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過去の記憶 その1
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イデアの同郷の人と会食してから数か月。
俺の失言で、イデアとの間がぎくしゃくしてしまって、正直どうしたら良いのかよくわからなくなってきたんだけど、ある日、仕事から帰って来たらイデアに謝られた。
俺が悪かったんだよ!と言ったけど、なんとなく二人で謝り続け、キリがないとカミサンに止められて終わったんだけど、また関係が元に戻りつつあるから助かったよ。
何がきっかけかわからなかったんだけど、勇気とイデアが二人で出かけてきてから、なんとなくイデアの雰囲気が変わったんだよとカミサンが教えてくれたんで、勇気にありがとうと言うと、なんのことだから~とはぐらかされてしまった。
ただ、イデアと勇気の鞄にはおそろいのキャラクターキーホルダーがあったり、勇気の部屋にイデアとの2ショット写真が飾ってあったりもしたので、勇気は勇気なりに俺らに気をつかってくれたんだなあ~と思うと、本当に感謝しかないよ。
ホント、こういうところ、カミサンに似たんだろうなぁ。父親としても本当に嬉しく思えるよ。
でも、ひとつだけ困った事が・・・
「うわぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
うん、今もそうなんだけどね・・・うん、朝方2時か。
イデアが悪い夢ばっかり見ちゃってるのか?時々、夜中に悲鳴を上げて起きちゃうのよ。
過去の事を思い出し、今の世界とアルテミスの世界を自分の中で繋げ、お互いの世界に道を作るイメージを持てば良いのでは?と、先日会ったアルテミスのお嬢さんから言われ、試したところ、多くの恐怖がイデアを襲ってくるらしくて、毎晩、寝る度に悲鳴をあげて起きてしまう。
最近は勇気には別室で寝てもらい、俺とカミサン、イデアで寝てるんだけど、そろそろ俺も限界。
果たしてどうしたものか?と悩んでるんだよね。
真面目なイデアだから、一生懸命思い出そうとして、義務的に一生懸命に考えるから、一番嫌なこと思い出してしまうのかな?と思ったら、もう辛くて辛くて…
カミサンも俺もそんなに辛いならもうやめよう!イデアの体がおかしくなる前に止めよう!って言ってるんだけど、誰に似たんだか?頑固でやめないんよ。
だからさ、カミサンと相談して気分転換にプチ旅行に出掛けた訳さ。
割と近場にある温水プールのある温水施設にね。
あんまり考えないで思いっきり遊んで、思いっきり寝てもらいたいなぁ~って思ったら、もうあの温泉施設しか浮かばなくて勢いで行っちゃったよ!
イデアと勇気には内緒で、いつもの様に車に乗ってたんだけど、イデアはお疲れ気味なようで、車に乗ったと同時に熟睡したのを見て、勇気にはネタ晴らし。
「とうさん、こっちの方向・・・ホテル満月があるんよね?」
「だねぇ・・・ま、まぁ~近くのショッピングモールに用があるからそっちに行くんだけどね」
「ちぇっ、つまらないの」
「なんてな!行くよ満月!」
「マジ!ラッキー♪」
そんな会話をしながらも、あくまでイデアの気分転換が目的だから、いろいろ協力してもらうぞ!というと、俺も気にしてたから協力する!と頼もしい答えが返ってきて本当に嬉しくなってきた俺がいましたよ。
最初、イデアの水着も買わないといけないなぁ~なんて思ってたんだけど、カミサンがイデアがモデルのお仕事らしいものをしていた時にもらったものがあるって事だったので、ひそかに持ってきてもらったんだよね。
明るい花柄のビキニだって事だったんだけど、俺も勇気もそれを着た姿を見たことなかったし、どうせちょっと水と戯れるくらいだから、本人が一度着用したもんだったらそれがいいんじゃね?って事で採用に。
目的のホテル満月まであと少しってところで、イデアが起きてきたけど、そのまま満月の駐車場に入って受付までどんどん行くと、事情を知らないイデアだけが驚きながらついてくる。
「お父さん・・・どこに行くんですか?」
「内緒♪」
そして、男女に別れて着替えて、プールで待ち合わせしていると、なにやら驚きながら出て来たイデアと「いいからいいから~」と笑顔で肩を押すカミサンが見えたので、そちらを見ると、銀色の髪の毛を束ねたかわいらしい花柄の水着を着た美人さんがそこにはいました。
俺を見てなんか怒ってる気もするけど、可愛いなぁ~って思ってたら、イデアが開口一番。
「お父さん・・・いきなり連れ来て・・・私準備も何もしてなかったよ!!!」
って怒ってるのよ。
あ・・・確かに、女性はいろいろ準備が必要だもんなぁ・・・って反省してたらね。
「大丈夫、イデアはそこらへんの子よりもずっと綺麗だし、お風呂に入ってる時見てたけど、いろいろ大丈夫だと思ったからそのまま来たのよ。大丈夫、プールに入っちゃえば誰も見てない、見てない!」なんてカミサンの強引なフォロー。
それに、勇気がとにかくはしゃいでたんで、遊んでこーいって言ったら、「いこっ!」ってイデアの手を引っ張ってウォータースライダーに向かって一直線。
上からキャーキャー言いながらゆっくり降りてくるイデアと、勢いよく滑ってくる勇気を見てたら、もう二人このまま遊ばせておけばいいや~なんて思っちゃってね。俺らはぷかぷか浮きながらプールを漂ってたんよ。
以前ここに来た時、潜水で25m泳いでたら監視員のお兄さんに怒られてしまった事を思い出しながら、カミサンと二人で泳いだりしてたら、いつも間にか後ろから抱き着かれて、ビックリして後ろを見たらイデアだったんよ。
あれっ?イデアって泳げるんだっけ?って言ったら、「さっきゆうくんに教えて持ったよ♪水って怖くないし、ちょっと立てば息も出来るってわかったら、泳げるようになっちゃったみたいです」なんて可愛い事言ってるのよ。
そんな事を言っていたら、イデアと勇気の競争が始まったり、二人であちらこちらの水着で入れる温泉に行ったりして、それなりに楽しんでる様子でほっとしたよ。
家族連れが多くて、イデアをナンパするような野郎もいないし、お父さんとっても安心して見てたら、ついつい眠くなってしまってね・・・気が付いたらプールサイドで爆睡してました・・・ホント反省です。
俺の失言で、イデアとの間がぎくしゃくしてしまって、正直どうしたら良いのかよくわからなくなってきたんだけど、ある日、仕事から帰って来たらイデアに謝られた。
俺が悪かったんだよ!と言ったけど、なんとなく二人で謝り続け、キリがないとカミサンに止められて終わったんだけど、また関係が元に戻りつつあるから助かったよ。
何がきっかけかわからなかったんだけど、勇気とイデアが二人で出かけてきてから、なんとなくイデアの雰囲気が変わったんだよとカミサンが教えてくれたんで、勇気にありがとうと言うと、なんのことだから~とはぐらかされてしまった。
ただ、イデアと勇気の鞄にはおそろいのキャラクターキーホルダーがあったり、勇気の部屋にイデアとの2ショット写真が飾ってあったりもしたので、勇気は勇気なりに俺らに気をつかってくれたんだなあ~と思うと、本当に感謝しかないよ。
ホント、こういうところ、カミサンに似たんだろうなぁ。父親としても本当に嬉しく思えるよ。
でも、ひとつだけ困った事が・・・
「うわぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
うん、今もそうなんだけどね・・・うん、朝方2時か。
イデアが悪い夢ばっかり見ちゃってるのか?時々、夜中に悲鳴を上げて起きちゃうのよ。
過去の事を思い出し、今の世界とアルテミスの世界を自分の中で繋げ、お互いの世界に道を作るイメージを持てば良いのでは?と、先日会ったアルテミスのお嬢さんから言われ、試したところ、多くの恐怖がイデアを襲ってくるらしくて、毎晩、寝る度に悲鳴をあげて起きてしまう。
最近は勇気には別室で寝てもらい、俺とカミサン、イデアで寝てるんだけど、そろそろ俺も限界。
果たしてどうしたものか?と悩んでるんだよね。
真面目なイデアだから、一生懸命思い出そうとして、義務的に一生懸命に考えるから、一番嫌なこと思い出してしまうのかな?と思ったら、もう辛くて辛くて…
カミサンも俺もそんなに辛いならもうやめよう!イデアの体がおかしくなる前に止めよう!って言ってるんだけど、誰に似たんだか?頑固でやめないんよ。
だからさ、カミサンと相談して気分転換にプチ旅行に出掛けた訳さ。
割と近場にある温水プールのある温水施設にね。
あんまり考えないで思いっきり遊んで、思いっきり寝てもらいたいなぁ~って思ったら、もうあの温泉施設しか浮かばなくて勢いで行っちゃったよ!
イデアと勇気には内緒で、いつもの様に車に乗ってたんだけど、イデアはお疲れ気味なようで、車に乗ったと同時に熟睡したのを見て、勇気にはネタ晴らし。
「とうさん、こっちの方向・・・ホテル満月があるんよね?」
「だねぇ・・・ま、まぁ~近くのショッピングモールに用があるからそっちに行くんだけどね」
「ちぇっ、つまらないの」
「なんてな!行くよ満月!」
「マジ!ラッキー♪」
そんな会話をしながらも、あくまでイデアの気分転換が目的だから、いろいろ協力してもらうぞ!というと、俺も気にしてたから協力する!と頼もしい答えが返ってきて本当に嬉しくなってきた俺がいましたよ。
最初、イデアの水着も買わないといけないなぁ~なんて思ってたんだけど、カミサンがイデアがモデルのお仕事らしいものをしていた時にもらったものがあるって事だったので、ひそかに持ってきてもらったんだよね。
明るい花柄のビキニだって事だったんだけど、俺も勇気もそれを着た姿を見たことなかったし、どうせちょっと水と戯れるくらいだから、本人が一度着用したもんだったらそれがいいんじゃね?って事で採用に。
目的のホテル満月まであと少しってところで、イデアが起きてきたけど、そのまま満月の駐車場に入って受付までどんどん行くと、事情を知らないイデアだけが驚きながらついてくる。
「お父さん・・・どこに行くんですか?」
「内緒♪」
そして、男女に別れて着替えて、プールで待ち合わせしていると、なにやら驚きながら出て来たイデアと「いいからいいから~」と笑顔で肩を押すカミサンが見えたので、そちらを見ると、銀色の髪の毛を束ねたかわいらしい花柄の水着を着た美人さんがそこにはいました。
俺を見てなんか怒ってる気もするけど、可愛いなぁ~って思ってたら、イデアが開口一番。
「お父さん・・・いきなり連れ来て・・・私準備も何もしてなかったよ!!!」
って怒ってるのよ。
あ・・・確かに、女性はいろいろ準備が必要だもんなぁ・・・って反省してたらね。
「大丈夫、イデアはそこらへんの子よりもずっと綺麗だし、お風呂に入ってる時見てたけど、いろいろ大丈夫だと思ったからそのまま来たのよ。大丈夫、プールに入っちゃえば誰も見てない、見てない!」なんてカミサンの強引なフォロー。
それに、勇気がとにかくはしゃいでたんで、遊んでこーいって言ったら、「いこっ!」ってイデアの手を引っ張ってウォータースライダーに向かって一直線。
上からキャーキャー言いながらゆっくり降りてくるイデアと、勢いよく滑ってくる勇気を見てたら、もう二人このまま遊ばせておけばいいや~なんて思っちゃってね。俺らはぷかぷか浮きながらプールを漂ってたんよ。
以前ここに来た時、潜水で25m泳いでたら監視員のお兄さんに怒られてしまった事を思い出しながら、カミサンと二人で泳いだりしてたら、いつも間にか後ろから抱き着かれて、ビックリして後ろを見たらイデアだったんよ。
あれっ?イデアって泳げるんだっけ?って言ったら、「さっきゆうくんに教えて持ったよ♪水って怖くないし、ちょっと立てば息も出来るってわかったら、泳げるようになっちゃったみたいです」なんて可愛い事言ってるのよ。
そんな事を言っていたら、イデアと勇気の競争が始まったり、二人であちらこちらの水着で入れる温泉に行ったりして、それなりに楽しんでる様子でほっとしたよ。
家族連れが多くて、イデアをナンパするような野郎もいないし、お父さんとっても安心して見てたら、ついつい眠くなってしまってね・・・気が付いたらプールサイドで爆睡してました・・・ホント反省です。
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