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俺が淫魔でなくなるまで、あと三日!
あと三日さえ乗り切れれば、俺は他人の精力なんかで生きながらえなくてよくなる!!!さらば!!!ただれた青春!!!
「たっくん。なんか調子良いのか悪いのか分からない状態だね?逆に調子悪いからテンションがハイになってるのかな?それとも…マサキ君との関係に進展があった?」
「絶好調!だけど、別にマサキとは何もない。でももういいんだ。ほんと、イツキにも世話になったな!」
「え?どうしたの?なんだか…あまり良くない気がするね」
俺は隣で心配そうな表情のイツキを見る。
そう言えば、イツキは俺が悪魔になってから、ずっと俺の傍にいてくれていたな。
ずっと俺の心配もしてくれいているし。使い魔も貸してくれて、なんだかんだ言って、面倒を見てくれている。
俺はふと足を止めた。すると、それに気づいてイツキも足を止めて俺を見る。
「どうしたの、たっくん。やっぱりだいぶ調子悪い?部屋で休んでる?」
「いや…その、イツキ。今更だけど、ありがとう。ずっと俺に親切にしてくれて…」
「急に改まってどうしたの?何言ってるの、今更だよ!」
そう言って、かわいらしい笑顔で俺を見る。俺もその笑顔につられて笑い返していた。
けれど…イツキの次の一言で、俺の笑顔は一瞬で消えてしまう。
「早く元気になってもらわないと。だって、僕もたっくんとやりたいんだもん!」
変わらずの笑顔で言うイツキ。
「…ま…じか…」
イツキの親切心って…下心から!?!?!?俺とやりたいって言ってたのって冗談じゃなかったのかよ?
本当に…悪魔の世界って分かんねー!!!
約束の日まであと二日!!
俺はマサキの部屋にいても、夜になるとすぐに布団に入ってしまう。
マサキは俺に無理やりやろうとした事はないし、こうしていれば無事に過ごす事が出来る。
今日も早く寝ようと思っていると、何故かマサキが俺の傍にやってきていた。
「マサキ?どうしーーー」
俺が尋ね終わる前に、マサキは何も言わず、横になっている俺に背後から抱きついてきた。
俺はびっくりしすぎて硬直するが、背中に感じるマサキのせいで心臓だけが飛び跳ねている。
マサキ何のつもりだ!?え?マサキから俺に何かする事なかったよな?
しばらく互いに何も言わなかったが、マサキがぽつりと呟いた。
「…タクミ、本当に体調大丈夫?昨日から様子が変だけど」
「…だ、大丈夫ーーー」
マサキの方こそいきなりどうした?大丈夫なのか!?
そう思ったけれど、マサキなりに俺の事を心配してくれているのだと思う。
けれど、別に抱きつかなくても良いのでは?そう思いながらもなぜかその事は口に出来ずじっと固まったままの俺。
マサキも俺に抱きついてきたけれど、それから何も言わず布団の上から俺を抱きしめたままだ。
このままだと朝までこの状態になりそうだな…。
俺は思い切ってマサキに聞いてみる。
「あ、あのさ。マサキって”強欲”なんだよな?”強欲”って何か…俺と違いがあるの?」
「うん?どうだろう…欲しいものは必ず手に入れる…かな?」
「なにそれ?信念?」
「欲しいものが沢山あって、際限なくそれらを手に入れて、全部を手にしている状態じゃないと気が済まない…かな?」
「疑問形?マサキは違うのか?」
「俺は…あまりに沢山手にしようとすると、疲れる」
「疲れるって…何それ…」
「俺が特殊なんだと思うよ。別に欲が無いわけじゃない。ただ、あまり広く手に入れるより、最低限でいいって思ってしまう。欲にはキリがないし…手の届く範囲のものを、大切にしていきたい」
「…なんか、”強欲”にしては悟ってる系?」
俺は少し笑ってしまった。
他の”強欲”の事は詳しく知らないけれど、マサキも変わっているんだなと思う。そして、それが嫌じゃない。
俺はもぞもぞと体を動かして向きを変え、マサキと向き合う形になった。身長差があるから、俺はマサキの胸に顔を当てて言った。
「マサキはさ…俺の事どう思う?」
「なにが?」
「俺が…変だと思うか?」
「まぁ、淫魔っぽくはないと思う。見た目は淫魔だけど」
「見た目…マサキって淫魔が好きなわけ?」
何故そんな事を聞いているのか分からなかったが、気づくとそんな事を言っていた。
「別に…淫魔が好きって訳ではない」
マサキの言葉を聞いて、俺は初めて出会った日の事を思い出す。俺に全く興味が無かったマサキ。俺が顔を上げると、相変わらず無表情のマサキがいた。俺はそんなマサキの顔を見て思う。
じゃあ、マサキ。淫魔である俺は?
という質問が頭に浮かび、俺は急にいたたまれなくなって布団に潜り込んだ。
「わ、タクミ、急にどうした」
「…大丈夫」
「大丈夫じゃないだろ?タクミーーー」
そういって、何故かマサキも布団に潜り込み、再び俺を抱きしめてくれた。俺は嬉しさと恥ずかしさと、でもずっと心にあるもやもやで苦しくなる。
そして…普通に布団の中で抱きしめられて苦しいわ。
「ちょ、苦しい、そして暑いっ!!!」
俺はそう言って布団から顔を出す。手で布団をどけると、そこには俺を見るマサキの顔が至近距離にあった。
くそ、この顔が駄目なんだよな。そしてこの顔が…”強欲”になる瞬間を俺は知っているんだ。
俺はため息をついて言った。
「マサキ…俺はお前が""強欲”なの、分かる気がする」
「え?初めて言われた。”強欲”の俺って…どんな感じ?」
俺はあと二日の付き合いと思い、今更ながらの気持ちで開き直って答える。
「…俺と、やってる時。目力がある感じ?とにかくいつもと違って目がやばい。獲物を狙う肉食動物みたいな、俺を見る目がすわっているというか…本性が出ているような…あれが”強欲”って言われたら納得してしまうような…。
あ、目つきが悪いって意味じゃない。えっと…こんなに言っといてなんだけれど、悪い意味で言ったつもりじゃないから!別にやってるときビビッてはないから!」
「…そうな風に見えてた?」
何故かマサキが可笑しそうに笑った。こいつの笑いのツボも謎すぎるな。珍しく笑顔のまま、マサキが改めて俺を見る。
「タクミ…タクミは俺が他の奴とやるの嫌なんだろ?」
「え?まぁ、嫌…というか…ちょっと違うんだけどな…」
誰とでもすぐやる悪魔の価値観についていけないのだとは言いづらい。すると、マサキはがいつにもなく真剣な表情に変わって俺を見た。
「ーーーやらないよ、お前と以外」
「…は?」
「それだったらどうだ?タクミは俺から精力を取れそうか?それで元気になりそうか?」
「…え?それでって…」
マサキが俺としかしないことが、俺の精力の吸収力に関係あるのか?
「タクミは嫉妬してるんじゃないかって、この間イツキが言っていただろ?それに俺を独占したいみたいだったし…それが叶えられるなら、上手くいくんじゃないか?」
「…」
えっと、ちょっと待ってくれ。これじゃあまるで、俺がマサキに対して…え!どうしよう、何て言ったらいいんだろうか…。
俺は答えを求めるかのように、じっとマサキを見つめる。
マサキは…俺の体調の心配をしてくれているんだよな?でも、俺としかしないって…どうしてそこまでーーー。
「マサキ…あのさーーーっっ!」
俺が答えようとした瞬間、マサキが顔を近づけて俺の口を塞いできた。まるで、俺からの返答を止めるかのように。
どうして俺の返事を待たずして、マサキは俺にキスをしてきたんだろう?
「…っ」
マサキの強引で、それでいて優しいキスに、俺は拒まずにゆっくりと目を閉じていた。
俺の頭の中で色んな声がする。
淫魔として過ごすのはあと二日なんだから、別にもうやらなくったっていいんだ。
けれど、これがマサキとの最後の機会かも…。
マサキが俺としかしないと言ったのは、それって俺が特別って事?
でもマサキは悪魔だし、悪魔の言う事なんてあてにならない…。
マサキは”強欲”で、他の奴とも気軽にするんだ。
それでも、俺としかしないって…もしそれが本当ならーーー。
そこで俺の思考は停止し、キスをしたままマサキに強く抱きついた。その時、俺は初めて自分からマサキを求めていた。
それからの記憶は、マサキと初めてした時のように混沌としていて、それでもしっかりと覚えている不思議な体験だった。
初めての時のように、いや、それ以上に体中がマサキに反応していた。思考が飛び、ただ幸福感と快楽を強く感じていた。
なにより、俺の体が強くマサキを求めているのが分かった。
そして俺は、マサキに抱かれながらずっとーーーマサキは俺のものだって思ったんだ。
あと三日さえ乗り切れれば、俺は他人の精力なんかで生きながらえなくてよくなる!!!さらば!!!ただれた青春!!!
「たっくん。なんか調子良いのか悪いのか分からない状態だね?逆に調子悪いからテンションがハイになってるのかな?それとも…マサキ君との関係に進展があった?」
「絶好調!だけど、別にマサキとは何もない。でももういいんだ。ほんと、イツキにも世話になったな!」
「え?どうしたの?なんだか…あまり良くない気がするね」
俺は隣で心配そうな表情のイツキを見る。
そう言えば、イツキは俺が悪魔になってから、ずっと俺の傍にいてくれていたな。
ずっと俺の心配もしてくれいているし。使い魔も貸してくれて、なんだかんだ言って、面倒を見てくれている。
俺はふと足を止めた。すると、それに気づいてイツキも足を止めて俺を見る。
「どうしたの、たっくん。やっぱりだいぶ調子悪い?部屋で休んでる?」
「いや…その、イツキ。今更だけど、ありがとう。ずっと俺に親切にしてくれて…」
「急に改まってどうしたの?何言ってるの、今更だよ!」
そう言って、かわいらしい笑顔で俺を見る。俺もその笑顔につられて笑い返していた。
けれど…イツキの次の一言で、俺の笑顔は一瞬で消えてしまう。
「早く元気になってもらわないと。だって、僕もたっくんとやりたいんだもん!」
変わらずの笑顔で言うイツキ。
「…ま…じか…」
イツキの親切心って…下心から!?!?!?俺とやりたいって言ってたのって冗談じゃなかったのかよ?
本当に…悪魔の世界って分かんねー!!!
約束の日まであと二日!!
俺はマサキの部屋にいても、夜になるとすぐに布団に入ってしまう。
マサキは俺に無理やりやろうとした事はないし、こうしていれば無事に過ごす事が出来る。
今日も早く寝ようと思っていると、何故かマサキが俺の傍にやってきていた。
「マサキ?どうしーーー」
俺が尋ね終わる前に、マサキは何も言わず、横になっている俺に背後から抱きついてきた。
俺はびっくりしすぎて硬直するが、背中に感じるマサキのせいで心臓だけが飛び跳ねている。
マサキ何のつもりだ!?え?マサキから俺に何かする事なかったよな?
しばらく互いに何も言わなかったが、マサキがぽつりと呟いた。
「…タクミ、本当に体調大丈夫?昨日から様子が変だけど」
「…だ、大丈夫ーーー」
マサキの方こそいきなりどうした?大丈夫なのか!?
そう思ったけれど、マサキなりに俺の事を心配してくれているのだと思う。
けれど、別に抱きつかなくても良いのでは?そう思いながらもなぜかその事は口に出来ずじっと固まったままの俺。
マサキも俺に抱きついてきたけれど、それから何も言わず布団の上から俺を抱きしめたままだ。
このままだと朝までこの状態になりそうだな…。
俺は思い切ってマサキに聞いてみる。
「あ、あのさ。マサキって”強欲”なんだよな?”強欲”って何か…俺と違いがあるの?」
「うん?どうだろう…欲しいものは必ず手に入れる…かな?」
「なにそれ?信念?」
「欲しいものが沢山あって、際限なくそれらを手に入れて、全部を手にしている状態じゃないと気が済まない…かな?」
「疑問形?マサキは違うのか?」
「俺は…あまりに沢山手にしようとすると、疲れる」
「疲れるって…何それ…」
「俺が特殊なんだと思うよ。別に欲が無いわけじゃない。ただ、あまり広く手に入れるより、最低限でいいって思ってしまう。欲にはキリがないし…手の届く範囲のものを、大切にしていきたい」
「…なんか、”強欲”にしては悟ってる系?」
俺は少し笑ってしまった。
他の”強欲”の事は詳しく知らないけれど、マサキも変わっているんだなと思う。そして、それが嫌じゃない。
俺はもぞもぞと体を動かして向きを変え、マサキと向き合う形になった。身長差があるから、俺はマサキの胸に顔を当てて言った。
「マサキはさ…俺の事どう思う?」
「なにが?」
「俺が…変だと思うか?」
「まぁ、淫魔っぽくはないと思う。見た目は淫魔だけど」
「見た目…マサキって淫魔が好きなわけ?」
何故そんな事を聞いているのか分からなかったが、気づくとそんな事を言っていた。
「別に…淫魔が好きって訳ではない」
マサキの言葉を聞いて、俺は初めて出会った日の事を思い出す。俺に全く興味が無かったマサキ。俺が顔を上げると、相変わらず無表情のマサキがいた。俺はそんなマサキの顔を見て思う。
じゃあ、マサキ。淫魔である俺は?
という質問が頭に浮かび、俺は急にいたたまれなくなって布団に潜り込んだ。
「わ、タクミ、急にどうした」
「…大丈夫」
「大丈夫じゃないだろ?タクミーーー」
そういって、何故かマサキも布団に潜り込み、再び俺を抱きしめてくれた。俺は嬉しさと恥ずかしさと、でもずっと心にあるもやもやで苦しくなる。
そして…普通に布団の中で抱きしめられて苦しいわ。
「ちょ、苦しい、そして暑いっ!!!」
俺はそう言って布団から顔を出す。手で布団をどけると、そこには俺を見るマサキの顔が至近距離にあった。
くそ、この顔が駄目なんだよな。そしてこの顔が…”強欲”になる瞬間を俺は知っているんだ。
俺はため息をついて言った。
「マサキ…俺はお前が""強欲”なの、分かる気がする」
「え?初めて言われた。”強欲”の俺って…どんな感じ?」
俺はあと二日の付き合いと思い、今更ながらの気持ちで開き直って答える。
「…俺と、やってる時。目力がある感じ?とにかくいつもと違って目がやばい。獲物を狙う肉食動物みたいな、俺を見る目がすわっているというか…本性が出ているような…あれが”強欲”って言われたら納得してしまうような…。
あ、目つきが悪いって意味じゃない。えっと…こんなに言っといてなんだけれど、悪い意味で言ったつもりじゃないから!別にやってるときビビッてはないから!」
「…そうな風に見えてた?」
何故かマサキが可笑しそうに笑った。こいつの笑いのツボも謎すぎるな。珍しく笑顔のまま、マサキが改めて俺を見る。
「タクミ…タクミは俺が他の奴とやるの嫌なんだろ?」
「え?まぁ、嫌…というか…ちょっと違うんだけどな…」
誰とでもすぐやる悪魔の価値観についていけないのだとは言いづらい。すると、マサキはがいつにもなく真剣な表情に変わって俺を見た。
「ーーーやらないよ、お前と以外」
「…は?」
「それだったらどうだ?タクミは俺から精力を取れそうか?それで元気になりそうか?」
「…え?それでって…」
マサキが俺としかしないことが、俺の精力の吸収力に関係あるのか?
「タクミは嫉妬してるんじゃないかって、この間イツキが言っていただろ?それに俺を独占したいみたいだったし…それが叶えられるなら、上手くいくんじゃないか?」
「…」
えっと、ちょっと待ってくれ。これじゃあまるで、俺がマサキに対して…え!どうしよう、何て言ったらいいんだろうか…。
俺は答えを求めるかのように、じっとマサキを見つめる。
マサキは…俺の体調の心配をしてくれているんだよな?でも、俺としかしないって…どうしてそこまでーーー。
「マサキ…あのさーーーっっ!」
俺が答えようとした瞬間、マサキが顔を近づけて俺の口を塞いできた。まるで、俺からの返答を止めるかのように。
どうして俺の返事を待たずして、マサキは俺にキスをしてきたんだろう?
「…っ」
マサキの強引で、それでいて優しいキスに、俺は拒まずにゆっくりと目を閉じていた。
俺の頭の中で色んな声がする。
淫魔として過ごすのはあと二日なんだから、別にもうやらなくったっていいんだ。
けれど、これがマサキとの最後の機会かも…。
マサキが俺としかしないと言ったのは、それって俺が特別って事?
でもマサキは悪魔だし、悪魔の言う事なんてあてにならない…。
マサキは”強欲”で、他の奴とも気軽にするんだ。
それでも、俺としかしないって…もしそれが本当ならーーー。
そこで俺の思考は停止し、キスをしたままマサキに強く抱きついた。その時、俺は初めて自分からマサキを求めていた。
それからの記憶は、マサキと初めてした時のように混沌としていて、それでもしっかりと覚えている不思議な体験だった。
初めての時のように、いや、それ以上に体中がマサキに反応していた。思考が飛び、ただ幸福感と快楽を強く感じていた。
なにより、俺の体が強くマサキを求めているのが分かった。
そして俺は、マサキに抱かれながらずっとーーーマサキは俺のものだって思ったんだ。
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