『元最弱少女』は神様からチートと鬼畜クエを貰っちゃいました(泣)

らら

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新しい生活のはじまり!

第23話 きずな

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「みてみてー!!ここにも可愛いお店あるよーー!」

「ちょっと…まって…チェリー。僕もうそんな元気ない…」

リンセが息を荒くしてる

「えー!なんでなんでーー」

「チェリーが体力ありすぎるんだよ…!!」

「うう…ごめんない…」

確かにずーっと、弓を買ってからお店を回ってたからなぁあ
というか、私ってこんなに体力合ったんだな

「ちょっと、休めるカフェとか探そうー」

「そうだね!」

私達は、近くにあった雰囲気のあるカフェに入った。

椅子に座るとリンセが「ふー」と体を休めた。
「というか、チェリーさん」

「なんでしょう…」

「僕が弓買いに行った時のこと、覚えてますか?」

「え…っと。覚えてませんね…」

「練習するって言いましたよね」

「そうだっけ?」

リンセが笑顔で言ってきたので、私も笑顔で答えた。

「練習するっていいましたね。いつするんでか?」

「あ、明日!!うん!明日からするよー!」

はぁ…大きな溜息を付いて、
「明日からは、ちゃんとしようね」

「はい…」

こいつはやっぱり、ドSだーー
私、M体質じゃないと思うんだけどな

お仕置きを終えた後、店員さんが頼んだコーヒーとパフェを持ってきてくれた

「お待たせしましたー!こちらコーヒーと苺パフェになります!ごゆっくりー」

机の上に並べられた苺パフェを一口パクっと食べる

「美味しいっ!」
この苺すごい甘い…
この世界の食べ物は地球と比べて美味しいなぁ
魔法とかでチャチャーンと旨み成分でもいじってるのかな

「このコーヒーも香りとか、すごい良いよ」

「へー!なんの豆使ってるんだろ」

豆の品種が書いてると思って、メニューを見てみる。
『ぽわの糞を使った、高級コーヒ豆』
あっ…。ぽわの糞…。
これ言ったら絶対に吐き出すやつだ…
というか、リンセはぽわに呪われてるんじゃないか?

「ん?どうかした?」

「えっ?!いや…別に?!そのコーヒー美味しくて良かったね!」

「うん…でもこの匂い良い香りなんだけど、どこかで嗅いだことある気がするんだよねー」

「き、気のせいじゃない?」

「うん…」

危ない危ない。
バレるとこだったよ

「それより、チェリー。今日はもうすぐ日が暮れるから練習は無しでいいけど、明日からは!やるからね!!」

「うん!明日から頑張るね!」

苺パフェの最後の一口を食べて、店を出た。
外はもう夕日が落ち始めていて、街はオレンジ色に染まっていた。

「ねぇ、リンセ…私は本当にこんな幸せでいいのかな…」

「リンセはこれまで、羽を畳んでいたけど…もう自由なとこに居るんだから思いっきり羽を伸ばさなきゃいけない権利があるよ」

「う、うん…。ありがとう」

気付くと、私の目から涙がポロポロと落ちていた。
認められた事なんて転生してきてから無かったから…それが、嬉しいんのだろう

「ど、どうしたの?!僕、なんか悪い事言っちゃった?ごめんよー泣かないでー」

リンセがあわあわしている。

「ううん。嬉しいの」

「そっか…」

そのまま数分、夕日を一緒に眺めた

「帰ろっか」

「うん!」

そのまま手を繋いだまま宿に戻った
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