46 / 147
ジョンテ城
しおりを挟む
「イテテテ……
おい、なんだよあの悪魔はー」
ジョンテ城の一室、俺の寝室として用意された部屋の天蓋付きベッドの上で、アデリッサに膝枕してもらいながら、俺は文句を垂れていた。
「人を襲う演技だよ?演技。
俺めっちゃ出血してるやん。
おい、説明してよグレモリーさんよぉ」
アデリッサは顔を赤くしながら、裸になった俺の上半身を濡れたタオルで拭いている。
痛みはとっくに引いているが、リリムの爪で切り裂かれた傷跡を薄っすらではあるが、わざと残しておいたのだ。
バツの悪くなったグレモリーは責められるのが嫌で、アデリッサの人格と交代して、さっさと隠れてしまった。
俺は傷をダシにして、アデリッサに我儘三昧を満喫している。
ドレススカートを捲り上げ、太ももをペロリと舐め、舌鼓を打つ。
アデリッサがひゃうっと感じる声を上げた。
イヒヒッ、全くこの子は敏感な子さね。
「ほら、手が止まってるよ。身体ちゃんと拭いて」
アデリッサの尻を撫でながら優しく注意する。
「は、はい……」
——もう、アデリッサが困ってるじゃない
堪り兼ねたグレモリーが【思念伝達】を飛ばしてきた。
アデリッサにこの声は聞こえていないらしい。
——おいおいおいおいおいおい。
全てはお前のミスじゃないか
——民衆には擦り傷の一つも付けてないわ!
普通キマイラに当たったら並みの人間なら即死よ。
私の仕事は完璧だったわ。
大体、アンドラスを一撃で倒す貴方が怪我するなんて思わないじゃない
グレモリーの言う通り、怪我をしたのは俺の過剰演出に依るものだ。
俺が描いた絵は、暴動を止めさせる為にグレモリーに悪魔を喚び出させ、暴徒を襲わせる事。
それだけでも十分だとは思ったが、あの荒くれ共の暴れ具合を見てたらイラついてきたので、絶望感を与えたくなった。
その後、俺が助ければ領地を守る為には領主が必要なんだと思ってくれるかな?くらいの軽い気持ちだったが、運良く人心掌握できたかもしれない。
「イテテテ……
ここが痛むよアデリッサ。
こんなに腫れちゃってるよー」
アデリッサの手を引いて下半身に誘導する。
慣れてない手が、パンツ越しではあるが、俺の腫れ上がった肉棒の上にふわりと覆い被さった。
「とても……熱いです」
「痛みで熱がこもってるんだよー。
さすったら楽になりそうかもー」
さわさわとアデリッサの華奢な指が、俺の敏感なヤンチャ坊主を刺激する。
「でも、ここって、その……」
ん?みたいなすっとぼけたにやけ顔でアデリッサの顔を眺める。
何かな?
ここは何かな?
言ってごらん。
アデリッサは羞恥で顔を真っ赤にして震えている。
あーもう、めちゃくちゃにしてしまいたい。
「テツオ様!お具合はいかがですか?」
突然扉が開き、ラウールが入室してきた。
なんだ、チミは!
ノックしたまえよ、ノックを。
アデリッサがサッと手を引っ込め、もじもじしている。
「こ、これは失礼しました!
ノックもせずに。
……あの、公爵令嬢とは、その、いずれご結婚を?」
「いや、今のところ私は誰とも結婚する気はありません。
あと怪我は、ほらこの通り」
残念だが至高の太ももとお別れして起き上がり、胸の具合をラウールに見せる。
「なんと!あれだけの大怪我がもう治っておられる。
いやはや、魔法というものは凄いものですね」
まだ、ラウールには悪魔の事までネタバレする必要はないだろう。
「民のあの様子でしたら、しばらく暴動は起こらないでしょう。
魔獣の出現には驚きましたが、全てはテツオ様のおかげです」
暴動が沈静化したとはいえ、領民に新しい政策、目に見える次の一手を繰り出さないと、また爆発しかねない。
まずは、この街のイメージを改善し、失業者にやり甲斐のある仕事を与え、経済を流通させ、人口を増やしていく。
いや、結構難しいな。
「ラウールさん、この領土の名産品や工芸品は何がありますか?」
ブランドがあれば、それを世界に向けて発信していくのは当たり前だ。
ラウールから、上質な果実や獣肉がとれる事、白金素材の工芸品などが作られている事を教えてもらう。
……ふむ、その辺りから攻めていくか。
顎に手を当て、しばし思考に耽る。
寒いな。
あ、裸のままだった。
身だしなみを整え、二人に今後の展望を、空中に浮かび上がった魔法映像を見せながら伝える。
グレモリーにはこれから俺と建築工事に付き合わせ、ラウールには労働力を募集してもらう。
大きな窓から外を見ると、すでに夜の帳が下りようとしていた。
もうすぐ七時か、急がないとな。
「夜のうちにある程度作っておきますので、仕上げはお任せします」
ラウールはいまいちよく分かってない顔で了承した。
全ては明日だ。
——————
ジョンテ領・某地下施設
複数の男達が密談を交わしている。
「ロナウド、何故暴動をやめたんだ!
もう少しでジョンテ城を攻略できたんだぞ!」
カールした立派な口髭を生やす、痩せこけた貴族らしい男が、顔を赤くして怒鳴り散らしている。
どうやらこの男が、この場を仕切る者なのだろう。
「ですがディビッド卿、悪魔が現れてしまっては領民程度では何も出来んでしょう。
しかも、その悪魔を新領主になるという男が追い払い、人心まで掴んでしまっては、もはや打つ手が……」
兵士であろうスキンヘッドの男ロナウドが貴族崩れに弁明する。
周りにいる兵民達が項垂れている。
悪魔と魔獣の出現に相当肝を冷やしたようだ。
「ジョンテには兵を雇う金すらない!
今こそが革命の好機なんだ!
悪魔を追い払ってくれたのであれば、むしろ我々の好都合じゃないか!
よし、明日は強硬策にでるぞ!
ロナウドよ、また民を扇動するんだ!」
テーブルを両手でバンと叩き、ディビッド卿は部屋から出て行った。
それに続いて、数人の取り巻きも出て行く。
身なりから推測するに、その取り巻きもまた貴族崩れなのであろう。
ジョンテ領から殆どの貴族はいなくなったが、逮捕された貴族の家族や血縁者の一部はここに残り、ジョンテ家への恨みを募らせ、転覆を企んでいたのだ。
同じく仕事を失った兵や一部の民は、その甘い誘惑に駆られ革命に加担していた。
彼らの多くは、今日明日食べていく為、家族を養う為、やむを得なかったと自分を納得させている。
兵士長だったロナウドは、他の雇われた兵民らに話し掛ける。
「ジョンテ家はもう消え去るのみ。
だが、こんなに早く新領主が来るとは思わなかった。
もし、新領主がこの街を良くしてくれる傑物だったなら、我々は取り返しのつかない事をしようとしてるのかもしれん」
隣に座っていた男が、ロナウドの肩をガッと乱暴に掴む。
「今更、何を言っているんだ!
俺たちはもう金を貰ってしまっている!
やるしかないんだ!」
そうハッキリと言われ、ロナウドは拳を握り締める事しか出来なかった。
ここ近年のジョンテ家の悪政は酷かった。
エリックの強欲は民の暮らしを圧迫し続け、両親や兄は抜け殻の様に過ごすだけ。
——城には悪魔がいる。
そんな噂があちらこちらで囁かれていた。
誰かが立ち上がらなければ。
そんな時にエリック逮捕と貴族没落の報告。
ジョンテ侯爵の死と同時に、兵士は全て職を失った。
薄給だったが食いつなぐ為にはそれにしがみ付くしかなった。
だが、それすらも失った。
そんな時に、同じく貴族を追われたディビッド卿の決起の誘い。
革命のタイミングは今しかない!
より良い街を取り戻す!
「みんなすまない!
俺がブレてどうするんだって話だよな!
明日こそジョンテを潰す!
正義は我らにありだ!」
「「うおおーーーっ!!」」
五十名を超える民兵達は一斉に声を張り上げた。
ここに、声を掛けた民と合流出来れば、総勢二百は超えるだろう。
エリックが招いた革命の口火はついに切って落とされた。
おい、なんだよあの悪魔はー」
ジョンテ城の一室、俺の寝室として用意された部屋の天蓋付きベッドの上で、アデリッサに膝枕してもらいながら、俺は文句を垂れていた。
「人を襲う演技だよ?演技。
俺めっちゃ出血してるやん。
おい、説明してよグレモリーさんよぉ」
アデリッサは顔を赤くしながら、裸になった俺の上半身を濡れたタオルで拭いている。
痛みはとっくに引いているが、リリムの爪で切り裂かれた傷跡を薄っすらではあるが、わざと残しておいたのだ。
バツの悪くなったグレモリーは責められるのが嫌で、アデリッサの人格と交代して、さっさと隠れてしまった。
俺は傷をダシにして、アデリッサに我儘三昧を満喫している。
ドレススカートを捲り上げ、太ももをペロリと舐め、舌鼓を打つ。
アデリッサがひゃうっと感じる声を上げた。
イヒヒッ、全くこの子は敏感な子さね。
「ほら、手が止まってるよ。身体ちゃんと拭いて」
アデリッサの尻を撫でながら優しく注意する。
「は、はい……」
——もう、アデリッサが困ってるじゃない
堪り兼ねたグレモリーが【思念伝達】を飛ばしてきた。
アデリッサにこの声は聞こえていないらしい。
——おいおいおいおいおいおい。
全てはお前のミスじゃないか
——民衆には擦り傷の一つも付けてないわ!
普通キマイラに当たったら並みの人間なら即死よ。
私の仕事は完璧だったわ。
大体、アンドラスを一撃で倒す貴方が怪我するなんて思わないじゃない
グレモリーの言う通り、怪我をしたのは俺の過剰演出に依るものだ。
俺が描いた絵は、暴動を止めさせる為にグレモリーに悪魔を喚び出させ、暴徒を襲わせる事。
それだけでも十分だとは思ったが、あの荒くれ共の暴れ具合を見てたらイラついてきたので、絶望感を与えたくなった。
その後、俺が助ければ領地を守る為には領主が必要なんだと思ってくれるかな?くらいの軽い気持ちだったが、運良く人心掌握できたかもしれない。
「イテテテ……
ここが痛むよアデリッサ。
こんなに腫れちゃってるよー」
アデリッサの手を引いて下半身に誘導する。
慣れてない手が、パンツ越しではあるが、俺の腫れ上がった肉棒の上にふわりと覆い被さった。
「とても……熱いです」
「痛みで熱がこもってるんだよー。
さすったら楽になりそうかもー」
さわさわとアデリッサの華奢な指が、俺の敏感なヤンチャ坊主を刺激する。
「でも、ここって、その……」
ん?みたいなすっとぼけたにやけ顔でアデリッサの顔を眺める。
何かな?
ここは何かな?
言ってごらん。
アデリッサは羞恥で顔を真っ赤にして震えている。
あーもう、めちゃくちゃにしてしまいたい。
「テツオ様!お具合はいかがですか?」
突然扉が開き、ラウールが入室してきた。
なんだ、チミは!
ノックしたまえよ、ノックを。
アデリッサがサッと手を引っ込め、もじもじしている。
「こ、これは失礼しました!
ノックもせずに。
……あの、公爵令嬢とは、その、いずれご結婚を?」
「いや、今のところ私は誰とも結婚する気はありません。
あと怪我は、ほらこの通り」
残念だが至高の太ももとお別れして起き上がり、胸の具合をラウールに見せる。
「なんと!あれだけの大怪我がもう治っておられる。
いやはや、魔法というものは凄いものですね」
まだ、ラウールには悪魔の事までネタバレする必要はないだろう。
「民のあの様子でしたら、しばらく暴動は起こらないでしょう。
魔獣の出現には驚きましたが、全てはテツオ様のおかげです」
暴動が沈静化したとはいえ、領民に新しい政策、目に見える次の一手を繰り出さないと、また爆発しかねない。
まずは、この街のイメージを改善し、失業者にやり甲斐のある仕事を与え、経済を流通させ、人口を増やしていく。
いや、結構難しいな。
「ラウールさん、この領土の名産品や工芸品は何がありますか?」
ブランドがあれば、それを世界に向けて発信していくのは当たり前だ。
ラウールから、上質な果実や獣肉がとれる事、白金素材の工芸品などが作られている事を教えてもらう。
……ふむ、その辺りから攻めていくか。
顎に手を当て、しばし思考に耽る。
寒いな。
あ、裸のままだった。
身だしなみを整え、二人に今後の展望を、空中に浮かび上がった魔法映像を見せながら伝える。
グレモリーにはこれから俺と建築工事に付き合わせ、ラウールには労働力を募集してもらう。
大きな窓から外を見ると、すでに夜の帳が下りようとしていた。
もうすぐ七時か、急がないとな。
「夜のうちにある程度作っておきますので、仕上げはお任せします」
ラウールはいまいちよく分かってない顔で了承した。
全ては明日だ。
——————
ジョンテ領・某地下施設
複数の男達が密談を交わしている。
「ロナウド、何故暴動をやめたんだ!
もう少しでジョンテ城を攻略できたんだぞ!」
カールした立派な口髭を生やす、痩せこけた貴族らしい男が、顔を赤くして怒鳴り散らしている。
どうやらこの男が、この場を仕切る者なのだろう。
「ですがディビッド卿、悪魔が現れてしまっては領民程度では何も出来んでしょう。
しかも、その悪魔を新領主になるという男が追い払い、人心まで掴んでしまっては、もはや打つ手が……」
兵士であろうスキンヘッドの男ロナウドが貴族崩れに弁明する。
周りにいる兵民達が項垂れている。
悪魔と魔獣の出現に相当肝を冷やしたようだ。
「ジョンテには兵を雇う金すらない!
今こそが革命の好機なんだ!
悪魔を追い払ってくれたのであれば、むしろ我々の好都合じゃないか!
よし、明日は強硬策にでるぞ!
ロナウドよ、また民を扇動するんだ!」
テーブルを両手でバンと叩き、ディビッド卿は部屋から出て行った。
それに続いて、数人の取り巻きも出て行く。
身なりから推測するに、その取り巻きもまた貴族崩れなのであろう。
ジョンテ領から殆どの貴族はいなくなったが、逮捕された貴族の家族や血縁者の一部はここに残り、ジョンテ家への恨みを募らせ、転覆を企んでいたのだ。
同じく仕事を失った兵や一部の民は、その甘い誘惑に駆られ革命に加担していた。
彼らの多くは、今日明日食べていく為、家族を養う為、やむを得なかったと自分を納得させている。
兵士長だったロナウドは、他の雇われた兵民らに話し掛ける。
「ジョンテ家はもう消え去るのみ。
だが、こんなに早く新領主が来るとは思わなかった。
もし、新領主がこの街を良くしてくれる傑物だったなら、我々は取り返しのつかない事をしようとしてるのかもしれん」
隣に座っていた男が、ロナウドの肩をガッと乱暴に掴む。
「今更、何を言っているんだ!
俺たちはもう金を貰ってしまっている!
やるしかないんだ!」
そうハッキリと言われ、ロナウドは拳を握り締める事しか出来なかった。
ここ近年のジョンテ家の悪政は酷かった。
エリックの強欲は民の暮らしを圧迫し続け、両親や兄は抜け殻の様に過ごすだけ。
——城には悪魔がいる。
そんな噂があちらこちらで囁かれていた。
誰かが立ち上がらなければ。
そんな時にエリック逮捕と貴族没落の報告。
ジョンテ侯爵の死と同時に、兵士は全て職を失った。
薄給だったが食いつなぐ為にはそれにしがみ付くしかなった。
だが、それすらも失った。
そんな時に、同じく貴族を追われたディビッド卿の決起の誘い。
革命のタイミングは今しかない!
より良い街を取り戻す!
「みんなすまない!
俺がブレてどうするんだって話だよな!
明日こそジョンテを潰す!
正義は我らにありだ!」
「「うおおーーーっ!!」」
五十名を超える民兵達は一斉に声を張り上げた。
ここに、声を掛けた民と合流出来れば、総勢二百は超えるだろう。
エリックが招いた革命の口火はついに切って落とされた。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる