2 / 6
勘違いの始まり
しおりを挟む
普通の住宅街その中にひと際目立つボロアパートがある。そのアパートには住人があまり住んでおらずド貧乏少年カズキたった一人が住んでいる。
今にも死にそうな少年は空腹で餓死しそうな状態であり、横たわっている。
ピンポーン
チャイムの音が鳴るがカズキは餓死寸前で体が思うように動けず、出ようにも出れない状態である。
チャイムの音は何十回も鳴り響いていたが、急に鳴り止んだ。
ドォォォォォン
バズーカのような音が鳴り響いた。
どうやら誰かに扉を破壊されたようだ
カズキは餓死しそうであったが、命の危険を感じたからか身体が少し動いたそして...こけた
カズキは再び立とうとしたが、一ミリも動かずただただ謎の襲撃者を待つ事しか出来なかった
「いるじゃないですか、何で出なかったんですか?」
カズキは見覚えのない赤髪の美少女を見ている事しか出来なっかった。
「もしもし聞いてますか、返事してくださいよ~」
カズキは返事をしたかったが数日間水を飲んでいなかったので思うように声が出なかった。
「あぁそういうことですね、分かりました」
赤髪の美少女は急に何かに納得した様子で外に出でいった。
帰ったのかなと思っていたが急に閃光が発せられた。
カズキは何が起こったのか訳も分からずただ呆然としていたが、すぐに気を取り戻しあたりを見渡した。
すると木端微塵だったはずの扉が新品同様に直っていた。
「これでいいですよね」
赤髪の美少女は満面の笑みを浮かべながらカズキに問うた。
しかしカズキの頭の中では赤髪の美少女は一体何をして木端微塵の扉を直したのか疑問だった。
(身体が小さい女の子が重い扉一人で運べるわけないし、誰かに手伝ってもらったわけでもない...一体何をしたんだ?)
カズキは疑問に思っていると赤髪の美少女が唐突に叫んだ
「もういいです!勝手に話を進めます!!」
(最初からそうすればよかったのに)
「あなたは【選ばれし者】!!!」
(こいつは何を言ってるんだ?)
「おっと、信じていないようですね」
(信じるも何も急にそんな事言われてもなぁ。ってか【選ばれし者】ってなんだ?)
「では証明してあげましょう」
(えっ!何する気だ)
「デーモン・デーモン.......ザッ.....」
何だ何だ!!何だか危ないような気がするのだが.....
「呪文唱え終わりました、あとは解き放つだけ」
「なぁ~に心配はありません、選ばれ者であるということを証明するだけですから...大丈夫ですよ!!カズキシさん」
(そうかそれは安心......ってあれ!?今カズキじゃなくカズキシって言ったよね.......ちょっっっまてまてまてまてぇぇ!
俺カズキ!カズキシじゃない、確かに名前似てるけど..呪文ストップストーーップ!!
あ!そうだった俺今声でないんだった...)
「デーモン!!」
そう叫んだ瞬間何もない空間から邪悪な闇が現れそれが俺を殺したのだ......
「ふぅーいい仕事ました」
赤髪の美少女はやりきった表情を浮かべながら汗を拭うような仕草をした。
「お~い、カズキシさん生きてますかって生きてるに決まってんじゃん」
一人でノリ突っ込みを入れる程機嫌がよくなっている。
なぜかは不明だが人に魔法を放っておいて機嫌がよくなるのは異常であるという事は確かである。
「死んだ振りしても無駄ですよ、【選ばれし者】は簡単に死なないということは知っておりますから」
そうやって放置する事約十分、赤髪の美少女はようやく異常である事が分かったのか、カズキの元へと駆け寄り意識、呼吸、脈、体温などを調べ生きているか確認をした。
そこでやっと赤髪の美少女はカズキいや赤髪の美少女ではカズキシが死んでいる事が判明したのだ。
「え!!何で死んでるのよ、私が放った魔法は下級魔法、普通の人間ならともかく【選ばれし者】が死ぬはずがない.......ハッ!」
赤髪の美少女は気づいた、この少年は選ばれし者ではなく普通の人間であるということを...
continue...
今にも死にそうな少年は空腹で餓死しそうな状態であり、横たわっている。
ピンポーン
チャイムの音が鳴るがカズキは餓死寸前で体が思うように動けず、出ようにも出れない状態である。
チャイムの音は何十回も鳴り響いていたが、急に鳴り止んだ。
ドォォォォォン
バズーカのような音が鳴り響いた。
どうやら誰かに扉を破壊されたようだ
カズキは餓死しそうであったが、命の危険を感じたからか身体が少し動いたそして...こけた
カズキは再び立とうとしたが、一ミリも動かずただただ謎の襲撃者を待つ事しか出来なかった
「いるじゃないですか、何で出なかったんですか?」
カズキは見覚えのない赤髪の美少女を見ている事しか出来なっかった。
「もしもし聞いてますか、返事してくださいよ~」
カズキは返事をしたかったが数日間水を飲んでいなかったので思うように声が出なかった。
「あぁそういうことですね、分かりました」
赤髪の美少女は急に何かに納得した様子で外に出でいった。
帰ったのかなと思っていたが急に閃光が発せられた。
カズキは何が起こったのか訳も分からずただ呆然としていたが、すぐに気を取り戻しあたりを見渡した。
すると木端微塵だったはずの扉が新品同様に直っていた。
「これでいいですよね」
赤髪の美少女は満面の笑みを浮かべながらカズキに問うた。
しかしカズキの頭の中では赤髪の美少女は一体何をして木端微塵の扉を直したのか疑問だった。
(身体が小さい女の子が重い扉一人で運べるわけないし、誰かに手伝ってもらったわけでもない...一体何をしたんだ?)
カズキは疑問に思っていると赤髪の美少女が唐突に叫んだ
「もういいです!勝手に話を進めます!!」
(最初からそうすればよかったのに)
「あなたは【選ばれし者】!!!」
(こいつは何を言ってるんだ?)
「おっと、信じていないようですね」
(信じるも何も急にそんな事言われてもなぁ。ってか【選ばれし者】ってなんだ?)
「では証明してあげましょう」
(えっ!何する気だ)
「デーモン・デーモン.......ザッ.....」
何だ何だ!!何だか危ないような気がするのだが.....
「呪文唱え終わりました、あとは解き放つだけ」
「なぁ~に心配はありません、選ばれ者であるということを証明するだけですから...大丈夫ですよ!!カズキシさん」
(そうかそれは安心......ってあれ!?今カズキじゃなくカズキシって言ったよね.......ちょっっっまてまてまてまてぇぇ!
俺カズキ!カズキシじゃない、確かに名前似てるけど..呪文ストップストーーップ!!
あ!そうだった俺今声でないんだった...)
「デーモン!!」
そう叫んだ瞬間何もない空間から邪悪な闇が現れそれが俺を殺したのだ......
「ふぅーいい仕事ました」
赤髪の美少女はやりきった表情を浮かべながら汗を拭うような仕草をした。
「お~い、カズキシさん生きてますかって生きてるに決まってんじゃん」
一人でノリ突っ込みを入れる程機嫌がよくなっている。
なぜかは不明だが人に魔法を放っておいて機嫌がよくなるのは異常であるという事は確かである。
「死んだ振りしても無駄ですよ、【選ばれし者】は簡単に死なないということは知っておりますから」
そうやって放置する事約十分、赤髪の美少女はようやく異常である事が分かったのか、カズキの元へと駆け寄り意識、呼吸、脈、体温などを調べ生きているか確認をした。
そこでやっと赤髪の美少女はカズキいや赤髪の美少女ではカズキシが死んでいる事が判明したのだ。
「え!!何で死んでるのよ、私が放った魔法は下級魔法、普通の人間ならともかく【選ばれし者】が死ぬはずがない.......ハッ!」
赤髪の美少女は気づいた、この少年は選ばれし者ではなく普通の人間であるということを...
continue...
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる