コンビニ行ったら異世界女子が当たりました・・・俺どうしたらいいの?

とうちゃんすらいむ

文字の大きさ
12 / 50

はじめてのおつかい その2

しおりを挟む
ふと、窓口で働いてる時の事を思い出したんよ。

窓口でお客様を見ていると、綺麗な人や格好が良い人が多くなったなぁ~と感じ、それが何でか?考えた事があったんだ。

昔と違い、食文化が多様化したせいか?外見を素敵に見せたりする技術が発達したせいかわからないけど、自分がどう見られてるかわかっていて、それを良くするすべを知る人が多くなったのかな?と言うのが考えた結果だったんだ。

ただ、例外はあるもんで、そう言う事をしなくても、誰が見ても美人、美男と言える容姿を持つ方。

窓口でいろいろな方を見てるつもりではいるけど、そう言う方は年に一度見るか見ないかなんだよな。

そう言う方が見れた日には、性別関係なく「なんかイイモノ見させてもらったわ~今日も一日頑張れるぞ!」なんて、妙に気合いが入った気がするんだよ。

もしかしたら、窓口の俺もあ~なってたのかな?って、道行く野郎どもを見て思ったんだ。



ぼーっとして壁や柱にぶつかる

隣の女性につねられても動じない

ベビーカー押すお父さん!お子様泣いてハッとしてるし

一部女性の方もうっとりしてるよ



一人や二人ならわかるけど、十中八九ってこういう事を言うんだって勉強になったよ!うんうん

えっ?今から下着売場や女性服回るから、適当に回ってて?周り大丈夫かな?

ま、まぁ~俺がいても仕方がないし、俺は俺でやる事があるからまあ~そこら辺いろいろやるか~

ん?息子や、何ゲームセンターに行こうとしてるのかね?

「今日はやることきっちりやったから、遊ぶのに文句は言わせない!」

って、おまえさん言うようになったねぇ~。それじゃ、軍資金あげるからいっといで~と送り出す。

普段のお小遣いと、200円もありゃ十分遊べるだろう~と思いながら、俺は彼女の日用品を買いに走る。

スポーツ用品店で、大きいボストンバックを買い、タオルや歯みがき等、最低でも一週間は暮らせるくらいの品物を買い込んで行く。

まさかこんなところで、息子が学校で貰った旅行のしおりが役に立つなんて思っても見なかったよ。

最低限の日用品を買い揃えたつもりになり、車に荷物を積んだところで息子と合流、まだ、当分かかるだろうからと、二人してアイスクリームをペロペロなめていると、ぴろん♪とライン音が鳴ったので、何気なく見ると一言

「助けて」とのこと。

何事かと思いながらも、慌ててアイスを口に押し込み、当たりをつけて行き先を探っていると、何やら人だかりが!

あれっ?真ん中にいるの、カミサン?

イデアをかばって必死になんか言ってるよ!

「ですから、こんなにこられても、うちの子が怖がるだけですよね!」
「そこを何とかお願いいたします!」
「うちが最初に声かけたんで、何とかうちだけでも!」
「こっちだって目はつけてたけど、大元通さないと行けないから声かけられなかっただけだから!」
「奥様、こやつら排除致しますか?」
「!!!!ダメ!そんな物騒な事言わないの!」

・・・・

・・・

な、なんぞ、この女の戦いは・・・

バーゲンセールのオバチャン並みに怖いぞこれ。

でもさ、15人くらいの女性達に囲まれた、カミサンとイデア助けないと。

う~ん

昔だったら「あっ!」とか言って気をそらして逃げたかも知れないけど、今は無理だなぁ・・・イデアはともかく、カミサン背負って逃げれないし・・・

うん、こりゃダメだなぁ。

息子や、インフォメーションセンター行って、「母さんと友達が知らない人に囲まれてて、怖いから助けて下さい」って言ってきて。父さん、ちと母さんのところに行ってくるわ。

と、息子を避難させて、行きたくないけどあの囲いの中に行きますか~よしっ!

ちょっとわざとらしく、大声で「お~い、カミサン」と手を振って近寄ると、一瞬獲物を刈るライオンのような目で、カミサン達を囲んでいた女性達がこちらを向くが、気がつかないふりして近づく。

「まーくん、怖かったよぉ」

そう言うカミサンは、安心したのか?その場にへたりこんでしまった。イデアが慌ててカミサンを抱えてくれたのを見てほっとして思ったんだけど、俺、かなり怒ってるかも?


でも、冷静に・・・冷静に・・・・


「何ですかあなた!」





ブチン

あ、何か切れたかも。

「私はこの女性達の夫であり、保護者ですが、





か?」

その瞬間、周りの女性達が黙り混み、雰囲気が変わったけど、俺、空気読めないし、読まないから知らない。
なんか、そろそろ逃げそうな人間が見えるけど、

「今逃げたら、もっとひどい目にあうよ、いいの?」

「ここの店の人間は、俺の家族を囲んで怖がらせるのが仕事なんか?」

そう言うと、でも・・・とか、だって・・・とか聞こえるけど、大事な事は二回言う。俺は空気読めないし、読まないから!

「でももだってもへったくりもないんじゃい!」

「あんたら、俺の家族を囲んで怖がらせた!」

「俺の家族がなんかしたんかい! 遠くから来たイデアに、楽しく買い物させて、ちょっと美味しいもの食べさせて、出来たら楽しいイベント体験させてあげたいって思って来ただけなんじゃい!」

・・・

・・

誰もなんも言わないな・・・・反省してないんかい!

「責任者出せ!なんて生ぬるいこたぁいわねぇ!!!おまえら全員ぶん殴らせろ!!!!!!!!!!!」


「「「旦那ストップ!!!!!!!!!!!」」」

すぱーん!!!

あ、うるさっ! 痛っ!

す、すまんカミサンや・・・ぜえぜえ言いながら片手に靴持って、絶叫して、頭はたいて、必死に止めてくれたんだな。

ありがとな・・・

あ、丁度警備員の方来てくれた。

俺が一番頭冷やさないと行けないなぁ~

取り敢えず、カミサンもイデアも無事だったし、良かった気もするけど、女性に言っちゃいけない事沢山言っちゃったし・・・ちと怒られてくるわ。

最後に、囲んでた女性達にも一応な、

「状況が状況だったとは言え、酷いことを言って申し訳ありませんでした。」

そう言って、警備員に連れられる俺と、付き添って移動する我が家族。

みんな、本当にごめんなさい。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~

ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。 異世界転生しちゃいました。 そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど チート無いみたいだけど? おばあちゃんよく分かんないわぁ。 頭は老人 体は子供 乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。 当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。 訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。 おばあちゃん奮闘記です。 果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか? [第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。 第二章 学園編 始まりました。 いよいよゲームスタートです! [1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。 話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。 おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので) 初投稿です 不慣れですが宜しくお願いします。 最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。 申し訳ございません。 少しづつ修正して纏めていこうと思います。

異世界へ行って帰って来た

バルサック
ファンタジー
ダンジョンの出現した日本で、じいさんの形見となった指輪で異世界へ行ってしまった。 そして帰って来た。2つの世界を往来できる力で様々な体験をする神須勇だった。

ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います

とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。 食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。 もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。 ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。 ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。

魔法筆職人の俺が居なくなったら、お前ら魔法使えないけど良いんだよな?!

川井田ナツナ
ファンタジー
俺は慈悲深い人間だ。 だから、魔法の『ま』の字も理解していない住民たちに俺の作った魔法筆を使わせてあげていた。 だが、国の総意は『国家転覆罪で国外追放』だとよ。 馬鹿だとは思っていたが、俺の想像を絶する馬鹿だったとはな……。 俺が居なくなったら、お前ら魔法使えなくて生活困るだろうけど良いってことだよな??

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

転生令息は攻略拒否!?~前世の記憶持ってます!~

深郷由希菜
ファンタジー
前世の記憶持ちの令息、ジョーン・マレットスは悩んでいた。 ここの世界は、前世で妹がやっていたR15のゲームで、自分が攻略対象の貴族であることを知っている。 それはまだいいが、攻略されることに抵抗のある『ある理由』があって・・・?! (追記.2018.06.24) 物語を書く上で、特に知識不足なところはネットで調べて書いております。 もし違っていた場合は修正しますので、遠慮なくお伝えください。 (追記2018.07.02) お気に入り400超え、驚きで声が出なくなっています。 どんどん上がる順位に不審者になりそうで怖いです。 (追記2018.07.24) お気に入りが最高634まできましたが、600超えた今も嬉しく思います。 今更ですが1日1エピソードは書きたいと思ってますが、かなりマイペースで進行しています。 ちなみに不審者は通り越しました。 (追記2018.07.26) 完結しました。要らないとタイトルに書いておきながらかなり使っていたので、サブタイトルを要りませんから持ってます、に変更しました。 お気に入りしてくださった方、見てくださった方、ありがとうございました!

処理中です...