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15話・嫉妬1
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ある朝のこと
俺はいつもより早く登校した。
この前は朝陽に勘違いされてめっちゃ殴られて頬が痛い...あいつ本当に女かよ...
ん?
するとそこには俺の彼女と俺の前の席の
谷本 大翔という男がいた。
こいつは俺と話すことがそんなに無い。
よく分からないがサッカー部で、まぁ...『イケメン』ってやつだ。こいつが何故いるのか分からんが、今から勉強する俺にとってワーワー騒がれるのだけはゴメンだ。
空「ど、どうしたらいいかな...」
と困った様子
大翔「こうしたらいいんじゃないかな?」
とニコニコしながら言う
勉強か?それならあいつに聞かねぇで俺に聞けばいいのに...
空「あー、そっか今度試してみるよ!」
いや、今試せよ...数学の公式や英語の単語はすぐ忘れることが多い。更に言えば人間の記憶能力なんて限られてるんだ。
空「あ、海人!...どこ見てるの?挨拶私にした?」
と疑問に思う顔で見てくる。
とっさに海人は言う
海人「空だ、今日はどんよりしてるなって」
今日の天気予報は雨だった
暗くてなんだか気分が悪い
空「私は元気だよ」
このくだり何回目だ...
いい加減飽きないのか?こいつは
海人「外の空だよ、馬鹿か」
といつもより冷たく放つ
自分でも冷たいなと思った。
なんでこんなにムカムカするんだろ
空「あーごめんごめん」
と申し訳ないといった感じで言った。
大翔「それは言い過ぎなんじゃないかな?海人君」
と真面目な顔でそう言った。
なんだこいつ
こいつに何がわかるんだよ、なんも知らねぇくせに。
海人「あーはいはい、分かりましたよ...2人で楽しく話してろよ...」
と言って席を立ち、教室から出た。
出たはいいもののどうすればいいのか分からない。
後ろから空の声が聞こえるが聞こえなかったことにしよう。
不思議となんだか腹が立つ。
きっと天気のせいに違いない。
俺はいつもより早く登校した。
この前は朝陽に勘違いされてめっちゃ殴られて頬が痛い...あいつ本当に女かよ...
ん?
するとそこには俺の彼女と俺の前の席の
谷本 大翔という男がいた。
こいつは俺と話すことがそんなに無い。
よく分からないがサッカー部で、まぁ...『イケメン』ってやつだ。こいつが何故いるのか分からんが、今から勉強する俺にとってワーワー騒がれるのだけはゴメンだ。
空「ど、どうしたらいいかな...」
と困った様子
大翔「こうしたらいいんじゃないかな?」
とニコニコしながら言う
勉強か?それならあいつに聞かねぇで俺に聞けばいいのに...
空「あー、そっか今度試してみるよ!」
いや、今試せよ...数学の公式や英語の単語はすぐ忘れることが多い。更に言えば人間の記憶能力なんて限られてるんだ。
空「あ、海人!...どこ見てるの?挨拶私にした?」
と疑問に思う顔で見てくる。
とっさに海人は言う
海人「空だ、今日はどんよりしてるなって」
今日の天気予報は雨だった
暗くてなんだか気分が悪い
空「私は元気だよ」
このくだり何回目だ...
いい加減飽きないのか?こいつは
海人「外の空だよ、馬鹿か」
といつもより冷たく放つ
自分でも冷たいなと思った。
なんでこんなにムカムカするんだろ
空「あーごめんごめん」
と申し訳ないといった感じで言った。
大翔「それは言い過ぎなんじゃないかな?海人君」
と真面目な顔でそう言った。
なんだこいつ
こいつに何がわかるんだよ、なんも知らねぇくせに。
海人「あーはいはい、分かりましたよ...2人で楽しく話してろよ...」
と言って席を立ち、教室から出た。
出たはいいもののどうすればいいのか分からない。
後ろから空の声が聞こえるが聞こえなかったことにしよう。
不思議となんだか腹が立つ。
きっと天気のせいに違いない。
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