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〜戦力強化編〜
39話 3秒クリエイティング
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「ああー疲れた。精神的に」
木にどっかりと腰を下ろし一息つく。ほんと、よく鼓膜が破れなかったものだ。
「それにしても、本当にドロップ率悪いんだな……」
モブ進化形態集団30体、鶏80体ほどを撃破してドロップは0。ダークウルフの核がドロップしたのは奇跡みたいなものだったのだろう。
恐らくだが、ネームドモンスターは確定ドロップだ。でないと、2体連続で1体につき2つのドロップアイテムなど、正に天文学的確率だ。
「確かに、魔物から部位や核がドロップすることは稀ですね」
レオがクロをモフモフしながら言う。ああ、俺もネロをモフモフして癒されよう。
「だからこそ、強力な装備を作成できるのでしょうけどね~」
ロイザが何故か頬を手に当て、うっとりした表情で俺を見ながら言う。
「作成?ドロップアイテムから装備が作れるのか?」
「左様でございますわ~。【鍛冶】というスキルを取得していれば、ドロップアイテムから装備を生成することが出来ますわ~」
なるほどな。ドロップアイテムの詳細を見ていなかったから知らなかった。
「オープン」
試しにその【鍛冶】というスキルを探してみる。
「鍛冶、鍛冶、鍛冶、鍛冶……お?これか」
スキル取得欄をスクロールしながら探していると、スキルツリーがない独立したスキルの欄に載っていた。
「これしかないスキルなのに、取得に必要なポイントは5Ptだけなんだな」
この【鍛冶】というスキル、通常の独立したスキルのようにスキルポイントが20Pt必要なのかと思っていたのだが、どうやらたったの5Ptで取得できるようなのだ。
「カイザ様が仰っていた通り、そもそも【鍛冶】というスキルを使うための『素材』のドロップ率が途轍もなく低いのです。そのため、スキル自体は取得しやすいようにされているのだそうです」
ビャクラが、僕を褒めてくれと言わんばかりに自慢げに語る。こいつやっぱりめんどくせえ!
まあ、合点がいったから勿論お礼はするけど……。
「なるほどな。ありがとうビャクラ」
「いえ、配下として当然の行いです。……ふんっ」
ビャクラ、仲間を見下して鼻で笑うのはやめなさい、鼻で笑うのは!それに、3人の顔を見る限り知らなかったの俺だけだぞ!
「えーと、残ってるスキルポイントが13か。うん、持ってて損はないだろ」
<スキル【鍛冶】を5のスキルポイントを消費して取得しますか?>
YES。
<スキル【鍛冶】を取得しました>
よし、【鍛冶】ゲット。
「それで、このスキルはどうやって使うんだ~?」
ステータス画面のスキル欄に表示されているピックアップマークをタップし【鍛冶】の詳細を開く。
【鍛冶】
・ウィンドウ内に新たに『鍛冶欄』が追加される。
・装備の作成、合成が可能になる。
「なるほどなるほど」
まあ百聞は一見に如かずだ。取り敢えずウィンドウ内の鍛冶欄を探そう。
「んーー、ん、これだな」
鍛冶欄はステータスの直ぐ真下に表示されていた。ピックアップマークをタップすると、ドロップアイテムの一覧や作成、合成のボタンが表示される。
「えーーと?この作成ってのを押すと……」
作成と表記されたボタンをタップすると、ドロップアイテムとそれから作り出される装備名が表記されていた。
「なるほどー?『吸血鬼の王子の牙』からはいろんな武器が作成できて、『ナイトメアウルフの毛皮』からはいろんな部位の防具が作成できますよと」
どうやら、ある素材から限定された1種類の武器しか作成出来ないなんてことは無く、剣、細剣、弓、槍など様々な武器を作成できるようだ。勿論、俺が作成するのは剣だ。
<『吸血鬼の王子の牙』を使用し、『鮮血の剣(B)』を作成しますか?>
YES。
<作成中……。作成が完了しました>
はや!3秒しか経ってないよ!?
「えーーと、持ち物にはー……あった」
ウィンドウ内の持ち物欄を開くと、そこには確かに『鮮血の剣(B)』と表記されていた。
「取り出すっと」
取り出すボタンをタップすると、目の前に剣の形をした光が発生し、それを手に取る。
手の中には、黒の柄以外、全身が鮮血に似た鮮やかな赤に染まった剣が鞘に入った状態で収まっていた。
一通り剣を眺めた後、魔剣ティオルを携えている方とは逆の、右腰に携える。
「一応合成も見とくか。……お?」
鍛冶欄の合成ボタンをタップすると、そこには2つのアイテムと『合成可能』の文字。
「ティオルとナイトメアウルフの毛皮が合成できるのか」
どうやら『装備+素材』も可能なようだ。これは合成してしまっていい、よな?
どうせ俺、着用可能な防具2つしかないし。
<『魔剣ティオル(B)』と『ナイトメアウルフの毛皮』の合成を行いますか?>
YES。
<合成を開始します>
そのアナウンスと同時に、左腰に携えている魔剣ティオルが消える。
<……合成が完了しました>
こちらも早いことで3秒で終了した。
持ち物欄を確認すると、そこには『闇魔剣ティオル(A)』の文字。なんと、ランクがBからAに上昇している。まあ合成前に表記されていたから知ってたけど。
「ん?何も変わってなくないか?」
ティオルを取り出すも、その外見に変化は見られない。元々が漆黒で『闇魔剣』になったからだろうか。
ひとりでに納得し、元の位置の左腰に携える。
「よし、行くか」
「「「はい」」」
木にどっかりと腰を下ろし一息つく。ほんと、よく鼓膜が破れなかったものだ。
「それにしても、本当にドロップ率悪いんだな……」
モブ進化形態集団30体、鶏80体ほどを撃破してドロップは0。ダークウルフの核がドロップしたのは奇跡みたいなものだったのだろう。
恐らくだが、ネームドモンスターは確定ドロップだ。でないと、2体連続で1体につき2つのドロップアイテムなど、正に天文学的確率だ。
「確かに、魔物から部位や核がドロップすることは稀ですね」
レオがクロをモフモフしながら言う。ああ、俺もネロをモフモフして癒されよう。
「だからこそ、強力な装備を作成できるのでしょうけどね~」
ロイザが何故か頬を手に当て、うっとりした表情で俺を見ながら言う。
「作成?ドロップアイテムから装備が作れるのか?」
「左様でございますわ~。【鍛冶】というスキルを取得していれば、ドロップアイテムから装備を生成することが出来ますわ~」
なるほどな。ドロップアイテムの詳細を見ていなかったから知らなかった。
「オープン」
試しにその【鍛冶】というスキルを探してみる。
「鍛冶、鍛冶、鍛冶、鍛冶……お?これか」
スキル取得欄をスクロールしながら探していると、スキルツリーがない独立したスキルの欄に載っていた。
「これしかないスキルなのに、取得に必要なポイントは5Ptだけなんだな」
この【鍛冶】というスキル、通常の独立したスキルのようにスキルポイントが20Pt必要なのかと思っていたのだが、どうやらたったの5Ptで取得できるようなのだ。
「カイザ様が仰っていた通り、そもそも【鍛冶】というスキルを使うための『素材』のドロップ率が途轍もなく低いのです。そのため、スキル自体は取得しやすいようにされているのだそうです」
ビャクラが、僕を褒めてくれと言わんばかりに自慢げに語る。こいつやっぱりめんどくせえ!
まあ、合点がいったから勿論お礼はするけど……。
「なるほどな。ありがとうビャクラ」
「いえ、配下として当然の行いです。……ふんっ」
ビャクラ、仲間を見下して鼻で笑うのはやめなさい、鼻で笑うのは!それに、3人の顔を見る限り知らなかったの俺だけだぞ!
「えーと、残ってるスキルポイントが13か。うん、持ってて損はないだろ」
<スキル【鍛冶】を5のスキルポイントを消費して取得しますか?>
YES。
<スキル【鍛冶】を取得しました>
よし、【鍛冶】ゲット。
「それで、このスキルはどうやって使うんだ~?」
ステータス画面のスキル欄に表示されているピックアップマークをタップし【鍛冶】の詳細を開く。
【鍛冶】
・ウィンドウ内に新たに『鍛冶欄』が追加される。
・装備の作成、合成が可能になる。
「なるほどなるほど」
まあ百聞は一見に如かずだ。取り敢えずウィンドウ内の鍛冶欄を探そう。
「んーー、ん、これだな」
鍛冶欄はステータスの直ぐ真下に表示されていた。ピックアップマークをタップすると、ドロップアイテムの一覧や作成、合成のボタンが表示される。
「えーーと?この作成ってのを押すと……」
作成と表記されたボタンをタップすると、ドロップアイテムとそれから作り出される装備名が表記されていた。
「なるほどー?『吸血鬼の王子の牙』からはいろんな武器が作成できて、『ナイトメアウルフの毛皮』からはいろんな部位の防具が作成できますよと」
どうやら、ある素材から限定された1種類の武器しか作成出来ないなんてことは無く、剣、細剣、弓、槍など様々な武器を作成できるようだ。勿論、俺が作成するのは剣だ。
<『吸血鬼の王子の牙』を使用し、『鮮血の剣(B)』を作成しますか?>
YES。
<作成中……。作成が完了しました>
はや!3秒しか経ってないよ!?
「えーーと、持ち物にはー……あった」
ウィンドウ内の持ち物欄を開くと、そこには確かに『鮮血の剣(B)』と表記されていた。
「取り出すっと」
取り出すボタンをタップすると、目の前に剣の形をした光が発生し、それを手に取る。
手の中には、黒の柄以外、全身が鮮血に似た鮮やかな赤に染まった剣が鞘に入った状態で収まっていた。
一通り剣を眺めた後、魔剣ティオルを携えている方とは逆の、右腰に携える。
「一応合成も見とくか。……お?」
鍛冶欄の合成ボタンをタップすると、そこには2つのアイテムと『合成可能』の文字。
「ティオルとナイトメアウルフの毛皮が合成できるのか」
どうやら『装備+素材』も可能なようだ。これは合成してしまっていい、よな?
どうせ俺、着用可能な防具2つしかないし。
<『魔剣ティオル(B)』と『ナイトメアウルフの毛皮』の合成を行いますか?>
YES。
<合成を開始します>
そのアナウンスと同時に、左腰に携えている魔剣ティオルが消える。
<……合成が完了しました>
こちらも早いことで3秒で終了した。
持ち物欄を確認すると、そこには『闇魔剣ティオル(A)』の文字。なんと、ランクがBからAに上昇している。まあ合成前に表記されていたから知ってたけど。
「ん?何も変わってなくないか?」
ティオルを取り出すも、その外見に変化は見られない。元々が漆黒で『闇魔剣』になったからだろうか。
ひとりでに納得し、元の位置の左腰に携える。
「よし、行くか」
「「「はい」」」
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