8 / 37
第8話 恋愛? それは嘘で塗り固めた狂気。
しおりを挟む
「うぅ……。」
ミイちゃんも言葉に詰まっている。
マズい。
ミイちゃんの身バレはいくらなんでも避けなければいけないし、かと言って無言を続けても怪しまれる。
何か良い言い訳はないかと必死で脳を回転させていると……
(このままだとむっくんに迷惑かけちゃうね。)
ぽつりと俺にだけ耳打ちし、意を決して白状しようとするミイちゃん。
「実は…………。」
「実はな! これってうちの母さんがさー!」
このままではマズいので、取り敢えず大きい声で遮った。までは良いが……ダメだ。何も思いつかん。
「恋梨君のお母さん?」
ちょっとだけ右京さんの興味を引けたようだ。とにかく適当にそれらしい事を言ってみよう。
このままアドリブで突っ走る!
「そうそう! 実はー…………うちの母さんが卒業生でさ!」
よし。咄嗟にしてはまともで尤もらしい言い訳を捻り出せた。
「そうなの?」
「そうそう! でさー…………えっと、母さんが昔イケイケなギャルだったからー……ミイちゃんを勝手にメイクアップしたんだよね! うん。」
すまん、母さん。勝手にギャル設定にしちまった。
「へー! 恋梨君のお母さんに会ってみたいかも。」
ちょっ!?
「昔のギャルメイクとかファッションに興味あるし。」
想定外だ。確かに右京さんだってギャルっぽいし、食いつく可能性だってあったわけだ。
余計な事言わなきゃ良かった。
「あっ……いやぁ、母さんは忙しいからなぁ。」
「そうなの? いつだったら家にいる?」
「えっと、平日の昼とか。」
「あー。それじゃあ会えないもんね。」
これで一安心だ。
後は適当にけむに巻いて…………
「何の仕事してる人なの?」
「……。」
マズいマズい!
うちの母さんは専業主婦だ。
バレないように言い訳しなくては…………
「えーっと…………。」
思いつかねえ! 平日の日中休みってどんな仕事があるんだ?
「キャバクラ……とか…………?」
「意外だね。恋梨君のお母さんってもしかして若いの?」
「確か……35歳だったかな。」
うん。年に関しては嘘じゃないぞ。
後、見た目が若いのも本当だ。一見20代後半に見えるのが自慢らしいし。
「キャバ嬢やってるって事は、美人なんでしょ?」
「そう。何かお酒が好きだからって言ってた……かな?」
母さん。勝手に職業詐称してすまん。
「キャバ嬢かぁ……。増々会って見たいな。二十歳超えたら学費の為にバイトしてみたかったんだよね。」
うん。絶対に会わせるわけにはいかんなこれは。会わせたら一発でバレる。
「ごめん。会うのはちょっと難しいかな。」
「まぁ、仕方ないか。夜の仕事って偏見もあるしね。言い辛そうだったのも納得。」
よし! 乗り切った!
そして何か知らんが勝手に納得もしてくれた。
「というワケで、俺はクズ野郎とかではないです。」
「了解。危うく誤解して友達に愚痴っちゃうとこだったよ。」
危なっ!!
マジで俺がクラス中からクズ認定されるところだった。
「それはそうと乙女の純情を弄んだ罪として、奢ってね?」
「それくらいお安いご用だ。何でも頼んでくれ。」
ちょっと小遣いがピンチになるけど、それも致し方なし。
「え? 本当に奢ってくれるの? 冗談だったんだけど。」
「冗談?」
「うん。本当に奢って貰ったら、なんだか弱み握って脅してるみたいで嫌じゃん? だから冗談。」
良い娘だ。
俺は右京さんの事を誤解していたようだ。
すまん、右京さん。
「良いなって思ってた人が別の女と腕組んで歩いてたら面白くないじゃん。だからちょっとした意趣返しって感じでね。元々言いふらす気もないよ?」
右京さん……。俺は今猛烈に感動した。ハッキリ言って全米が泣いた。
仮に全米が泣いていないのだとしたら、無理矢理泣かせてみせようホトトギス。
「大丈夫。口止めとかじゃなくて本当に奢るよ。俺達友達だろ?」
「えぇ? なんで涙目で爽やかな笑顔なの?」
「良いから良いから。店員さーん! この娘にジャンボグレートデラックス秘伝のタレ入りMAXあんみつパイナッポーアッポーパフェ下さーい!」
「……奢ってくれるのは嬉しいけど、それどんななの? あと、よく噛まずに言えたね。」
右京さんはこのお店の裏メニューを知らないようだ。
「ここは中学の頃から行きつけのカフェでさ。恋愛と縁のない俺がマスターに恋愛相談したら、デートの時にこのメニューを頼めって教えてくれたんだ。」
「そんな大事なメニューを私に教えて良いの?」
「お礼だよお礼。その代わり、皆には内緒にしてくれよ?」
「勿論! わぁ………。裏メニューなんて超ラッキーじゃん!」
右京さんは喜んでくれているようで、パフェが来た時には更に輪をかけてはしゃいでいた。
「凄い! というか、デカすぎて食べ切れない。」
「これは元々カップル用だからな。三人で食べようぜ。」
「そうしよう!」
「…うん。」
ミイちゃん?
ちょっと元気ない?
「美味しいね!」
「だろ? 今までは女の子を連れて来られなかったから、一人で食べる事しか出来なかったんだけどさ。」
「だったら、友達としてこれからも私を誘ってくれても良いんだよ?」
ニヤリと笑う右京さん。
「そうだね。確かに、友達としてだったら右京さんを連れて来るのはアリだな。」
「でしょ? あぁ、ミイちゃん……で良いのかな? 安心してね。恋梨君を盗ったりはしないから。」
「…うん。そこは右京さんを信じるよ。」
やっぱりミイちゃん元気ないよな。
でも、一応笑顔ではあるんだよなぁ……。後で聞いてみるか。
俺達は三人で裏メニューのパフェをつつきながら談笑した。
結構ボリュームがあるから夕飯を食べられるか心配になってきたなぁ。
「じゃあまた明日。気を付けて帰ってね!」
「おう。右京さんも気を付けて!」
「ばいばーい!」
右京さんとは凄まじい勢い駅で別れた。
俺とミイちゃんは親戚設定で家に滞在している事になっているから、当然帰り道は一緒だ。
ちなみに俺の自宅は学校からだと、凄まじい勢い駅から電車に20分揺られ、激烈な勢い駅で電車を降りてそこから徒歩15分だ。
ミイちゃんの住むマンションは意外にも俺の自宅とそう離れていないらしい。
「……むっくん。ごめんね?」
ぽつりと謝罪の言葉を口にするイケイケギャル。
「まぁ……こうなったのはミイちゃんのせいだけどさ。」
「……はい。」
顔を俯かせ、元気がない様子のミイちゃん。
明らかに落ち込んでしまっている。
「でも、女の子とデートって楽しいものなんだな。それが知れたのもミイちゃんのお陰じゃないかな?」
俺の言葉にバッと顔を上げ、勢い良く胸に飛び込んでくるミイちゃん。
「……むっくん。ありがとね?」
ミイちゃんは滅茶苦茶可愛い。
こんな風に涙目の超可愛い女の子に言われると、恋愛に興味をなくした俺でさえもグッときてしまう。あくまで性的な意味ではあるが。
「結構強引だったし、トラブルもあったけど……楽しかったよ。」
デートが楽しかったのは決して嘘ではない。たまにはこんなドタバタも良いんじゃないかと思える自分がいる。
「でも……。」
「まぁ……俺もさ、事情とか何にも言ってなかったからね。たまたまタイミングが悪かった部分もあるし。」
俺は一部の友達……雷人、零子ちゃん、右京さん、智世さんには恋愛に興味を無くしてしまったのだと打ち明けている。
この事をミイちゃんに順を追って説明した。
「成る程、確かに。事情を知っている人からすれば、恋愛に興味ないとか言っておいてギャルと腕組んで歩いてるんだから、むっくんがクズ野郎に見えちゃうね。」
「そういう事。」
「むっくんって良い男だね。咄嗟に私を庇ったりしてさ。元々私のせいなんだから、バラしちゃっても良い場面だったのに……。」
おいおい。この先生は何を言ってんだ?
「バラすわけないでしょ。こんなに良い先生が居なくなったら、学校中の皆に俺が恨まれるってば。」
罪悪感を感じるのは仕方ないかもしれないけど、もしバレたらミイちゃんの人生に傷をつける事になってしまう。
そうなってしまえば、一人の人間の人生を台無しにした罪悪感で俺は一生後悔してしまうだろう。
「……。」
ミイちゃんは何で黙ってるんだ?
顔も赤いし。どうした?
「むっくん、責任取って。」
「はい?」
「私を落とした責任を取ってよ。」
突然訳の分からない事を言い出す担任教師。
責任の所在が行方不明だと思いますよ?
ミイちゃんも言葉に詰まっている。
マズい。
ミイちゃんの身バレはいくらなんでも避けなければいけないし、かと言って無言を続けても怪しまれる。
何か良い言い訳はないかと必死で脳を回転させていると……
(このままだとむっくんに迷惑かけちゃうね。)
ぽつりと俺にだけ耳打ちし、意を決して白状しようとするミイちゃん。
「実は…………。」
「実はな! これってうちの母さんがさー!」
このままではマズいので、取り敢えず大きい声で遮った。までは良いが……ダメだ。何も思いつかん。
「恋梨君のお母さん?」
ちょっとだけ右京さんの興味を引けたようだ。とにかく適当にそれらしい事を言ってみよう。
このままアドリブで突っ走る!
「そうそう! 実はー…………うちの母さんが卒業生でさ!」
よし。咄嗟にしてはまともで尤もらしい言い訳を捻り出せた。
「そうなの?」
「そうそう! でさー…………えっと、母さんが昔イケイケなギャルだったからー……ミイちゃんを勝手にメイクアップしたんだよね! うん。」
すまん、母さん。勝手にギャル設定にしちまった。
「へー! 恋梨君のお母さんに会ってみたいかも。」
ちょっ!?
「昔のギャルメイクとかファッションに興味あるし。」
想定外だ。確かに右京さんだってギャルっぽいし、食いつく可能性だってあったわけだ。
余計な事言わなきゃ良かった。
「あっ……いやぁ、母さんは忙しいからなぁ。」
「そうなの? いつだったら家にいる?」
「えっと、平日の昼とか。」
「あー。それじゃあ会えないもんね。」
これで一安心だ。
後は適当にけむに巻いて…………
「何の仕事してる人なの?」
「……。」
マズいマズい!
うちの母さんは専業主婦だ。
バレないように言い訳しなくては…………
「えーっと…………。」
思いつかねえ! 平日の日中休みってどんな仕事があるんだ?
「キャバクラ……とか…………?」
「意外だね。恋梨君のお母さんってもしかして若いの?」
「確か……35歳だったかな。」
うん。年に関しては嘘じゃないぞ。
後、見た目が若いのも本当だ。一見20代後半に見えるのが自慢らしいし。
「キャバ嬢やってるって事は、美人なんでしょ?」
「そう。何かお酒が好きだからって言ってた……かな?」
母さん。勝手に職業詐称してすまん。
「キャバ嬢かぁ……。増々会って見たいな。二十歳超えたら学費の為にバイトしてみたかったんだよね。」
うん。絶対に会わせるわけにはいかんなこれは。会わせたら一発でバレる。
「ごめん。会うのはちょっと難しいかな。」
「まぁ、仕方ないか。夜の仕事って偏見もあるしね。言い辛そうだったのも納得。」
よし! 乗り切った!
そして何か知らんが勝手に納得もしてくれた。
「というワケで、俺はクズ野郎とかではないです。」
「了解。危うく誤解して友達に愚痴っちゃうとこだったよ。」
危なっ!!
マジで俺がクラス中からクズ認定されるところだった。
「それはそうと乙女の純情を弄んだ罪として、奢ってね?」
「それくらいお安いご用だ。何でも頼んでくれ。」
ちょっと小遣いがピンチになるけど、それも致し方なし。
「え? 本当に奢ってくれるの? 冗談だったんだけど。」
「冗談?」
「うん。本当に奢って貰ったら、なんだか弱み握って脅してるみたいで嫌じゃん? だから冗談。」
良い娘だ。
俺は右京さんの事を誤解していたようだ。
すまん、右京さん。
「良いなって思ってた人が別の女と腕組んで歩いてたら面白くないじゃん。だからちょっとした意趣返しって感じでね。元々言いふらす気もないよ?」
右京さん……。俺は今猛烈に感動した。ハッキリ言って全米が泣いた。
仮に全米が泣いていないのだとしたら、無理矢理泣かせてみせようホトトギス。
「大丈夫。口止めとかじゃなくて本当に奢るよ。俺達友達だろ?」
「えぇ? なんで涙目で爽やかな笑顔なの?」
「良いから良いから。店員さーん! この娘にジャンボグレートデラックス秘伝のタレ入りMAXあんみつパイナッポーアッポーパフェ下さーい!」
「……奢ってくれるのは嬉しいけど、それどんななの? あと、よく噛まずに言えたね。」
右京さんはこのお店の裏メニューを知らないようだ。
「ここは中学の頃から行きつけのカフェでさ。恋愛と縁のない俺がマスターに恋愛相談したら、デートの時にこのメニューを頼めって教えてくれたんだ。」
「そんな大事なメニューを私に教えて良いの?」
「お礼だよお礼。その代わり、皆には内緒にしてくれよ?」
「勿論! わぁ………。裏メニューなんて超ラッキーじゃん!」
右京さんは喜んでくれているようで、パフェが来た時には更に輪をかけてはしゃいでいた。
「凄い! というか、デカすぎて食べ切れない。」
「これは元々カップル用だからな。三人で食べようぜ。」
「そうしよう!」
「…うん。」
ミイちゃん?
ちょっと元気ない?
「美味しいね!」
「だろ? 今までは女の子を連れて来られなかったから、一人で食べる事しか出来なかったんだけどさ。」
「だったら、友達としてこれからも私を誘ってくれても良いんだよ?」
ニヤリと笑う右京さん。
「そうだね。確かに、友達としてだったら右京さんを連れて来るのはアリだな。」
「でしょ? あぁ、ミイちゃん……で良いのかな? 安心してね。恋梨君を盗ったりはしないから。」
「…うん。そこは右京さんを信じるよ。」
やっぱりミイちゃん元気ないよな。
でも、一応笑顔ではあるんだよなぁ……。後で聞いてみるか。
俺達は三人で裏メニューのパフェをつつきながら談笑した。
結構ボリュームがあるから夕飯を食べられるか心配になってきたなぁ。
「じゃあまた明日。気を付けて帰ってね!」
「おう。右京さんも気を付けて!」
「ばいばーい!」
右京さんとは凄まじい勢い駅で別れた。
俺とミイちゃんは親戚設定で家に滞在している事になっているから、当然帰り道は一緒だ。
ちなみに俺の自宅は学校からだと、凄まじい勢い駅から電車に20分揺られ、激烈な勢い駅で電車を降りてそこから徒歩15分だ。
ミイちゃんの住むマンションは意外にも俺の自宅とそう離れていないらしい。
「……むっくん。ごめんね?」
ぽつりと謝罪の言葉を口にするイケイケギャル。
「まぁ……こうなったのはミイちゃんのせいだけどさ。」
「……はい。」
顔を俯かせ、元気がない様子のミイちゃん。
明らかに落ち込んでしまっている。
「でも、女の子とデートって楽しいものなんだな。それが知れたのもミイちゃんのお陰じゃないかな?」
俺の言葉にバッと顔を上げ、勢い良く胸に飛び込んでくるミイちゃん。
「……むっくん。ありがとね?」
ミイちゃんは滅茶苦茶可愛い。
こんな風に涙目の超可愛い女の子に言われると、恋愛に興味をなくした俺でさえもグッときてしまう。あくまで性的な意味ではあるが。
「結構強引だったし、トラブルもあったけど……楽しかったよ。」
デートが楽しかったのは決して嘘ではない。たまにはこんなドタバタも良いんじゃないかと思える自分がいる。
「でも……。」
「まぁ……俺もさ、事情とか何にも言ってなかったからね。たまたまタイミングが悪かった部分もあるし。」
俺は一部の友達……雷人、零子ちゃん、右京さん、智世さんには恋愛に興味を無くしてしまったのだと打ち明けている。
この事をミイちゃんに順を追って説明した。
「成る程、確かに。事情を知っている人からすれば、恋愛に興味ないとか言っておいてギャルと腕組んで歩いてるんだから、むっくんがクズ野郎に見えちゃうね。」
「そういう事。」
「むっくんって良い男だね。咄嗟に私を庇ったりしてさ。元々私のせいなんだから、バラしちゃっても良い場面だったのに……。」
おいおい。この先生は何を言ってんだ?
「バラすわけないでしょ。こんなに良い先生が居なくなったら、学校中の皆に俺が恨まれるってば。」
罪悪感を感じるのは仕方ないかもしれないけど、もしバレたらミイちゃんの人生に傷をつける事になってしまう。
そうなってしまえば、一人の人間の人生を台無しにした罪悪感で俺は一生後悔してしまうだろう。
「……。」
ミイちゃんは何で黙ってるんだ?
顔も赤いし。どうした?
「むっくん、責任取って。」
「はい?」
「私を落とした責任を取ってよ。」
突然訳の分からない事を言い出す担任教師。
責任の所在が行方不明だと思いますよ?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる