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第7話 恋愛? 秘密の関係です
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ミイコさんは俺の腕にしがみつき、指導室の外へと引っ張って行った。
「恋梨!? 誰だその超可愛いギャルは!」
廊下でクラスメイトの男子その1とばったり会ってしまった。ちなみに名前は錬蔵。
「ミイちゃんでぇーす。むっくんの彼女やってまぁす。」
「て、てめぇ……裏切ったのか?」
「あ、いや……」
「裏切りましたぁ。どんまい!」
「くっ……許さん!」
こいつ、マジ泣きしてやがる……。
「ちくしょー!」
錬蔵は泣きながら走って行ってしまった。
「ミイコさん?」
「ノンノン。この形態の時はミ・イ・ちゃん。」
指を振り否定する自称俺の彼女。つか形態言うなし。
「ミイちゃん?」
「そそっ! こうやってぇ。色んな人に見せつけて悪い虫が寄り付かないようにしとかなきゃね!」
そう言って俺の腕に自らの腕を絡ませ、グイグイと豊かな胸を押し付けてくる24歳JK。
虫って……しかし、その媚び媚びの笑顔があざと可愛い。俺って実は派手目のギャルが性癖だったのかもしれない。
今までこんなタイプは周りに居なかったもんなぁ。
それはそうと、やはり恋愛したいとは思えないが。
「さっさか行くよ!」
「う、うん。」
そうして下駄箱まで行くと……
「武太……君?」
「零子ちゃん?」
零子ちゃんがギョッとしている。その視線は俺に纏わりつく自称JKのミイちゃんに釘付けだった。
「えっと……どちら様?」
「あーこの人は……」
「むっくんの彼女やってまぁす! 零ちんよろしくぅっ!」
「零……ちん? ちょっと武太君! 彼女いるなんて聞いてないんだけど?」
「あー……。」
さっきは咄嗟に言葉が出かかってしまったが、この人がカワイコちゃん先生だなんて言えるわけないし、これはどうしたものか……。
「そんな事言われたってぇ。出来たもんはしょうがないよ。ささ、むっくん行くよ!」
「え? ちょ……。」
「ほーらっ。早くしないと大変大変!」
「す、すまん零子ちゃん。また今度!」
俺は強引に引きずられ、校外に出た。
「ミイちゃん。いくらなんでも強引過ぎるって……。」
恋愛に興味ないとか言っておきながら、昨日告白のような事をしてくれた女子の目の前で別の女子と腕を組む俺。
控えめに言ってクズ野郎じゃねぇか……。
後で電話して誤解だって言っておこう。
「あれでもまだ足りないくらいよ。零ちんは絶対むっくんの事気になってるよね?」
鋭い。
「すぐに分かるって。彼女だって言ったらさ、ちょっと怒ってたじゃん? あれで分からない方がおかしくない?」
まぁ、言われてみれば分かり易い……か?
「そう簡単に分かるものなの?」
「分かるって。最初むっくんを見た時ちょっと嬉しそうにして、次に私を見た時はギョッとしてたしぃ。」
細かい所まで見てんだな。女子って凄い。
それにしても校外に出てからというもの、周囲からの視線が凄いな。明らかにミイちゃんに集中している。
と同時に、俺みたいな普通の奴がこんな可愛い娘に腕組みされているのがムカつくという視線も感じていた。
「ミイちゃんは良くそんな変装思いついたよね。」
「これ? むっくんが女子高生の制服が大好きって言ったからね。自前の制服で希望に応えてみました!」
好みの服装とは言ったが大好きとまでは言ってない。
「勝手に捏造しないでくれ。」
「でも好きでしょ? この恰好してから明らかに鼻の下が伸びてるもん。」
恋愛に興味を無くしてしまった俺でも、これは可愛い過ぎてヤバいと思ってしまう。
「……否定はしない。にしてもミイちゃんって俺の先輩だったんだなぁ。」
「まぁね。卒業してからも制服変わってなくて良かったぁ。じゃなきゃ、誰かに借りなきゃいけないもん。」
おいおい。こんな事の為に借りようとするなよ……。
「恋梨君?」
右京さん?
マズい、こんな場面を零子ちゃんに続けて見られてしまった。
「その人は……?」
「えっと……」
「むっくんの彼女のミイちゃんでぇっす!」
「恋梨君、恋愛に興味ないって言ってなかった?」
うっ……視線が冷たい。もしかして怒ってらっしゃる?
「恋愛に興味はないけど、私には興味津々だもんね?」
やめろ! 恋愛に興味ないって発言自体が嘘だと思われちゃうだろが!
「へぇー。お金で解決するとか言っておいて、ちゃっかり彼女作っちゃうんだ。」
「ちが……」
「恋梨君って女の子二人に言い寄られて適当な理由つけて断っちゃう人なの?」
その視線ツラぁ。
このままでは俺の評判に関わる。
零子ちゃんは幼馴染だし誤解を解く自信はあるが、右京さんは今を逃したら無理かもしれん。
明日からクズ野郎と言われ、石を投げられる生活なんてごめんだ!
えぇい! 仕方ない!
「ちょっと来て!」
俺はミイちゃんと右京さんの手を引き、近場のカフェに入った。
「どうして私も連れて来たの?」
右京さんにしてみれば意味不明だよな。
「実はな、この娘は……」
「彼女です!」
「違う。」
ミイちゃん悪ふざけし過ぎ。
(ミイちゃん。俺の評判に関わるので、適当に話を合わせて。)
(えぇ? だって、右京さんもむっくんの事好きじゃん。牽制しておかないと。)
(今はタイミングが悪いの! 俺が最低男と呼ばれて不登校になっても良いのか?)
(それは……困る。)
(理由は後で説明するから、兎に角合わせて。)
「何を話してるの?」
「えっとさ、この娘は親戚です。」
「うん、親戚。」
「田舎から遊びに来てて、観光案内をしていたんだ。」
「そう、観光案内。」
その合いの手やめて? 嘘っぽく聞こえるだろ。
「そうなの? 親戚って言うけど……。妙に距離が近くない?」
「それは私がむっくんを愛してるから。」
「あ、あい……」
「親戚だけど、結婚出来る親戚だから。」
「それを言ったら、私も恋梨君の事ちょっと良いなって思ってたんだけど?」
「ちょっと良いなくらいだったら諦めて? 大丈夫、右京さんは可愛いからすぐに良い人が見つかるって!」
ミイちゃん凄ぇな。ちゃっかり俺の事情に配慮しながら無理のない牽制をしている。
「……私、名前言ったっけ?」
やべっ!!
「あ、あぁ……さっき俺が右京さんって呼んじゃったからかも。」
「そうだっけ? まぁ……それは良いけど、確かに私はちょっと良いなぁくらいにしか思ってなかったかもしれないけど、友達としてあなたみたいな派手なギャルに恋梨君を任せるのが不安。」
「えぇ? 右京さんもギャルじゃん。」
「私は控えめなギャルだから良いの!」
控えめなギャルってなんだ? 初めて聞く単語なんだが。
「私も普段は控えめだよ? むっくんの性癖に合わせてあげたんだから。」
やめてくれ。頼むから、俺にどんどん性癖を追加しないで……。
「ふーん。まぁ、恋梨君が変なのに捕まったんじゃなければ、私は大人しく身を引くけどさ。この人って本当に大丈夫なの?」
本人目の前にして聞くとか、右京さんもなかなか肝が据わっている。
「一応親戚だし、大丈夫なのは保証出来る。」
「あーあ、折角良い人そうな彼氏が出来るかと思ったのになぁ。」
「ごめんね?」
「まぁ……見た目は派手だけど、多分本当に恋梨君が好きなんでしょ?」
「違うよ? 愛してるんだよ?」
ちょっ……ミイちゃん、若干重い。
「そうまで言われたら引き下がるよ。その代わり、ここ奢ってね!」
う……仕方ないか。今月の小遣いが……。
「むっくんは良いよ。今回は私が出すって。」
「いやぁ、そもそも俺がハッキリしなかったから……。」
「大丈夫大丈夫。こっちは大人だよ? それに私が譲ってもらったんだから……ね?」
まぁ、そこまで言うなら。
「待って。大人って何? 恋梨君、この人何歳なの?」
マズい。どんどんボロが出る。
「え、えっと……そう! 私が住んでる田舎では16歳で大人扱いだから! ちなみに私は17歳だけどね!」
その言い訳はちょっと無茶じゃない?
「田舎って良く知らないけど、そういうもんなの?」
「そうそう! 早く結婚しろって親が煩くってさ。」
「そうなんだぁ……。」
意外となんとかなるもんだ。ホント一時はどうなる事かと……
「で、なんでうちの学校の制服着てるの? 他校の人なんでしょ?」
忘れてた。ミイちゃんは今制服姿だ。
これ、ホントどうしよう…………。
「恋梨!? 誰だその超可愛いギャルは!」
廊下でクラスメイトの男子その1とばったり会ってしまった。ちなみに名前は錬蔵。
「ミイちゃんでぇーす。むっくんの彼女やってまぁす。」
「て、てめぇ……裏切ったのか?」
「あ、いや……」
「裏切りましたぁ。どんまい!」
「くっ……許さん!」
こいつ、マジ泣きしてやがる……。
「ちくしょー!」
錬蔵は泣きながら走って行ってしまった。
「ミイコさん?」
「ノンノン。この形態の時はミ・イ・ちゃん。」
指を振り否定する自称俺の彼女。つか形態言うなし。
「ミイちゃん?」
「そそっ! こうやってぇ。色んな人に見せつけて悪い虫が寄り付かないようにしとかなきゃね!」
そう言って俺の腕に自らの腕を絡ませ、グイグイと豊かな胸を押し付けてくる24歳JK。
虫って……しかし、その媚び媚びの笑顔があざと可愛い。俺って実は派手目のギャルが性癖だったのかもしれない。
今までこんなタイプは周りに居なかったもんなぁ。
それはそうと、やはり恋愛したいとは思えないが。
「さっさか行くよ!」
「う、うん。」
そうして下駄箱まで行くと……
「武太……君?」
「零子ちゃん?」
零子ちゃんがギョッとしている。その視線は俺に纏わりつく自称JKのミイちゃんに釘付けだった。
「えっと……どちら様?」
「あーこの人は……」
「むっくんの彼女やってまぁす! 零ちんよろしくぅっ!」
「零……ちん? ちょっと武太君! 彼女いるなんて聞いてないんだけど?」
「あー……。」
さっきは咄嗟に言葉が出かかってしまったが、この人がカワイコちゃん先生だなんて言えるわけないし、これはどうしたものか……。
「そんな事言われたってぇ。出来たもんはしょうがないよ。ささ、むっくん行くよ!」
「え? ちょ……。」
「ほーらっ。早くしないと大変大変!」
「す、すまん零子ちゃん。また今度!」
俺は強引に引きずられ、校外に出た。
「ミイちゃん。いくらなんでも強引過ぎるって……。」
恋愛に興味ないとか言っておきながら、昨日告白のような事をしてくれた女子の目の前で別の女子と腕を組む俺。
控えめに言ってクズ野郎じゃねぇか……。
後で電話して誤解だって言っておこう。
「あれでもまだ足りないくらいよ。零ちんは絶対むっくんの事気になってるよね?」
鋭い。
「すぐに分かるって。彼女だって言ったらさ、ちょっと怒ってたじゃん? あれで分からない方がおかしくない?」
まぁ、言われてみれば分かり易い……か?
「そう簡単に分かるものなの?」
「分かるって。最初むっくんを見た時ちょっと嬉しそうにして、次に私を見た時はギョッとしてたしぃ。」
細かい所まで見てんだな。女子って凄い。
それにしても校外に出てからというもの、周囲からの視線が凄いな。明らかにミイちゃんに集中している。
と同時に、俺みたいな普通の奴がこんな可愛い娘に腕組みされているのがムカつくという視線も感じていた。
「ミイちゃんは良くそんな変装思いついたよね。」
「これ? むっくんが女子高生の制服が大好きって言ったからね。自前の制服で希望に応えてみました!」
好みの服装とは言ったが大好きとまでは言ってない。
「勝手に捏造しないでくれ。」
「でも好きでしょ? この恰好してから明らかに鼻の下が伸びてるもん。」
恋愛に興味を無くしてしまった俺でも、これは可愛い過ぎてヤバいと思ってしまう。
「……否定はしない。にしてもミイちゃんって俺の先輩だったんだなぁ。」
「まぁね。卒業してからも制服変わってなくて良かったぁ。じゃなきゃ、誰かに借りなきゃいけないもん。」
おいおい。こんな事の為に借りようとするなよ……。
「恋梨君?」
右京さん?
マズい、こんな場面を零子ちゃんに続けて見られてしまった。
「その人は……?」
「えっと……」
「むっくんの彼女のミイちゃんでぇっす!」
「恋梨君、恋愛に興味ないって言ってなかった?」
うっ……視線が冷たい。もしかして怒ってらっしゃる?
「恋愛に興味はないけど、私には興味津々だもんね?」
やめろ! 恋愛に興味ないって発言自体が嘘だと思われちゃうだろが!
「へぇー。お金で解決するとか言っておいて、ちゃっかり彼女作っちゃうんだ。」
「ちが……」
「恋梨君って女の子二人に言い寄られて適当な理由つけて断っちゃう人なの?」
その視線ツラぁ。
このままでは俺の評判に関わる。
零子ちゃんは幼馴染だし誤解を解く自信はあるが、右京さんは今を逃したら無理かもしれん。
明日からクズ野郎と言われ、石を投げられる生活なんてごめんだ!
えぇい! 仕方ない!
「ちょっと来て!」
俺はミイちゃんと右京さんの手を引き、近場のカフェに入った。
「どうして私も連れて来たの?」
右京さんにしてみれば意味不明だよな。
「実はな、この娘は……」
「彼女です!」
「違う。」
ミイちゃん悪ふざけし過ぎ。
(ミイちゃん。俺の評判に関わるので、適当に話を合わせて。)
(えぇ? だって、右京さんもむっくんの事好きじゃん。牽制しておかないと。)
(今はタイミングが悪いの! 俺が最低男と呼ばれて不登校になっても良いのか?)
(それは……困る。)
(理由は後で説明するから、兎に角合わせて。)
「何を話してるの?」
「えっとさ、この娘は親戚です。」
「うん、親戚。」
「田舎から遊びに来てて、観光案内をしていたんだ。」
「そう、観光案内。」
その合いの手やめて? 嘘っぽく聞こえるだろ。
「そうなの? 親戚って言うけど……。妙に距離が近くない?」
「それは私がむっくんを愛してるから。」
「あ、あい……」
「親戚だけど、結婚出来る親戚だから。」
「それを言ったら、私も恋梨君の事ちょっと良いなって思ってたんだけど?」
「ちょっと良いなくらいだったら諦めて? 大丈夫、右京さんは可愛いからすぐに良い人が見つかるって!」
ミイちゃん凄ぇな。ちゃっかり俺の事情に配慮しながら無理のない牽制をしている。
「……私、名前言ったっけ?」
やべっ!!
「あ、あぁ……さっき俺が右京さんって呼んじゃったからかも。」
「そうだっけ? まぁ……それは良いけど、確かに私はちょっと良いなぁくらいにしか思ってなかったかもしれないけど、友達としてあなたみたいな派手なギャルに恋梨君を任せるのが不安。」
「えぇ? 右京さんもギャルじゃん。」
「私は控えめなギャルだから良いの!」
控えめなギャルってなんだ? 初めて聞く単語なんだが。
「私も普段は控えめだよ? むっくんの性癖に合わせてあげたんだから。」
やめてくれ。頼むから、俺にどんどん性癖を追加しないで……。
「ふーん。まぁ、恋梨君が変なのに捕まったんじゃなければ、私は大人しく身を引くけどさ。この人って本当に大丈夫なの?」
本人目の前にして聞くとか、右京さんもなかなか肝が据わっている。
「一応親戚だし、大丈夫なのは保証出来る。」
「あーあ、折角良い人そうな彼氏が出来るかと思ったのになぁ。」
「ごめんね?」
「まぁ……見た目は派手だけど、多分本当に恋梨君が好きなんでしょ?」
「違うよ? 愛してるんだよ?」
ちょっ……ミイちゃん、若干重い。
「そうまで言われたら引き下がるよ。その代わり、ここ奢ってね!」
う……仕方ないか。今月の小遣いが……。
「むっくんは良いよ。今回は私が出すって。」
「いやぁ、そもそも俺がハッキリしなかったから……。」
「大丈夫大丈夫。こっちは大人だよ? それに私が譲ってもらったんだから……ね?」
まぁ、そこまで言うなら。
「待って。大人って何? 恋梨君、この人何歳なの?」
マズい。どんどんボロが出る。
「え、えっと……そう! 私が住んでる田舎では16歳で大人扱いだから! ちなみに私は17歳だけどね!」
その言い訳はちょっと無茶じゃない?
「田舎って良く知らないけど、そういうもんなの?」
「そうそう! 早く結婚しろって親が煩くってさ。」
「そうなんだぁ……。」
意外となんとかなるもんだ。ホント一時はどうなる事かと……
「で、なんでうちの学校の制服着てるの? 他校の人なんでしょ?」
忘れてた。ミイちゃんは今制服姿だ。
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