55 / 59
第8章 僕は隣国王子に恋をする
7 ★R18
しおりを挟む
ちゅ、と小さく音を出しながら僕の頬や額に沢山のキスをするルーク。
僕の片手を握りながら、ふわふわと髪を撫でた。
甘やかすようなその行動に、僕の胸はじわりと音を立てる。
そっとルークの頬に顔を擦り寄せた。
そのまま左を向かされて、耳への愛撫を受ける。
耳たぶを舐めて噛んで、奥に舌をねじ込んで。
だんだんと息が上がる僕を抱きしめると、耳元で「愛している」と囁いた。
やまない愛撫に、僕は身を捩ってルークにしがみついた。
愛しい人からの愛撫は他と比べようがないほど心地よかった。
僕は幸せだ。いや、幸せすぎるのだ。
こんなに幸せでいいのだろうか。
いつまでもこの幸せが続くのだろうか。
「るーく、こわいよ、」
突然不安になり涙目になる。
半泣きの僕の頬を撫でると、優しく唇を合わせてくれるルーク。
さわさわと指の先で身体をなぞられて仰け反った。
「あっ、やだ、」
突然、胸の突起を舐められる。
乳首を摘まれた瞬間、きゅっと体の奥がしぶいた。
つづけて肩口や鎖骨にもキスをされる。
「好きだ、ユヅキ。……愛してる」
その一言で不安は去っていく。
ユヅキ、と呼ばれるのは交わる時だけ。
甘い声色に僕は目を細めた。
両手の指を絡め、キスの雨に溺れる。
ルークに愛されていると実感し、僕は歓喜の涙を流した。
止めどなく流れる涙を唇で掬って、ルークは頬を緩めた。
「……本当にかわいい」
かわいいと連呼するルークに僕の体はどんどん赤く染まっていく。
立ち上がってトロトロになったそこに、ようやくルークの手が触れた。
軽く上下に扱くと、僕のそれにルークは顔を近づけた。
口を開いて、カプッと咥える。
「あっ、だめ、るーく」
だめじゃないよ、ルークにされることは何でも気持ちいいから、すき。
僕の気持ちを知ってか知らずか、激しく亀頭を舐められた。
片手は竿を上下に擦る。
「だめぇ、……おちんちん、きもちいいの、」
僕はだらしなく口を開き、その端からは唾液が溢れた。
「……やだぁ、だめって、いったのに」
高まっていく快感に僕は腰をひくつかせた。
絶頂までもう少しだった。
「むり、イっちゃうから! はなして、」
ルークが扱くペースを早めると、僕は簡単に達してしまった。
痙攣しながら大きく背中をしならせる。
激しく達した僕をルークは抱きしめた。
荒い息を整えてルークを見る。
優しい視線と交わった。
「……大丈夫か」
「うん、」
心地よい疲労感。
僕は体を起こし、ルークの頬に唇を落とした。
「るーく、だいすき」
ルークは僕を抱きしめた。
そして、優しい瞳に見つめられる。
優しい瞳に、温かなぬくもりに、僕は幸せを感じて笑った。
僕の片手を握りながら、ふわふわと髪を撫でた。
甘やかすようなその行動に、僕の胸はじわりと音を立てる。
そっとルークの頬に顔を擦り寄せた。
そのまま左を向かされて、耳への愛撫を受ける。
耳たぶを舐めて噛んで、奥に舌をねじ込んで。
だんだんと息が上がる僕を抱きしめると、耳元で「愛している」と囁いた。
やまない愛撫に、僕は身を捩ってルークにしがみついた。
愛しい人からの愛撫は他と比べようがないほど心地よかった。
僕は幸せだ。いや、幸せすぎるのだ。
こんなに幸せでいいのだろうか。
いつまでもこの幸せが続くのだろうか。
「るーく、こわいよ、」
突然不安になり涙目になる。
半泣きの僕の頬を撫でると、優しく唇を合わせてくれるルーク。
さわさわと指の先で身体をなぞられて仰け反った。
「あっ、やだ、」
突然、胸の突起を舐められる。
乳首を摘まれた瞬間、きゅっと体の奥がしぶいた。
つづけて肩口や鎖骨にもキスをされる。
「好きだ、ユヅキ。……愛してる」
その一言で不安は去っていく。
ユヅキ、と呼ばれるのは交わる時だけ。
甘い声色に僕は目を細めた。
両手の指を絡め、キスの雨に溺れる。
ルークに愛されていると実感し、僕は歓喜の涙を流した。
止めどなく流れる涙を唇で掬って、ルークは頬を緩めた。
「……本当にかわいい」
かわいいと連呼するルークに僕の体はどんどん赤く染まっていく。
立ち上がってトロトロになったそこに、ようやくルークの手が触れた。
軽く上下に扱くと、僕のそれにルークは顔を近づけた。
口を開いて、カプッと咥える。
「あっ、だめ、るーく」
だめじゃないよ、ルークにされることは何でも気持ちいいから、すき。
僕の気持ちを知ってか知らずか、激しく亀頭を舐められた。
片手は竿を上下に擦る。
「だめぇ、……おちんちん、きもちいいの、」
僕はだらしなく口を開き、その端からは唾液が溢れた。
「……やだぁ、だめって、いったのに」
高まっていく快感に僕は腰をひくつかせた。
絶頂までもう少しだった。
「むり、イっちゃうから! はなして、」
ルークが扱くペースを早めると、僕は簡単に達してしまった。
痙攣しながら大きく背中をしならせる。
激しく達した僕をルークは抱きしめた。
荒い息を整えてルークを見る。
優しい視線と交わった。
「……大丈夫か」
「うん、」
心地よい疲労感。
僕は体を起こし、ルークの頬に唇を落とした。
「るーく、だいすき」
ルークは僕を抱きしめた。
そして、優しい瞳に見つめられる。
優しい瞳に、温かなぬくもりに、僕は幸せを感じて笑った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
626
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる