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冬山の歩荷
運搬人と<命無き者達の王> 2
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謁見の間であろう広間に案内されると、館の主は既に一段高い玉座に掛けていた。案内して来た死霊は、入り口脇で控えている。他には誰も、侍従も侍女も居ない。
一目見ただけで、『それ』は常識外の存在だと判った。命を持たない不死の怪物を従える絶対的存在。
『それ』は豪奢な黒衣を纏った赤目の男だった。肌は血の気が無く磁器のように真っ白で、長い黒髪を流れるままにしている。
「あれが<死にぞこないの王>ですか」
「<命無き者達の王>ですよ」
「長いから面倒臭い……」
「えぇ~……」
小声で話ながらも、ボッカは別の事を考えていた。
(あれが……<混沌の者>だって?)
ボッカには『それ』はまるで別なモノに見えた。そう、それはこの世界に来た時に会った…
『よく来た、命ある者よ。予はこの地にて命無き者達を束ねる者。直答を許す、客人よ用向きを述べよ』
<王>の声でボッカは我に返った。<王>の言葉は案内してきた死霊と同じだった。大気が震えて声となる。
エルルマークはボッカを見て頷くと<王>の前に進み出て跪いた。
「初めて御意を得ます、<命無き者達の王>よ。我が名はエルルマーク、カンザンのヤララアウラの養子エルルマークです。我が願いを成就すべく<王>に命を献じるためにやってまいりました」
『ヤララアウラの子エルルマークよ、汝は確かに自らの足でこの地に来たか?』
「確かに」
『偽りあらば、汝はただの贄となる』
「御存分に」
<王>が右手を振ると、光輪がエルルマークの上で回転し始めた。ひとしきり回転していた光の環はやがて、光の帯となって<王>の右手にまとわりつくと、それは書物の形を取った。
王はその輝く書物を一瞥すると、満足そうに頷いた。
『善き哉。汝は確かに資格を持つ。汝の願いを叶えるために、その全てを差し出すや?』
資格があると認められ、安堵したエルルマークはほっと息を吐く。
口を開こうとする刹那、別れ際に母が言った言葉が脳裏によみがえった。
……母の事など忘れなさい、あなたが幸せに平穏に生きることだけを考えなさい……
全ての恩ある人々のために自ら兵の前に進み出た母は、そう言って子供たちを送り出していた。
だが、これから自分は母の思いを振り切らなければならない。どうしようも無い親不孝をしなければならない。だがそれでも。たとえ母の許に行くことが許されなくなろうとも…。エルルマークは背負ってしまった。
(母上様、申し訳ございません。母上様の言葉に背きます。一人になってしまった僕には、幸せも平穏も見つける事ができませんでした…)
「僕の、全てを差し出します」
『……汝が願うは復讐か?』
王がそう問いかけた。おそらくはエルルマークの生涯を『読んだ』のであろう。
「違います」
復讐とは、前に進む一歩を踏み出すためのきっかけ。もう前に進む事のないエルルマークには必要が無い
『では、何を願う?』
「偉大な御方よ、我は神判を求めます。我らの行いは天意に叶うもので有や無きや。彼の者達の行いは天意に叶うもので有や無きや。彼の者達の行いが天に背かぬものなら、ただ我を滅ぼしたまえ」
そこまで言ったエルルマークは、最後に迷いながらも一言を付け足した。
「……そうで無ければ、彼らに然るべき報いを」
『聞き届けた』
<王>が厳かに告げる。
『エルルマークよ…汝をただ滅ぼすことはせぬ、心安かれ』
王の言葉と共に。、エルルマークは跪いたまま倒れた。ボッカが駆け寄ると、既に事切れていた。
大人びた少年は、最後は母親に抱かれる子供のような安らかな笑顔で死んでいた。
ボッカは立ち上がると、両手を合わせる。彼の魂はこの地に囚われる。往生などできはしない。それでも手を合わせ祈らずにいられなかった。
『エルルマークを助けた者よ』
呼ばれてボッカは<王>を見た。
『良き魂をもたらしてくれた。あの者は、ここでよく働いてくれるであろう』
そう言って指さした部屋の隅を見ると、空気が揺らぎ半ば透けた死霊となったエルルマークが現れた。
『其の方に礼と別れの挨拶をしたいと望んだ故、赦す』
「感謝します、偉大な<王>よ」
ボッカにしては珍しく儀礼に適った礼で謝意を示すと、エルルマークの死霊を見た。その姿は半ば透けており、防寒着ではなく文官のお仕着せのような服装をしていた。彼は理性を無くした動死体ではなく、意識と記憶を持ったまま死霊になったようだった。
……だが、それが良い事なのか、ボッカには判らない。
「意識は残ったんですね」
『そうみたいです』
エルルマークの声は、この地の不死者達と同じになっていた。実体がないから大気を震わせる事で声にしているのだ。
「本当に…良かったんでしょうか」
『はい』
「死にぞこないの王の眷属がどういうものか、俺には判りません。でも、死なない身体は死ねない身体です……」
『……忘れてしまいたい辛い事も、永遠に背負う羽目になりますか?。ボッカさんもそうなんですか?』
ボッカは答えない。
自分の苦しみをエルルマークに吐露してしまっている。それと同じ苦しみをこれから味わうのだ…と面と向かって言う気にはなれなかった。
『僕が願った事は、結局は意趣返しに思えます。復讐など求めないと言いながら、それを<王>に願う事が正しい事なのか、僕には判りませんでした。他者への意趣返しを願う僕が、代償に永劫の苦しみを背負うのは罰としてふさわしいものだと、そう思っていました。でも、ボッカさんの話してくれたお話。「人が死ぬのは、忘れられたときだ」と言ったヤブ医者の話にとても感動したんです。あの話が僕に希望を与えてくれました。僕の一族の事は、僕が覚えています。たった一人だろうと、僕が一族の事を覚えている限り僕の一族は滅びません。だから、これは罰なんかじゃないんです』
「そう、ですか」
ボッカは自分の世界の事を話すついでに、『推しの布教』をする勢いで、創作作品の内容を話して聞かせていた。その内容はエルルマークにえらく「刺さって」いたようだ。
(さすが世界のベストセラー…異世界でも通用したよ……)
何故か知らないが、ボッカはちょっとだけ心が軽くなったように感じた。
「二人です」
『え?』
「なんの因果か、俺も滅多な事では死ねません。だからあなたの一族の事を覚えているのは二人です。仕事上の秘密だからペラペラしゃべる訳にはいきませんから二人からは増える事はないですが、当面減る事もありませんよ」
『はいっ』
エルルマークの死霊は笑顔で頷いた。
「それと…、言い損ねた最後のお願い。俺の名前ですね?」
『はい。ボッカさんっていうのは通称ですよね?お聞きしても良いでしょうか』
「……いいですよ。俺は普段はボッカの通称で通していますが、本当の名はマキナと言います……。ですが、古い秘密の名前ってのもありましてね。……俺の名前は、トモヒロです。ハセガワ・トモヒロといいます」
この名を名乗るのは何年振りだろうか……もう、すっかり捨てたも同様の名前だが、エルルマークに伝えるべき名前は、この名だと思ったのだ。
『トモヒロさん…ですか、ありがとうございます。これで心残りは無くなりました。…この旅は、辛くて苦しくて……でも、最後の数日はトモヒロさんのおかげでとてもとても楽しい時間を過ごせました。……だけど…申し訳ありません。「生涯で一番楽しい時間でした」…とは言えないんです。「二番目」で許してください』
相変わらずの歳に似合わぬ律義さと真面目さに、ボッカは苦笑しそうになる。
そして、もちろんボッカは「じゃあ一番はなんだ」などと聞いたりはしない。そんなの聞くまでも無いことなのだから。
「えぇ、そうでしょうとも」
『本当にありがとうございました。そして…さようなら……』
深々と頭を下げると、エルルマークは、すぅっと姿が掻き消えた。これからこの館で自分の役目を果たし続けるのだろう、永遠に。
「さようなら…」
ボッカは虚空に向けて呟くように言った。
ボッカの仕事は……ボッカとエルルマークの旅は終わった。
後は下山してウエノの支部に寄り、それからリンコーに戻るだけだ。ボッカは高山を一気に駆け降りても身体に全く影響はない。夜目が使えなくなったので夜間走行ができないが、久しぶりにのんびり帰る旅もいいだろう。身体を治さなければならないから、しばらく仕事は休もう。
この仕事は疲れた……酷く疲れた。
……と、<命無き者達の王>が玉座から立ち上がった。
「さて、じゃあ行くか」
「……え?」
大気を震わせる音声ではなかった。<王>は明らかに自分の声で喋っている。
「え?え?行くって…どこに?」
振り向いたボッカは思わず敬語も忘れて聞き返していたが、<王>はそんなボッカの無礼を気にもしていなかった。口調もすっかりぞんざいなものになっている。
「さっき約束しただろ。俺の新しい眷属を泣かせた連中に『ざまぁ』をくれてやるんだよ。特別に見せてやるからお前も来いっ」
「………え?……えぇっ??」
ボッカの脳内では白い小動物が『わけがわからないよ』と呟いていた。
一目見ただけで、『それ』は常識外の存在だと判った。命を持たない不死の怪物を従える絶対的存在。
『それ』は豪奢な黒衣を纏った赤目の男だった。肌は血の気が無く磁器のように真っ白で、長い黒髪を流れるままにしている。
「あれが<死にぞこないの王>ですか」
「<命無き者達の王>ですよ」
「長いから面倒臭い……」
「えぇ~……」
小声で話ながらも、ボッカは別の事を考えていた。
(あれが……<混沌の者>だって?)
ボッカには『それ』はまるで別なモノに見えた。そう、それはこの世界に来た時に会った…
『よく来た、命ある者よ。予はこの地にて命無き者達を束ねる者。直答を許す、客人よ用向きを述べよ』
<王>の声でボッカは我に返った。<王>の言葉は案内してきた死霊と同じだった。大気が震えて声となる。
エルルマークはボッカを見て頷くと<王>の前に進み出て跪いた。
「初めて御意を得ます、<命無き者達の王>よ。我が名はエルルマーク、カンザンのヤララアウラの養子エルルマークです。我が願いを成就すべく<王>に命を献じるためにやってまいりました」
『ヤララアウラの子エルルマークよ、汝は確かに自らの足でこの地に来たか?』
「確かに」
『偽りあらば、汝はただの贄となる』
「御存分に」
<王>が右手を振ると、光輪がエルルマークの上で回転し始めた。ひとしきり回転していた光の環はやがて、光の帯となって<王>の右手にまとわりつくと、それは書物の形を取った。
王はその輝く書物を一瞥すると、満足そうに頷いた。
『善き哉。汝は確かに資格を持つ。汝の願いを叶えるために、その全てを差し出すや?』
資格があると認められ、安堵したエルルマークはほっと息を吐く。
口を開こうとする刹那、別れ際に母が言った言葉が脳裏によみがえった。
……母の事など忘れなさい、あなたが幸せに平穏に生きることだけを考えなさい……
全ての恩ある人々のために自ら兵の前に進み出た母は、そう言って子供たちを送り出していた。
だが、これから自分は母の思いを振り切らなければならない。どうしようも無い親不孝をしなければならない。だがそれでも。たとえ母の許に行くことが許されなくなろうとも…。エルルマークは背負ってしまった。
(母上様、申し訳ございません。母上様の言葉に背きます。一人になってしまった僕には、幸せも平穏も見つける事ができませんでした…)
「僕の、全てを差し出します」
『……汝が願うは復讐か?』
王がそう問いかけた。おそらくはエルルマークの生涯を『読んだ』のであろう。
「違います」
復讐とは、前に進む一歩を踏み出すためのきっかけ。もう前に進む事のないエルルマークには必要が無い
『では、何を願う?』
「偉大な御方よ、我は神判を求めます。我らの行いは天意に叶うもので有や無きや。彼の者達の行いは天意に叶うもので有や無きや。彼の者達の行いが天に背かぬものなら、ただ我を滅ぼしたまえ」
そこまで言ったエルルマークは、最後に迷いながらも一言を付け足した。
「……そうで無ければ、彼らに然るべき報いを」
『聞き届けた』
<王>が厳かに告げる。
『エルルマークよ…汝をただ滅ぼすことはせぬ、心安かれ』
王の言葉と共に。、エルルマークは跪いたまま倒れた。ボッカが駆け寄ると、既に事切れていた。
大人びた少年は、最後は母親に抱かれる子供のような安らかな笑顔で死んでいた。
ボッカは立ち上がると、両手を合わせる。彼の魂はこの地に囚われる。往生などできはしない。それでも手を合わせ祈らずにいられなかった。
『エルルマークを助けた者よ』
呼ばれてボッカは<王>を見た。
『良き魂をもたらしてくれた。あの者は、ここでよく働いてくれるであろう』
そう言って指さした部屋の隅を見ると、空気が揺らぎ半ば透けた死霊となったエルルマークが現れた。
『其の方に礼と別れの挨拶をしたいと望んだ故、赦す』
「感謝します、偉大な<王>よ」
ボッカにしては珍しく儀礼に適った礼で謝意を示すと、エルルマークの死霊を見た。その姿は半ば透けており、防寒着ではなく文官のお仕着せのような服装をしていた。彼は理性を無くした動死体ではなく、意識と記憶を持ったまま死霊になったようだった。
……だが、それが良い事なのか、ボッカには判らない。
「意識は残ったんですね」
『そうみたいです』
エルルマークの声は、この地の不死者達と同じになっていた。実体がないから大気を震わせる事で声にしているのだ。
「本当に…良かったんでしょうか」
『はい』
「死にぞこないの王の眷属がどういうものか、俺には判りません。でも、死なない身体は死ねない身体です……」
『……忘れてしまいたい辛い事も、永遠に背負う羽目になりますか?。ボッカさんもそうなんですか?』
ボッカは答えない。
自分の苦しみをエルルマークに吐露してしまっている。それと同じ苦しみをこれから味わうのだ…と面と向かって言う気にはなれなかった。
『僕が願った事は、結局は意趣返しに思えます。復讐など求めないと言いながら、それを<王>に願う事が正しい事なのか、僕には判りませんでした。他者への意趣返しを願う僕が、代償に永劫の苦しみを背負うのは罰としてふさわしいものだと、そう思っていました。でも、ボッカさんの話してくれたお話。「人が死ぬのは、忘れられたときだ」と言ったヤブ医者の話にとても感動したんです。あの話が僕に希望を与えてくれました。僕の一族の事は、僕が覚えています。たった一人だろうと、僕が一族の事を覚えている限り僕の一族は滅びません。だから、これは罰なんかじゃないんです』
「そう、ですか」
ボッカは自分の世界の事を話すついでに、『推しの布教』をする勢いで、創作作品の内容を話して聞かせていた。その内容はエルルマークにえらく「刺さって」いたようだ。
(さすが世界のベストセラー…異世界でも通用したよ……)
何故か知らないが、ボッカはちょっとだけ心が軽くなったように感じた。
「二人です」
『え?』
「なんの因果か、俺も滅多な事では死ねません。だからあなたの一族の事を覚えているのは二人です。仕事上の秘密だからペラペラしゃべる訳にはいきませんから二人からは増える事はないですが、当面減る事もありませんよ」
『はいっ』
エルルマークの死霊は笑顔で頷いた。
「それと…、言い損ねた最後のお願い。俺の名前ですね?」
『はい。ボッカさんっていうのは通称ですよね?お聞きしても良いでしょうか』
「……いいですよ。俺は普段はボッカの通称で通していますが、本当の名はマキナと言います……。ですが、古い秘密の名前ってのもありましてね。……俺の名前は、トモヒロです。ハセガワ・トモヒロといいます」
この名を名乗るのは何年振りだろうか……もう、すっかり捨てたも同様の名前だが、エルルマークに伝えるべき名前は、この名だと思ったのだ。
『トモヒロさん…ですか、ありがとうございます。これで心残りは無くなりました。…この旅は、辛くて苦しくて……でも、最後の数日はトモヒロさんのおかげでとてもとても楽しい時間を過ごせました。……だけど…申し訳ありません。「生涯で一番楽しい時間でした」…とは言えないんです。「二番目」で許してください』
相変わらずの歳に似合わぬ律義さと真面目さに、ボッカは苦笑しそうになる。
そして、もちろんボッカは「じゃあ一番はなんだ」などと聞いたりはしない。そんなの聞くまでも無いことなのだから。
「えぇ、そうでしょうとも」
『本当にありがとうございました。そして…さようなら……』
深々と頭を下げると、エルルマークは、すぅっと姿が掻き消えた。これからこの館で自分の役目を果たし続けるのだろう、永遠に。
「さようなら…」
ボッカは虚空に向けて呟くように言った。
ボッカの仕事は……ボッカとエルルマークの旅は終わった。
後は下山してウエノの支部に寄り、それからリンコーに戻るだけだ。ボッカは高山を一気に駆け降りても身体に全く影響はない。夜目が使えなくなったので夜間走行ができないが、久しぶりにのんびり帰る旅もいいだろう。身体を治さなければならないから、しばらく仕事は休もう。
この仕事は疲れた……酷く疲れた。
……と、<命無き者達の王>が玉座から立ち上がった。
「さて、じゃあ行くか」
「……え?」
大気を震わせる音声ではなかった。<王>は明らかに自分の声で喋っている。
「え?え?行くって…どこに?」
振り向いたボッカは思わず敬語も忘れて聞き返していたが、<王>はそんなボッカの無礼を気にもしていなかった。口調もすっかりぞんざいなものになっている。
「さっき約束しただろ。俺の新しい眷属を泣かせた連中に『ざまぁ』をくれてやるんだよ。特別に見せてやるからお前も来いっ」
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ボッカの脳内では白い小動物が『わけがわからないよ』と呟いていた。
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