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2章
第18話 魔法
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そこからまた三ヶ月がたった。
外は雪が降っていたし、私が生まれたのは春らしいから、今は十二月ぐらいだろう。
この頃になってようやく私は、ハイハイが、ちゃんとできるようになった。
そんなある時、ハイハイをしていると、ベッドの下に本があるのが見えた。
なんだろう?
私は短い手を頑張ってその本に伸ばした。
よし!とれた!!
どれどれ、と本の表紙を読む。
『魔法 初級編』
魔法かぁ。この体ならもしかしたら…魔法が使えるかもしれない!!
とりあえず、本を開いてみると、書いてある文字は見たこも書いたこともないような字だったけど、ビックリすることにこの字をスラスラと読む事ができた。
『魔法は、自分の中にあるMPを使って利用する。MPの量は人それぞれ。MPは幼少時にしか容量を増やす事ができない。
魔法には、水属性、火属性、木属性、土属性、光属性、闇属性、無属性の6個の属性がある。しかし、希にシークレット属性と言うものが存在している。シークレット属性とはオリジナル魔法の事です。一般的には1人2つの属性を持っているが、シークレット属性を含めた7個の属性を持って生まれてくるものは、今までに1人しかいない。その者はかつて、魔王を倒した勇者だ。魔法は練習次第で無詠唱も出来るようになるが、その者も極1部しかいない。だからこそ、魔法の可能性はどこまでもあり、終わりはない。つまり出来ない事はないのだ』
と書かれていた。
つまり、イメージが大事なのかな?
んだったら、詠唱覚えなくてもいいんだね。とりあえず…しゃぼん玉みたいなのほわほわ浮く、可愛いものを頭の中でイメージをした。
すると、何か血液の中で動き出す不思議な気持ち悪い感覚がする。これが、魔力なのか?
ふしが
『ぽわっ』
え?こんな簡単に?!頭の中でちょっと念じただけなのに…すごい!流石魔法!
それに出てきたシャボン玉の中にはハート型なんてものまである。
暫くシャボン玉がふわふわと空中に浮いている様子を観察していると、
「チェリー!チェリー!どこー?」
お母さんの声がした。
私は発生させたシャボン玉を手で触ってポンと割る。
私が魔法なんて使ってたら、更に変な子だとか思われて嫌われるかも知れないからね。
もう、私の子供じゃないとか言われているけど、それを私に悟られないようにお母さんなりに行動しているらしい。
「あうー(ここだよー)」
「あ。チェリー。ここに居たのね」
私は無表情のお母さんに抱き抱えられてベッドに戻された。
「もう、寝る時間ですよ。おやすみ、チェリー」
「おーあー(おやすみ)」
こうして、ここまでは
私はほんの少し、少しは気にかけて貰えるぐらいは愛されて暮らしていたと思う…
―――――――――――――――――――
外は雪が降っていたし、私が生まれたのは春らしいから、今は十二月ぐらいだろう。
この頃になってようやく私は、ハイハイが、ちゃんとできるようになった。
そんなある時、ハイハイをしていると、ベッドの下に本があるのが見えた。
なんだろう?
私は短い手を頑張ってその本に伸ばした。
よし!とれた!!
どれどれ、と本の表紙を読む。
『魔法 初級編』
魔法かぁ。この体ならもしかしたら…魔法が使えるかもしれない!!
とりあえず、本を開いてみると、書いてある文字は見たこも書いたこともないような字だったけど、ビックリすることにこの字をスラスラと読む事ができた。
『魔法は、自分の中にあるMPを使って利用する。MPの量は人それぞれ。MPは幼少時にしか容量を増やす事ができない。
魔法には、水属性、火属性、木属性、土属性、光属性、闇属性、無属性の6個の属性がある。しかし、希にシークレット属性と言うものが存在している。シークレット属性とはオリジナル魔法の事です。一般的には1人2つの属性を持っているが、シークレット属性を含めた7個の属性を持って生まれてくるものは、今までに1人しかいない。その者はかつて、魔王を倒した勇者だ。魔法は練習次第で無詠唱も出来るようになるが、その者も極1部しかいない。だからこそ、魔法の可能性はどこまでもあり、終わりはない。つまり出来ない事はないのだ』
と書かれていた。
つまり、イメージが大事なのかな?
んだったら、詠唱覚えなくてもいいんだね。とりあえず…しゃぼん玉みたいなのほわほわ浮く、可愛いものを頭の中でイメージをした。
すると、何か血液の中で動き出す不思議な気持ち悪い感覚がする。これが、魔力なのか?
ふしが
『ぽわっ』
え?こんな簡単に?!頭の中でちょっと念じただけなのに…すごい!流石魔法!
それに出てきたシャボン玉の中にはハート型なんてものまである。
暫くシャボン玉がふわふわと空中に浮いている様子を観察していると、
「チェリー!チェリー!どこー?」
お母さんの声がした。
私は発生させたシャボン玉を手で触ってポンと割る。
私が魔法なんて使ってたら、更に変な子だとか思われて嫌われるかも知れないからね。
もう、私の子供じゃないとか言われているけど、それを私に悟られないようにお母さんなりに行動しているらしい。
「あうー(ここだよー)」
「あ。チェリー。ここに居たのね」
私は無表情のお母さんに抱き抱えられてベッドに戻された。
「もう、寝る時間ですよ。おやすみ、チェリー」
「おーあー(おやすみ)」
こうして、ここまでは
私はほんの少し、少しは気にかけて貰えるぐらいは愛されて暮らしていたと思う…
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