しませんよ。ねぇ考え直してください。生まれてきた聖女さまの子供を、各国の王子や姫と縁づかせればいいだけじゃないですか。いいえ、相手が王子や姫である必要すらない。自由に恋をし、添い遂げる相手を国境を超えて探しに行けばいい。世界中にあなたの血縁が住んでいて、聖女の子孫として世界の平和を祈るとかそういう難しいことを全部ふっと飛ばして幸せに生きる。それでいいじゃないか」
熱心に誘われて、ゴルドは瞳を揺らした。
ちらりと部屋の奥で無様に酔いつぶれた教皇たちを見遣る。
教会で衣食住の面倒をみて貰い、相手を見繕って貰うのだから、その対価として紹介料を取ろうとも当然の権利だとゴルドとしては考えていたのだが、それは考えが甘かったのだろうか。
『男って言うのはな、愛も敬意もない相手には妙に嗜虐的になるんだ。愛を求めて与えてくれない女に対してもそうだ。心と体に傷をつけてやりたいと思うことだって』
最後にアレクサンドルが叫んでいた言葉が思い浮かぶ。
子を為す権利を金で売買され、愛のない行為を不特定多数の男と交わす存在。ゴルドの浅い知識でも、それは娼婦とそう変わらない立場だろうと想像ついた。
だが、ゴルドが信じる愛を得ることはもう決してないのだ。
ゴルドの身体は少女となったが、心と頭は元のままだ。つまり恋愛対象は女性のままだ。
しかし女性がこの人外の美貌を持つ少女を恋愛の対象としてくれるとは思えなかった。よくて友人、下手をしたら崇拝の対象となるだけだ。
そもそも、今のゴルドはゴルドであってゴルドではない。
自分でも厄介なことになったと思うが、もはやゴルド自身を深く理解してもらう術はどこにもない。
神のうつし身となった今のゴルドは、美しい見てくれ以外なにも持っていない。
本当の意味で愛してくれる存在など、どこに居はしない。現われない。
深く昏い、深淵のような心の奥に、破滅願望がある。
それを、ゴルドは自覚した。知ってしまった。
「おい。信頼する相手なら、俺でいいだろ。むしろ俺以外の誰がいるというんだ」
強く引き寄せられた。極度の緊張で冷たくなっていた背中が温かさを感じて力が抜けた。
見上げた先にあったのは、ここくる筈のない、ゴルドの主の顔だった。
いつでも晴れやかに好戦的な顔をしている主が、どこか悲痛な顔をしている。
「あれくさんどるさま……?」
「そうだ、俺だ。お前の唯ひとりの主であり、婚約者だ。たとえお前が他の男共と子を為すために教会に身を寄せることを決めようと、俺は婚約の解消に同意した記憶も無ければ、これから先ずっとお前との婚姻を諦めるつもりもない」
突然割り込んできて、堂々と勝手な主張を口にする。
その姿は間違いなくゴルド・ドルバガが己のすべてを捧げて守り抜くと決めた、唯ひとりの主アレクサンドル大王様その人だ。
意思を曲げることのないまっすぐに引き結ばれた眉も口元も。少し癖のある黒髪も。すべて。記憶にあるまま。
「そもそもだな。お前は死にかけてた俺を、勝手に自分を神への供物として捧げて助けたんだ。救った命が尽きる最後の瞬間まで俺の傍にいて、神が本当にその約束を守ったのかどうか見守る責任がある」
まるで駄々っ子のような自分勝手な論法。
けれどその言葉は、なによりもゴルドの頑なだった心へと染み込み、弛みを生み出し、溶かしていく。
「そうだった。我が主がただ、“こうする”と決めて主張をされた時、それに従い付いていって後悔したことなど一度もない」
王者としての勘なのか。それとも本能なのだろうか。
アレクサンドル様の長兄が汚職に手を染めていることが分かった時もそうだった。
王に報告だけして判断は任せるべきだという部下達の声も高い中、アレクサンドル様は『うるさい。すべてにおいて奴の仕事は邪魔でしかない』とにべもなく、ご自身で調査をして王太子であった長兄に何の反論も許さない(みっともなく足掻きはしたがそれを信じた者は誰もいなかった)ほどの証拠を集めて断罪した。
次兄というか、クラウディア嬢味見事件の時は……いや、クラウディア嬢の時は、それこそ『面倒臭い』と噂が勝手に流れていくのに任せていた。
聖女になったゴルドに火の粉が降りかかってきて、ようやく身の潔白を証明するべく立ち上がった。その程度だ。
己の中にある基準。それとそれ以外がはっきりとしている人なのだ。そうして何モノにも譲らない確固たるものを持つ人。
そういう主だからこそ、背中を預けられる栄誉に、心が震えたのだ。
「だから、勝手に俺の傍から離れていくな」
生涯唯一の主からまっすぐに見つめられ、ゴルドには頷く事しかできなかった。
「御意」
0
あなたにおすすめの小説
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
【完結】政略婚約された令嬢ですが、記録と魔法で頑張って、現世と違って人生好転させます
なみゆき
ファンタジー
典子、アラフィフ独身女性。 結婚も恋愛も経験せず、気づけば父の介護と職場の理不尽に追われる日々。 兄姉からは、都合よく扱われ、父からは暴言を浴びせられ、職場では責任を押しつけられる。 人生のほとんどを“搾取される側”として生きてきた。
過労で倒れた彼女が目を覚ますと、そこは異世界。 7歳の伯爵令嬢セレナとして転生していた。 前世の記憶を持つ彼女は、今度こそ“誰かの犠牲”ではなく、“誰かの支え”として生きることを決意する。
魔法と貴族社会が息づくこの世界で、セレナは前世の知識を活かし、友人達と交流を深める。
そこに割り込む怪しい聖女ー語彙力もなく、ワンパターンの行動なのに攻略対象ぽい人たちは次々と籠絡されていく。
これはシナリオなのかバグなのか?
その原因を突き止めるため、全ての証拠を記録し始めた。
【☆応援やブクマありがとうございます☆大変励みになりますm(_ _)m】
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
ある日、私は聖女召喚で呼び出され悪魔と間違われた。〜引き取ってくれた冷血無慈悲公爵にペットとして可愛がられる〜
楠ノ木雫
恋愛
気が付いた時には見知らぬ場所にいた。周りには複数の女性達。そう、私達は《聖女》としてここに呼び出されたのだ。だけど、そこでいきなり私を悪魔だと剣を向ける者達がいて。殺されはしなかったけれど、聖女ではないと認識され、冷血公爵に押し付けられることになった。
私は断じて悪魔じゃありません! 見た目は真っ黒で丸い角もあるけれど、悪魔ではなく……
※他の投稿サイトにも掲載しています。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。
SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない?
その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。
ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。
せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。
こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
王女様は温かいごはんが食べたい ~冷えた王宮料理を変えたら、オープンキッチンと政略婚約がついてきました~
しおしお
恋愛
異世界の王女リリアーヌは、前世の記憶を持つ転生者。
豪華絢爛な王宮で暮らし始めた彼女だったが、ひとつだけどうしても耐えられないことがあった。
――食事が、冷めているのだ。
どれほど立派な料理でも、ぬるいスープや冷めた肉ではホッとできない。
「温かいごはんが食べたい」
そのささやかな願いを口にしたことから、王宮ではなぜか大騒動が巻き起こる。
地下厨房からの高速搬送。
専用レーンを爆走するカートメイド。
扉の開閉に命をかけるオープナー。
ついには食堂に火を持ち込むオープンキッチンまで誕生して――!?
温かさは、ホッとさせてくれる。
それは料理だけではなく、人との距離まで少しずつ変えていくものだった。
冷えた王宮に湯気と笑顔を取り戻す、
食と温かさをめぐる宮廷日常コメディ!
-
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる