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第二章
第九話
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「よっと」
レグがいなくなった後のガイちゃんの部屋の中で。
僕はさも当たり前のようにこの部屋の中に置かれているベッドへとダイブし、体を預ける。
「あっ!ちょ、ちょっと!」
そんな僕に対して不満げな声を上げたガイちゃん。
「んん~???君は僕に文句を言える立場にあるかにゃあ?」
「ぬぐっ!」
そんな彼は僕のたった一言で容易く口を閉ざされてしまう。
「僕のおかげで今の君がいるんだよ?感謝してよね?」
「ぐぬぬ……こんなことになったのも君のせいなのに!」
「まぁ、そう」
ただの茶番でいきなりクソデカい話題をぶつけてレグの失言を誘い、会談の場に慣れておらず緊張していたガイちゃんを押し切り、戦争という最悪の事態をレイスト国王陛下にちらつかせることで相手に頷く以外の選択肢を与えない。
ガイちゃんがこうなったのはまごうことなき僕のせいである。
「だけど、僕にそんな態度言って良いの?父上の言葉忘れた?」
「君は私を拒絶しない!いくら私であっても私の家が君なくしては立ち行かなくことくらいはわかっているわ。でも、私には利用価値がある。その利用価値がなくならない限りこんな失言一つで私を切ったりはしないわ。というか出来ないでしょう?この策略には貴方だけでなく他の大人も巻き込んでいるのだから」
「むむむ。わかっているじゃないか」
僕は想像以上に読めているガイちゃんを見て満足げに頷く。
「んにゃー。それじゃあ、君の態度に関して僕が言うことは他にないとも。じゃあ、これからの君について話していくね?まず、通う学園だけど留学ってことでうちの国に来てもらうから」
「へ?」
僕の言葉にガイちゃんは固まる。
「決定事項だから。よろ」
「待ってぇ!?そっちの国になんて私は行ったことないし、こんな不安定な家とお近づきになってくれそうな他国の人間なんて居なさそうなんだけど!?」
「まぁ……確かにそうだと思うけど。でも、それはこの国にいても一緒。いや、むしろこれはこの国でやらかした君がいじめられる可能性を考慮して、君を助けるために、だな?」
「そ、それでも取り潰しにならない以上……取り巻きたちは出来ると思うんだけど……私がどんな人間でも」
「これは命令。ぼっち生活頑張って?あっ、僕はそんなに君と関わるつもりないからそこんとこよろしくね?」
「ま、待って!?私たち友達だよね!?」
「いや……あまりに仲良くし過ぎるとちょっと危ういし。この一件でラインハルト公爵家は結構無理しちゃったから」
「そ、そんな……うぅ。私の夢の学校生活がぁ……女の子の友達一杯作る予定だったのに」
「あっはっはっは!」
項垂れるガイちゃんを見て僕は笑い声をあげるのであった。
レグがいなくなった後のガイちゃんの部屋の中で。
僕はさも当たり前のようにこの部屋の中に置かれているベッドへとダイブし、体を預ける。
「あっ!ちょ、ちょっと!」
そんな僕に対して不満げな声を上げたガイちゃん。
「んん~???君は僕に文句を言える立場にあるかにゃあ?」
「ぬぐっ!」
そんな彼は僕のたった一言で容易く口を閉ざされてしまう。
「僕のおかげで今の君がいるんだよ?感謝してよね?」
「ぐぬぬ……こんなことになったのも君のせいなのに!」
「まぁ、そう」
ただの茶番でいきなりクソデカい話題をぶつけてレグの失言を誘い、会談の場に慣れておらず緊張していたガイちゃんを押し切り、戦争という最悪の事態をレイスト国王陛下にちらつかせることで相手に頷く以外の選択肢を与えない。
ガイちゃんがこうなったのはまごうことなき僕のせいである。
「だけど、僕にそんな態度言って良いの?父上の言葉忘れた?」
「君は私を拒絶しない!いくら私であっても私の家が君なくしては立ち行かなくことくらいはわかっているわ。でも、私には利用価値がある。その利用価値がなくならない限りこんな失言一つで私を切ったりはしないわ。というか出来ないでしょう?この策略には貴方だけでなく他の大人も巻き込んでいるのだから」
「むむむ。わかっているじゃないか」
僕は想像以上に読めているガイちゃんを見て満足げに頷く。
「んにゃー。それじゃあ、君の態度に関して僕が言うことは他にないとも。じゃあ、これからの君について話していくね?まず、通う学園だけど留学ってことでうちの国に来てもらうから」
「へ?」
僕の言葉にガイちゃんは固まる。
「決定事項だから。よろ」
「待ってぇ!?そっちの国になんて私は行ったことないし、こんな不安定な家とお近づきになってくれそうな他国の人間なんて居なさそうなんだけど!?」
「まぁ……確かにそうだと思うけど。でも、それはこの国にいても一緒。いや、むしろこれはこの国でやらかした君がいじめられる可能性を考慮して、君を助けるために、だな?」
「そ、それでも取り潰しにならない以上……取り巻きたちは出来ると思うんだけど……私がどんな人間でも」
「これは命令。ぼっち生活頑張って?あっ、僕はそんなに君と関わるつもりないからそこんとこよろしくね?」
「ま、待って!?私たち友達だよね!?」
「いや……あまりに仲良くし過ぎるとちょっと危ういし。この一件でラインハルト公爵家は結構無理しちゃったから」
「そ、そんな……うぅ。私の夢の学校生活がぁ……女の子の友達一杯作る予定だったのに」
「あっはっはっは!」
項垂れるガイちゃんを見て僕は笑い声をあげるのであった。
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