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1.203号室 住人 橘鈴音
9.
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食事が終わり、各自使用したお皿を洗って後片付け。
その後美沙恵ちゃんが日本茶を入れてくれた。美沙恵ちゃんが入れてくれる日本茶も美味しいのだ。
「美沙恵ちゃんの入れてくれるお茶、好き」
ふわりと香る緑茶。とろりと甘みのあるお茶よりきりりとした味が楽しめる煎茶が食後には嬉しい。あー、幸せだ。1日に何度も美沙恵ちゃんのお茶を飲めるなんてめったにないよ。
「ありがとー」
美沙恵ちゃんは嬉しそうに笑った。
お茶や紅茶は、入れ方ももちろん大事だけど、好みの茶葉に出会えるかどうかも重要なんだそうだ。美沙恵ちゃんの好みが私の好みと似てるから美沙恵ちゃんのお茶が美味しいと思えるんだそうだ。
「伊織くんにお茶入れ伝授しとこうかな~。茶葉コレクション活用して欲しいし」
キッチン戸棚にずらりと並べてある紅茶缶、少し見ただけだけどメーカーも様々でざっと20缶弱はあったんじゃないのかな。是非とも美味しく入れて貰いたい。
「そういえば、ティーパックだったけど丁寧に入れてくれたよ?美味しかった」
「でしょう?」
「あんまり適当に入れてたから最初に教えたの。『紅茶美味しく入れられたら女の子にもてるよ~』って」
確かにちょっとときめいたよ!美沙恵ちゃん流石だ!でもそんなことしなくても伊織くんは人気あるはずだけどね。
「鈴ちゃんにも時間があれば伝授しときたいんだけどなぁ。ちょっと時間が足りないからなぁ」
基本の入れ方はさることながら、茶葉の種類やメーカーによって微妙に分量やら蒸らし時間を変えてるそうだ。……そこまでこだわってたんだ。そりゃ美味しいはずだよ。
「美沙恵さん。伊織は勉強に部活にと大変ですから、私に受け継がせて貰えませんか?」
「いつきくんに?」
「はい。もともと紅茶も好きですし。自分で言うのも何ですが凝り性なのでとても興味があります」
「うーん」
「それに伊織もいつまでここにいるかもわかりませんし。できればここに紅茶も根付かせたいのですが」
管理人さんはぐいぐい押してくる。にっこり穏やか、尚且つどっしりと。
美沙恵ちゃんはしばらく考えていた。
「まぁ、いいか?いいよ、いつきくんにお願いするよ」
「ありがとうございます」
管理人さんは凄くうれしそうだ。研究心に火がついたのかな。
「鈴ちゃん、いつきくんに美味しいお茶入れてもらってね~」
いや、だからまだ入居決まってないからね。
その後美沙恵ちゃんが日本茶を入れてくれた。美沙恵ちゃんが入れてくれる日本茶も美味しいのだ。
「美沙恵ちゃんの入れてくれるお茶、好き」
ふわりと香る緑茶。とろりと甘みのあるお茶よりきりりとした味が楽しめる煎茶が食後には嬉しい。あー、幸せだ。1日に何度も美沙恵ちゃんのお茶を飲めるなんてめったにないよ。
「ありがとー」
美沙恵ちゃんは嬉しそうに笑った。
お茶や紅茶は、入れ方ももちろん大事だけど、好みの茶葉に出会えるかどうかも重要なんだそうだ。美沙恵ちゃんの好みが私の好みと似てるから美沙恵ちゃんのお茶が美味しいと思えるんだそうだ。
「伊織くんにお茶入れ伝授しとこうかな~。茶葉コレクション活用して欲しいし」
キッチン戸棚にずらりと並べてある紅茶缶、少し見ただけだけどメーカーも様々でざっと20缶弱はあったんじゃないのかな。是非とも美味しく入れて貰いたい。
「そういえば、ティーパックだったけど丁寧に入れてくれたよ?美味しかった」
「でしょう?」
「あんまり適当に入れてたから最初に教えたの。『紅茶美味しく入れられたら女の子にもてるよ~』って」
確かにちょっとときめいたよ!美沙恵ちゃん流石だ!でもそんなことしなくても伊織くんは人気あるはずだけどね。
「鈴ちゃんにも時間があれば伝授しときたいんだけどなぁ。ちょっと時間が足りないからなぁ」
基本の入れ方はさることながら、茶葉の種類やメーカーによって微妙に分量やら蒸らし時間を変えてるそうだ。……そこまでこだわってたんだ。そりゃ美味しいはずだよ。
「美沙恵さん。伊織は勉強に部活にと大変ですから、私に受け継がせて貰えませんか?」
「いつきくんに?」
「はい。もともと紅茶も好きですし。自分で言うのも何ですが凝り性なのでとても興味があります」
「うーん」
「それに伊織もいつまでここにいるかもわかりませんし。できればここに紅茶も根付かせたいのですが」
管理人さんはぐいぐい押してくる。にっこり穏やか、尚且つどっしりと。
美沙恵ちゃんはしばらく考えていた。
「まぁ、いいか?いいよ、いつきくんにお願いするよ」
「ありがとうございます」
管理人さんは凄くうれしそうだ。研究心に火がついたのかな。
「鈴ちゃん、いつきくんに美味しいお茶入れてもらってね~」
いや、だからまだ入居決まってないからね。
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