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1話・まぁ、大丈夫っしょ
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『4月の初め』
(プルループルルー)
と大きな音を出す目覚まし時計
ん?もう朝か...ってかうるさい!
ガチャンと音を立て勢いよく音を止める。
まだ5時か...はぁ...なんだよ...
四月になりポカポカ日が照るようになり暖かくなってきた。
いよいよ今日が入学式だ。正直楽しみよりも不安の方が大きい。
どんな人がいるんだろーな、どんなことするんだろーなとか、じゃない。友達ができるか心配なんだ。
どうせぼっちになるんだろうなって思うと心が苦しい...。
まぁ部活でもやれば友達なんて出来るよな
と布団の中で考えていた。
ガバッ
すると被っていた布団を思い切り引っ張られ一気に肌寒くなる。まだ眠たいのになんだ?...しかも5時だぞ?
「ほーら!遅刻するよ!」
と聞き覚えのある声...あぁ姉さんか...
俺には一つ上の姉がいる。 頭が抜けてる姉さんだ。
斉藤 朝陽
朝陽姉さんは空気を読めないというか、常人じゃないというか...
そう考えているうちに起きようとするのが馬鹿馬鹿しくなる。
「まだ5時だよ?寝かせて...」
とまたまた布団に入ろうとする。
「はぁ...その目覚まし時計壊れてるの忘れたの?」
と姉は呆れた声でそう言った。
あっ...忘れていた...目覚まし時計を毎回叩くから時間がズレているのだった。2時間も。つまり今の時間は7時。登校するのがいつも7時の俺はもちろん焦る。
「あっ...やっべ!!」
そう思った矢先、ばっと飛び起きて支度をする。朝飯を食わず歯磨き、着替えだけ済ませ外に出た。
「行ってきます!」
まさか今日からあんなことになるとは思ってもいなかった。
まぁ、大丈夫っしょ...
(プルループルルー)
と大きな音を出す目覚まし時計
ん?もう朝か...ってかうるさい!
ガチャンと音を立て勢いよく音を止める。
まだ5時か...はぁ...なんだよ...
四月になりポカポカ日が照るようになり暖かくなってきた。
いよいよ今日が入学式だ。正直楽しみよりも不安の方が大きい。
どんな人がいるんだろーな、どんなことするんだろーなとか、じゃない。友達ができるか心配なんだ。
どうせぼっちになるんだろうなって思うと心が苦しい...。
まぁ部活でもやれば友達なんて出来るよな
と布団の中で考えていた。
ガバッ
すると被っていた布団を思い切り引っ張られ一気に肌寒くなる。まだ眠たいのになんだ?...しかも5時だぞ?
「ほーら!遅刻するよ!」
と聞き覚えのある声...あぁ姉さんか...
俺には一つ上の姉がいる。 頭が抜けてる姉さんだ。
斉藤 朝陽
朝陽姉さんは空気を読めないというか、常人じゃないというか...
そう考えているうちに起きようとするのが馬鹿馬鹿しくなる。
「まだ5時だよ?寝かせて...」
とまたまた布団に入ろうとする。
「はぁ...その目覚まし時計壊れてるの忘れたの?」
と姉は呆れた声でそう言った。
あっ...忘れていた...目覚まし時計を毎回叩くから時間がズレているのだった。2時間も。つまり今の時間は7時。登校するのがいつも7時の俺はもちろん焦る。
「あっ...やっべ!!」
そう思った矢先、ばっと飛び起きて支度をする。朝飯を食わず歯磨き、着替えだけ済ませ外に出た。
「行ってきます!」
まさか今日からあんなことになるとは思ってもいなかった。
まぁ、大丈夫っしょ...
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