40 / 53
第三章
37、離宮と知りたかったケーキの味
しおりを挟む
翌朝、王宮の通信部からラグベル侯爵の領地がある西部の通信部へと連絡があった。
視察中であるセガール兄上の公務はあと二日残っており、今すぐ王宮に戻ってくることは無理だと言う。そこで二日後の夜、オーティスが瞬間移動で東部にいる兄上を迎えに行くこととなった。
またレイモン伯爵の身辺調査の他に、陛下に精神状態を悪くする薬が使われたのではないかと懸念した兄上は薬物検査も行うと決め、俺には伯爵との接触を回避するために暫く離宮へ戻るよう指示が出た。
確かにこのままオーティスの屋敷でお世話になれば、あのレイモン伯爵のことだ。不貞行為だと難癖をつけてくる可能性もある。それどころか王宮が嫌なら自分の屋敷に来いと言い出しかねない。
正式に婚約が結ばれてしまった以上、悔しいけどあいつが俺の婚約者。オーティスに火の粉がかかるようなことは絶対に避けたい。
不本意だけど、問題が解決するまで俺は離宮に戻ることにした。
◇◇◇
(結局、ここに戻ってくるんだな……)
身辺調査に加わることになったオーティスを見送って、俺はポル、ポム、ポニと離宮の掃除を始めた。
セガール兄上が戻ってくるまでの三日間。念の為だと言われ、アカデミーも欠席することになってしまった。俺を心配するランデルの顔が脳裏に浮かぶ。
騎士科の学生たちと交流が増えて益々充実した日々を送っていただけに、心にポッカリ穴が空いたようだ。
しかも自分のために多くの人が動いてくれているのに、渦中の人物である自分が何もできずに閉じこもっているのが酷く情けなく思えてくる。
「フィル様……あまり思い詰めないでください」
「僕らをぎゅぅぅ~って抱き締めてください!」
「きっと少しの辛抱です!」
「ポム、ポル、ポニ……」
俺があまりにも落ち込んでるから、元気付けようとしてくれてるんだ。
「みんなぁ……大好きぃぃー!! 心配させてごめん。元気出たよ、ありがとう!!」
柔らかなまん丸ボディの彼らと、むぎゅゅ~と抱き合う。癒しの塊ぽよぽよズ。オーティス、この子たちを生み出してくれて本当にありがとう!!
「ポル、ポム、ポニ、屋敷のことはみんなに任せて大丈夫そうだな。俺、暫く勉強してから外で体動かしてくる。あとのことはよろしく頼むよ」
視線を合わせる新人ぽよぽよズ。
「僕らに任せて大丈夫……」
認められたことが嬉しかったのかな。顔がぱぁ~っと綻んでいく。
「はいっ! お任せください!」
元気のいい声が青空に響いた。
◇◇◇
苦手な勉強と剣の訓練を終えて何もすることがなくなった俺は、離宮の扉の前で足を抱えてしゃがみ込んだ。ほんの数日前まではこの時間帯も明るかったはずなのに、今ではすっかり夕日が影を落としている。
「日が暮れるのが早くなったな……オーティスいつ帰ってくるだろう」
小さな頃も、今と同じようにこの場所でよく座り込んでた。オーティスが会いにきてくれるのを日が暮れるまで待っていたっけ。
ふと目を閉じた。
『――――――フィルに――プレゼントだよ』
『―――― セガールお兄様が優しくしてくれるからって調子に乗るな!』
(…………夢? いつの記憶だっけ……)
ああ……あの日か、俺が離宮に来て暫くたった頃だっけ。セガール兄上がこっそりホールケーキを持ってきてくれたんだった。
大きな平皿に乗った、食べきれない量のショートケーキに小さな胸がドキドキ弾む。
「わぁ……真っ白……。兄上、本当にもらっていいの?」
「遠慮しないしない。これはもうフィルの物だよ」
「ありがとうございます!」
「見て、苺も乗ってるよ。喜んでくれた?」
「はいっ、すっごく嬉しいです! 今食べる準備をします!」
「あっ、僕の分はいらないよ。忙しくて一緒に食べられないんだ。この後オーティスが来るんでしょ? 彼と食べて。甘くて美味しいよ」
「兄上……」
セガール兄上は王太子教育やお稽古事で忙しい。自由な時間がほとんどないと分かっていても、この甘くて美味しいケーキを三人で食べたかった。出かかったわがままを呑み込んで、ただしゅんと眉を下げた。
「んもぉぉ~弟が可愛すぎるっ!!」
兄上はぎゅっと俺を抱き締めて左右にゆらゆら揺れる。「また来るからね」と大きく手を振って王宮に戻っていってしまった。
もうすぐオーティスが来てくれるはず。
(すぐに食べられるように準備しなきゃ)
皿に乗ったケーキが傾かないように。躓いて転ばないようにガゼボまで慎重に運んでいく。重たくて腕がつらい。
もう少し……もう少しで着く。「頑張れ!」と自分を励まして、ようやくガゼボに辿り着くことができた。「ふぅ」と額の汗を拭って休まず離宮に駆け戻る。
誰も手伝ってくれないことはもう分かっていたから、皿、フォーク、切り分け用のナイフ。そしてティーセットを一人で準備していく。ガゼボと離宮を数回行き来して全て運び終わる頃には、小さな体はくたくたになっていた。
しかし、まだ仕事は終わらない。上手く切れなくて歪になってしまったケーキを、これまた崩れないように細心の注意を払って小皿に移していく。
(次は兄上とオーティスと僕の三人で食べたいな)
楽しい未来を想像して無意識にメロディーを口ずさんでいた。
「――楽しそうだな」
小さな体が縮み上がる。背後から聞こえた一言は、俺にとってそれほど恐ろしいものだった。地獄の時間が始まる……指先が冷たくなった。
「アンドレアス兄さん……」
「気安く名前を呼ぶな! 卑しい身分のくせに王宮に入り込みやがって……これはお前が食べていい物じゃない! セガールお兄様が優しくしてくれるからって調子に乗るな!」
他の兄弟を連れてきた第二王子アンドレアスはいつも通り声を荒げる。テーブルに近付いてケーキを睨みつけた。
「お前が落としたんだ」
「……え?」
憎しみと快楽を含んだ目で俺を見ながら、ケーキの乗った小皿を一皿ずつ地面に落としていく。最後に大皿ごとケーキを落とした。
俺は「やめて」の一言も言えなくて、怖くてただ呆然と立ち尽くすことしかできなかった。割れた皿とぐちゃぐちゃになったケーキが瞳に映る。兄弟たちは鋭い言葉で小さな心を攻撃し続けた。
「恥知らずが! よく生きていられるな」
「割れた破片も一緒に食べて死ねばいい。お前が死んだら、悲しむどころかみんな大喜びだ」
「そうそう、みーんなお前の悪口言ってるよ」
「ははは! アンドレアス兄さん見てよ。こいつすぐ泣く」
歯を食いしばってもこぼれ落ちる涙は止められなかった。涙を拭ったら負けを認めてしまう気がして、ぎゅっと力を込めてカチカチの拳を作った。
嫌いだ……意地悪なこいつらも、いつ終わるのか分からないこの日常も、何もできない自分も。苦しくて悲しくて、凄く凄く悔しい。
(ケーキ……一口でいいから食べたかったな)
セガール兄上に「美味しかったよ、ありがとう」と伝えたかった。
視察中であるセガール兄上の公務はあと二日残っており、今すぐ王宮に戻ってくることは無理だと言う。そこで二日後の夜、オーティスが瞬間移動で東部にいる兄上を迎えに行くこととなった。
またレイモン伯爵の身辺調査の他に、陛下に精神状態を悪くする薬が使われたのではないかと懸念した兄上は薬物検査も行うと決め、俺には伯爵との接触を回避するために暫く離宮へ戻るよう指示が出た。
確かにこのままオーティスの屋敷でお世話になれば、あのレイモン伯爵のことだ。不貞行為だと難癖をつけてくる可能性もある。それどころか王宮が嫌なら自分の屋敷に来いと言い出しかねない。
正式に婚約が結ばれてしまった以上、悔しいけどあいつが俺の婚約者。オーティスに火の粉がかかるようなことは絶対に避けたい。
不本意だけど、問題が解決するまで俺は離宮に戻ることにした。
◇◇◇
(結局、ここに戻ってくるんだな……)
身辺調査に加わることになったオーティスを見送って、俺はポル、ポム、ポニと離宮の掃除を始めた。
セガール兄上が戻ってくるまでの三日間。念の為だと言われ、アカデミーも欠席することになってしまった。俺を心配するランデルの顔が脳裏に浮かぶ。
騎士科の学生たちと交流が増えて益々充実した日々を送っていただけに、心にポッカリ穴が空いたようだ。
しかも自分のために多くの人が動いてくれているのに、渦中の人物である自分が何もできずに閉じこもっているのが酷く情けなく思えてくる。
「フィル様……あまり思い詰めないでください」
「僕らをぎゅぅぅ~って抱き締めてください!」
「きっと少しの辛抱です!」
「ポム、ポル、ポニ……」
俺があまりにも落ち込んでるから、元気付けようとしてくれてるんだ。
「みんなぁ……大好きぃぃー!! 心配させてごめん。元気出たよ、ありがとう!!」
柔らかなまん丸ボディの彼らと、むぎゅゅ~と抱き合う。癒しの塊ぽよぽよズ。オーティス、この子たちを生み出してくれて本当にありがとう!!
「ポル、ポム、ポニ、屋敷のことはみんなに任せて大丈夫そうだな。俺、暫く勉強してから外で体動かしてくる。あとのことはよろしく頼むよ」
視線を合わせる新人ぽよぽよズ。
「僕らに任せて大丈夫……」
認められたことが嬉しかったのかな。顔がぱぁ~っと綻んでいく。
「はいっ! お任せください!」
元気のいい声が青空に響いた。
◇◇◇
苦手な勉強と剣の訓練を終えて何もすることがなくなった俺は、離宮の扉の前で足を抱えてしゃがみ込んだ。ほんの数日前まではこの時間帯も明るかったはずなのに、今ではすっかり夕日が影を落としている。
「日が暮れるのが早くなったな……オーティスいつ帰ってくるだろう」
小さな頃も、今と同じようにこの場所でよく座り込んでた。オーティスが会いにきてくれるのを日が暮れるまで待っていたっけ。
ふと目を閉じた。
『――――――フィルに――プレゼントだよ』
『―――― セガールお兄様が優しくしてくれるからって調子に乗るな!』
(…………夢? いつの記憶だっけ……)
ああ……あの日か、俺が離宮に来て暫くたった頃だっけ。セガール兄上がこっそりホールケーキを持ってきてくれたんだった。
大きな平皿に乗った、食べきれない量のショートケーキに小さな胸がドキドキ弾む。
「わぁ……真っ白……。兄上、本当にもらっていいの?」
「遠慮しないしない。これはもうフィルの物だよ」
「ありがとうございます!」
「見て、苺も乗ってるよ。喜んでくれた?」
「はいっ、すっごく嬉しいです! 今食べる準備をします!」
「あっ、僕の分はいらないよ。忙しくて一緒に食べられないんだ。この後オーティスが来るんでしょ? 彼と食べて。甘くて美味しいよ」
「兄上……」
セガール兄上は王太子教育やお稽古事で忙しい。自由な時間がほとんどないと分かっていても、この甘くて美味しいケーキを三人で食べたかった。出かかったわがままを呑み込んで、ただしゅんと眉を下げた。
「んもぉぉ~弟が可愛すぎるっ!!」
兄上はぎゅっと俺を抱き締めて左右にゆらゆら揺れる。「また来るからね」と大きく手を振って王宮に戻っていってしまった。
もうすぐオーティスが来てくれるはず。
(すぐに食べられるように準備しなきゃ)
皿に乗ったケーキが傾かないように。躓いて転ばないようにガゼボまで慎重に運んでいく。重たくて腕がつらい。
もう少し……もう少しで着く。「頑張れ!」と自分を励まして、ようやくガゼボに辿り着くことができた。「ふぅ」と額の汗を拭って休まず離宮に駆け戻る。
誰も手伝ってくれないことはもう分かっていたから、皿、フォーク、切り分け用のナイフ。そしてティーセットを一人で準備していく。ガゼボと離宮を数回行き来して全て運び終わる頃には、小さな体はくたくたになっていた。
しかし、まだ仕事は終わらない。上手く切れなくて歪になってしまったケーキを、これまた崩れないように細心の注意を払って小皿に移していく。
(次は兄上とオーティスと僕の三人で食べたいな)
楽しい未来を想像して無意識にメロディーを口ずさんでいた。
「――楽しそうだな」
小さな体が縮み上がる。背後から聞こえた一言は、俺にとってそれほど恐ろしいものだった。地獄の時間が始まる……指先が冷たくなった。
「アンドレアス兄さん……」
「気安く名前を呼ぶな! 卑しい身分のくせに王宮に入り込みやがって……これはお前が食べていい物じゃない! セガールお兄様が優しくしてくれるからって調子に乗るな!」
他の兄弟を連れてきた第二王子アンドレアスはいつも通り声を荒げる。テーブルに近付いてケーキを睨みつけた。
「お前が落としたんだ」
「……え?」
憎しみと快楽を含んだ目で俺を見ながら、ケーキの乗った小皿を一皿ずつ地面に落としていく。最後に大皿ごとケーキを落とした。
俺は「やめて」の一言も言えなくて、怖くてただ呆然と立ち尽くすことしかできなかった。割れた皿とぐちゃぐちゃになったケーキが瞳に映る。兄弟たちは鋭い言葉で小さな心を攻撃し続けた。
「恥知らずが! よく生きていられるな」
「割れた破片も一緒に食べて死ねばいい。お前が死んだら、悲しむどころかみんな大喜びだ」
「そうそう、みーんなお前の悪口言ってるよ」
「ははは! アンドレアス兄さん見てよ。こいつすぐ泣く」
歯を食いしばってもこぼれ落ちる涙は止められなかった。涙を拭ったら負けを認めてしまう気がして、ぎゅっと力を込めてカチカチの拳を作った。
嫌いだ……意地悪なこいつらも、いつ終わるのか分からないこの日常も、何もできない自分も。苦しくて悲しくて、凄く凄く悔しい。
(ケーキ……一口でいいから食べたかったな)
セガール兄上に「美味しかったよ、ありがとう」と伝えたかった。
151
あなたにおすすめの小説
異世界転生先でアホのふりしてたら執着された俺の話
深山恐竜
BL
俺はよくあるBL魔法学園ゲームの世界に異世界転生したらしい。よりにもよって、役どころは作中最悪の悪役令息だ。何重にも張られた没落エンドフラグをへし折る日々……なんてまっぴらごめんなので、前世のスキル(引きこもり)を最大限活用して平和を勝ち取る! ……はずだったのだが、どういうわけか俺の従者が「坊ちゃんの足すべすべ~」なんて言い出して!?
婚約破棄された俺の農業異世界生活
深山恐竜
BL
「もう一度婚約してくれ」
冤罪で婚約破棄された俺の中身は、異世界転生した農学専攻の大学生!
庶民になって好きなだけ農業に勤しんでいたら、いつの間にか「畑の賢者」と呼ばれていた。
そこに皇子からの迎えが来て復縁を求められる。
皇子の魔の手から逃げ回ってると、幼馴染みの神官が‥。
(ムーンライトノベルズ様、fujossy様にも掲載中)
(第四回fujossy小説大賞エントリー中)
【完結】一生に一度だけでいいから、好きなひとに抱かれてみたい。
村松砂音(抹茶砂糖)
BL
第13回BL大賞で奨励賞をいただきました!
ありがとうございました!!
いつも不機嫌そうな美形の騎士×特異体質の不憫な騎士見習い
<あらすじ>
魔力欠乏体質者との性行為は、死ぬほど気持ちがいい。そんな噂が流れている「魔力欠乏体質」であるリュカは、父の命令で第二王子を誘惑するために見習い騎士として騎士団に入る。
見習い騎士には、側仕えとして先輩騎士と宿舎で同室となり、身の回りの世話をするという規則があり、リュカは隊長を務めるアレックスの側仕えとなった。
いつも不機嫌そうな態度とちぐはぐなアレックスのやさしさに触れていくにつれて、アレックスに惹かれていくリュカ。
ある日、リュカの前に第二王子のウィルフリッドが現れ、衝撃の事実を告げてきて……。
親のいいなりで生きてきた不憫な青年が、恋をして、しあわせをもらう物語。
※性描写が多めの作品になっていますのでご注意ください。
└性描写が含まれる話のサブタイトルには※をつけています。
※表紙は「かんたん表紙メーカー」さまで作成しました。
完結|ひそかに片想いしていた公爵がテンセイとやらで突然甘くなった上、私が12回死んでいる隠しきゃらとは初耳ですが?
七角
BL
第12回BL大賞奨励賞をいただきました♡第二王子のユーリィは、美しい兄と違って国を統べる使命もなく、兄の婚約者・エドゥアルド公爵に十年間叶わぬ片想いをしている。
その公爵が今日、亡くなった。と思いきや、禁忌の蘇生魔法で悪魔的な美貌を復活させた上、ユーリィを抱き締め、「君は一年以内に死ぬが、私が守る」と囁いてー?
十二個もあるユーリィの「死亡ふらぐ」を壊していく中で、この世界が「びいえるげえむ」の舞台であり、公爵は「テンセイシャ」だと判明していく。
転生者と登場人物ゆえのすれ違い、ゲームで割り振られた役割と人格のギャップ、世界の強制力に知らず翻弄されるうち、ユーリィは知る。自分が最悪の「カクシきゃら」だと。そして公爵の中の"創真"が、ユーリィを救うため十二回死んでまでやり直していることを。
どんでん返しからの甘々ハピエンです。
囚われの聖女様を救いに行っただけなのに、なぜこうなったのかわかりません。
なつか
BL
史上最悪の王に囚われてしまった聖女を救うため、王宮に忍び込んだグレン。
いざ見つけた聖女には逃走防止用に魔法が籠められた魔道具の足輪が付けられていた。
それを壊すためには魔力を聖女に受け渡してもらう必要があるという。
ではその方法は?
「僕を抱けばいい」
そんな感じで型破りな聖女様(♂)に振り回される男の話。
ゲーム世界の貴族A(=俺)
猫宮乾
BL
妹に頼み込まれてBLゲームの戦闘部分を手伝っていた主人公。完璧に内容が頭に入った状態で、気がつけばそのゲームの世界にトリップしていた。脇役の貴族Aに成り代わっていたが、魔法が使えて楽しすぎた! が、BLゲームの世界だって事を忘れていた。
憧れのスローライフは計画的に
朝顔
BL
2022/09/14
後日談追加しました。
BLゲームの世界の悪役令息に憑依してしまった俺。
役目を全うして、婚約破棄から追放エンドを迎えた。
全て計画通りで、憧れのスローライフを手に入れたはずだった。
誰にも邪魔されない田舎暮らしで、孤独に生きていこうとしていたが、謎の男との出会いが全てを変えていく……。
◇ハッピーエンドを迎えた世界で、悪役令息だった主人公のその後のお話。
◇謎のイケメン神父様×恋に後ろ向きな元悪役令息
◇他サイトで投稿あり。
BLゲームのモブに転生したので壁になろうと思います
雪
BL
前世の記憶を持ったまま異世界に転生!
しかも転生先が前世で死ぬ直前に買ったBLゲームの世界で....!?
モブだったので安心して壁になろうとしたのだが....?
ゆっくり更新です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる