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⌘2章 高貴なる人質 《こうきなるひとじち》
43.射程距離
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八角鷲が、兄弟子の部屋に入室した。
ペーパーウェイトらしきものを眺めていた十一が顔を上げた。
「日雀は雪様の元へ無事到着したようです。蜂鳥と駒鳥から連絡が来ました。・・・全く、あの妹弟子が通った後は台風被害みたいなもんだ」
双頭の悪魔だの風神雷神とか言われた双子の片割れは、神殿から久々に宮廷に舞い戻ったかと思えば、女皇帝に後ろ足で砂を引っ掛けて出ていき、大型台風の如くその勢力を失わないまま北上して行った。
八角鷲が兄弟子のデスクの上に書類を置きながらため息をついた。
「・・・十一兄上、女家令となんか結婚なんかしない方がいい。寿命が縮まる」
自分だって、蓮角と結婚したじゃないかと思ったが、さっさと離婚したのもまた真実。
「・・・しないよ」
十一が肩をすくめた。
意外そうに八角鷲が兄弟子を見つめた。
貴族の姫と離婚が成立し、いよいよ女皇帝とどうにかなるかと宮廷中の人間が噂していたところに、日雀が現れて十一の妻の座をかっ攫って行ったのだ。
須塔家の三の姫である元妻が離婚を渋っていたが、さすがに女皇帝からの要求に渋々応じたものの、下賜された飴玉のように大きなダイヤモンドの指輪をなかなか返還しなかった。
須塔嬢は、ならば元東目張伯爵夫人を名乗っていいかとまで言い出したのに、女皇帝が焦れて、日雀に出向く事を許したらしい。
相手は貴族でも一、二を争う程の家柄の人間であり、更に元老院でも発言権があり、更に更に聖堂にも顔が利く一族。
女皇帝としては、あまり表立って動けば狭量と言われるだろうし、今後の十一との関係にも良い影響は及ばさないと悩んでいた。
そこに、突如現れた美貌の女家令が宮廷中の話題を攫った挙句「では、私がその指輪を取り返してきますわ」と行って、女皇帝から許可を取り、須塔家から指輪を取り戻してきた。
そしてそれを結果的に自分の物にしてしまったのだ。
日雀は午後に出て行き、夕方には宮城に戻って来た。
「陛下、私、こちら頂く事になりましたの。本日、東目張十一伯爵と婚約致しました。書類は後ほど、夫から提出される事と存じます」
自分の左手に輝く指輪を見せてそう言って微笑んだ。
更には、愛だ恋だ風流だにかこつけてえげつない牽制まで言って、女皇帝も取り巻きの貴族達も絶句。
あまりの鮮やかな勢いに、橄欖すら呆然として戦意喪失だった。
「それでは私、結婚の準備に入りますので、ご機嫌よう」と休暇を願い出て宮廷を出て行き、すぐに貴族特権で鉄道に飛び乗って国境を越えてA国の佐保姫残雪の元に向かったというのだから。
「・・・・殴り合いの喧嘩も戦争も初動が肝心だけど、あいつ、あまりにひどくないですか」
弟弟子が心から嫌そうに言うのに、十一は愉快そうに笑った。
八角鷲は、どうしても残雪に会いたいとごねる日雀に、兄弟子が期間限定で与えた特権なのだろうと考えた。
後で婚約破棄するなり、すぐに離婚するなりするのだろう。
全く家令の所業としては納得だ。
「・・・日雀が雪様のところに行ったと聞いて、蓮角や尾白鷲姉上まで自分も行きたいと騒ぎ始めてますよ。兄上、順番に婚約してやったらどうですか」
冗談じゃない、最悪だと二人は笑った。
「・・・花鶏は雪に会わせてやりたいんだけど。良い言い訳が見つからないもんだな」
末の弟弟子にとって、残雪はやはり特別な存在。
自分を苦界から救ってくれたきっかけとなり、名も、立場も、生きる道も与えた。
あの雛鳥は、離宮に引き取られて、初めて苦しみなく呼吸が出来たのだと言っていた。
しかし、蛍石と五位鷺が暗殺され、同時に残雪が国を出て、離宮での春の日のような生活は一気に幕を閉じてしまったのだ。
花鶏にしたら、あまりにも遅く訪れ、そして短く終わってしまった甘やかな子供時代であったろう。
彼にとって、残雪は幸福そのものの象徴なのだ。
「・・・雪様が、暴徒に襲撃されかけたと聞いた時は、我々だれもがですが、花鶏はショックを受けていましたからね」
"高貴なる人質"は、当然、身の危険がある事は織り込み済みの人事であるが。
だからと言ってそれは、当然ではない。
「まあ、あの妹弟子が乗り込んで引っ掻き回せば、連中も、自分達は見られているとはっとするだろうさ」
女家令が現れると言うのは、政治的な思惑として機能するだろう。
残雪に何かあれば、お前の寄越した人質だってどうなるかわからないぞ、と言う遠回しな牽制でもある。
だからこそ、この兄弟子は、日雀の我儘を許したのか、と八角鷲は納得した。
八角鷲が兄弟子が手に持っていたペーパーウェイトに何気なく目を落とした。
「・・・なんだろう、雛芥子の花かな」
揃えば花畑の絵画のようになるのだろうか。
パズルの一部のようなデザインで、可憐な赤い花が描かれていた。
「ああ、これは。まあ、古いものだな。花輪のデザインの一部なんだけれど・・・」
へえ、と弟弟子はそう興味もなそさうに返事をした。
特権とは全く便利な物だ。
A国の人間からは、菜の花色の家と呼ばれているらしい領事館。
あの邸は、残雪が国を発つ前に、自分が用意していたものだ。
ライフルが収められた螺鈿の箱を持ち込み、残雪の私室に保管して来たのも自分。
街から少し離れた郊外の森の中にあり、こじんまりとした邸宅は、かつての離宮を彷彿とさせた。
黄色い塗装の外壁は、残雪が言うカナリア色なのだろうと思って施工させたが、微妙に違うらしい。
玄関の床材が二重の美しい花輪のデザインだった。
一枚を剥がして持って来たのだ。
間違いなく自分が訪れてライフルを持ち込んだ事の証に。
手が込んでいてちょっとした美しいものを好む残雪は、花輪の一部が欠けているのに真っ先に気付き、それがなぜなのかも察した事だろう。
高貴なる人質が平和の使者などというのはあまりにも美しい建て前だ。
替えの利く人質であり担保であり、第五列ではない公的な間諜でもあり、もし死んでも王族が誰も傷まない、まさに人身御供の都合の良い存在。
そもそもあの女が何をしに行ったのか。
自分はよく知っているし、さて、あの妹弟子も勘付いたのだろう。
だからこそ強引に婚約者などという肩書きをもぎ取って残雪の元に駆け付けた。
六花の花弁という名前を付けられた美しいライフル。
もともと彼女の祖父が教えたらしいが、何を思って仕込んだのかは知れないが、その技術が一流であった事は事実。
その腕を喜んで、蛍石と五位鷺があの銃を作らせて残雪に贈ったのは家令のうちでは知られていたから、宮城に関わる誰かに奪われたり、いずれ何かの災いの種になる事を恐れて、五位鷺の遺体と炉で燃やした事にしていたのだ。
それは、夫の遺体に見まえる事も出来ない彼女を思って、誰もが納得したはずだ。
その後、貴族特権でI国の残雪のもとに送っておいた。
数少ない、夫と恋人の形見を手元に残してやりたかった。
数年後、彼女はそれを持って、自分のもとにやって来たわけだけれど、往路は単騎で国境破りなどというとんでもない荒技であったが、帰路において一人で鉄道で、となれば必ず手荷物検がある。
小さな刃物でも訝しがられるというのに、あんなに大物の銃があればすぐに取り調べられるという事で、再び預かっておいたのだ。
残雪はあの冬の日に、狼の頭領をたった一発で仕留めて見せた。
獣を屠る一瞬前の世界を反射する眼球の瞳、どこまでも静かになっていく呼吸と鼓動。
美しいと思った。
狩猟の女神は月の女神であるアルテミスだとよく言われるが、とんでもない。
残雪は、まるで冥界の使者のようだった。
三叉路を見下ろせるあの部屋で、この国の人間を千人殺しても足らない、そう言っていた残雪を思い出す。
命を屠るに臨むのにあれだけ凪いでいた女が、恋人と夫を思い出し泣くのは哀れで、そして激しく嫉妬を覚え動揺した。
さて。
千人なんぞ屠る必要はあるまい。
獲物は射程距離に入ったぞ。
どうする、山猫。
十一は手の中の雛芥子の一片を眺めた。
ペーパーウェイトらしきものを眺めていた十一が顔を上げた。
「日雀は雪様の元へ無事到着したようです。蜂鳥と駒鳥から連絡が来ました。・・・全く、あの妹弟子が通った後は台風被害みたいなもんだ」
双頭の悪魔だの風神雷神とか言われた双子の片割れは、神殿から久々に宮廷に舞い戻ったかと思えば、女皇帝に後ろ足で砂を引っ掛けて出ていき、大型台風の如くその勢力を失わないまま北上して行った。
八角鷲が兄弟子のデスクの上に書類を置きながらため息をついた。
「・・・十一兄上、女家令となんか結婚なんかしない方がいい。寿命が縮まる」
自分だって、蓮角と結婚したじゃないかと思ったが、さっさと離婚したのもまた真実。
「・・・しないよ」
十一が肩をすくめた。
意外そうに八角鷲が兄弟子を見つめた。
貴族の姫と離婚が成立し、いよいよ女皇帝とどうにかなるかと宮廷中の人間が噂していたところに、日雀が現れて十一の妻の座をかっ攫って行ったのだ。
須塔家の三の姫である元妻が離婚を渋っていたが、さすがに女皇帝からの要求に渋々応じたものの、下賜された飴玉のように大きなダイヤモンドの指輪をなかなか返還しなかった。
須塔嬢は、ならば元東目張伯爵夫人を名乗っていいかとまで言い出したのに、女皇帝が焦れて、日雀に出向く事を許したらしい。
相手は貴族でも一、二を争う程の家柄の人間であり、更に元老院でも発言権があり、更に更に聖堂にも顔が利く一族。
女皇帝としては、あまり表立って動けば狭量と言われるだろうし、今後の十一との関係にも良い影響は及ばさないと悩んでいた。
そこに、突如現れた美貌の女家令が宮廷中の話題を攫った挙句「では、私がその指輪を取り返してきますわ」と行って、女皇帝から許可を取り、須塔家から指輪を取り戻してきた。
そしてそれを結果的に自分の物にしてしまったのだ。
日雀は午後に出て行き、夕方には宮城に戻って来た。
「陛下、私、こちら頂く事になりましたの。本日、東目張十一伯爵と婚約致しました。書類は後ほど、夫から提出される事と存じます」
自分の左手に輝く指輪を見せてそう言って微笑んだ。
更には、愛だ恋だ風流だにかこつけてえげつない牽制まで言って、女皇帝も取り巻きの貴族達も絶句。
あまりの鮮やかな勢いに、橄欖すら呆然として戦意喪失だった。
「それでは私、結婚の準備に入りますので、ご機嫌よう」と休暇を願い出て宮廷を出て行き、すぐに貴族特権で鉄道に飛び乗って国境を越えてA国の佐保姫残雪の元に向かったというのだから。
「・・・・殴り合いの喧嘩も戦争も初動が肝心だけど、あいつ、あまりにひどくないですか」
弟弟子が心から嫌そうに言うのに、十一は愉快そうに笑った。
八角鷲は、どうしても残雪に会いたいとごねる日雀に、兄弟子が期間限定で与えた特権なのだろうと考えた。
後で婚約破棄するなり、すぐに離婚するなりするのだろう。
全く家令の所業としては納得だ。
「・・・日雀が雪様のところに行ったと聞いて、蓮角や尾白鷲姉上まで自分も行きたいと騒ぎ始めてますよ。兄上、順番に婚約してやったらどうですか」
冗談じゃない、最悪だと二人は笑った。
「・・・花鶏は雪に会わせてやりたいんだけど。良い言い訳が見つからないもんだな」
末の弟弟子にとって、残雪はやはり特別な存在。
自分を苦界から救ってくれたきっかけとなり、名も、立場も、生きる道も与えた。
あの雛鳥は、離宮に引き取られて、初めて苦しみなく呼吸が出来たのだと言っていた。
しかし、蛍石と五位鷺が暗殺され、同時に残雪が国を出て、離宮での春の日のような生活は一気に幕を閉じてしまったのだ。
花鶏にしたら、あまりにも遅く訪れ、そして短く終わってしまった甘やかな子供時代であったろう。
彼にとって、残雪は幸福そのものの象徴なのだ。
「・・・雪様が、暴徒に襲撃されかけたと聞いた時は、我々だれもがですが、花鶏はショックを受けていましたからね」
"高貴なる人質"は、当然、身の危険がある事は織り込み済みの人事であるが。
だからと言ってそれは、当然ではない。
「まあ、あの妹弟子が乗り込んで引っ掻き回せば、連中も、自分達は見られているとはっとするだろうさ」
女家令が現れると言うのは、政治的な思惑として機能するだろう。
残雪に何かあれば、お前の寄越した人質だってどうなるかわからないぞ、と言う遠回しな牽制でもある。
だからこそ、この兄弟子は、日雀の我儘を許したのか、と八角鷲は納得した。
八角鷲が兄弟子が手に持っていたペーパーウェイトに何気なく目を落とした。
「・・・なんだろう、雛芥子の花かな」
揃えば花畑の絵画のようになるのだろうか。
パズルの一部のようなデザインで、可憐な赤い花が描かれていた。
「ああ、これは。まあ、古いものだな。花輪のデザインの一部なんだけれど・・・」
へえ、と弟弟子はそう興味もなそさうに返事をした。
特権とは全く便利な物だ。
A国の人間からは、菜の花色の家と呼ばれているらしい領事館。
あの邸は、残雪が国を発つ前に、自分が用意していたものだ。
ライフルが収められた螺鈿の箱を持ち込み、残雪の私室に保管して来たのも自分。
街から少し離れた郊外の森の中にあり、こじんまりとした邸宅は、かつての離宮を彷彿とさせた。
黄色い塗装の外壁は、残雪が言うカナリア色なのだろうと思って施工させたが、微妙に違うらしい。
玄関の床材が二重の美しい花輪のデザインだった。
一枚を剥がして持って来たのだ。
間違いなく自分が訪れてライフルを持ち込んだ事の証に。
手が込んでいてちょっとした美しいものを好む残雪は、花輪の一部が欠けているのに真っ先に気付き、それがなぜなのかも察した事だろう。
高貴なる人質が平和の使者などというのはあまりにも美しい建て前だ。
替えの利く人質であり担保であり、第五列ではない公的な間諜でもあり、もし死んでも王族が誰も傷まない、まさに人身御供の都合の良い存在。
そもそもあの女が何をしに行ったのか。
自分はよく知っているし、さて、あの妹弟子も勘付いたのだろう。
だからこそ強引に婚約者などという肩書きをもぎ取って残雪の元に駆け付けた。
六花の花弁という名前を付けられた美しいライフル。
もともと彼女の祖父が教えたらしいが、何を思って仕込んだのかは知れないが、その技術が一流であった事は事実。
その腕を喜んで、蛍石と五位鷺があの銃を作らせて残雪に贈ったのは家令のうちでは知られていたから、宮城に関わる誰かに奪われたり、いずれ何かの災いの種になる事を恐れて、五位鷺の遺体と炉で燃やした事にしていたのだ。
それは、夫の遺体に見まえる事も出来ない彼女を思って、誰もが納得したはずだ。
その後、貴族特権でI国の残雪のもとに送っておいた。
数少ない、夫と恋人の形見を手元に残してやりたかった。
数年後、彼女はそれを持って、自分のもとにやって来たわけだけれど、往路は単騎で国境破りなどというとんでもない荒技であったが、帰路において一人で鉄道で、となれば必ず手荷物検がある。
小さな刃物でも訝しがられるというのに、あんなに大物の銃があればすぐに取り調べられるという事で、再び預かっておいたのだ。
残雪はあの冬の日に、狼の頭領をたった一発で仕留めて見せた。
獣を屠る一瞬前の世界を反射する眼球の瞳、どこまでも静かになっていく呼吸と鼓動。
美しいと思った。
狩猟の女神は月の女神であるアルテミスだとよく言われるが、とんでもない。
残雪は、まるで冥界の使者のようだった。
三叉路を見下ろせるあの部屋で、この国の人間を千人殺しても足らない、そう言っていた残雪を思い出す。
命を屠るに臨むのにあれだけ凪いでいた女が、恋人と夫を思い出し泣くのは哀れで、そして激しく嫉妬を覚え動揺した。
さて。
千人なんぞ屠る必要はあるまい。
獲物は射程距離に入ったぞ。
どうする、山猫。
十一は手の中の雛芥子の一片を眺めた。
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