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第五話 ウォー様と天使
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「お前異世界人だな」
拘束され、洞窟の中で炎龍にギロリと睨まれてそう言われた俺は……
「はい! その通り異世界人ですとも! 侵略しろとか変なジジイに急に言われ気付いたらこんな身体にされた異世界人ですとも何か問題ありますか! 侵略する気もないしのんびり暮らしたいだけなのにドラゴンと出会うなんて予想外すぎるのですが、俺たちをどうする気ですか!」
開き直る事にした。
もう詰んだ。
おしまいだー。
右も左もわからない中潜み込もうなんて軽率だったのだ。
「マスターが開き直った……」
「もうおしまいでござる」
「ケッ!お前達は俺の後ろで震えていろ! ハッ!死ぬにはいい日だ……!」
こうなりゃやけである。
クミちゃんと会えなかったな!
「ハッハッハッハッ! なら良し。別にどうもする気は無い。災難だったな」
おお! 本当に?
「ウォー様! よろしいのですか」
俺たちを捕まえたあの兵士がそう言う。
よろしいに決まってるだろ!!
「良いではないか……そもそもここは人ならざるものの楽園なのだから異世界人の一人ぐらいな。それにこいつに悪意はないようだ。嘘は言ってない。また神の遊戯による被害者が生まれただけだ」
そうじっとりと俺を見つめる炎龍。
あれか、嘘がわかるとかいうファンタジー的能力でも持ってるのか。
それに神の遊戯?
「そうだとも、俺は心がある程度読めるのだ! この世界の神が言ってたのさ、異世界人にこの世界を侵略させるとな。まぁいつもの事だ」
そう言ってウォー様は俺の目の前に火を吹いた。
「「ひえっ!」」
俺たちは尻餅をついて震えた。
「ハッハッハッハ! すまない!」
すまないじゃねぇよ!
「ウォー様がそう言うのであれば大丈夫ですな! 早速町を案内しましょう」
「そうだな、詳しい事はおいおい説明するし、お前の力も借りる事になるだろう」
「は、はぁ。出来ることがあればやらせていただきますとも!」
「さぁさぁ、では戻りましょう。我等が町をご紹介します!」
ニコニコ言う兵士に連れられて俺たちは町に帰る事になった。
「なんとかなったな」
俺はそう呟いた。
「なんとかなったのでござるか?」
「なんとかなったのでしょうね~」
「はい。なんとかなったと思いましょう」
隊長、マスターとしての威厳はなくなったな。
兵士に連れられ町に向かって歩いていると空に大きな紫色の魔法陣が広がった。
「ありゃ、一体なんだ!」
隣の兵士さんが叫ぶ。
そして耳をつんざくヘイトのこもった聞き慣れた聞きたくもない声がした。
「みつけたぁぁぁぁぁぁ!」
ここからだと小さすぎて見えないがSランク種族に転生した天使野郎が巨大な魔法陣の真ん中に浮いているみたいだ。
拘束され、洞窟の中で炎龍にギロリと睨まれてそう言われた俺は……
「はい! その通り異世界人ですとも! 侵略しろとか変なジジイに急に言われ気付いたらこんな身体にされた異世界人ですとも何か問題ありますか! 侵略する気もないしのんびり暮らしたいだけなのにドラゴンと出会うなんて予想外すぎるのですが、俺たちをどうする気ですか!」
開き直る事にした。
もう詰んだ。
おしまいだー。
右も左もわからない中潜み込もうなんて軽率だったのだ。
「マスターが開き直った……」
「もうおしまいでござる」
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こうなりゃやけである。
クミちゃんと会えなかったな!
「ハッハッハッハッ! なら良し。別にどうもする気は無い。災難だったな」
おお! 本当に?
「ウォー様! よろしいのですか」
俺たちを捕まえたあの兵士がそう言う。
よろしいに決まってるだろ!!
「良いではないか……そもそもここは人ならざるものの楽園なのだから異世界人の一人ぐらいな。それにこいつに悪意はないようだ。嘘は言ってない。また神の遊戯による被害者が生まれただけだ」
そうじっとりと俺を見つめる炎龍。
あれか、嘘がわかるとかいうファンタジー的能力でも持ってるのか。
それに神の遊戯?
「そうだとも、俺は心がある程度読めるのだ! この世界の神が言ってたのさ、異世界人にこの世界を侵略させるとな。まぁいつもの事だ」
そう言ってウォー様は俺の目の前に火を吹いた。
「「ひえっ!」」
俺たちは尻餅をついて震えた。
「ハッハッハッハ! すまない!」
すまないじゃねぇよ!
「ウォー様がそう言うのであれば大丈夫ですな! 早速町を案内しましょう」
「そうだな、詳しい事はおいおい説明するし、お前の力も借りる事になるだろう」
「は、はぁ。出来ることがあればやらせていただきますとも!」
「さぁさぁ、では戻りましょう。我等が町をご紹介します!」
ニコニコ言う兵士に連れられて俺たちは町に帰る事になった。
「なんとかなったな」
俺はそう呟いた。
「なんとかなったのでござるか?」
「なんとかなったのでしょうね~」
「はい。なんとかなったと思いましょう」
隊長、マスターとしての威厳はなくなったな。
兵士に連れられ町に向かって歩いていると空に大きな紫色の魔法陣が広がった。
「ありゃ、一体なんだ!」
隣の兵士さんが叫ぶ。
そして耳をつんざくヘイトのこもった聞き慣れた聞きたくもない声がした。
「みつけたぁぁぁぁぁぁ!」
ここからだと小さすぎて見えないがSランク種族に転生した天使野郎が巨大な魔法陣の真ん中に浮いているみたいだ。
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