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正史ルート
第11話 世界樹の蛇2
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再び世界樹の近くへ戻ってきた。前に私を吹き飛ばした巨大な蛇は変わらず世界樹に巻き付いている。警戒されているかと思いきや、遠巻きに私たちを観察している程度のようだ。
「本当にこれで倒せるんでしょうね」
スクルドは額に汗を浮かべながらも、文句たらたらだ。2柱で酒を載せた荷車を引いてきたのだから、かなり重労働だったのは確か。私もすでに腕がだるい。
一方で、私は酒樽を並べていく。樽の蓋を開け、そこに用意してきた超強力睡眠薬をたっぷり入れる。あとはあの大蛇が飲みに来てくれるのを待つだけ――という作戦だ。
しばらく待っても、蛇はなかなか動かない。遠くからこちらをじっと監視している感じがする。スクルドは飽きてきたのか、不安なのか、そわそわ落ち着かない様子だ。
「ねえ、大丈夫なの?」
「まだー?」
何度も話しかけてくるが、相手をしている余裕はない。仕掛けた作戦がうまくいくまで見張らないといけない。私は身を隠しながら、蛇の様子を見守る。
しばらくあの巨大な蛇が、ずるりと世界樹から体をずらして酒樽に近づいていく。その動きはまるで迷いがあるかのように遅いが、間違いなくこちらを嗅ぎつけている。私たちはその光景に息を呑む。
(飲みなさい!)
心の中で強く念じる。蛇は酒樽を舌先でちろちろと舐め始めた。最初は警戒していたが、舌を鳴らすたびに樽の中身が減っていく。
(よし、いけるかな?)
ただ、あの巨大な体に対し、どれだけの量の薬が必要なのかわからない。そんな不安を抱えながらも、私たちは息を飲んで見守った。
次の瞬間、大蛇が突然、地面に頭を下ろす。それまでうねうねと動いていた体が少しずつ緩んでいくのがわかった。大きな呼吸音を響かせながら、完全に眠りに落ちていく。
「ふふふ、勝ったわね」
勝利宣言をし、スクルドと顔を見合わせる。やった、と安心感が広がった。
---
眠っている蛇に近づく。確かに息遣いは荒いが、目を見開いて襲ってくる気配はない。スクルドは私の後ろに隠れながら、おそるおそる斧を構えている。
「エリカ、あたしの斧は全然刃が通らない」
ガツン、ガツン、とスクルドが斧を振り下ろしているが、固い鱗の表面で弾かれているようだ。私の全斬丸なら斬れるだろうが、首を完全に落とすには途方もない回数を斬りつけなければならないだろう。頭部を破壊する方が賢明だろう。
蛇がもし起きてしまったら危険だから、まずは両目を潰しておく。何度も刀を振り下ろすと、血が飛び散って私の顔にかかった。――青い血だ。蛇だからか。見慣れない色合いが、やけに嫌な気配を放つ。
思わず興味が湧いて、指先ですくって口に含んでみた。――苦い。飲めたもんじゃない。これを結晶化して神力に変えるのかと思うと、あまり気が進まないが、私は強くなるために手段を選ばない。
「なんで、あんたは何でもかんでも口に入れるのよ? 赤ちゃんなの?」
スクルドの説教が入る。彼女から見れば正気の沙汰じゃないだろう。私はやれやれ、とため息をつきつつ、蛇の頭部にトドメを刺そうと刀を構え直した。
「じゃあ、トドメを刺しましょうか」
返り血を気にせずに何度も斬りつける。あと少しでトドメが刺せそうだ。
「やめたまえ!」
耳元で誰かが大声をあげる。聞き覚えのある、その嫌な響き。私は思わず動きを止めて、声の主を振り返った。
そこにはロキが立っていた。いつの間に? 気配をまったく感じさせない登場に、思わず身構える。
「何なの? また邪魔をするつもり?」
怒気を含んだ声で問いただすと、ロキは大げさに肩をすくめてみせる。
「やれやれ、女神らしからぬ行動だ。女神の心得の2で殺生は禁じられているだろう?」
私はすでに何匹も動物を殺している事実は、あえて口にしない。
「世界樹にまとわりつく害獣の駆除をしているだけよ。邪魔しないで」
睨みつける私に、ロキは平然とした態度を崩さない。むしろ余裕すら感じられる。
「実はね、こいつは僕が飼っているペットなんだ。名前はヨルムンガンド。オーディン様の許可も得ている。下級神には通達がいってなかったかな?」
ロキの言葉に、私の苛立ちは増していく。飼っているだと? こんな危険な生き物を? しかも世界樹なんて重要な場所で?
「あたしも聞いてないわよ!」
スクルドが文句を言うが、ロキはどこ吹く風で謝罪の演技をしてみせる。
「すまないね、連絡ミスがあったみたいだ。それは詫びよう。だけどね、これ以上僕のペットを傷つけるのはやめてくれたまえ」
ロキの視線がこちらを射すくめる。あからさまに敵意がこもっている。
「いやよ」
私は即答する。ロキは驚いたように目を見開く。その反応に、少し胸がすく思いがした。
「なっ!? 僕が命令しているんだぞ!」
「でも、断るわ」
気が大きくなっているのは、自分でも自覚がある。神力が増えたせいなのかもしれない。スクルドは横から「エリカ、ここは言う事を聞いた方がいいわよ」と説得してくるが、聞く耳を持つ気はなかった。
「エリカ!」
スクルドが悲痛な声を上げる。それを合図にしたように、私はロキに取引を持ちかける。
「……わかったわ。じゃあ、ロキ。取引しましょう」
少し息を整えて、私は告げる。
「こいつの血液を採取させて欲しいの。それだけさせてくれたら、トドメを刺すのをやめてあげる」
「血液を?」
ロキだけでなく、スクルドまでもが呆れたように同じ反応をする。私が血に執着する理由が理解できないのだろう。
「研究に使いたいのよ」
ロキはしばらく黙っていたが、私が刀をもう一度振り上げると、焦ったように声を上げた。
「わかった。わかったから、トドメを刺すのだけはやめてくれ」
私は勝ったも同然の気分で、全自動巨大注射器を取り出し、蛇の目の傷口に差し込んで血液を採取する。ロキとスクルドはそれをただ黙って見ている。私が奇行に走る狂神のように見えているのかもしれないが、そんなことはどうでもいい。
ロキは小声で「こいつは僕の計画の障害になるかもしれないな」と呟いた。かすかにそれが聞こえた気がするが、気にしない。私は十分な量の血液を採取したところで、さっさと帰ることにする。もうここには用はない。
---
帰宅後、スクルドが帰ったのを見計らって、私は結晶化装置に蛇の血を投入した。装置の動作音が響くなか、疲れ切った体をベッドに沈み込ませる。しばらくして装置が停止したので覗いてみると、そこには青い輝きを放つ結晶ができあがっていた。
「蛇の血の結晶は青いのね……」
思い出すのは、苦くてまずい味。少し躊躇したが、結晶を飲み込む。最初は嘔吐しそうになるほど嫌な味がしたが、何とか飲み下したしばらく後、体の芯に力がみなぎる感覚が訪れた。
すぐさま神力計を測る。数値は……千。先ほどまでとは比べ物にならない上昇だ。
「ふふふ、エリカはレベルアップした!」
私は思わず飛び跳ねる。体中に力がこみ上げてきて、今なら空だって飛べるかもしれない。そんな万能感を覚えながら、その日は眠りについた。
---
しかし、異変は夜中に襲ってきた。
「くっ、痛っ!」
腹部の激痛で、私は悲鳴を上げる。布団を跳ねのけ、ベッドの上で丸くなるしかなかった。焼けるような痛みに脂汗が出る。呼吸も乱れてくる。まるでお腹の中が焼けるような苦痛に、私はどうしたらいいのかわからない。
(これ……マズイかも)
意識が薄れていく中、声を出す力もなく、目の前が黒く閉じていった。
---
再び目を開いたとき、視界に最初に入ってきたのはスクルドの顔だった。彼女は私の額に濡れタオルを乗せ、必死に世話をしているらしい。混乱している頭で状況を整理する。
「エリカ、しっかりしなさい! 顔が真っ青よ」
「はあ、はあ、夜中から……お腹が痛くて……」
息をするたびに激痛が走る。体を起こそうとしても力が入らない。スクルドは真剣な表情で私を見下ろしていた。
「また、変な物でも食べたんでしょ?」
呆れたような口調で言うが、その目は気遣いが含まれている。
「はあ、蛇の血を……はあ、ちょっと舐めたかな……」
「そういえば、そんな事をしてたわね……あんたは本当に困った子だわ」
スクルドはそう言いながら、そっと私の手を握ってくれた。その手のひらの温かさが、私を少しだけ安心させる。
「ゆっくり休みなさい。あたしが看ていてあげるから」
彼女は看護をしながら、ずっと私の側にいてくれたようだ。意識が遠のき、また戻ってきても、スクルドの姿は変わらずそこにあった。動けなくなった私には、とてもありがたい存在だった。
結局、私は三日間、意識を失ったり取り戻したりを繰り返しながら腹痛に苦しんだ。回復したころには、スクルドは疲れ果てた顔で「もう二度と蛇の血なんて口にしないで」と念を押してきた。
素直に頷くしかない。あれほど強烈な痛みを味わうなら、もう蛇の血は飲まないことにしよう、と私は心に決めたのだった。
---
現在のエリカのステータス
神力……1000
特殊能力……発明、暴食、ちょっとだけ未来視、毒耐性、無限成長
「本当にこれで倒せるんでしょうね」
スクルドは額に汗を浮かべながらも、文句たらたらだ。2柱で酒を載せた荷車を引いてきたのだから、かなり重労働だったのは確か。私もすでに腕がだるい。
一方で、私は酒樽を並べていく。樽の蓋を開け、そこに用意してきた超強力睡眠薬をたっぷり入れる。あとはあの大蛇が飲みに来てくれるのを待つだけ――という作戦だ。
しばらく待っても、蛇はなかなか動かない。遠くからこちらをじっと監視している感じがする。スクルドは飽きてきたのか、不安なのか、そわそわ落ち着かない様子だ。
「ねえ、大丈夫なの?」
「まだー?」
何度も話しかけてくるが、相手をしている余裕はない。仕掛けた作戦がうまくいくまで見張らないといけない。私は身を隠しながら、蛇の様子を見守る。
しばらくあの巨大な蛇が、ずるりと世界樹から体をずらして酒樽に近づいていく。その動きはまるで迷いがあるかのように遅いが、間違いなくこちらを嗅ぎつけている。私たちはその光景に息を呑む。
(飲みなさい!)
心の中で強く念じる。蛇は酒樽を舌先でちろちろと舐め始めた。最初は警戒していたが、舌を鳴らすたびに樽の中身が減っていく。
(よし、いけるかな?)
ただ、あの巨大な体に対し、どれだけの量の薬が必要なのかわからない。そんな不安を抱えながらも、私たちは息を飲んで見守った。
次の瞬間、大蛇が突然、地面に頭を下ろす。それまでうねうねと動いていた体が少しずつ緩んでいくのがわかった。大きな呼吸音を響かせながら、完全に眠りに落ちていく。
「ふふふ、勝ったわね」
勝利宣言をし、スクルドと顔を見合わせる。やった、と安心感が広がった。
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眠っている蛇に近づく。確かに息遣いは荒いが、目を見開いて襲ってくる気配はない。スクルドは私の後ろに隠れながら、おそるおそる斧を構えている。
「エリカ、あたしの斧は全然刃が通らない」
ガツン、ガツン、とスクルドが斧を振り下ろしているが、固い鱗の表面で弾かれているようだ。私の全斬丸なら斬れるだろうが、首を完全に落とすには途方もない回数を斬りつけなければならないだろう。頭部を破壊する方が賢明だろう。
蛇がもし起きてしまったら危険だから、まずは両目を潰しておく。何度も刀を振り下ろすと、血が飛び散って私の顔にかかった。――青い血だ。蛇だからか。見慣れない色合いが、やけに嫌な気配を放つ。
思わず興味が湧いて、指先ですくって口に含んでみた。――苦い。飲めたもんじゃない。これを結晶化して神力に変えるのかと思うと、あまり気が進まないが、私は強くなるために手段を選ばない。
「なんで、あんたは何でもかんでも口に入れるのよ? 赤ちゃんなの?」
スクルドの説教が入る。彼女から見れば正気の沙汰じゃないだろう。私はやれやれ、とため息をつきつつ、蛇の頭部にトドメを刺そうと刀を構え直した。
「じゃあ、トドメを刺しましょうか」
返り血を気にせずに何度も斬りつける。あと少しでトドメが刺せそうだ。
「やめたまえ!」
耳元で誰かが大声をあげる。聞き覚えのある、その嫌な響き。私は思わず動きを止めて、声の主を振り返った。
そこにはロキが立っていた。いつの間に? 気配をまったく感じさせない登場に、思わず身構える。
「何なの? また邪魔をするつもり?」
怒気を含んだ声で問いただすと、ロキは大げさに肩をすくめてみせる。
「やれやれ、女神らしからぬ行動だ。女神の心得の2で殺生は禁じられているだろう?」
私はすでに何匹も動物を殺している事実は、あえて口にしない。
「世界樹にまとわりつく害獣の駆除をしているだけよ。邪魔しないで」
睨みつける私に、ロキは平然とした態度を崩さない。むしろ余裕すら感じられる。
「実はね、こいつは僕が飼っているペットなんだ。名前はヨルムンガンド。オーディン様の許可も得ている。下級神には通達がいってなかったかな?」
ロキの言葉に、私の苛立ちは増していく。飼っているだと? こんな危険な生き物を? しかも世界樹なんて重要な場所で?
「あたしも聞いてないわよ!」
スクルドが文句を言うが、ロキはどこ吹く風で謝罪の演技をしてみせる。
「すまないね、連絡ミスがあったみたいだ。それは詫びよう。だけどね、これ以上僕のペットを傷つけるのはやめてくれたまえ」
ロキの視線がこちらを射すくめる。あからさまに敵意がこもっている。
「いやよ」
私は即答する。ロキは驚いたように目を見開く。その反応に、少し胸がすく思いがした。
「なっ!? 僕が命令しているんだぞ!」
「でも、断るわ」
気が大きくなっているのは、自分でも自覚がある。神力が増えたせいなのかもしれない。スクルドは横から「エリカ、ここは言う事を聞いた方がいいわよ」と説得してくるが、聞く耳を持つ気はなかった。
「エリカ!」
スクルドが悲痛な声を上げる。それを合図にしたように、私はロキに取引を持ちかける。
「……わかったわ。じゃあ、ロキ。取引しましょう」
少し息を整えて、私は告げる。
「こいつの血液を採取させて欲しいの。それだけさせてくれたら、トドメを刺すのをやめてあげる」
「血液を?」
ロキだけでなく、スクルドまでもが呆れたように同じ反応をする。私が血に執着する理由が理解できないのだろう。
「研究に使いたいのよ」
ロキはしばらく黙っていたが、私が刀をもう一度振り上げると、焦ったように声を上げた。
「わかった。わかったから、トドメを刺すのだけはやめてくれ」
私は勝ったも同然の気分で、全自動巨大注射器を取り出し、蛇の目の傷口に差し込んで血液を採取する。ロキとスクルドはそれをただ黙って見ている。私が奇行に走る狂神のように見えているのかもしれないが、そんなことはどうでもいい。
ロキは小声で「こいつは僕の計画の障害になるかもしれないな」と呟いた。かすかにそれが聞こえた気がするが、気にしない。私は十分な量の血液を採取したところで、さっさと帰ることにする。もうここには用はない。
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帰宅後、スクルドが帰ったのを見計らって、私は結晶化装置に蛇の血を投入した。装置の動作音が響くなか、疲れ切った体をベッドに沈み込ませる。しばらくして装置が停止したので覗いてみると、そこには青い輝きを放つ結晶ができあがっていた。
「蛇の血の結晶は青いのね……」
思い出すのは、苦くてまずい味。少し躊躇したが、結晶を飲み込む。最初は嘔吐しそうになるほど嫌な味がしたが、何とか飲み下したしばらく後、体の芯に力がみなぎる感覚が訪れた。
すぐさま神力計を測る。数値は……千。先ほどまでとは比べ物にならない上昇だ。
「ふふふ、エリカはレベルアップした!」
私は思わず飛び跳ねる。体中に力がこみ上げてきて、今なら空だって飛べるかもしれない。そんな万能感を覚えながら、その日は眠りについた。
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しかし、異変は夜中に襲ってきた。
「くっ、痛っ!」
腹部の激痛で、私は悲鳴を上げる。布団を跳ねのけ、ベッドの上で丸くなるしかなかった。焼けるような痛みに脂汗が出る。呼吸も乱れてくる。まるでお腹の中が焼けるような苦痛に、私はどうしたらいいのかわからない。
(これ……マズイかも)
意識が薄れていく中、声を出す力もなく、目の前が黒く閉じていった。
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再び目を開いたとき、視界に最初に入ってきたのはスクルドの顔だった。彼女は私の額に濡れタオルを乗せ、必死に世話をしているらしい。混乱している頭で状況を整理する。
「エリカ、しっかりしなさい! 顔が真っ青よ」
「はあ、はあ、夜中から……お腹が痛くて……」
息をするたびに激痛が走る。体を起こそうとしても力が入らない。スクルドは真剣な表情で私を見下ろしていた。
「また、変な物でも食べたんでしょ?」
呆れたような口調で言うが、その目は気遣いが含まれている。
「はあ、蛇の血を……はあ、ちょっと舐めたかな……」
「そういえば、そんな事をしてたわね……あんたは本当に困った子だわ」
スクルドはそう言いながら、そっと私の手を握ってくれた。その手のひらの温かさが、私を少しだけ安心させる。
「ゆっくり休みなさい。あたしが看ていてあげるから」
彼女は看護をしながら、ずっと私の側にいてくれたようだ。意識が遠のき、また戻ってきても、スクルドの姿は変わらずそこにあった。動けなくなった私には、とてもありがたい存在だった。
結局、私は三日間、意識を失ったり取り戻したりを繰り返しながら腹痛に苦しんだ。回復したころには、スクルドは疲れ果てた顔で「もう二度と蛇の血なんて口にしないで」と念を押してきた。
素直に頷くしかない。あれほど強烈な痛みを味わうなら、もう蛇の血は飲まないことにしよう、と私は心に決めたのだった。
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現在のエリカのステータス
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