異世界で目指せハーレム生活! でも仲間のほうがモテモテです

りっち

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5章 カルネジア・ハロイツァ

090 ステータスウィンドウをカスタマイズ

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 さて、まだ祝福の儀が終るまでには少々時間がある。
 全然SPが足りてないけど、スキル詳細は確認しておきましょうねー。



◆◆◆◆◆◆

魔法範囲拡張:中 (必要SP500)
魔法の効果範囲をより大きく拡張する。
任意切り替え型。

取得条件
魔法範囲拡張:小、魔力量増加:小の2つを取得すること。



魔法発射速度上昇:小 (必要SP500)
魔法を発動させた時、自身の魔力が対象に影響するまでの時間を短縮する。
任意切り替え型。

取得条件
魔力量増加:小を取得すること。



魔法威力上昇:小 (必要SP2000)
魔法の威力を強化する。
任意切り替え型。

取得条件
魔力量増加:小を取得すること。



魔法発動速度上昇:小 (必要SP5000)
魔法の行使速度を短縮する。
任意切り替え型。

取得条件
魔力感知、魔力量増加:小を取得すること。



身体能力強化:中 (必要SP500)
体内に魔力を浸透させ、身体能力を向上する。

取得条件
身体能力強化:小、魔力感知の2つを取得すること。



魔力量増加:中 (必要SP1500)
自身の保有できる魔力の量が更に大きく増加する。

取得条件
魔力量増加:小、魔力感知の2つを取得すること。



深層集中 (必要SP2000)
魔力で思考を加速し、通常よりも深く集中できるようになる。
任意発動型。

取得条件
集中、精神安定、魔力感知の3つを取得すること。



魔力付与 (必要SP2000)
魔力と特定の素材と手順を用いることで、魔法効果を半恒久的に素材に与えることができる。
任意発動型。

取得条件
魔力探知、魔力量増加:小、集中、魔装術の4つを取得すること。

◆◆◆◆◆◆



 さてさて、魔法系は特に分かりにくいのは無いかな。発射速度上昇だけ変わった表現の仕方してるけど。

 気になるのは、深層集中と魔力付与かな?どちらも取得条件がめちゃくちゃ厳しい。
 恐らくホムロやカズラさんは、魔力付与まで取得してあるってことなんだろうな。

 条件を考えると、取得してすぐ引退したくなるのも無理はない。
 そしてこの世界の職人は、少なくとも6等級冒険者よりはみんな格上ってこったな。ヤベー世界だ。

 深層集中もかなり厳しい。精神安定が前提スキルになってるって事は、同属殺しを経験したものにしか取得できないスキルって事だ。
 恐らく、シンとリーンがこのスキルを取得するのは、難しいだろうな。



 スキルの詳細をチェックしていたら視界が戻ってきた。
 どうやら祝福の儀は恙無く終了した模様。

 全員でぞろぞろと隣りの魔方陣に移動して、識別を始めてもらう。
 つうかリーンとトルネは、移動の時くらい離れてくれませんか。


「リーゼリアよ!大いなるその力を今ここに示し給え!」


 さて、識別の間はひたすら暇なので困る。
 要りませんって言うわけにもいかないしなぁ。

 暇なのでステータスチェックでもと思い、色々試していたら、ステータスウィンドウが弄れるっぽいことが判明した!
 魔法とスキルが増えてちょっと見辛くなっちゃってるから、見やすいように工夫してみよう。


 ということで完成した、新たなステータスウィンドウがこちら。



◆◆◆◆◆◆

名前 トーマ
年齢 35歳(20年の間は不老)
種族 人間


所持SP 47


使用可能魔法
生活魔法 ▽(詳細を表示する)


使用可能スキル
一覧 ▽(詳細を表示する)

常時発動型 ▽(詳細を表示する)

任意発動型 ▽(詳細を表示する)

任意切り替え型 ▽(詳細を表示する)


取得可能スキル
一覧 ▽(詳細を表示する)

必要SPを満たしているスキル ▽(詳細を表示する)

常時発動型 ▽(詳細を表示する)

任意発動型 ▽(詳細を表示する)

任意切り替え型 ▽(詳細を表示する)

◆◆◆◆◆◆

 
 魔法もスキルも増えてきたので、ステータス開いた瞬間に表示される情報量が膨大になって、かえって見辛くなっちゃってたんだよね。
 各項目にワンクッション置いて、全体を見やすくしてみた。

 俺が気付かないうちに変更があった項目、まぁ主に取得可能スキルが追加された場合は、NEW表示されるようになってるはず?多分。

 ステータス表示を弄っていたら、識別も終了した。
 識別は短めだからな。


「うむ、これで祝福の儀、識別の両儀式の終了とする。
 お主たちが、神の恩寵を賜れたであろうことを祝福しよう」


 それって定形文なんですかね?決まり文句?


「さて、識別の書についてはトーマ殿から伝えて欲しい。人数も多いし、ワシが居てはお互い確認も出来なかろう?
 終ったらそのまま帰ってもらえばよい」


 そう言ってグレンガは去っていった。
 ワシって鷲ってこと?儂ってこと?ぐあああ鑑定スキルが欲しいいいい!


「それじゃあ各自、識別の書を確認してくれ。確認を終えたら魔力を通せば、識別の書は消えてなくなる。
 人に見せるかどうかは各々で判断してくれ」


 ……スキルは識別で見れるけど、魔法って色々覚えたら、確認する方法なくない?
 俺はステータス見れるから良いけど、識別の魔法版、みたいなのもあるんだろうか?多分あるんだろうな。


「え?トーマに見せなくて良いの?
 っていうか、出来ればトーマのスキルを見せてもらいたいんだけど、駄目かな?」


 シンに言われてちょっと迷う。
 リンカーズ会話理解はどう説明すっかなー。

 いや、いつの間にか覚えてたでいいか。嘘ついてはいないわけだし。


「構わないぞ。じゃあみんなで確認するか。
 自分の識別の書が分からなくなったりは……、名前も記載してあるのな。
 じゃあ、確認中にうっかり魔力を流さないようにだけ注意してくれよ」


 俺達は識別の書を交換し、お互いのスキルを確認し合うのだった。
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