格闘ゲーマーの異世界転生 チートスキルの封印術~あれ?思ってたのとなんか違う~

tatamiya

文字の大きさ
4 / 49
第1章 序章

第4話 選択とマウンティング

しおりを挟む
「ううぅん?転生ぃ?」

 またビクッとする女神様。この人なんか小動物系なリアクションだなぁ。俺の嗜虐心を刺激するぜ!まぁ、おれはMなんですが。

「はい、逸見さんとしての記憶を持ったままの特殊転生です。」

 なんだよ特殊転生って?普通転生もあるのか?

「元々お亡くなりなる予定の魂が欠けた方の肉体に入っていただきます。」

「それでしたら、地球での特殊転生?ってできないのです?」

 聞いといてなんだけど地球で他人の体に入るって嫌だな。他人の体で『俺は逸見貴匡です!』って言っても変人扱いだろうし。ま、黙ってたらいいんだけど。ん?いや待てよ、女子高生の体に入って人生エンジョイってのもいいんじゃない~!よしそれだ!それにしよう!うへへへ。

 思考が顔に出てたのか、女神様に不思議そうな顔で見られてしまう。

「すみません、地球での特殊転生はできないのです。今回、逸見さんがお亡くなりられて普通転生の輪に入る前にこの部屋に来ていただきました。もし逸見さんが地球での普通転生をご希望であれば、そうさせていただきますが、、。」

「うん?もし地球での普通転生を希望した場合、俺としての記憶はそのまま?」

「いえ、子供のときに夢として前世の記憶が見えてしまうことがありますが、逸見さんとしての自覚はなく新しい人生になります。」

 うーん、このまま死ぬか、転生するかの二択かぁ。バーチャだったら二択拒否の逆二択ってあるけど、今の選択肢から考えられる逆二択は、、、このままこの部屋に残って神になる!とか言ってみたいけど、、まぁないよな。

 死ぬか、転生か。転生一択かぁ。オトシマエっていうわりに転生ありきの選択路線だなぁ。転生しかないのであれば少しでも有利な条件での転生を引き出すしかないかな。この神様、小動物っぽいので会話でのジャブをチョイチョイ挟み上から目線で話しすすめるか。こちら被害者だしいいよね。まぁ、相手神様なのでやりすぎはヤバそうかもなので、ちょびっとマウンテイングで!

 俺が考えてる間も女神様はちょこんと椅子にすわり反省してる感じで俺の選択を待っている。

「今の感じですと特殊転生しか選択の余地がありませんねぇ、オトシマエというわりに被害者に対しての賠償がなくないです?」

「そうですね、選択の余地がありませんですね、すみません。ですがもし特殊転生を選んでもらえるのであれば、逸見さんが新しい人生を楽しんでいただけるよう神の加護を付与させてもらいます。」

「神の加護ですか、、、それはどの様なモノなのです?」

「はい、私の加護は、努力がよりよく実る。というものになります。私の加護等外部要因で逸見さんの人生を進めないよう、逸見さんがお決めに成られた人生の方向性の補助になります。」

 わかりにくい。

「補助ってのは具体的にどんな補助です?。」

「あ、えぇっと、逸見さんが取得したスキルの成長促進の補助になります。努力次第で常人の倍の早さで成長します。」

「ううぅん?スキルぅ?成長ぉ?」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します

ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!! カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで

六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。 乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。 ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。 有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。 前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。

異世界へ転生した俺が最強のコピペ野郎になる件

おおりく
ファンタジー
高校生の桜木 悠人は、不慮の事故で命を落とすが、神のミスにより異世界『テラ・ルクス』で第二の生を得る。彼に与えられたスキルは、他者の能力を模倣する『コピーキャット』。 最初は最弱だった悠人だが、光・闇・炎・氷の属性と、防御・知識・物理の能力を次々とコピーし、誰も成し得なかった多重複合スキルを使いこなす究極のチートへと進化する! しかし、その異常な強さは、悠人を巡る三人の美少女たちの激しい争奪戦を引き起こすことになる。

唯一無二のマスタースキルで攻略する異世界譚~17歳に若返った俺が辿るもう一つの人生~

専攻有理
ファンタジー
31歳の事務員、椿井翼はある日信号無視の車に轢かれ、目が覚めると17歳の頃の肉体に戻った状態で異世界にいた。 ただ、導いてくれる女神などは現れず、なぜ自分が異世界にいるのかその理由もわからぬまま椿井はツヴァイという名前で異世界で出会った少女達と共にモンスター退治を始めることになった。

異世界転移からふざけた事情により転生へ。日本の常識は意外と非常識。

久遠 れんり
ファンタジー
普段の、何気ない日常。 事故は、予想外に起こる。 そして、異世界転移? 転生も。 気がつけば、見たことのない森。 「おーい」 と呼べば、「グギャ」とゴブリンが答える。 その時どう行動するのか。 また、その先は……。 初期は、サバイバル。 その後人里発見と、自身の立ち位置。生活基盤を確保。 有名になって、王都へ。 日本人の常識で突き進む。 そんな感じで、進みます。 ただ主人公は、ちょっと凝り性で、行きすぎる感じの日本人。そんな傾向が少しある。 異世界側では、少し非常識かもしれない。 面白がってつけた能力、超振動が意外と無敵だったりする。

処理中です...