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最後に覚えているのは、眩しい光で目がくらみ、そして世界が真っ暗になったことだ。そして体中に死ぬほどの激痛を感じ、その暗闇の中でただ耐えることしか出来なかった。
永遠と思えるような長い時間、俺は何もすることが出来なかった。ただ痛みだけを感じ続け、気づけば意識がなくなっていた。
実際、俺はあの時に死んだのだろう。次に気が付いた時は、全く身に覚えのない世界にいたんだからーーー。
俺は今、校内を全力で走っている。別に走りたくて走っている訳じゃない。俺を追いかけてくる奴から逃げる為に走っているのだ。
俺を追いかけてくる奴は、先程いきなり声を掛けてきた。
「君、淫魔だよね?やろうよ」
そう言って俺の腕を掴み、人気のない所まで引っ張って行った。
俺は突然の事に驚き、助けを求める様に周りを見た。けれど、周りにいた他の生徒達は、引っ張られる俺を見てもただ傍観しているだけだった。関わりたくないからではなく、気に留めるようなことでもないといった様子だった。
そんな周りの様子に驚きながら、俺はそのまま連れていかれた。そして人気の無い校舎の隅にやって来て、相手がようやく足を止める。
俺が相手に話をしようとしたその瞬間、俺を引っ張ってきた奴はそのまま俺を抱き寄せてきた。俺は更なるパニックになる。
何で知らない奴が、こんなところで俺を抱きしめるんだ?知り合いじゃないんだよな?
混乱している俺をお構いなしに、そいつは俺の腰に手を当て、さらには俺に顔を近づけてきた。俺は近づいてくる相手の顔を見てようやく危機感を覚え、相手を突き飛ばしてその場から逃げ出したのだ。
何だあいつ?知り合いじゃないよな?怖い、普通に怖い。え、何で人気の無い所に連れて行った?どうしていきなり抱きしめた?俺に顔を近づけてきた?あのままどうするつもりだったんだ?相手が淫魔だったらあんな風にお誘いしても良いのか?どうなってんだこの世界?ーーー俺は…本当に淫魔になったのか?
俺は走り続け、ようやく人気が無さそうな場所へとたどり着いた。周りに誰もいないことを確認してからようやく一息つく。誰も追いかけてきている様子はない。俺は脱力してその場にしゃがみこむ。
くそっ、なんでこんな目に合わないといけないんだ…。
俺はこれからどうしようかと悩んでいた。と言っても、今は自分の寮の部屋に戻るしかない。初めから部屋まで逃げればよかったのだが、まだ校内の地理がちゃんと分かっていないため、がむしゃらに走って逃げてしまったのだ。
とにかく今は、あいつに見つからないようにしなければいけない。
俺は息を整えて立ち上がり、部屋まで戻ろうと思った矢先、視線の先に、先程俺を襲おうとしていた奴が誰かを探すような仕草で歩いている。おそらく、俺を探しているんだろう。
あいつ諦めてなかったのか!?
相手はまだ俺に気づいていないようで、俺は慌てて方向を変えその場を去る。
まずい。このままあいつに捕まったらどうなるんだ?俺、知らない奴に襲われるのか?しかも男に?やはり、俺のこの容姿が原因なのか…?
自分で言うのもなんだが、今の俺の容姿はなかなかにかっこいいのだ。モデルが出来るのではと思えるほど綺麗で中性的な顔立ちをしている。体は細く、身長は男子高校生の平均的な高さだ。初めて自分の姿を見た時は、思わず何度も自分の姿を確認した。けれど、そのせいでまさかこんな事になるとは…どうして追っかけてくるのが男で…この学校が男子校なんだ!?
俺が周りを気にしながら速足で歩いていると、廊下の先から別の生徒が歩いてくるのが見えた。俺を探している奴じゃない。けれど、俺はその場に立ち止まってしまう。
出会うみんなが…俺を襲ってきたらどうしよう…。
遠目で歩いてくる生徒を観察すると、そいつは俺よりも背が高く、顔がとても整っていてかっこよかった。俺とはまた違うタイプのイケメンだと思う。そんな事を思いながらも、俺は自分の心臓の音が聞こえるくらい緊張していた。
今引き返せば、先程の奴と出会うかもしれない。どちらにせよ、誰にも会わずに部屋に戻るのは無理だろう。
俺はじっと近づいて来る相手を見る。けれど、相手は俺のことなど眼中にないように、一度も俺に視線を向けることはなかった。そのまま歩く速度も変えずに、立ち止まったままの俺とすれ違う。
相手とすれ違って数秒後、俺は緊張から解き放たれて大きく息を吐き、全身から力が抜けたような感覚になった。そして俺は意を決して振り向き、すれ違った彼を追いかけた。そして近づくなり、俺は相手の腕を掴んだ。
「えっーーー何?」
相手が驚いて振り返り、初めて俺を見る。俺はじっと相手を見つめるが、相手は怪訝そうな顔で
「ちょっと、何だよ。離せってーーー」
と言った。そんな彼の様子を見て俺は確信した。
こいつ、俺を襲わなそうだな。彼自身もイケメンだからか、俺には興味がないようだ。
正直…助かる!!!そして…助けて!!!
「頼む、助けてくれ!」
「は?いきなり何?お前誰?何言ってんの?」
ますます怪訝そうにしている相手の腕を掴みながら、ちょうど俺の視界の端に、先程俺を追いかけてきた奴が現れた。
「あ、いたいた。なんで逃げるんだよ?」
そう言って俺たちに近づいて来る。
なんで追いかけてくるんだよ!と心の中で言い返しながらも、俺は恐怖で手が震えていた。もう逃げられない状況だ。頼みの綱はこのイケメン君になる。
イケメン君はやって来たやつと俺を見比べた。
「何?こいつ…淫魔なの?」
俺よりも背の高いイケメン君の声が頭上で聞こえる。近づいてきた奴は何でもないように言った。
「そう。だから相手してもらおうと思ったのに、何故かそいつが何も言わず逃げ出してさ…お前そいつの知合い?お前も混ざる?」
何言ってんだこいつ。しかもなに誘ってるんだ。俺たち初対面ですけど!?
俺はますます恐怖で固まってしまっていた。イケメン君は黙っていたが、しばらく間があってから答えた。
「ーーーいや・・・俺はいい」
そう言ってその場から離れようとする。
おい!ちょっと待て!ここは助けてくれるところじゃないのか!?
俺は両手でイケメン君の腕にしがみ付いた。
「ま、待って…助けてくれ。俺、淫魔じゃない!!!」
「いや、お前どうみても淫魔だろ?なんで拒否してんの?」
あまり興味がないように答えるイケメン君。これ…助けてくれないのでは!?どうして俺がおかしいみたいな感じになってるんだ?この世界の常識どうなってんだよ!!!明らかにこの状況はアウトだろ!?
俺は必死に食らいつく。
「い、嫌なんだよ!知らない人に触られるの!」
「お前今、思いっきり俺の腕を掴んでるけど」
「こ、これは違う…と、とにかく、俺はお前とやらない!!!」
俺はイケメン君を盾にして必死に叫ぶが、対する二人は俺を見て不思議そうな表情をしていた。
だから…なんで二人してそんなリアクションするんだよ!!!
俺がビビりながら必死に喚き散らしたせいか、イケメン君が俺を追ってきた奴に「こいつはやめとけば?」と何故か相手の心配をするように言った。おかげでそいつもようやく諦め、けれどどこか納得出来ていないような様子でその場を去っていった。
俺は相手の姿が見えなくなってからようやく緊張が解けた。すると、イケメン君が俺に向かって言った。
「いい加減、手を放してくれる?」
「あ…ごめん。助けてくれて…ありがとう」
俺はようやく力を抜いて手を離す。ずっと力強く握っていたからか、俺の手はまだ震えている。そんな俺を見てイケメン君が言う。
「そんなにあいつが嫌だったのか?それとも体調が悪かったとか?」
「え?あ、その…別に体調は悪くないけど…知らない奴にいきなり声かけられて、無理やり抱き寄せられて…普通に無理…だろ…」
「ふーん?よく分からないけど、その様子じゃ大変そうだな」
イケメン君はあまり興味が無さそうに、そのままその場を離れていった。俺は彼の背中を見送りながら呆然と立っている。
俺が見ず知らずの奴に何をされても、ここではそれが普通のようだ。いや…おかしいだろ?俺、このまま無事に生活できるのか…?
すると、どこからか陽気に俺を呼ぶ声が聞こえてきた。
「あ、いたいた。たっくーん」
声を掛けて来た人物は、俺の傍までやって来て笑顔で俺を見る。俺はそんな笑顔を見て、沸々と怒りが湧いてきた。
「イツキ…俺を置いて…どこに行ってたんだよ!?」
「え、どうしたの?さっそく誰かに声をかけられてやってるのかと思ったのに」
「…っ」
俺は言葉を失い、その場で頭を抱えた。
永遠と思えるような長い時間、俺は何もすることが出来なかった。ただ痛みだけを感じ続け、気づけば意識がなくなっていた。
実際、俺はあの時に死んだのだろう。次に気が付いた時は、全く身に覚えのない世界にいたんだからーーー。
俺は今、校内を全力で走っている。別に走りたくて走っている訳じゃない。俺を追いかけてくる奴から逃げる為に走っているのだ。
俺を追いかけてくる奴は、先程いきなり声を掛けてきた。
「君、淫魔だよね?やろうよ」
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俺は突然の事に驚き、助けを求める様に周りを見た。けれど、周りにいた他の生徒達は、引っ張られる俺を見てもただ傍観しているだけだった。関わりたくないからではなく、気に留めるようなことでもないといった様子だった。
そんな周りの様子に驚きながら、俺はそのまま連れていかれた。そして人気の無い校舎の隅にやって来て、相手がようやく足を止める。
俺が相手に話をしようとしたその瞬間、俺を引っ張ってきた奴はそのまま俺を抱き寄せてきた。俺は更なるパニックになる。
何で知らない奴が、こんなところで俺を抱きしめるんだ?知り合いじゃないんだよな?
混乱している俺をお構いなしに、そいつは俺の腰に手を当て、さらには俺に顔を近づけてきた。俺は近づいてくる相手の顔を見てようやく危機感を覚え、相手を突き飛ばしてその場から逃げ出したのだ。
何だあいつ?知り合いじゃないよな?怖い、普通に怖い。え、何で人気の無い所に連れて行った?どうしていきなり抱きしめた?俺に顔を近づけてきた?あのままどうするつもりだったんだ?相手が淫魔だったらあんな風にお誘いしても良いのか?どうなってんだこの世界?ーーー俺は…本当に淫魔になったのか?
俺は走り続け、ようやく人気が無さそうな場所へとたどり着いた。周りに誰もいないことを確認してからようやく一息つく。誰も追いかけてきている様子はない。俺は脱力してその場にしゃがみこむ。
くそっ、なんでこんな目に合わないといけないんだ…。
俺はこれからどうしようかと悩んでいた。と言っても、今は自分の寮の部屋に戻るしかない。初めから部屋まで逃げればよかったのだが、まだ校内の地理がちゃんと分かっていないため、がむしゃらに走って逃げてしまったのだ。
とにかく今は、あいつに見つからないようにしなければいけない。
俺は息を整えて立ち上がり、部屋まで戻ろうと思った矢先、視線の先に、先程俺を襲おうとしていた奴が誰かを探すような仕草で歩いている。おそらく、俺を探しているんだろう。
あいつ諦めてなかったのか!?
相手はまだ俺に気づいていないようで、俺は慌てて方向を変えその場を去る。
まずい。このままあいつに捕まったらどうなるんだ?俺、知らない奴に襲われるのか?しかも男に?やはり、俺のこの容姿が原因なのか…?
自分で言うのもなんだが、今の俺の容姿はなかなかにかっこいいのだ。モデルが出来るのではと思えるほど綺麗で中性的な顔立ちをしている。体は細く、身長は男子高校生の平均的な高さだ。初めて自分の姿を見た時は、思わず何度も自分の姿を確認した。けれど、そのせいでまさかこんな事になるとは…どうして追っかけてくるのが男で…この学校が男子校なんだ!?
俺が周りを気にしながら速足で歩いていると、廊下の先から別の生徒が歩いてくるのが見えた。俺を探している奴じゃない。けれど、俺はその場に立ち止まってしまう。
出会うみんなが…俺を襲ってきたらどうしよう…。
遠目で歩いてくる生徒を観察すると、そいつは俺よりも背が高く、顔がとても整っていてかっこよかった。俺とはまた違うタイプのイケメンだと思う。そんな事を思いながらも、俺は自分の心臓の音が聞こえるくらい緊張していた。
今引き返せば、先程の奴と出会うかもしれない。どちらにせよ、誰にも会わずに部屋に戻るのは無理だろう。
俺はじっと近づいて来る相手を見る。けれど、相手は俺のことなど眼中にないように、一度も俺に視線を向けることはなかった。そのまま歩く速度も変えずに、立ち止まったままの俺とすれ違う。
相手とすれ違って数秒後、俺は緊張から解き放たれて大きく息を吐き、全身から力が抜けたような感覚になった。そして俺は意を決して振り向き、すれ違った彼を追いかけた。そして近づくなり、俺は相手の腕を掴んだ。
「えっーーー何?」
相手が驚いて振り返り、初めて俺を見る。俺はじっと相手を見つめるが、相手は怪訝そうな顔で
「ちょっと、何だよ。離せってーーー」
と言った。そんな彼の様子を見て俺は確信した。
こいつ、俺を襲わなそうだな。彼自身もイケメンだからか、俺には興味がないようだ。
正直…助かる!!!そして…助けて!!!
「頼む、助けてくれ!」
「は?いきなり何?お前誰?何言ってんの?」
ますます怪訝そうにしている相手の腕を掴みながら、ちょうど俺の視界の端に、先程俺を追いかけてきた奴が現れた。
「あ、いたいた。なんで逃げるんだよ?」
そう言って俺たちに近づいて来る。
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イケメン君はやって来たやつと俺を見比べた。
「何?こいつ…淫魔なの?」
俺よりも背の高いイケメン君の声が頭上で聞こえる。近づいてきた奴は何でもないように言った。
「そう。だから相手してもらおうと思ったのに、何故かそいつが何も言わず逃げ出してさ…お前そいつの知合い?お前も混ざる?」
何言ってんだこいつ。しかもなに誘ってるんだ。俺たち初対面ですけど!?
俺はますます恐怖で固まってしまっていた。イケメン君は黙っていたが、しばらく間があってから答えた。
「ーーーいや・・・俺はいい」
そう言ってその場から離れようとする。
おい!ちょっと待て!ここは助けてくれるところじゃないのか!?
俺は両手でイケメン君の腕にしがみ付いた。
「ま、待って…助けてくれ。俺、淫魔じゃない!!!」
「いや、お前どうみても淫魔だろ?なんで拒否してんの?」
あまり興味がないように答えるイケメン君。これ…助けてくれないのでは!?どうして俺がおかしいみたいな感じになってるんだ?この世界の常識どうなってんだよ!!!明らかにこの状況はアウトだろ!?
俺は必死に食らいつく。
「い、嫌なんだよ!知らない人に触られるの!」
「お前今、思いっきり俺の腕を掴んでるけど」
「こ、これは違う…と、とにかく、俺はお前とやらない!!!」
俺はイケメン君を盾にして必死に叫ぶが、対する二人は俺を見て不思議そうな表情をしていた。
だから…なんで二人してそんなリアクションするんだよ!!!
俺がビビりながら必死に喚き散らしたせいか、イケメン君が俺を追ってきた奴に「こいつはやめとけば?」と何故か相手の心配をするように言った。おかげでそいつもようやく諦め、けれどどこか納得出来ていないような様子でその場を去っていった。
俺は相手の姿が見えなくなってからようやく緊張が解けた。すると、イケメン君が俺に向かって言った。
「いい加減、手を放してくれる?」
「あ…ごめん。助けてくれて…ありがとう」
俺はようやく力を抜いて手を離す。ずっと力強く握っていたからか、俺の手はまだ震えている。そんな俺を見てイケメン君が言う。
「そんなにあいつが嫌だったのか?それとも体調が悪かったとか?」
「え?あ、その…別に体調は悪くないけど…知らない奴にいきなり声かけられて、無理やり抱き寄せられて…普通に無理…だろ…」
「ふーん?よく分からないけど、その様子じゃ大変そうだな」
イケメン君はあまり興味が無さそうに、そのままその場を離れていった。俺は彼の背中を見送りながら呆然と立っている。
俺が見ず知らずの奴に何をされても、ここではそれが普通のようだ。いや…おかしいだろ?俺、このまま無事に生活できるのか…?
すると、どこからか陽気に俺を呼ぶ声が聞こえてきた。
「あ、いたいた。たっくーん」
声を掛けて来た人物は、俺の傍までやって来て笑顔で俺を見る。俺はそんな笑顔を見て、沸々と怒りが湧いてきた。
「イツキ…俺を置いて…どこに行ってたんだよ!?」
「え、どうしたの?さっそく誰かに声をかけられてやってるのかと思ったのに」
「…っ」
俺は言葉を失い、その場で頭を抱えた。
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