悪役令嬢にも心がある

ゆったん子

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ステナ「私は、たしかにあなた達と同じように彼らのことをゆるせません。ですが、そのために誰かを傷つけることはできません。」

そう言った彼女の目には強い意志があった

、、、わたくしよりも

ここにいるわたくしには何ができるんでしょう

誰かを癒す力も

誰かを守る力も

わたくしにはまだ、ない

変わらなくてはいけない

甘えるだけでは意味がありません

ステナは変わったんです

次は、

わたくしの番

そう息を深く深く吸った

アリナ「、、、、、私もできれば誰かを傷つけたくはありません。ですが、それで大事な人たちを守れるなら私は何かを犠牲にしても救って見せます。もう、だれもうしなわないために。」

そう言い放つ彼女の目にはセレナと同じ強い意志と決意が見えた

アリナ「あの人のためにも」
ステナ「え?」

アリナの小さな呟きはステナには聞こえなかったようですね

、、、それが誰かはわたくしにはわかりませんが、きっと深い事情があるんでしょう

ステナ「で、ですがそれで人を傷つけては意味がありません!」

反撃するようにステナは先ほどよりも強くそういった

アリナははぁとため息をついてから呆れたようにいう

アリナ「それで、誰が助けられるんですか。」

先ほどまでよりも冷たい視線でそういう

彼女をどうしてここまで変えてしまったんだろう

ステナ「っ!、、、それでも人を殺していい理由にはなりません」
アリナ「私も人を殺すつもりはありません。彼らとは違いますから」

そういいゆっくりと窓の近くに移動して思いっきり窓を開ける

まだ肌寒い風が部屋の中に広がる

アリナ「あなたは私の敵ですか?それとも味方ですか?」

どこまでも見透かすような瞳はわたくしたちを深く見つめる

ステナ「敵ではないわ。でも、味方とも言えません。ですが、私もあなたたちと同じようにこの国を助けたい」

今までで1番ステナの本音だったんではないでしょうか

アリナはこちらをみず、窓の外を眺めたまま

アリナ「では敵ではないということね。、、、、まぁ今日はそれでいいわ。今日は泊めるからゆっくりしていってね」

そういい

こちらを向かないまま奥に消えてった

アリナの辛そうな顔と少し赤く腫れた目元がわたくしの頭をはなれなかった

ステナは少し複雑な顔をしてしまっていた

わたくしにも、なにか、、、、





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お久しぶりです!
ゆったん子です!
生きてます!
最近いや~忙しくて

レデ「わたくし今回一言も喋ってないんですけど。うん???」

次回もお楽しみに!(やっべ)
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