僕は隣国王子に恋をする

泡沫の泡

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第3章 僕は誕生会の後に誘拐されるなんて聞いていない

3 ★R18

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「あぁっ……やぁ…いや、だ……」

うわ言のように拒絶の言葉を並べ、いやいやと首を降る。
その頬には何筋もの涙の跡が残っていた。
噛み締めた唇は血がにじむが、そんな痛みに構う余裕などなかった。

イーサンは首筋から肩、鎖骨へと舌を滑らせる。
その度にビクビクと過剰なくらいに結月の躰は震えてしまうのだ。

「あ、あ、あ……やだ、やぁ……」

キュッと結月の躰に電撃が走った。

「あぁっ………」

ピンク色の乳首を摘まれたからだ。

「……弾かれるのと、優しく抓られるの、ユヅキはどちらが好きかな」

ニタニタと笑いながらイーサンは結月の躯を玩(もてあそ)ぶ。

「そうか、そうか。抓られる方が好きなのか」

結月の反応を伺いながら、イーサンは片方の乳首を優しく、親指と中指でつねりながら、人差し指で先端を擦った。
もう片方の乳首は舌を使って転がす。
結月からは甘い喘声が溢れるばかり。

「ひゃっ……あぁ、やだ、いやぁぁ……」

そして結月の全身を指先で撫で、ビクビクする様を愉しむようにもてあそんだ。
結月はその快感に耐えきれず悲鳴を上げた。

「ん……もう、むり、むりだから……あぁ」

荒い息を立てながらも、己の中心が全く収まっていないことに結月は気がつく。
なんで。
結月はか細い声で呟いた。

「こんなに垂らして、だらしない子だ」

イーサンは足先までの愛撫に満足し、結月の先走りの溢れるそれを握りしめた。

「可愛い色じゃないか、ユヅキ」

ピンク色の愛らしい肉棒を握りしめ、イーサンは満足げに笑みを浮かべた。

上下に擦られる。
数回擦っただけでイッてしまう結月は、もう何度絶頂を超えたのか忘れてしまった。
結月が何度果てようが、イーサンは手の動きを止める気はなかった。

「あ、あ、あ、イクッ………イクから!! もうやめて……やぁ!! もうむりだから」

大きな声が部屋中に響いた。
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