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大切な時間
心
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歩いて数十分後、クハクの足が止まった
下を見ると薄い雲のような膜が足先にまとわりついている。まるで霧の中に入ったように…
一歩一歩足を踏み入れればモフッ、モフッっと音がする。近くにある川の音がするが、次第に霧は濃くなり川は見えない
クハクがランプを取り出した。
私はその光を頼りに歩いた
途中で赤ちゃんが泣き出した
まるでなにかを伝えたがっているような感じで
ヨサク「…ここは、危険な場所なの?」
クハク「知らん。だが、ここを通るたび、毎回赤ちゃんは泣き出すんだ。」
クハクが赤ちゃんの頭を優しく撫でるが泣き止む様子は見えない
ヨサク「ねぇ。先輩は何を頼りにどこに向かって歩いてるの?」
クハク「今、向かっている所は赤ちゃんがお母さんを選ぶ場所。………」
クハクが立ち止まったのでそこまで駆け寄るとクハクは間違えたといって他の場所を歩き始めた
ヨサク「…先輩?」
反応なし
ヨサク「吐く先輩」
クハク「五月蝿いクソ下僕。」
反応あり
クハク「大体なここは感で歩くしか無いと上から伝えられなかったのか?」
ヨサク「なにそれ笑」
クハク「一説によると、赤ちゃんの心とサポーターの心が繋がっていればすぐに着くらしい。実際、俺は一時間程度でいつもついている。」
ヨサク「…ねぇ、それって、赤ちゃんの心情とか、関係あるんじゃない?」
クハク「…何いってるんだ?」
ヨサク「赤ちゃんが行きたい方向にいけば着くんじゃない?」
クハク「…ほぉ、なるほどな。やってみるか。違っていたらぶっ飛ばす」
ヨサク「ひぇー」
私たちは赤ちゃんの泣き止む方向へと進んでいった。
ヨサク「あっ、花が咲いてる…」
クハク「…どうやら、下僕の考えが正しかったようだな。くそっ」
ヨサク「ホントー!じゃ、ご褒美下さい!」
クハク「は?」
赤ちゃん「うーーー」
ヨサク「ほら、赤ちゃん泣いちゃいそうだよ!ご褒美!」
クハク「赤ちゃんが泣くのは関係ないと思うがな。」
ヨサク「早くーー」
クハク「えっ、何だ?その構えは」
ヨサク「決まってんでしょー!撫で撫で!」
クハク「??」
ヨサク「ほら、早くーー」
クハク「…?」
クハクは私の髪花をさすってくれた
クハク「…」
ヨサク「えへへーー」
クハク「何したいのかよくわかなんが、行くぞ」
ヨサク「はーい」
雲の上に続く階段を登っていくと
そこには神様の使徒らしき人が出迎えてくれた
使徒「ようこそお越しくださいました」
目を凝らしてみると大きな白い神殿が雲の上にたっていた
ヨサク「わぁーすごい!」
私が神殿に入ろうとした瞬間使徒が私の足を止めた
ヨサク「痛いー!何すんの?!」
使徒「貴女は入れません。どうぞおはいりください。我が守りの子」
クハク「ここは赤ちゃんしか入れん笑」
ヨサク「…先に言ってよ!!」
赤ちゃんは一人神殿の中に入っていった
ヨサク「ねぇねぇ。使徒の服ってエロチックじゃない?」
クハク「だな。ほぼ、着てないしな」
ヨサク「てか、これからどーすんの?」
クハク「赤ちゃんがお母さんを選んで帰ってくるまで待つ」
ヨサク「ええー。どれくらい?」
クハク「わからん」
下を見ると薄い雲のような膜が足先にまとわりついている。まるで霧の中に入ったように…
一歩一歩足を踏み入れればモフッ、モフッっと音がする。近くにある川の音がするが、次第に霧は濃くなり川は見えない
クハクがランプを取り出した。
私はその光を頼りに歩いた
途中で赤ちゃんが泣き出した
まるでなにかを伝えたがっているような感じで
ヨサク「…ここは、危険な場所なの?」
クハク「知らん。だが、ここを通るたび、毎回赤ちゃんは泣き出すんだ。」
クハクが赤ちゃんの頭を優しく撫でるが泣き止む様子は見えない
ヨサク「ねぇ。先輩は何を頼りにどこに向かって歩いてるの?」
クハク「今、向かっている所は赤ちゃんがお母さんを選ぶ場所。………」
クハクが立ち止まったのでそこまで駆け寄るとクハクは間違えたといって他の場所を歩き始めた
ヨサク「…先輩?」
反応なし
ヨサク「吐く先輩」
クハク「五月蝿いクソ下僕。」
反応あり
クハク「大体なここは感で歩くしか無いと上から伝えられなかったのか?」
ヨサク「なにそれ笑」
クハク「一説によると、赤ちゃんの心とサポーターの心が繋がっていればすぐに着くらしい。実際、俺は一時間程度でいつもついている。」
ヨサク「…ねぇ、それって、赤ちゃんの心情とか、関係あるんじゃない?」
クハク「…何いってるんだ?」
ヨサク「赤ちゃんが行きたい方向にいけば着くんじゃない?」
クハク「…ほぉ、なるほどな。やってみるか。違っていたらぶっ飛ばす」
ヨサク「ひぇー」
私たちは赤ちゃんの泣き止む方向へと進んでいった。
ヨサク「あっ、花が咲いてる…」
クハク「…どうやら、下僕の考えが正しかったようだな。くそっ」
ヨサク「ホントー!じゃ、ご褒美下さい!」
クハク「は?」
赤ちゃん「うーーー」
ヨサク「ほら、赤ちゃん泣いちゃいそうだよ!ご褒美!」
クハク「赤ちゃんが泣くのは関係ないと思うがな。」
ヨサク「早くーー」
クハク「えっ、何だ?その構えは」
ヨサク「決まってんでしょー!撫で撫で!」
クハク「??」
ヨサク「ほら、早くーー」
クハク「…?」
クハクは私の髪花をさすってくれた
クハク「…」
ヨサク「えへへーー」
クハク「何したいのかよくわかなんが、行くぞ」
ヨサク「はーい」
雲の上に続く階段を登っていくと
そこには神様の使徒らしき人が出迎えてくれた
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目を凝らしてみると大きな白い神殿が雲の上にたっていた
ヨサク「わぁーすごい!」
私が神殿に入ろうとした瞬間使徒が私の足を止めた
ヨサク「痛いー!何すんの?!」
使徒「貴女は入れません。どうぞおはいりください。我が守りの子」
クハク「ここは赤ちゃんしか入れん笑」
ヨサク「…先に言ってよ!!」
赤ちゃんは一人神殿の中に入っていった
ヨサク「ねぇねぇ。使徒の服ってエロチックじゃない?」
クハク「だな。ほぼ、着てないしな」
ヨサク「てか、これからどーすんの?」
クハク「赤ちゃんがお母さんを選んで帰ってくるまで待つ」
ヨサク「ええー。どれくらい?」
クハク「わからん」
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