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第三章 フェンリルと獣人
第46話 何でこんなにブサイクばかりなのですか?
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「言語能力のスキルを調整して、日本語が話せないようにするからね」と二人に伝えた。街中で、「主様...」や「ご主人様...」は、さすがに不味い。
ちなみに二人の服装は、クラリスが俺のお古のサンダルと、メル用に買った白のパンツ、それに俺のお古のTシャツとパーカーだ。
メルはカーゴパンツと淡いピンクの半袖サマーニット、ストラップサンダル、それに俺のお古の帽子だ。何を着ても絵になるな。もう、本当にモデルさんみたいだ。
洋服以外にも購入したい物が沢山ある。ぼやぼやしてはいられない。食料品もそうだしメルたちの歯ブラシや化粧品。それに食料品も買わないと。ああ、あと炊飯ジャーも。
この部屋にも、遂に野菜と果物が降臨するかも。今までの俺は、グレープ1つ買うならレトルトカレーを選んでしまう。メルとクラリスは果物や野菜も必要だろう。買っておかないと。
「さあクラリス、外出するよ。その、ナイメール星と全然違うから驚かないでね」
「全然違うとは主様?」すごく可愛い顔で俺に聞いてきた。
俺が少し見とれていると、クラリスはクスっと笑い「主様...そんなに私のお顔が気に入られたのなら...」と言って、ねっとりと唇を重ね「スッキリと...なさいますか♡」と、息子をなでなでしながら聞いてきた。
こら、元聖女!変わり過ぎだろ!そんなことをすると、メルがひがんで厄介なことになるから...。
「もう、お姉様!私も我慢しているんですから!」
メルも荒い息使いで、俺の後ろから自身の胸を押し付け、クラリスから俺を奪って唇を押し当ててきた。俺の胸を背後から撫でまわす手もエロい。
何たる朝からご褒美。生きていてよかった。二度死にかけたけど...。でも、夜まで我慢だ。買い物やら奴隷契約などをしに行かないと。。
でも、二人は「性欲100万倍」だもんな。発情しちゃうよな。ごめんよ。夜まで待ってね。
泣く泣く二人を身体から離し、外に出た。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「こ、これが主様の世界...」
数秒の間、クラリスの動きが止まった。いや、眼球と脳内の思考回路は、ものすごい動きをしているはずだ。
「凄いです!馬車よりも早い物が沢山動いております!そして...高い建物ばかりです。城壁も見られません...。ここは王都ですか?すごく人が沢山おります!女性ばかりではなく男性も沢山いますが、その...何でこんなにブサイクばかりなのですか?」と、げんなりとした表情で俺に聞いてきた。
こら元聖女!口が悪いぞ。
「男性が多いのですが、若い者ほどブサイクばかり...。背も高く、栄養失調そうな者が多いです...。そればかりか二重で鼻筋が通り、細長い顔の者が殆ど。主様の恰好よさを引き立てる脇役たちばかりなのですか?より主様に惚れてしまいます♡」
そう言って、またすりすりと俺の息子を右手で触り始めた。
こら、外ではダメです。そうクラリスに注意をすると...。
クラリスは、俺にさらりとこう言った。「もう、身体が反応してしまうのです♡『性欲100万倍』を抑えるのは本当に大変です♡いつでも、どんな時でも主様を感じていたいのです」そして、クラリスは同意を求めるようにメルに話を振った。「ねえ、そうですよね、メル?」
そう俺の右側から、左側の腕に絡まっているメルに話しかけてた。「そうですよ、ご主人様!自分の自制心を絞り出しているんです!そうじゃなかったら今でも...」
こらこら、獲物を見つめるライオンのような目をしないで!怖いから。
離れてと言っても無理だろう。特にクラリスは絶対に離れようとしない。断固拒否。命令しても無表情のまま窒息死しそう。頼むから息子を刺激しないでとお願いした。もう...どちらがご主人様か分からない。
クラリスもメルも、身長が170cmを優に越えている。だから俺に合わせて屈んでくれる。クラリスも173,4cmかな...メルと余り変わらないな。
メルもクラリスも、左右から俺にぴったりとくっ付く。
三人で街を歩くだけで、周囲は騒然となる。モデル級の美女二人に囲まれた、一匹のブサイク子豚。その組み合わせは、まるで幻想のようだった。
奇想天外摩訶不思議。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
知らない人たちからの視線が痛い。交番の前ではお巡りさんが、俺に声をかけようか、一瞬迷った態度を取った。
何かこの二人に、悪い薬でも盛ったのかと思ったのかな?
お、俺たちは悪いことはしていません!色々な事を合意の上では沢山しましたけど...。
もう、しょうがない。噂になろうが興味本位の目で見られようが、もういい。二人が幸せなら。ただ無断で写メをとっちゃだめだよ。スマホが壊れるよ?
クラリスには、周りの人が勝手にスマートフォンを向けたらエアブローを発動するよう伝えてある。
ガシャーン!
「うわ、何だかまいたちか?」
「いやー!私のスマホが!」
スマホが地面に落ちる音と、その持ち主の絶叫が至る所で響いている。どれだけ無断で撮ろうとするんだよ。マナーが無いな。
クラリスとメルに街の風景や美味しい食堂を紹介しながら、前回メルと訪れた「シロクマ」に向かった。
ちなみに二人の服装は、クラリスが俺のお古のサンダルと、メル用に買った白のパンツ、それに俺のお古のTシャツとパーカーだ。
メルはカーゴパンツと淡いピンクの半袖サマーニット、ストラップサンダル、それに俺のお古の帽子だ。何を着ても絵になるな。もう、本当にモデルさんみたいだ。
洋服以外にも購入したい物が沢山ある。ぼやぼやしてはいられない。食料品もそうだしメルたちの歯ブラシや化粧品。それに食料品も買わないと。ああ、あと炊飯ジャーも。
この部屋にも、遂に野菜と果物が降臨するかも。今までの俺は、グレープ1つ買うならレトルトカレーを選んでしまう。メルとクラリスは果物や野菜も必要だろう。買っておかないと。
「さあクラリス、外出するよ。その、ナイメール星と全然違うから驚かないでね」
「全然違うとは主様?」すごく可愛い顔で俺に聞いてきた。
俺が少し見とれていると、クラリスはクスっと笑い「主様...そんなに私のお顔が気に入られたのなら...」と言って、ねっとりと唇を重ね「スッキリと...なさいますか♡」と、息子をなでなでしながら聞いてきた。
こら、元聖女!変わり過ぎだろ!そんなことをすると、メルがひがんで厄介なことになるから...。
「もう、お姉様!私も我慢しているんですから!」
メルも荒い息使いで、俺の後ろから自身の胸を押し付け、クラリスから俺を奪って唇を押し当ててきた。俺の胸を背後から撫でまわす手もエロい。
何たる朝からご褒美。生きていてよかった。二度死にかけたけど...。でも、夜まで我慢だ。買い物やら奴隷契約などをしに行かないと。。
でも、二人は「性欲100万倍」だもんな。発情しちゃうよな。ごめんよ。夜まで待ってね。
泣く泣く二人を身体から離し、外に出た。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「こ、これが主様の世界...」
数秒の間、クラリスの動きが止まった。いや、眼球と脳内の思考回路は、ものすごい動きをしているはずだ。
「凄いです!馬車よりも早い物が沢山動いております!そして...高い建物ばかりです。城壁も見られません...。ここは王都ですか?すごく人が沢山おります!女性ばかりではなく男性も沢山いますが、その...何でこんなにブサイクばかりなのですか?」と、げんなりとした表情で俺に聞いてきた。
こら元聖女!口が悪いぞ。
「男性が多いのですが、若い者ほどブサイクばかり...。背も高く、栄養失調そうな者が多いです...。そればかりか二重で鼻筋が通り、細長い顔の者が殆ど。主様の恰好よさを引き立てる脇役たちばかりなのですか?より主様に惚れてしまいます♡」
そう言って、またすりすりと俺の息子を右手で触り始めた。
こら、外ではダメです。そうクラリスに注意をすると...。
クラリスは、俺にさらりとこう言った。「もう、身体が反応してしまうのです♡『性欲100万倍』を抑えるのは本当に大変です♡いつでも、どんな時でも主様を感じていたいのです」そして、クラリスは同意を求めるようにメルに話を振った。「ねえ、そうですよね、メル?」
そう俺の右側から、左側の腕に絡まっているメルに話しかけてた。「そうですよ、ご主人様!自分の自制心を絞り出しているんです!そうじゃなかったら今でも...」
こらこら、獲物を見つめるライオンのような目をしないで!怖いから。
離れてと言っても無理だろう。特にクラリスは絶対に離れようとしない。断固拒否。命令しても無表情のまま窒息死しそう。頼むから息子を刺激しないでとお願いした。もう...どちらがご主人様か分からない。
クラリスもメルも、身長が170cmを優に越えている。だから俺に合わせて屈んでくれる。クラリスも173,4cmかな...メルと余り変わらないな。
メルもクラリスも、左右から俺にぴったりとくっ付く。
三人で街を歩くだけで、周囲は騒然となる。モデル級の美女二人に囲まれた、一匹のブサイク子豚。その組み合わせは、まるで幻想のようだった。
奇想天外摩訶不思議。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
知らない人たちからの視線が痛い。交番の前ではお巡りさんが、俺に声をかけようか、一瞬迷った態度を取った。
何かこの二人に、悪い薬でも盛ったのかと思ったのかな?
お、俺たちは悪いことはしていません!色々な事を合意の上では沢山しましたけど...。
もう、しょうがない。噂になろうが興味本位の目で見られようが、もういい。二人が幸せなら。ただ無断で写メをとっちゃだめだよ。スマホが壊れるよ?
クラリスには、周りの人が勝手にスマートフォンを向けたらエアブローを発動するよう伝えてある。
ガシャーン!
「うわ、何だかまいたちか?」
「いやー!私のスマホが!」
スマホが地面に落ちる音と、その持ち主の絶叫が至る所で響いている。どれだけ無断で撮ろうとするんだよ。マナーが無いな。
クラリスとメルに街の風景や美味しい食堂を紹介しながら、前回メルと訪れた「シロクマ」に向かった。
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