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水族館
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「おいしかった……」
「でしょう?あそこの店は美味しいんだよね。あのマスターの料理の腕が際立って高い。それでもそこまで目立っているわけじゃないから、隠れた名店としておすすめだよ」
「そうだね……それにしても、よくあそこまでお洒落なお店知っていたね」
「僕は結構情報通なのだよ」
自分で料理を作ってばかりだと飽きるし、何よりも自分の発想が広がっていかない。
僕は自分の料理のレパートリーを増やし、料理の腕を上げるためにも色々なお店をめぐるのが好きなのである。
「そうなんだ……すごいんだね」
「それほどでもないよ。それじゅあ、水族館のほうに行こうか」
「うん!」
腹ごしらえはしっかりと終えた。
僕が個人的にマスターとも仲の良い喫茶店で料理に二人で満足した後の自分たちは本題である水族館のほうへと向かってくのだった。
■■■■■
水族館。
今日、僕たちがやってきたのは自分たちが住む市内にあるかなり大きめの水族館である。
多くのフロアがあり、多種多様な魚たちがその場で泳いでいる。
「あっ、クラゲだ。こうしてたくさんいると結構幻想的だな」
暗い水の中で青く輝きながら揺らめくクラゲたち。
その様子はかなりきれいだった。
「そぅーだね……本当に、幻想的」
僕の隣にいる陽太は自分の言葉に頷きながら、目の前でふよふよと浮かんでいるクラゲを楽しそうに眺めている。
「それにしても、結構広いとは知っていたが、こんなにいるのだな。もっと少ないかと思った」
そんな陽太と僕は水族館の中を自由に散策していく。
「そうだね……まさか、ペンギンまでいるとは思わなかった」
「そうだな。というか、あいつらって普通に氷の上以外でも暮らせるんだな」
「確かにそうだね。ペンギンってどうしても寒いところのイメージがあったよ」
「それな……別に寒くも、氷もないところで普通によちよち岩の上で歩いていたり、水を泳いでいた」
「かわいかったけどね」
「それはそう」
僕は陽太と会話を弾ませながらいろいろなフロアで多くの魚を鑑賞する。
幼少期には確実に来たことがあるであろう水族館。
だが、ペンギンがいたり、サメがいたり、エイがいたり、カメがのそのそと館内を歩き回っていたり、自分の記憶にあるものよりもはるかに規模の大きな場所だった。
「あっ、あっちで何か金魚の特設コーナーやっているよ!見に行かない?」
「あぁ、うん。行こうか」
久しぶりにきた、そんな水族館。
そこを陽太と共に楽しみながら回っていくのだった。
「でしょう?あそこの店は美味しいんだよね。あのマスターの料理の腕が際立って高い。それでもそこまで目立っているわけじゃないから、隠れた名店としておすすめだよ」
「そうだね……それにしても、よくあそこまでお洒落なお店知っていたね」
「僕は結構情報通なのだよ」
自分で料理を作ってばかりだと飽きるし、何よりも自分の発想が広がっていかない。
僕は自分の料理のレパートリーを増やし、料理の腕を上げるためにも色々なお店をめぐるのが好きなのである。
「そうなんだ……すごいんだね」
「それほどでもないよ。それじゅあ、水族館のほうに行こうか」
「うん!」
腹ごしらえはしっかりと終えた。
僕が個人的にマスターとも仲の良い喫茶店で料理に二人で満足した後の自分たちは本題である水族館のほうへと向かってくのだった。
■■■■■
水族館。
今日、僕たちがやってきたのは自分たちが住む市内にあるかなり大きめの水族館である。
多くのフロアがあり、多種多様な魚たちがその場で泳いでいる。
「あっ、クラゲだ。こうしてたくさんいると結構幻想的だな」
暗い水の中で青く輝きながら揺らめくクラゲたち。
その様子はかなりきれいだった。
「そぅーだね……本当に、幻想的」
僕の隣にいる陽太は自分の言葉に頷きながら、目の前でふよふよと浮かんでいるクラゲを楽しそうに眺めている。
「それにしても、結構広いとは知っていたが、こんなにいるのだな。もっと少ないかと思った」
そんな陽太と僕は水族館の中を自由に散策していく。
「そうだね……まさか、ペンギンまでいるとは思わなかった」
「そうだな。というか、あいつらって普通に氷の上以外でも暮らせるんだな」
「確かにそうだね。ペンギンってどうしても寒いところのイメージがあったよ」
「それな……別に寒くも、氷もないところで普通によちよち岩の上で歩いていたり、水を泳いでいた」
「かわいかったけどね」
「それはそう」
僕は陽太と会話を弾ませながらいろいろなフロアで多くの魚を鑑賞する。
幼少期には確実に来たことがあるであろう水族館。
だが、ペンギンがいたり、サメがいたり、エイがいたり、カメがのそのそと館内を歩き回っていたり、自分の記憶にあるものよりもはるかに規模の大きな場所だった。
「あっ、あっちで何か金魚の特設コーナーやっているよ!見に行かない?」
「あぁ、うん。行こうか」
久しぶりにきた、そんな水族館。
そこを陽太と共に楽しみながら回っていくのだった。
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