転生したら、HEROになれるはず

緋咲 ツバメ

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交渉

それ、大事

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とりあえずダートらが無事に釈放される事になった事にホッとした。
「でも、グランの継続は別問題だからな。まぁ、国内のギルドは施設全て、休止するから……猶予は出来たよな。」
??えっ、使えないの?審査受ける気満々だったのに。
「だから、さっきも言っただろ。ギルドのお偉いさんが来るって。そんな中、審査とか日常業務なんて出来る訳ないだろ。」
それ、逆に問題発言だろ。査察でも監査でも仕事はしろよ、マジで。
「それにギルドとしては今、この国内での活動を中止してるから、審査しても無効なデータとして処理されるだけ。」
先にそう言えば良いのに。
でも、審査も受けれないなんて……どうしようか悩んでると、ゲイガは真顔で一言。
「する事ないなら、鍛冶すれば?お前の師匠から作品の依頼来てたぞ。」
何ですと!?それ、何故言わない。
それ、かなり重要な事柄ですよね。

一心不乱に飯を食らう虎丸とミューゼから解放されて、ゆっくりと酒を味わってるルドラに10日ほど適当に過ごしててくれと告げ、急いであの場所へ向かった。
ルクードと最初会った洞窟の奥には鍛冶場があり、一番奥が空いてるから、いつでも使ってくれていいと言われていた。
材料も使って貰っていいと言われたので、その言葉に甘えて、ある材料から見繕って、白装束に着替えた。
それから寝食を忘れて、鋼と対話し、火と真っ向から向き合ったんだ。
それなりに満足出来るモノが出来たつもりだ。
何度か誰かが何かを言っていたが、真っ赤になった火箸を放り投げて、追い払った様な気がする。
火の前に座ったら、話しかける方が悪い。鍛冶場で鉄を熱したら、それは戦の開始。そこにノコノコと姿を見せれば、斬られて当然と言う師の教えなので仕方ない。
鍛え上げたと同時に空腹と睡眠に襲われた。
とりあえず寝ようと、後ろに倒れ込むと、そこには虎丸の姿が。
「主、何かギルドの使者が会いたいって。呼びに来た人何人も怪我させられるから、そろそろだろうから……落ち着いたら、伝えてくれって。」
虎丸にいつから居るのか聞くと、朝からだよって。
もう日は暮れかけていた。
つまり朝から夕方までここに居てくれたのかと少し感動してしまった。
虎丸の横には山盛りになった皿が積まれていたが、気にしない事にした。
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