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〜戦力強化編〜
54話 連鎖、連鎖連鎖連鎖‼
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「魅了眼」
ロイザが妖艶な笑みを浮かべ、デトネイトロックに魅了眼を発動する。すると前回同様、ロイザの瞳が桜色になったかと思えば、デトネイトロックの瞳も桜色に変化する。
どうやら魅了に成功したようだ。
「カイザ様、お願いしますわ~」
なんか、ロイザが髪を掻き上げながら立ち上がるのエロイな……。
おっと、紳士である俺はそんなことは思わない。……思いました。
「ああ、分かった」
デトネイトロックが魅了状態になった後、ロイザの下へ行きデトネイトロックにみねうちをする。
まあ、みねうちと言っても手に込める力は変えない。というか『ATK』という概念が存在するせいで、『攻撃する』ということにおいて力の加減は出来ない。
そのため、剣速をかなり落としている。剣速にATKの概念は当て嵌まらないようで、好きに調節することが出来る。
デトネイトロックはどんなに強力なダメージを受けてもHP1で耐えるらしいが、それを理由にいつも通り斬ると魅了が解ける可能性があるらしい。解けてしまうとデトネイトロックは自爆するのだ。厄介極まりない。
「では、あちらで自爆して下さいます~?」
ロイザが目がハートになっているデトネイトロックに相変わらずのえげつない言葉を、罪悪感が全く見受けられない笑顔で投げる。
勿論、デトネイトロックは喜々として指定された位置に転がっていく。何も知らない人がこの光景を見たら、間違いなくデトネイトロックを生粋のドMだと思うだろう。
ほんと、『自爆してくれ』って中々のパワーワードだよな……。
――カッ
そんなことを考えていると、デトネイトロックの体に亀裂が入り眩く光る。
さて、しっかりと耳を塞ぎましょう。
――ドドドドドドドドドッ
<デトネイトロックLv43を撃破しました。アイテムがドロップしました。『爆発石』を獲得しました。Lvが43にアップしました。スキルポイントを2獲得しました>
おおう。これはまた見事なクレーターが出来ましたね。……ん? あれ、さっき出来たクレーターは?
俺の視界に映るクレーターは今できた一つのみ。1体目のデトネイトロックのクレーターは、いつの間にか乾いた大地に回復している。
「ああ、なるほどね」
疑問に思い暫く2つ目のクレーターを眺めていると、答えはゲームの世界ならではのものだった。
クレーターは、暫くすると溝を埋める様に青い光が密集していき、元の大地に実体化していった。
まあゲームの世界で永遠に変化した状態が続くのも不自然だしな。納得は全然できる。
「あれ? そういえば2回ともアイテムがドロップしたのか?」
完全にスルーしていたが、2体ともから『爆発石』というアイテムがドロップしている。
「確か、デトネイトロックは『爆発石』を確定でドロップしたはずです」
「そうなのか」
レイ先生、流石っす。確かって言ってるけど全く自分の記憶疑ってないようだし、そんな遠慮しなくていいんですよ?
『カイザ様、確定ドロップのことも知らないんですか? ほんと、魔王失格ですね』って汚物を見る目で罵ってくれていいんですよ?
さて、脳内茶番はさておき、どうやら『爆発石』は確定ドロップらしい。取り敢えず使い道を【鍛冶】で確認しよう。
「オープン」
ウィンドウをスクロールし鍛冶欄を開く。流石に作成、合成のどちらかは可能だろう。
「作成にはー……ないな。次、合成にはー……あった。『爆発地雷』か」
作成ページに作成可能なアイテムがないのを確認し、合成ページをピックアップする。するとそこには2つの『爆発石』と合成可能の文字。どうやら同じアイテムを2つ合成することで作成できるアイテムもあるようだ。
『爆発地雷』。名前の通り爆発する地雷なのだろう。ていうか、爆発しない地雷なんてあるのか?
まあいいや。取り敢えず合成っと。
<『爆発石』と『爆発石』の合成を行いますか?>
YES。
<合成を開始します。……合成が完了しました>
アナウンスが合成が完了したことを告げる。持ち物欄から爆発地雷を取り出すと、形の整った黒い球体が手に収まる。
「ん?これって……設置する場所か」
爆発地雷を取りだした数秒後、ウィンドウの中身が切り替わる。その中にはマップの一部の拡大図と、赤いポインターが表示されている。
一瞬その見慣れないウィンドウに疑問を抱いたが、画面上に表示された『設置場所を選択してください』という文字を見て、切り替わった理由がすんなりと理解できた。
どうやら爆発地雷はポインターで設置場所を指定すれば自動で設置してくれるらしい。試しにデトネイトロックが転がる道の延長線上に設置してみる。
<爆発地雷を設置しますか?>
YES。
<設置が完了しました>
手に持っていた爆発地雷が消える。
アナウンスが設置の完了を告げるも、設置場所に見た目の変化は見られない。だが、設置場所をデトネイトロックが転がった瞬間。
――ドンッ……バゴーーーーーンッドドドドドドドドドッ
抑えめな爆発で大地が盛り上がった数秒後、凄まじい威力と音を兼ね備えた大爆発がデトネイトロック、そして枯れかけの木々を襲う。その威力は凄まじく、爆発地雷の上を通ったデトネイトロックの自爆がお遊びに見える。
だが、それだけでは終わらない。爆発は爆発を呼ぶ。爆発に巻き込まれたデトネイトロックが連鎖的に爆発し、終わることのない爆発が森を襲う。振動を続ける大地、鳴りやまない轟音、そして何より撃破アナウンスが止まらない。
<デトネイトロックLv43,デトネイトロックLv44,デトネイトロックLv43,デトネイトロックLv42デトネイトロック――>
「カイザ様、お耳を塞がずに大丈夫なのですか!?」
情報が多すぎるあまり、若干放心状態に陥っている俺にレイが顔を向ける。
「ああ、多分大丈夫」
どうしてだろう、耳を塞いでも塞がなくても音の感じ方があまり変わらない。モーニングバードの声量が凄すぎて耳がいかれたのかもしれない。
ロイザが妖艶な笑みを浮かべ、デトネイトロックに魅了眼を発動する。すると前回同様、ロイザの瞳が桜色になったかと思えば、デトネイトロックの瞳も桜色に変化する。
どうやら魅了に成功したようだ。
「カイザ様、お願いしますわ~」
なんか、ロイザが髪を掻き上げながら立ち上がるのエロイな……。
おっと、紳士である俺はそんなことは思わない。……思いました。
「ああ、分かった」
デトネイトロックが魅了状態になった後、ロイザの下へ行きデトネイトロックにみねうちをする。
まあ、みねうちと言っても手に込める力は変えない。というか『ATK』という概念が存在するせいで、『攻撃する』ということにおいて力の加減は出来ない。
そのため、剣速をかなり落としている。剣速にATKの概念は当て嵌まらないようで、好きに調節することが出来る。
デトネイトロックはどんなに強力なダメージを受けてもHP1で耐えるらしいが、それを理由にいつも通り斬ると魅了が解ける可能性があるらしい。解けてしまうとデトネイトロックは自爆するのだ。厄介極まりない。
「では、あちらで自爆して下さいます~?」
ロイザが目がハートになっているデトネイトロックに相変わらずのえげつない言葉を、罪悪感が全く見受けられない笑顔で投げる。
勿論、デトネイトロックは喜々として指定された位置に転がっていく。何も知らない人がこの光景を見たら、間違いなくデトネイトロックを生粋のドMだと思うだろう。
ほんと、『自爆してくれ』って中々のパワーワードだよな……。
――カッ
そんなことを考えていると、デトネイトロックの体に亀裂が入り眩く光る。
さて、しっかりと耳を塞ぎましょう。
――ドドドドドドドドドッ
<デトネイトロックLv43を撃破しました。アイテムがドロップしました。『爆発石』を獲得しました。Lvが43にアップしました。スキルポイントを2獲得しました>
おおう。これはまた見事なクレーターが出来ましたね。……ん? あれ、さっき出来たクレーターは?
俺の視界に映るクレーターは今できた一つのみ。1体目のデトネイトロックのクレーターは、いつの間にか乾いた大地に回復している。
「ああ、なるほどね」
疑問に思い暫く2つ目のクレーターを眺めていると、答えはゲームの世界ならではのものだった。
クレーターは、暫くすると溝を埋める様に青い光が密集していき、元の大地に実体化していった。
まあゲームの世界で永遠に変化した状態が続くのも不自然だしな。納得は全然できる。
「あれ? そういえば2回ともアイテムがドロップしたのか?」
完全にスルーしていたが、2体ともから『爆発石』というアイテムがドロップしている。
「確か、デトネイトロックは『爆発石』を確定でドロップしたはずです」
「そうなのか」
レイ先生、流石っす。確かって言ってるけど全く自分の記憶疑ってないようだし、そんな遠慮しなくていいんですよ?
『カイザ様、確定ドロップのことも知らないんですか? ほんと、魔王失格ですね』って汚物を見る目で罵ってくれていいんですよ?
さて、脳内茶番はさておき、どうやら『爆発石』は確定ドロップらしい。取り敢えず使い道を【鍛冶】で確認しよう。
「オープン」
ウィンドウをスクロールし鍛冶欄を開く。流石に作成、合成のどちらかは可能だろう。
「作成にはー……ないな。次、合成にはー……あった。『爆発地雷』か」
作成ページに作成可能なアイテムがないのを確認し、合成ページをピックアップする。するとそこには2つの『爆発石』と合成可能の文字。どうやら同じアイテムを2つ合成することで作成できるアイテムもあるようだ。
『爆発地雷』。名前の通り爆発する地雷なのだろう。ていうか、爆発しない地雷なんてあるのか?
まあいいや。取り敢えず合成っと。
<『爆発石』と『爆発石』の合成を行いますか?>
YES。
<合成を開始します。……合成が完了しました>
アナウンスが合成が完了したことを告げる。持ち物欄から爆発地雷を取り出すと、形の整った黒い球体が手に収まる。
「ん?これって……設置する場所か」
爆発地雷を取りだした数秒後、ウィンドウの中身が切り替わる。その中にはマップの一部の拡大図と、赤いポインターが表示されている。
一瞬その見慣れないウィンドウに疑問を抱いたが、画面上に表示された『設置場所を選択してください』という文字を見て、切り替わった理由がすんなりと理解できた。
どうやら爆発地雷はポインターで設置場所を指定すれば自動で設置してくれるらしい。試しにデトネイトロックが転がる道の延長線上に設置してみる。
<爆発地雷を設置しますか?>
YES。
<設置が完了しました>
手に持っていた爆発地雷が消える。
アナウンスが設置の完了を告げるも、設置場所に見た目の変化は見られない。だが、設置場所をデトネイトロックが転がった瞬間。
――ドンッ……バゴーーーーーンッドドドドドドドドドッ
抑えめな爆発で大地が盛り上がった数秒後、凄まじい威力と音を兼ね備えた大爆発がデトネイトロック、そして枯れかけの木々を襲う。その威力は凄まじく、爆発地雷の上を通ったデトネイトロックの自爆がお遊びに見える。
だが、それだけでは終わらない。爆発は爆発を呼ぶ。爆発に巻き込まれたデトネイトロックが連鎖的に爆発し、終わることのない爆発が森を襲う。振動を続ける大地、鳴りやまない轟音、そして何より撃破アナウンスが止まらない。
<デトネイトロックLv43,デトネイトロックLv44,デトネイトロックLv43,デトネイトロックLv42デトネイトロック――>
「カイザ様、お耳を塞がずに大丈夫なのですか!?」
情報が多すぎるあまり、若干放心状態に陥っている俺にレイが顔を向ける。
「ああ、多分大丈夫」
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