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ふたり
「そっちへ行ったわ、私は回り込むからよろしく!」
「あぁ、任せて!」
久しぶりに対峙したブルードラゴンを追い立てて果敢に挑むのはアナベラだ。しかも王子まで巻き込みそのヤンチャぶりはいつもの事である。
得意の呪いで足を動けなくして、最後にはファイアを連続して放ちブルードラゴンを見事に倒した。「ふぅ」と一声あげて地面に尻を着く。
「やっぱシンドイわ、MPを半分も削られちゃった。戦い方を考えなくちゃね」
「そ、そうだね…………半分で済んだのが奇跡だけれど」
「何か言った?」
「いや、何でもないよ」
少々蒼い顔をしてそう答えるレリアルドは、このお転婆娘をどうにかしないと結婚など夢のまた夢だろうと思うのだ。それでも言葉にせずにおれない。
「ねぇ、いつになったら私と結婚してくれるの?」
「え?嫌よ、結婚なんて!王子妃殿下になったら滅多に外へ出して貰えないんでしょ?」
「それは……そうなんだけど」
「じゃあ無理」
その返事を聞いてガクリと肩を落とすレリアルドは「どうすれば私のものになってくれるのろう」と零す。
「ねぇ、レリー。貴方を縛るその婚姻話だけれど、王族はみんな巣に引き込まらないといけない仕来たりでもあるわけ?」
「巣って魔物みたいな言い方をして……べつにそんな事はないけれど…………あ!そうか」
何かを閃いたらしいレリアルドは凄く楽しそうに言うのだ。
「私が王になったら”王族はダンジョンに潜るべき”と法を変えてしまえば良いんだ!」
「まぁ、随分乱暴な法改正だこと!でもその考えは嫌いじゃないわ」
彼はそう言ってハシャグ彼女の顔を見て「やっぱりキミしかありえない」と笑うのだった。
誰よりも自由を欲したアナベラは、ダンジョンをこよなく愛する自由な王妃として君臨することになる。
完
「あぁ、任せて!」
久しぶりに対峙したブルードラゴンを追い立てて果敢に挑むのはアナベラだ。しかも王子まで巻き込みそのヤンチャぶりはいつもの事である。
得意の呪いで足を動けなくして、最後にはファイアを連続して放ちブルードラゴンを見事に倒した。「ふぅ」と一声あげて地面に尻を着く。
「やっぱシンドイわ、MPを半分も削られちゃった。戦い方を考えなくちゃね」
「そ、そうだね…………半分で済んだのが奇跡だけれど」
「何か言った?」
「いや、何でもないよ」
少々蒼い顔をしてそう答えるレリアルドは、このお転婆娘をどうにかしないと結婚など夢のまた夢だろうと思うのだ。それでも言葉にせずにおれない。
「ねぇ、いつになったら私と結婚してくれるの?」
「え?嫌よ、結婚なんて!王子妃殿下になったら滅多に外へ出して貰えないんでしょ?」
「それは……そうなんだけど」
「じゃあ無理」
その返事を聞いてガクリと肩を落とすレリアルドは「どうすれば私のものになってくれるのろう」と零す。
「ねぇ、レリー。貴方を縛るその婚姻話だけれど、王族はみんな巣に引き込まらないといけない仕来たりでもあるわけ?」
「巣って魔物みたいな言い方をして……べつにそんな事はないけれど…………あ!そうか」
何かを閃いたらしいレリアルドは凄く楽しそうに言うのだ。
「私が王になったら”王族はダンジョンに潜るべき”と法を変えてしまえば良いんだ!」
「まぁ、随分乱暴な法改正だこと!でもその考えは嫌いじゃないわ」
彼はそう言ってハシャグ彼女の顔を見て「やっぱりキミしかありえない」と笑うのだった。
誰よりも自由を欲したアナベラは、ダンジョンをこよなく愛する自由な王妃として君臨することになる。
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リアル生活を守りつつ執筆活動大変と思いますが、ほどほどに頑張って下さい。応援しながら続き待ってます٩( 'ω' )و