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父への報告?
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ドラケンは戦艦だ。
これが私の感じたことだった。
18メートルの巨体に重量100トンの重装甲。
魔導ジェネレーターは3つ積んで無理やり動かしている。
ドラケンを潰せる魚雷を作ってやろうじゃないのと私は考えたのだ。
魚雷というより航空機?潜水艦?
時代を重装甲の戦艦ではなく空母の時代にしてやろうじゃないかと。
人類の力、戦術の源は機動力!!
戦いは数だよ、兄貴!
いや、当たらなければどうという事はないのだ!
早期決着をつけれなかった時点で彼らは死ぬ運命だったな……。
と考えてから思うのは。
こんなわかりづらい例えしかできない前世の私は何者だったのだろうかという事だ。
きっとろくな人生は送れていなかったのだろう。
「まぁいいですわ」
そしてできたのが試作実験機1番である。
100年前に生まれた機体を現代のノウハウと前世の知識で少しだけ整理整頓した機体と言えばいいかな。
オリヴァーがやってくれた。
「魔導ジェネレーターは一機、ドラケンと比べて当然、重量は4分の1以下、操作性、機動力は3倍以上。
装甲は無いも同然ですね」
外観はスリムになったし、中身も配線でごちゃごちゃとはしていない。
ドラケンはしていた。
オリヴァーが整備点検が楽だとも言っている。
「装甲はなくても魔導シールドがあるじゃない」
「その強度がドラケンと比べて3割減で済んでいる程度なのは驚きですし、まったく素晴らしいものですね。何より簡単に動かせます。ただ私の仕事が無くなりそうですかね」
なんてそう言うのはオリヴァーである。
コックピットに座り、ゲームコントローラーを握っている姿は笑える。
私はその上に座ってるからかちゃかちゃコントローラを動かす手が視界に入るからなお面白い。
「仕事が楽になったら嬉しいでしょ」
私は少し身を乗り出して外部音声のスイッチを入れた。
『ジャスマヤン、エミリア、見てる~~』
「見てますわ~~!!」
「凄い速さですわ~!」
今この試作機は裏山に作ってあるグラウンドを走っていた。
ロボット歩きがせいぜいのものが多少は駆け足ぐらいは出来るようなものになったのだった。
まだサッカーやバスケとかは出来ないかしらね。
「ゴルフとかなら出来そうねってそれならドラケンでも出来るわね……」
「な、何を言ってるんですか」
魔導人形にスポーツをやってもらいたいのよ……って言うとまた呆れられそうね。
今は黙っておきましょう。
ちなみにこの世界にも似たようなスポーツが魔法あり部門となし部門に分かれて存在しているらしい。
是非見たいものだ。
「いや、なんでも。そういえば全く揺れやらGやらを感じないわね」
本来は乗っていられるものじゃないはずなのだ。
「はい、コックピットの衝撃吸収をかなり強化しておきましたからね。それがなければドラケンと同じ程度には魔導シールドを強められそうなのですが、流石にクリス様がお乗りになりますし……魔法が使えるんでしたね、失礼しました。その私が耐えられませんので……」
じゃなきゃ人型に乗れないとは言え、相変わらず魔法は凄いわね。
「まぁそれを今切るわけにはいかないわよね。でもこれで一人で乗れるようになったわね。早速お父様に報告してガツンと驚かせてやるんだから」
なんて言って、父の元に報告に行ったのだが。
「ならんぞ、一人で魔導人形に乗るなんて危ないだろう!そもそもいくら軍人が一緒で乗るのもならんぞ! 一体何をしてるんだ! 遊びじゃないんだぞ」
私の報告を聞いた父が報告書も読まずにそう言いだした。
「遊びでやってるんじゃないですわ!見てくださいよ! この試作機を!」
「ほほう!だが無意味だ! これが本当なら凄いがな。ドラケンには敵わんよ」
「あんなノロマな人形、私は認めませんわ!!」
「なんだと!!」
そういえばフォロス家が開発したというドラケンの開発者は当然父なのだった。
そして当然すんなりとこんなドラケンを否定するような試作機の貢献を父が認めるわけがなかったのだった。
口論の末早速ドラケンと試作機で対戦をしてみる運びとなったが流石にすぐとは行かず一週間後に行う事となった。
対戦は魔導シミュレーションを使うとか。
本物違わずコピーされた人形を遠隔で操作する事ができるらしい。
現実には影響せず、コピー同士のみ傷を負ううってつけの魔法があるとかで。
その魔法を使う準備がいるらしい。
私はイメージできないし儀式魔法らしく魔力も足りない大魔法だ。
使えたら好きなだけ魔導人形を乗り回せるしのに……。
まさか父がドラケンと戦えというとは思わなかった。
ドラケンからパーツを削って整備した人形なのだから3対1か2対1ぐらいで勝てればドラケンより優っていると言えるぐらいだろうに1対1とはね。
私はしっかりと準備することに決めた。
時間があれば余裕で勝てる自信があるけれど一週間だ。
「短期間に改良ができる部分……武器ね」
私は遅れている武器の開発をすることにした。
これが私の感じたことだった。
18メートルの巨体に重量100トンの重装甲。
魔導ジェネレーターは3つ積んで無理やり動かしている。
ドラケンを潰せる魚雷を作ってやろうじゃないのと私は考えたのだ。
魚雷というより航空機?潜水艦?
時代を重装甲の戦艦ではなく空母の時代にしてやろうじゃないかと。
人類の力、戦術の源は機動力!!
戦いは数だよ、兄貴!
いや、当たらなければどうという事はないのだ!
早期決着をつけれなかった時点で彼らは死ぬ運命だったな……。
と考えてから思うのは。
こんなわかりづらい例えしかできない前世の私は何者だったのだろうかという事だ。
きっとろくな人生は送れていなかったのだろう。
「まぁいいですわ」
そしてできたのが試作実験機1番である。
100年前に生まれた機体を現代のノウハウと前世の知識で少しだけ整理整頓した機体と言えばいいかな。
オリヴァーがやってくれた。
「魔導ジェネレーターは一機、ドラケンと比べて当然、重量は4分の1以下、操作性、機動力は3倍以上。
装甲は無いも同然ですね」
外観はスリムになったし、中身も配線でごちゃごちゃとはしていない。
ドラケンはしていた。
オリヴァーが整備点検が楽だとも言っている。
「装甲はなくても魔導シールドがあるじゃない」
「その強度がドラケンと比べて3割減で済んでいる程度なのは驚きですし、まったく素晴らしいものですね。何より簡単に動かせます。ただ私の仕事が無くなりそうですかね」
なんてそう言うのはオリヴァーである。
コックピットに座り、ゲームコントローラーを握っている姿は笑える。
私はその上に座ってるからかちゃかちゃコントローラを動かす手が視界に入るからなお面白い。
「仕事が楽になったら嬉しいでしょ」
私は少し身を乗り出して外部音声のスイッチを入れた。
『ジャスマヤン、エミリア、見てる~~』
「見てますわ~~!!」
「凄い速さですわ~!」
今この試作機は裏山に作ってあるグラウンドを走っていた。
ロボット歩きがせいぜいのものが多少は駆け足ぐらいは出来るようなものになったのだった。
まだサッカーやバスケとかは出来ないかしらね。
「ゴルフとかなら出来そうねってそれならドラケンでも出来るわね……」
「な、何を言ってるんですか」
魔導人形にスポーツをやってもらいたいのよ……って言うとまた呆れられそうね。
今は黙っておきましょう。
ちなみにこの世界にも似たようなスポーツが魔法あり部門となし部門に分かれて存在しているらしい。
是非見たいものだ。
「いや、なんでも。そういえば全く揺れやらGやらを感じないわね」
本来は乗っていられるものじゃないはずなのだ。
「はい、コックピットの衝撃吸収をかなり強化しておきましたからね。それがなければドラケンと同じ程度には魔導シールドを強められそうなのですが、流石にクリス様がお乗りになりますし……魔法が使えるんでしたね、失礼しました。その私が耐えられませんので……」
じゃなきゃ人型に乗れないとは言え、相変わらず魔法は凄いわね。
「まぁそれを今切るわけにはいかないわよね。でもこれで一人で乗れるようになったわね。早速お父様に報告してガツンと驚かせてやるんだから」
なんて言って、父の元に報告に行ったのだが。
「ならんぞ、一人で魔導人形に乗るなんて危ないだろう!そもそもいくら軍人が一緒で乗るのもならんぞ! 一体何をしてるんだ! 遊びじゃないんだぞ」
私の報告を聞いた父が報告書も読まずにそう言いだした。
「遊びでやってるんじゃないですわ!見てくださいよ! この試作機を!」
「ほほう!だが無意味だ! これが本当なら凄いがな。ドラケンには敵わんよ」
「あんなノロマな人形、私は認めませんわ!!」
「なんだと!!」
そういえばフォロス家が開発したというドラケンの開発者は当然父なのだった。
そして当然すんなりとこんなドラケンを否定するような試作機の貢献を父が認めるわけがなかったのだった。
口論の末早速ドラケンと試作機で対戦をしてみる運びとなったが流石にすぐとは行かず一週間後に行う事となった。
対戦は魔導シミュレーションを使うとか。
本物違わずコピーされた人形を遠隔で操作する事ができるらしい。
現実には影響せず、コピー同士のみ傷を負ううってつけの魔法があるとかで。
その魔法を使う準備がいるらしい。
私はイメージできないし儀式魔法らしく魔力も足りない大魔法だ。
使えたら好きなだけ魔導人形を乗り回せるしのに……。
まさか父がドラケンと戦えというとは思わなかった。
ドラケンからパーツを削って整備した人形なのだから3対1か2対1ぐらいで勝てればドラケンより優っていると言えるぐらいだろうに1対1とはね。
私はしっかりと準備することに決めた。
時間があれば余裕で勝てる自信があるけれど一週間だ。
「短期間に改良ができる部分……武器ね」
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